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国分町の隠れトラットリア

カテゴリー: 外食:その他

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 国分町に日高シェフのアクアパッツァで修行した料理人がやっているトラットリアがあると聞いて行ってみました。それは市役所の近くのトラットリア銀さんです。しかも国分町のメインストリートから隠れるようにして店を開いています。元は祖父が営む丸銀食堂だったとか。オープンしてから4年目の新しいお店です。




 時はハローウィンの頃でした。
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 お店に入ると階段下に小さな待合いスペースがあり、そこにジャックランタンが飾ってありました。この時は気付かなかったのですが、の草や髪の毛はこの日、最後の料理に使われていた食材でした。何でしょうか? ^^




 今日はアラカルトで3人でシェアします。インサラータはロマネスコ、ブロッコリー、トマトが主役。
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 黒い細々は刻んだオリーブでした。




 アンティパスト代わりにパンチェッタや根菜類のサラダ仕立て。
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 野菜の彩りが美しい。クリーム系のソースで和えてありました。




 スペイン料理ですが、小エビのアヒージョ
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 パンが付いていなかったので、別に注文しました。エビはプリンプリンで最高の加熱具合。




 ヤリイカのピリ辛トマト煮込み。
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 ヤリイカはこのように料理しても硬くならないので食べやすいですね。




 似たような料理ですが、トリッパのトマト煮込みです。
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 トリッパは牛の二番目の胃袋ですね。焼肉屋さんではハチノスなどとも言われます。




 チーズのリゾット。見るからに美味そう。
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 実に濃厚で二口三口でも満足感があります。




 驚いたのがこれ。青海苔柚子胡椒キタッラです。今年の夏にベローナで食べたアレです(関連記事)。
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 生地をギターの弦のように張ったワイヤーで切って製麺します。キタッラはイタリア語でギターのことですね。断面が四角で太くちょっとウドンのような感じ。フレスカだからもっちもち。青海苔柚子の香りが和のテイストなのですがクリームがパスタと上手く繋げています。これが仙台で食べられるとはちょっと感激。


 

 オープン4年目の隠れトラットリア銀さん。気になるお値段もイタリアの半分くらいではないでしょうか。しかも、イタリアのトラットリアよりも美味しいかも知れません。この日はワインを2本空けましたが、ワインも3000円くらいからあります。アラカルトで繋ぎましたが、セコンドに行く前に満腹になってしまいました。これは通いたいお店の一つにですね。
 



trattoria 銀

・所在地   :仙台市青葉区国分町3-8-12 根岸ビル2F
・電 話   :022-748-7708/050-5870-6854(予約)
・営業時間  :11:30~14:00 /18:00~24:00
・定休日   :日曜(土曜はランチなし)
・駐車場   :なし

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2015/11/29(日) 05:00 | trackback(0) | comment(0)

【塩竈市】ひがしものと秋の地酒を楽しむ会

カテゴリー: 外食:その他

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  この記事も先月のイベントですが、塩釜小売酒販組合さんの主催による塩竈の地酒とひがしもの(厳選されたメバチマグロ)を歴史的建造物である亀井邸で楽しむ会が開催されました。ひやおろし秋あがりだけでもハッピーなのにそれにひがしものが付くのですから、まさに盆と正月ですよ。^^




 最初に塩竈の老舗の酒蔵見学から始まります。塩竈には浦霞の佐浦さんと四季の松島や於茂多加男山の阿部勘さんがあります。
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 この二つの蔵見学には何回参加したことでしょう。見学だけだったらもう十分なのですが、それにお酒がセットになりますので。。。^^




 阿部勘さんに行く途中で必ず足を止めてしまう処があります。この香りが堪りません。
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 いつも魅力的に魚を焼いている松野鮮魚店さんです。この季節ははらこ飯もありますね。




 酒蔵見学を終えて楽しむ会の会場である亀井邸に向かいます。
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 東参道を少し登った所に亀井邸は建てられていますが、下から見上げると和洋併置式住宅の洋館部分がよく見えます。




 玄関からお邪魔します。今日は二階にも席が作られているそうです。
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 亀井商店(現総合商社カメイ)さんの隆盛を象徴する建築物です。




 一階の隅にかつての塩竈のジオラマがありました。
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 かつては塩竈神社の前辺りまで千尋淵という入江でした。でもこれは、昭和初期の塩竈でしょうか。




 さて、待ちに待ちました開宴です。これは豪華な酒肴ですね。^^
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 ひがしものの他にも沢山のご馳走です。これらに一人当たり五合の秋の酒が呑めて4,000円はお値打ちですよ。




 これらは松野鮮魚店さんの仕出しだそうです。
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 食べ切れるでしょうか。ボリュームあり過ぎです。^^




 それにしても天下のひがしものが発泡トレー。。。
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 牛で言えばA5クラスの目鉢ですよ。これではスーパーの解凍マグロだなぁ。(^_^;)  でも、美味かったなぁ。さすが、ひがしもの、選び抜かれた最高の生マグロでした。




 季節のはらこ飯も付いています。
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 さすが松野さんです。。。しっかりフォロー。^^



 
 赤魚の煮付けも日本酒には合いますよね。
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 かつては塩竈にも北転船がスケトウやこのような赤魚類を水揚げしたのでしょうね。それを材料に水産加工業も栄えました。



 
 この穴子の蒲焼が美味かった。
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 ひがしものが主役なのにこんな美味しいものを出しては駄目ですよ。^^




 本日のもう一つの主役。塩竈の秋の酒です。
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 魚の町塩竈で愛されてきた地酒です。魚に合わない訳がありません。




 阿部勘さんの専務自らお酌をして下さいます。
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 この純米大吟醸の原酒が素晴らしかったです。




 佐浦さんも秘蔵の山廃純米大吟醸ひらのを出してきました。山田錦を40%までに精米した品格のある吟香が見事。
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 冨谷課長が席を回って解説して下さいます。時間と高度な技術が要求される山卸廃止酛での醸造は芸術にも近いものがあります。




 
 実に充実したひがしものと秋の地酒を楽しむ会でした。このような酒肴に恵まれた塩竈はもっと全国的に知れ渡るべきなのですが、なにかPRが弱いように思えます。平安時代の都人が憧れた塩竈です。京都でもっと宣伝しても良さそうですね。私たちは味覚と美的センスが抜群のイタリア人塩竈の虜にしてしまおうと画策しております。^^



2015/11/26(木) 05:00 | trackback(0) | comment(2)

塩竈・キオッジャ友好協会設立しました。

カテゴリー: 未分類

 
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  この度、塩竈とよく似たイタリアのキオッジャとの友好を深めるために【塩竈・キオッジャ友好協会】を設立しました。その経緯は以前にご報告させて頂きました(関連記事)。そして、友好を深めるためには塩竃市や市民の皆様のご協力やご支援が不可欠であることから、その窓口であり、活動母体となる組織として、この協会を立ち上げました。その設立趣意や活動計画を市民の皆様を始め、イタリアに関心のある皆様に知って頂くため、先日(2015.11.18)、塩竈市公民館において本協会の設立説明会を開催致しました。


 
 この協会は二つの港町の文化・技術・観光の交流を軸に様々活動を行って参ります。特に食文化は外せませんよね。^^
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 7月末にイタリアを訪れた際、塩竈の銘酒浦霞をイタリア人に披露致しました。みなさまに喜んで頂けたのですが、今後、イタリアで日本酒を広めるに当たって、イタリアでも簡単に手に入る日本酒に合った酒肴が必要になります。それはなんと言ってもチーズでしょう。

 ミラノのワイン専門店WineMiのご主人マッシモさんが日本酒に合いそうなチーズとして選び抜いたのは、牛乳から作られたウォッシュタイプのSALVACREMASCO(サルバクレマスコ)と山羊の乳から作られたクリームタイプのフレッシュチーズCAPRINO FRESCO(カプリーノフレスコ)でした。これらはイタリア人が一番好きだと評価した浦霞生一本と素晴らしいマリアージュとなりました(関連記事)。





 この日本酒とチーズのマッチングを説明会にいらっしゃる皆様に体験して頂きたいと考えたのですが、まだ、予算もありません。
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 持つべきものはチーズ屋の友達ですね。^^ 角田市で民家レストランをやっているねの吉さんは元々クリームチーズ屋さんでした。厚かましくも提供をお願いしたところ快く引き受けて下さいました。このクリームタイプのチーズはイタリアですとオリーブオイルと胡椒をかけて食べたりするのですが、今回は塩竈の藻塩とサルバーニョのオリーブオイル(関連記事)、そして、和風に山葵と醤油で味わって頂きます。

 最後に登場しますが、サルバクレマスコの替りには羊の乳から作られたペコリーノロマーノを太白区富沢のチーズケーキ専門店、ワールドベイクドチーズケーキさんにご提供頂きました。この場を借りて両店に御礼申し上げます。



 説明会には50名を超える方々がお越しになり、大盛況となりました。
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 皆様、塩竃を愛し、さらにイタリアとの交流にも高い関心をお持ちでした。説明会では友好協会への会員募集も行ったのですが、その場で10名の方の入会が決まり、その後も増え続けています。当面の具体的な活動はキオッジャにを植えて、花見をイタリアに普及させることと双方向から情報を発信できるウェブサイトを開設することです。開設致しましたら、こちらでもご紹介致します。なお、当協会へのお問い合わせは、shiogchiog@gmail.com にお願い致します。




 発起人の方々には当協会の理事に就任頂き、それぞれの分野での交流を行って頂きます。そのプランや豊富などをプレゼン致しました。
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 食品加工、醸造、観光、環境保全などなど、多方面からイタリアとの交流の接点を作っていきます。



 説明会の後半は浦霞生一本と2種のチーズのマッチング体験です。前記のようにクリームチーズは2通りの食べ方で試して頂きました。
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 ペコリーノロマーノはセミハードで塩味の強いタイプ。発酵臭も強く、端正な味わいの生一本に合うか若干不安がありましたが、塩辛や酒盗が日本酒に合うようにこの癖のあるチーズも実に見事に生一本と融合しました。お集まりの皆様も口の中で日本とイタリアの交流を楽しまれたことでしょう。^^



 塩竈・キオッジャ友好協会の暫定ロゴマークです。^^
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 塩竈・キオッジャ友好協会は産声を上げたばかりですが、二つの港町の市民交流を進めながら、それぞれの良いところを自国の文化に取り入れて行ければと考えております。


 最後に今回の説明会にチーズを提供して頂いた友達のお店を紹介させて頂きます。




情熱工房ねの吉

・所在地   :角田市平貫字堂前21-1
・電 話    :090-5837-6413
・営業時間  :レストラン(11:00~15:00/18:00~22:00)
・定休日   :水・木曜日(完全予約制)
・駐車場   :あり
 ※ クリームチーズの取扱店は電話でご確認願います。




ワールドベイクドチーズケーキ http://tomizawa.wix.com/w-b-c

・所在地   :仙台市太白区富沢字宮崎55
・電 話   :022-243-2270
・営業時間  :10:00~18:00
・営業日   :月・金曜日
・駐車場   :あり






 
2015/11/22(日) 05:00 | trackback(0) | comment(0)

【塩竈市】桂島で牡蠣三昧!!

カテゴリー: 外食:その他

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 本日はMELON(みやぎ環境とくらしネットワーク)さん主催の仙臺農塾の日です。しかも大人の遠足で松島湾の桂島に渡ります。テーマは走りの牡蠣、今年は剥き始めから身入りが最高だそうです。期待に胸も膨らみます。^^




 最初に漁協の事務所をお借りして牡蠣に関する勉強会です。
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 牡蠣は専門の一つですので力が入ります。生活史や体の仕組み、養殖の歴史、成分や衛生対策などあらゆることをわかりやすく解説させて頂きました。




 続いて、牡蠣処理場の見学です。これは牡蠣を剥く前に体の中の細菌類を取り除くための浄化装置です。
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 海から引き揚げてきた牡蠣を一晩、滅菌海水のかけ流しに浸けておきます。元来、宮城の牡蠣は保健所の検査でそのまま剥いて生食可能であるのですが、さらに衛生度合を高めるためにこのような浄化をかけているのです。




 桂島の牡蠣部会長の内海さんがその場で剥いて食べさせて下さいました。
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 噂どおり今年の牡蠣は見事としか言いようがありません。皆様その味に感動していた様子。



 桂島のお母さんも熟練の技で剥いています。
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 ベテランになりますと一人一日で20Kg以上の剥き身を作ります。剥き身一つ20gとして、1000個以上剥くことになります。




 剥かれた牡蠣の身は漁協専用のワンウェイ容器に詰められて船で出荷されます。
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 ワンウェイ容器とは一度密封したら、蓋の周囲の引き千切らないと開けられず、開けたら締めることがことが出来ません。コンビーフの缶みたいと言えばわかりやすいのでしょうか。



 さて、見学の後はお楽しみの牡蠣料理です。桂島のお母さんたちが腕を振るって下さいます。
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 漁協の海苔集荷場で頂きます。料理が運ばれる合間を利用して皆さまの自己紹介です。



 その前に私は島で唯一の酒屋さんに飛び込み塩竈の銘酒、浦霞を調達。^^
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 講義も解説も終わったし、後は浦霞牡蠣で楽しむだけです。^^



 蒸し牡蠣も出来上りました。大きな蓋を開けた途端に磯の香りが立ち上ります。
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 皆様の歓声が響き渡ります。ささ、冷めないうちに頬張りましょう。^^



 やはり牡蠣には日本酒でしょう。
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 10月の牡蠣としては素晴らしい身の入り方です。甘みも強く最高の出来でした。



 メインはダブル牡蠣カレー牡蠣汁でした。
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 ボリュームも凄し。食べきれるでしょうか。



 何と言っても凄いのはこのダブル牡蠣カレー
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 牡蠣の身がゴロゴロ入ったカレーにカキフライがトッピングされています。牡蠣好きには堪らない一皿ですよね。



 牡蠣汁も深い味わいです。
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 カレーで疲れた口を優しく癒してくれます。



 さて、食後は船の時間まで岸壁で釣りを楽しみます。
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 餌さえ持参すれば、漁協で釣り竿のレンタルサービス(有料)があります。



 彼女は釣りが初めてだということですが、ハゼやアイナメをバンバン釣り上げます。
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 今夜のおかずは十分に確保できたようです。ほんの一時間ほどのことですから桂島は釣り場としても魅力的ですね。




 天気にも恵まれた秋の半日。桂島に渡って牡蠣を勉強して牡蠣料理に舌鼓を打つ。MELONさんもなかなか良い企画をされたものです。他県から仙台に転勤で来られて間もないご家族やお子様連れのご家族もあり、牡蠣の生産現場で牡蠣を味わうという貴重な経験に喜んでおられました。もともと、牡蠣好きな方が応募されていますが、子供の頃にこのような体験をしますと将来、牡蠣の強いサポーターとなってくれますので、この企画、毎年恒例として頂きたいと思います。MELONさん、よろしくです。^^

2015/11/12(木) 05:00 | trackback(0) | comment(0)

【青森県】八戸ショートトリップ

カテゴリー: 未分類

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 久々に訪れた青森県八戸、繁華街のある本八戸に到着しました。この街も魚市場を中心とした水産都市。海の幸に恵まれています。写真は有名なみろく横丁ですが、以前ちょっとトラブルがあったので、今回は他を開拓します。^^




 みろく横丁の六日町側入り口向かいにあります禄文銭さんの暖簾を潜ります。
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 なにげに賑やかで宜しいんじゃないでしょうか。夜も遅いので地魚で田酒でも呑めれば御の字です。




 居酒屋価格で名物のサバも楽しめそうです。八戸ではサバを八戸前沖さばとしてブランド化していますし。
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 その八戸前沖さばでも重量550g以上の大型サバのことを銀鯖として区別しています。八戸漁港はスルメイカの水揚げ日本一ですので、これもチェックしておきましょう。




 〆サバは五切れで530円でした。^^
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 ん~、どうでしょう。値頃感あるかなぁ~。お味はちょっと〆が強い感じですが、まずまずですね。




 こちらはサバの塩焼き。見た目はごく普通の焼き鯖です。
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 脂はよく乗っています。塩加減も絶妙でした。銀鯖の漁場は日本でも最北端に位置し、水温も低いため粗脂肪分が多の産地より高いのが特徴で、大型のサバですと30%にも達します。


 
 スルメイカの刺身。飾らない盛り付けが潔いですね。
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 活イカの食感とは異なりますが、鮮度は十分に良好です。



 今晩はお疲れモード、これくらいでお開きです。翌朝も行ってみたいところがありますので。。。





 さて、次の朝、本八戸から二つ目の陸奥湊駅に移動します。
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 せっかく、魚市場の街に来ていますので、市場見学と美味い物探しにやってきました。



 駅前の魚菜小売市場が今朝の目的地です。
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 こちらで朝食を食べるのも楽しみの一つです。市場の食堂も観光を意識してずいぶん利用しやすくなりました。


 
 市場の片隅にあります朝めし処魚菜さんです。こちらでは定食の他に青森古川市場ののっけ丼のような自分で作る海鮮丼があります。
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 まず、席を確保して手荷物を置きます。



 引き続いて、市場内の店舗を巡り、トッピングの具材調達の旅に出ます。
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 いさばのカッチャ(魚屋の母さん)に呼び止められますが、まずは一周回って当たりを付けましょう。古川市場ののっけ丼のように丼飯を持ちながら回らなくても良いのですが、丼の一具材の量では売られていないので、何人かでシェアするのが吉です。



 具材調達の旅から戻りましたら、ご飯とみそ汁を買い求めます。
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 たしか、ご飯とみそ汁で250円だったはず。カウンターには焼き魚や煮魚などの一品料理もありますので、お好みでどうぞ。  




 二人で買い集めた具材ですが、こんな感じで売られています。
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 2~3切れのパックもないと、一人旅の方には多くの種類を同時に盛り込むのは困難です。




 とりあえず、4種類の具材を盛り込んでみました。
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 手前から時計回りで筋子、タラコ、マグロ、スルメイカです。7~8種類乗せるためには4人以上は必要ですね。



 
 でも、これで全て込み込みで一人前700円くらいですから文句なしでしょう。
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 そもそも朝ご飯ですから、これでも立派過ぎますよね。




 いつもですと、これに八戸ラーメンも何杯かトライして、八食センターにも寄ってサバやイカの加工品も買い漁るのですが、今回は時間もなく、これにて帰還です。これからの季節ならそばかっけせんべい汁なども素朴で郷愁があってよいものです。新幹線が北海道にまで乗り入れる時代、なかなか八戸で降りることもなくなりましたが、レンタカーを借りて十和田と組み合わせた旅行ですとぐっと内容も濃くなります。




山海喰処 禄文銭

所在地   :青森県八戸市六日町29
電 話    :0178-45-8398
営業時間  :17:00~24:00
定休日   :無休(年末年始を除く)
駐車場   :なし




八戸市営魚菜小売市場 朝めし処 http://www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/10,4953,33,html

所在地   :青森県八戸市大字湊町字久保38-1(陸奥湊駅前)
電 話    :0178-33-7242
営業時間  :5:00~10:00頃 (御飯が炊けるのは6:00頃)
定休日   :毎週日曜日、毎月第2土曜日、1月1日、2日
駐車場   :あり8台分

2015/11/09(月) 05:00 | trackback(0) | comment(4)