カッフェ トムテで壮行会
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いま、一生懸命、さやインゲンのクルミ和えを作っています。それも30人前。さて、宴会でもあるのでしょうか。^^ 胡麻和えも美味しいのですが、クルミの方が渋味や苦味も混じって野趣に満ちた味わいになりますね。
クルミは胡麻と違って最初に突き潰してから擂らなければなりません。
気長に擂って、油が滲んできましたら、煮切り味醂や薄口醤油で調味します。
クルミ衣で和えたインゲンはジップロックに詰められました。
あれ、もしかしたら出張料理人でしょうか。^^
お届けした場所はマンションのようです。
どなたかのお宅でパーティーでしょうか。この写真からどこかわかった方は相当のひゃく(相原百合)さんのファンでしょう。^^
このマンションの1階に今年の7月7日にオープンしたKaffe tomte(カッフェ トムテ )さんがあります。
上杉にあったm-tableさんと、以前、ひゃくさんがやっていた自宅レストランKaffe tomteさんを融合したスタイルになります。
開店祝いのお花も立派です。
多連の胡蝶蘭。。。それも何鉢も。見応えがあります。
さて、私の作ったインゲンの胡麻和えが皿に盛り込まれていきます。
ずらっと並んだワンプレートの酒肴。。。やっぱり、パーティーだ。
ほら、お酒もたくさん。
よく見ると、全部塩竈の浦霞ではありませんか。何のパーティーでしょうか。
実は、この記事がアップされる頃には私はイタリアにいます。様々な目的を持った方々がイタリア北部のミラノやヴェローナ、キオッジャでそれぞれの活動を行います。日本酒や塩竈名物揚げ蒲鉾の紹介やオリーブ栽培やイタリア野菜の調査。日伊文化交流会と水産研究所での講演等など盛り沢山の8日間となります。大多数が手弁当での参加ですので、志は極めて高いのです。^^
私の主な任務は塩竈市とよく似たキオッジャ市との文化交流と水産研究所における貝類養殖の講演です。本日はその予行演習も兼ねた壮行会だったのです。上記の料理は浦霞の試飲会で提供する和食なのです。イタリア人にも食べやすい。インゲンのクルミ和え、コンニャクや高野豆腐、ゼンマイなどを使った日本食材の煮物、揚げ蒲鉾の洒落た串物の3品です。
浦霞醸造元佐浦の冨谷課長も真剣にプレゼンテーション。
ミラノのワインショップに3日間張り付きます。そのうち1日は夜に試飲兼ねたパーティーも開催します。
続いて、同じく塩竈のマルブン食品の佐藤社長のプレゼンテーション。
イタリアではイワシやアジの仲間であまり利用されていない小魚が多いそうで、日本の水産加工技術に強い関心があります。
8月頭には帰国しますが、その後、写真の整理や報告書の作成などで時間を取られ、記事のアップが一時中断することになると思います。落ち着きましたら、イタリアの食文化などを掻い摘んでご紹介したいと思っておりますので、ご容赦願います。学生時代からイタリアとの交流を続けてはや30数年、これからはイタリア人の親友との顔合わせも一期一会の様相が益々強くなっていくでしょう。
カッフェ トムテ (Kaffe tomte)
・所在地 :仙台市青葉区立町18-12 ライオンズマンション西公園第3
・電 話 :080-4938-0038
・営業時間 :[月~金] 11:30~15:00/18:00~22:00 [土] 11:30~17:00
・定休日 :日曜日・祝日
・駐車場 :なし