ワカメ料理と浦霞 in あだん
カテゴリー: 外食:居酒屋・割烹
3月末のことですが、浦霞醸造元の株式会社佐浦さんが年に4回開催している「旬どきうまいもの自慢会」の春の集いでした。四季折々の旬の食材を様々な料理でそれに合わせた浦霞とともに楽しむ素敵なイベントなのです。毎回、その食材に関係する方を招いて、食材の特色や生産の苦労などを解説して頂く趣向です。今回はワカメがテーマ。私に声が掛かりました。(今回はやや暗い会場でスマホ撮影です。)
本日、提供される浦霞の各種。
これだけの種類が一度に楽しめるのも呑兵衛にとっては盆と正月並みですね。^^
本日のお献立です。ワカメは主役になりにくいのですが、所々に使われます。
会場となった名掛丁のあだんさんはモダンな和の空間でみちのくの食材をオリジナルな料理も織り交ぜて楽しませてくれます。
乾杯のお酒は純米吟醸生酒春酣です。
スタートから日本酒なのでチェイサーの仕込み水が欠かせません。
前菜の五点盛りですね。
白魚や蛤など春の味覚が盛り込まれています。ワカメも所々に見えますね。
お造り五点盛り。早くもカツオが登場します。
秀逸だったのは一番奥のアカメフグ。厚めに切ってあるので歯応えが凄い。
ここで15分ほどワカメに関するお勉強。
2回に分けてお話するのですが、前半はワカメの生物学や養殖などの話。後半はお酒も回ってきますので料理の話にさせて頂きました。
筍と鰆の木の芽焼きです。
筍も鰆もみちのくではまだ先。西日本のものでしょう。添え物の空豆に遊び心が見られます。
メインの短角牛のステーキです。
味わいの深い赤身です。山葵がよく合います。
ここで2回目のお話。ワカメ料理について語ります。
正直、こちらもかなり酔っていますので、漫談のようになってます。^^
これは珍しい。メカブのフライです。
白魚の海苔巻き揚げも春の味わいですね。
この酢の物は手が込んでいます。
ワカメと豆乳かんの博多に苺入りの吉野酢がかけてあります。
毎回楽しい旬どきうまいもの自慢会。今回はワカメがテーマの料理でしたが、ワカメでは値段が取れないのか、脇役やちょい役になっていました。確かにワカメ料理が次から次と出てきては参加された皆様も飽きてしまうでしょうね。それぞれの料理にどの浦霞を組み合わせるかもスタッフの皆様で悩まれたことでしょう。お疲れ様でした。また、水産物の時にはお声がけ下さいませ。