FC2ブログ

【宮城県七ヶ宿町 7/7】まるいちの手打ち蕎麦

カテゴリー: 外食:蕎麦

nihonkai7-1.jpg
  庄内下越の旅の最終章です。東洋のアルカディア置賜からさらに国道113号を東進して七ヶ宿街道を走ります。峠を越えると辺りに蕎麦の白い花が目立つようになります。やっと七ヶ宿のそば街道に入ったようです。



 
 もう既に14時近くなのですが、まだランチを食べていないので腹ペコです。そば街道で最初の蕎麦屋さんに飛び込みます。
nihonkai7-2.jpg
nihonkai7-3.jpg

 いつもは安藤家本陣前の吉野屋さんなのですが、こちらのお店もちょっと面白そう。




 こちらはまるいちさんというお店でした。
nihonkai7-4.jpg 
nihonkai7-5.jpg

 七ヶ宿のそば街道には4軒の蕎麦屋さんがありますが、こちらは蕎麦も自分で栽培、製粉されています。




 外観とは異なり、店内は古民家のような風情です。
nihonkai7-6.jpg

 店員さんが愛想よく、てきぱきと接客されています。お店の印象って食べる前に決まってしまいますから、接客って大切です。



 
 部屋の片隅に古い器の展示コーナーがありました。
nihonkai7-8.jpg nihonkai7-9.jpg

 思わず欲しくなるものも多いのですが、販売はしておりません。^^




 お品書きですが、盛そばは700円(税込)と普通ですね。
nihonkai7-10.jpg

 天ぷらが300円というのはかなり頑張っています。




 盛そばに天ぷらを付けました。
nihonkai7-11.jpg

 そばの量も150g位でしょうか。おかわり(そばの追加)は500円で出来ます。




 長皿に胡瓜の漬物とワラビの浸し物、薬味のネギが乗せられています。
nihonkai7-12.jpg

 パンフレットの写真だとネギ以外に前菜が3品だったけど、ま、いいか。^^




 300円の天ぷらは精進揚げですが、量はまずまずです。
nihonkai7-13.jpg

 右の丸いのはアケビでした。下の方に南瓜や薩摩芋も隠れていてお値打ちでした。




 蕎麦粉は星の多さから挽きぐるみなのかも知れません。
nihonkai7-14.jpg

 やや薄めに延して幅広く打っているので平たい麺線となってます。つなぎの配合は外二(10:2)だそうですが、このザラつき感は粗挽き粉を配合している証ですね。




 切り幅にも多少乱れがあるので噛み心地や喉越しが食べる度に変化します。
nihonkai7-15.jpg

 そこを狙った打ち方なのかも知れません。蕎麦は必ずしも細く揃って打たなくても美味しく頂けるのですね。少し蕎麦打ちに自信が持てた気もしますが、やはり細打ちが出来てこその崩し打ちなのでしょう。基本は身に付けなければなりません。^^



 
 蕎麦湯がタイミングよく保温性のある焼き物の急須で供されます。
nihonkai7-16.jpg

 しっかりと濁りのある蕎麦湯でした。




 七ヶ宿そば街道のまるいちさん。白石方面からだと一番奥に立地するので不利ですが、山形から入ってくる方々には最初のお店です。接客、味、値段ともに文句なしで良いお店に出会いました。14時頃でもお客が絶えないのはその証です。盛そばのおかわりをする方も何人かいましたね。麺喰いの山形県民かも知れません。山形では蕎麦でもラーメンでもデフォルトで200gを超えるお店がよくありますから。。。^^ 庄内下越の旅7編、お付き合い頂いてありがとうごいました。




山里のそば まるいち


・所在地   :宮城県刈田郡七ヶ宿町字田中道下13-1
・電 話   :0224-37-3327
・営業時間  :11:00~15:00
・定休日   :月曜(12~3月は休業)
・駐車場   :あり


2014/10/13(月) 05:00 | trackback(0) | comment(5)

【新潟県胎内市 6/7】イザベラ・バードの足跡を辿って

カテゴリー: 未分類

nihonkai6-1.jpg
  2泊3日の庄内下越の旅も最終日、本日は宮城に帰るだけなので、一般道を使ってゆっくり走ります。その前に新潟ふるさと村を覗いていくことにしました。ふるさと村には新潟の歴史や文化を紹介するアピール館と新潟の物産や工芸品を販売するバザール館があります。上の写真はアピール館脇のふるさと庭園の池です。さすが新潟、立派な錦鯉が口を開けて押し寄せます。^^




 アピール館バザール館より30分早く開館しますので、その間に見学。
nihonkai6-2.jpg 
nihonkai6-3.jpg nihonkai6-4.jpg

 新潟の自然風土、歴史や文化の展示を見て回ります。




 バザール館には新潟の美味しもの達が勢揃い。
nihonkai6-5.jpg nihonkai6-8.jpgnihonkai6-9.jpg nihonkai6-10.jpg

 新潟といえば、笹団子柿の種や煎餅類、そして何と言っても地酒ですね。ここで、麒麟山の一升瓶を買い求めました。




 さて、新潟からは日本海東北自動車道を北上して荒川胎内インターで降り、胎内川を遡ります。このルートは46歳のイザベラバードが明治11年に歩いたコースなのです。
nihonkai6-11.jpg

 以前から気になっていたのですが、胎内ってどういう謂われで名付けられたのだろう。調べてみてもアイヌ語だとか渇水期には伏流水となって河口付近で水が再び現れるので胎内を流れる意味とかハッキリしません。別名が荒川というのは、かつてはかなり氾濫したのでしょうね。



 
 昨日と打って変わって快適な天気。途中、関川村の道の駅で休憩です。隣に日帰り温泉もあって、非常に混雑しています。
nihonkai6-12.jpg nihonkai6-13.jpg

 知らない土地の物産を物色するのは実に楽しいですね。必ず新しい発見がありますし。




 猫ちぐら。。。。知らんかったぁ。猫の寝床のことらしいです。
nihonkai6-15.jpg nihonkai6-14.jpg

 制作実演しておりましたので、見入ってしまいました。かつて冬の間の貴重な収入源だったのでしょうか。




 大きながフォークダンスをしています。^^
nihonkai6-16.jpg

 型が揃っているので養殖なんでしょう。でも、卵巣も大きくなりはじめ、子持ち鮎のシーズンですね。



 
 ちょっと気になったのがこの揚げ餅
nihonkai6-17.jpg 

 一見、五平餅のようですが、これは揚げてから甘味噌を塗してあります。油が甘辛味を上手い具合に和らげています。




 さて、イザベラバードの足跡を辿ってみたかったのですが、胎内川はそのほとんどがダム湖となっており、かつての道も湖底に沈んだのでしょう。それでも源流に近いところで旧道らしき山道を見付けました。
nihonkai6-18.jpg
nihonkai6-19.jpgnihonkai6-20.jpg 
 
46歳のイザベラバードは通訳兼従者として雇った伊藤鶴吉と共に梅雨でぬかるむこの山道を辿ったのでしょう。彼女は「日本奥地紀行」にこの峠越えが難航したと記しています。




 峠を越えて置賜の盆地に降り立つと、そこには整備された田畑に様々な野菜や果樹が栽培され、痛く感銘したそうです。
nihonkai6-21.jpg

 そして彼女はこの地を東洋のアルカディア(桃源郷)と絶賛しています。日光より北の農村部でこのような評価を得たところは他になかったように記憶しています。峠越えが辛く、感極まったのかも知れません。




 東洋のアルカディアでも遂に雨雲に捕まりました。見る見る辺りが暗くなっていきます。さて、このあとも一般道を使って白石に抜ける予定です。山道での豪雨は勘弁してほしいなぁ。あっ、ポツポツ降り始めました。先を急ぎましょう。この三日間は必ずどこかで豪雨に見舞われました。それもかなり局所的で境界がハッキリしており、厚い雨雲から外れると急に晴れたりするのです。このような降り方は南米沖縄でしか経験したことがなかったのですが、今後、温暖化に伴い、みちのくでもこのようなスコールが当たり前になるのでしょうか。
 



新潟ふるさと村


・所在地   :新潟県新潟市西区山田2307
・電 話   :アピール館025-230-3030、バザール館025-230-3000
・営業時間  :アピール館9:00~17:00、バザール館9:30~17:30
・定休日   :年中無休
・駐車場   :あり



道の駅・関川(桂の関)


・所在地   : 新潟県岩船郡関川村上関1252-1(国道113号)
・電 話   :0254-64-0252
・営業時間  :売店 9:00~17:00
・定休日   :売店 第3水曜
・駐車場   :あり 普通車280台

2014/10/09(木) 05:00 | trackback(0) | comment(0)

【新潟県新潟市 5/7】若冲の後はイタリアン

カテゴリー: 外食:その他

nihonkai5-0.jpg
  庄内下越ドライブの続きです。村上で鮭料理を堪能し、塩引き・鮭加工品喜っ川さんを見学した後、新潟市街に向けて日本海東北自動車道を走ったのですが、とてつもないゲリラ豪雨に襲われ、前の車もよく見えず、路面の水たまりでハンドルも取られ気味。やっとのことで着いた新潟市は嘘のように晴れていました。信濃川に半島のように飛び出した万代島から川面を眺めて一息入れています。




 こちらは万代島にあるコンベンションセンター朱鷺メッセです。
nihonkai5-1.jpg 
nihonkai5-2.jpg 
 
ホテルと展示場や会議室が一体となった複合施設ですね。中も明るくて快適です。




 朱鷺メッセの5階は新潟県立万代島立美術館となっています。
nihonkai5-3.jpg 
 伊藤若冲の展示が目的でやって来ました。




 若冲の動物画が好きなのです。
nihonkai5-5.jpg 
 江戸中期の狩野派の絵師とも言われていますが、本草学の実物写生に近い作風です。特にの絵が得意で若冲独自の感覚で描いています。




 さてさて夕刻、本日のディナーはイタリアンにしました。
nihonkai5-6.jpg 
 新潟でイタリアンといいますと、みかづきやフレンドのイタリアン(トマトソースがけ焼きそば。実物はこちら)が有名ですが、今晩はイタ飯のイタリアンです。^^




 魚料理も得意なタヴェルナ キアッキエリーノさんです。キアッキエリーノはイタリア語で「おしゃべりな子供」という意味だそうです。
nihonkai5-7.jpg 
 本日のお魚はアマダイ、マトウダイ、ホウボウで600円/100g、サイズによって値段が異なります。このシステム面白いなぁ。




 まず、スプマンテで喉を潤します。
nihonkai5-9.jpg 
 今日の運転でかなり疲れました。ワインが効きそうです。




 アンティパストミストも飾らない盛り付けで本場っぽいですね。
nihonkai5-10.jpg 
 サンマやアジ、タコがふんだんに使われています。自家製のフォカッチャも美味しかったです。



 
 さて、メインの魚は三陸では獲れないアマダイにしました。
nihonkai5-11.jpg 
 シロアマダイですね。ちょっと鮮度がイマイチですが、イタリアンだから許しましょう。和食だったら拒否してたでしょう。^^



 
 香草焼きにしてもらいました。これは食べ応えがありそうです。
nihonkai5-12.jpg 
 大蒜と香草で生臭さは感じません。




 カメリエーレ(男性給仕)が魚を捌いてくれます。
nihonkai5-13.jpg 
 これもなかなかの演出ですね。



 
 アマダイは元来、水分が多く身が和らいのですが、これは熟成が進んで一層柔く感じました。
nihonkai5-14.jpg 
 でも、決して臭みがあるわけではなく、普通に美味しく頂けました。




 この夜はワイン2杯でかなり効いてしまい、このあとまっすぐホテルに帰り高いびきでした。豪雨の中を一時間近く走りましたので神経もかなり磨り減ったようです。宮城県でも昨今、洪水になるくらいの豪雨が頻発しています。今後もこのような気候が普通になるのでしょうか。だとすると、抜本的な対策が必要になりますね。




新潟県立万代美術館

・所在地    :新潟市中央区万代島5-1 万代島ビル5階
・電 話    : 025-290-6655(代)
・開館時間  :10:00~18:00
・定休日   :月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し翌日休館)、展覧会準備期間、年末年始
・駐車場   :あり(周辺に分散)



タヴェルナ キアッキエリーノ


・所在地   :新潟県新潟市中央区東大通2-2-11
・電 話   :025-288-5523
・営業時間  :11:30~13:30/18:00~21:30
・定休日   :日曜日
・駐車場   :なし

2014/10/06(月) 05:00 | trackback(0) | comment(2)

初ハゼで刺身と天ぷら

カテゴリー: 料理:釣り魚

hazeten2014-1.jpg
 庄内下越ドライブレポ
の途中ですが、ちょっと、休憩です。先月末に松島湾にハゼ釣りに行ってきました。海には竹ヒビが立ち並び、ノリ網が張られていました。このノリ芽の育成如何でその後の生産が左右されますのでノリ屋さんも気が休まりません。




 毎年、この時期はハゼ釣りに行き、ハゼの天ぷらを食べないとが迎えられないのです。
hazeten2014-2.jpg

 は待って食べるもの。だからこそ美味しいし、体にも良いのです。保存食は兎も角、生鮮ものはで食べる食習慣を取り戻したいものです。




 ところが、今年のハゼは非常に厳しい。2時間でたったの4尾。
hazeten2014-3.jpg

 潮が止まっているので仕方がないと自分に言い聞かせ、心が折れないようにフォローします。^^




 観光船も運行する時間帯になりました。
hazeten2014-4.jpg

 手を振ってくれますので、お応えしておりますが、心はブルー。。。




 やっと潮が動き出し絶好の時合になりましたが、まだこれくらい。
hazeten2014-5.jpg

 大きい個体は全長20cmになってます。刺身も行けるかも知れません。




 で、結局9尾で納竿となりました。
hazeten2014-6.jpg

 たくさん釣っても捌くのが大変だし、有り難みも薄れますからね。。。と自分を納得させます。^^




 とりあえず、天ぷら用に背開きにしました。
hazeten2014-7.jpg

 ハゼの身って鮮度が良いとうっすらと鼈甲色をしているんです。




 こちらは中落ち(背骨)です。これは骨煎餅に致します。
hazeten2014-8.jpg

 ハゼの背骨の腹側は金色に光ります。地味な魚ですが所々にがある魚です。江戸っ子も愛するわけです。




 一番大きなハゼは薄造りにしました。
hazeten2014-9.jpg

 ハゼの刺身はシャキッとした爽やかさと噛む程に滑りを感じる深い味わいが魅力です。白身ながら当日でも死後硬直が弱くて食べやすいのです。




 骨煎餅笹川流れの自然塩で頂きます。
hazeten2014-10.jpg

 中落ちは160℃位の低温でじっくり揚げ、一旦、引き揚げて休ませてから高温で二度揚げします。面倒な時は180℃位で絶えず動かしながら狐色になるまで気長に揚げます。




 今年の初ハゼ天です。添え物の精進揚げの方が目立ってますね。^^
hazeten2014-11.jpg

 野菜は蓮根、人参、ピーマン、茗荷です。庭の青柚子も添えました。




 ハゼは魚の天ぷらネタとして最高峰だと思っています。
hazeten2014-12.jpg

 キスよりも口の中で淡くほろけ、衣のカリッと感との対比が素晴らしい。




 食感の対比を楽しむのに天つゆは合いません。mtable.の百さん手作りの梅塩山椒塩で頂きます。
hazeten2014-13.jpg

 梅塩は梅酢を煮詰めたものです。程よい酸味が天ぷらの油を抑えてくれて素晴らしいマッチングです。山椒塩も市販の粉山椒と塩を混合させたものではなく煎り合わせているそうです。百さんの手作り変わり塩シリーズ、まだまだあります。




 ハゼ天梅塩。これははまりますね。
hazeten2014-14.jpg 
 今まで山椒塩やカレー塩なんかで食べていましたが、今年からは梅塩だな。




 待ちに待ったハゼ天。釣りは厳しかったけど、それだけに美味しさも一塩。いや、梅塩か。^^ 一年にこのシーズンしか食べることのできない旬のハゼ。松島湾の宝ですね。ハゼもこれから大きくなり、11月には20数センチに育ちます。ただ、水温低下とともに釣りは難しくなりますが、それも太公望の心をくすぐるのです。^^


2014/10/02(木) 05:00 | trackback(0) | comment(6)