K-tour(気仙沼美味探索ツアー)を5話連続でお届けしております。今回は初日の後半戦です。陸前高田から戻り、宿の一景閣にチェックインする前に復活したシャークミュージアムへ立ち寄りました。
シャークミュージアムは4つのゾーンに分かれて分かれており、最初の2つは震災関連でした。シアターでは20分物のムービーが放映されています。
実物大のホオジロザメは大迫力。短時間でサメに関する知識がアップしました。ロレンチーニ(氏)瓶、、、懐かしいなぁ。魚類学の講義を思い出します。
宿で一風呂浴びた後に宴会場である田中前のあじ蔵さんに全員集合です。
あじ蔵さんとは古いお付き合い、いつも我が儘を聞いてもらってます。参加者が筋金入りの呑兵衛&食いしん坊ので、ボリュームより珍なる物をとお願いしています。^^

五角鉢にはマグロの卵の醤油漬け、四角鉢には炙ったもうかの星の細切りにポン酢だったでしょうか。
揚げ物三品。左からタコのメンチ、鶏の空揚げ、牡蠣フライでした。
それぞれに味が付けてあり、つまみとして食べるのに有り難い配慮です。
酔う前に気仙沼の地酒の最高峰、特別純米酒蒼天伝を賞味します。
美味すぎる。。。私はご馳走には本醸造で十分な人間です。
これはメカジキの串焼き。気仙沼らしい一品ですね。
メカジキは気仙沼で食べると、今まで食べてきたのは何だったんだろうと思います。特に刺身は。。。
本日のメインディッシュ。ハーモニカの塩胡椒焼きと煮付けです。ど迫力です。
ハーモニカがホールで出てくるとは親方やりますね。皆様、歓声を上げていらっしゃいます。ハーモニカの煮付けはとろけるような舌触り。夢心地の美味しさです。こんな料理、気仙沼でもなかなか食べられません。
続いて、気仙沼のツートップ、もうかの星です。大胆な盛り方に再び歓声。
酢味噌と塩胡麻油の両方を用意してくれました。レバ刺しが禁止になってから、もうかの星の胡麻油派が増えているように感じます。
続いて、角星さんの吟醸酒あらばしりと男山の本醸造負げねぇぞ気仙沼です。
あらばしりは苦味の利いた雄々しい酒。負げねぇぞ気仙沼は被災した角星、男山双方の酒をすがとよ酒店さんが独自のラベルで売り出した物。これは男山の本醸造でしたが、熟れた味が私には合ってました。
コース外の別注文でホヤをお願いしました。
みんな本当にホヤ好きです。3年間待ったのでなおさらですよね。
最後の〆はにぎり寿司と自家製蒲鉾のお吸い物。寿司には醤油を塗ってあります。
もうかなりお腹に来ていますので、寿司もこれくらいで十分。蒲鉾屋の社長さんも来られていますので、なかなか厳しい評価もありました。でも、専門店ではないのですから、ご容赦。。。^^
出発前のかなり前から、みなさまよりハーモニカともうかの星は絶対食べたいとのリクエストがありましたので、親方にもしつこいくらいに何回も確認させて頂きました。すみませんでした。でも、待通りの料理で感動を受けました。ハーモニカの姿焼きと姿煮は特に印象に残ったようです。食べ物でここまで心を揺さぶられる港町ってそうそうありませんよね。これもk-tourの良いところです。^^
シャークミュージアム
所在地 :宮城県気仙沼市魚市場前7-13
電 話 :0226-24-5755
開館時間 :9:00?17:00
閉館日 :不定休
入館料 :大人(中学生以上) 500円、小学生 200円
駐車場 :あり
あじ蔵
所在地 :宮城県気仙沼市田中前1-3-6
電 話 :0226-23-3996
営業時間 :17:00~24:00
定休日 :日曜日(予約により営業可)
駐車場 :あり