東松島市の宮戸島からは多くの貝塚が発見されており、アサリだけではなくマダイの骨なども出土しており、当時は現在よりも暖かく、暖水系の魚も多かったと推測されます。人間の腕輪に加工されたアカガイの貝殻も見つかっており、豊かな食生活を想像させます。ここは奥松島の縄文村、松島湾でも比較的被災が少なかったエリアです。
竪穴式住居をモチーフにした歴史資料館。
何度も見ていますので今回は散歩だけ。^^
本当の目的はこちら、縄文村の東側入口にあるレストランげんちゃんハウスです。
げんちゃんって、原始人に因んでいるようですね。でも、縄文人も原始人なのと思って調べたら、日本では旧石器時代から弥生時代までの有史以前が原始時代みたい。要するに文字による記録が残される以前ですね。
店内はロッジ風。日差しが差し込んで気持ちがよろしい。
テーブル席が4つほどで決して広くはありません。カフェ風でもあり、コーヒーにピッツァかパスタぐらいしかないのかと思いきや。。。
なんと、カキフライ定食や白魚の天ぷら定食なんかもあるのです。
ラーメン類も充実していて驚きなお店ですよ。
それに、5食限定ですが、お刺身定食もあったりするのです。
土地柄、水産物を期待して来るお客さんも多いのでしょうね。
見て下さい。このご馳走のような献立を。これで1500円ですから、じぇじぇじぇですよねぇ。
車で来たので、酒が呑めないのが悔しいですっ!!(`皿´;))
凄いですよねぇ。白身はアイナメでしょう。水ダコにホタテ、バチトロかな。
それに甘エビや大葉を巻いたヤリイカ。小鉢は名物の海苔の佃煮です。
嬉しかったのは季節の白魚が盛られていたこと。ピッチピチで鮮度抜群。
正確に言うとイシカワシラウオですね。小型の白魚です。まだコリコリしていました。
アラ汁にはアイナメの胸鰭が見えます。
魚を無駄なく利用出来るのは、ホール(丸)で入手している証。近くの定置網や刺網で捕れたものでしょう。
地物のヒジキで作った煮物。
ナイスな副菜です。これだけでもご飯が食べられます。
香の物とデザートに桜餅。
桜餅は自家製でしょうね。季節感のある嬉しいサービスです。
一見、観光施設にありがちなオマケ的食堂ですが、充実した献立を揃えています。震災前はどうだったか知りませんが、きっと被災した民宿の女将さんたちが厨房を仕切るようになったからメニューが増えたのでしょう。白魚や穴子の天ぷらも美味いと隣のお客さんが申しておりました。次は、それですね。^^
げんちゃんハウス
所在地 :宮城県東松島市宮戸字里81-18(奥松島縄文村歴史資料館東入口)
電 話 :0225-88-4093
営業時間 :11:00~14:00(火・木)10:00~15:00(土・日)
定休日 :月・水・金
駐車場 :あり
奥松島縄文村歴史資料館 http://www.satohama-jomon.jp/
所在地 :宮城県東松島市宮戸字里81-18
電 話 :0225-88-3927
営業時間 :9:00~16:30
定休日 :水曜、年末年始
入館料 :一般400円、高校生300円、小中学生150円(団体割引20名から)
駐車場 :あり