余ったお節料理の活用法
カテゴリー: 未分類
我が家でもそれなりにお節料理は作りますが、三が日も過ぎるとさすがに飽きてきます。なるべく食べ残さない量をと意識して作るのですが、それでも余り物は生じます。そんな時に何とか目先と気分を変えた食べ方ができればと色々考えてみました。しかも、正月で食傷気味ですからなるべくさっぱりと食べたいですよね。
まずはスープを作ります。ダシが出そうなお煮染めの鶏肉と椎茸を細かく切って煮出します。
一度煮てあるのでダシは少し物足りない。そこで、鶏がらの顆粒ダシで補います。
そこへ甘酸っぱい紅白なますを投入。じぇじぇじぇ、ナントいうことを。。。^^
そうなんです。酸味を利かせた酸辣湯にしようという目論見です。ですので、味付けも醤油、味醂に加え、純米酢も使います。これに、松前漬けも入れるのでほんのちょっぴりトロミが付きます。
お節料理活用の酸辣湯の完成です。辛味には柚子胡椒を使っています。
甘辛酸っぱで賑やかな味わいです。松前漬けの昆布やスルメからも旨味が出ていますからね。でも、胡麻油を使わないので和食的な味わいです。
続きまして、お煮染めのレンコンと里芋を叩き潰していきます。
レンコンもよく潰すと粘りが出てきて面白い感じになります。同じくお煮染めの人参と筍、それにハムの余りを小さな賽の目に切っておきます。
これもじぇじぇですが、マヨネーズで和えてしまいます。
そうなんです。里芋のポテトサラダです。ねっとりとしていますが、これはこれで美味しいですよ。
これをカリッと焼いたバケットに乗せて里芋サラダのクロスティー二の完成です。
イタリアンパセリとポワブルロゼでクリスマスの雰囲気になってしまいましたね。
さらにお節料理活用プロジェクトは続きます。
レンコン入りの金平牛蒡とお煮染めの余りや紅白蒲鉾、ハムなどを細かく切ってコナモンにしようと思ってます。粉は薄力粉と上新粉を半々で使います。何となく見えてきましたね。^^
そうです。韓国のチヂミを作ってます。
金平の方は最小限の生地で繋げる程度にします。右のチヂミにはニラがなかったので。余り物のセリと青葱を使いました。
タレは2種類用意しています。
エビチリの余ったソースにコチュジャンと醤油と擂り胡麻を加えたものと香菜(コリアンダー)の微塵切りを加えたポン酢です。現在、香菜は室内栽培中ですが、こういう時に便利ですね。
こちらは金平牛蒡を生地でまとめたチヂミというよりお好み焼きかな。
これに香菜ポン酢が合うんですよ。金平には味が付いてますので、あまり掛け過ぎないようにします。金平に香ばしさが加わったちょっと面白い料理になりました。
こちらのチヂミは韓国風の盛り付けでコチュジャンベースのタレで頂きます。
賽の目に切った紅白蒲鉾がまるでイカのような食感です。お煮染めの牛蒡もゴロゴロと自己主張しています。チヂミには何を入れても受け入れてくれると思いますが、具材は1cm以下の賽の目に切っておく方がまとまりやすいですね。
お節料理がその姿をすっかり変えて再びテーブルに登場いたしました。
事情を知らなければ、誰もお節料理の再利用とは気付かないでしょうね。これで夕餉としましたが十分満足できました。^^
これはおまけです。アップするつもりはなかったのですが、あんまり美味しかったので。。。
栗きんとんを叩き潰して、バターを塗った食パンに挟みました。噛み締めていますとモンブランのような味わい。バターを柔らかくしないで硬めのまま挟み込んだのが良かったみたいです。
今年の年末年始のお休みは9連休でしたが、あっという間に過ぎてしまいました。さて、今日から仕事始め、今年は飛躍の年になれるでしょうか。それもこれも自分自身の信念と行動によってのみ結果が出せるのでしょう。復興に目処が付くまで、週末の復興料理教室はしばらく続けていく所存です。皆様のご支援ご協力をお願いいたします。 m(..)m