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あっつ熱!!ギンザケとキノコのカレー風味グラタン

カテゴリー: 料理:買い魚

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 本格的な寒さがやってきますとあっつ熱な料理が恋しくなりますね。子供の頃、マカロニグラタンが大好物で、外食となるとこればかりをせがんでいました。とろりとしたベシャメルが天国の味わいに感じたものです。今回はギンザケキノコをたっぷり使ったグラタンをご紹介します。それも総合スパイスであるカレー粉を使った変化球にしてみました。




 材料は甘塩のギンザケ切り身を二人分で二切れ。できるだけ宮城県産ギンザケを買い求めて、復興支援をお願い致します。
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 もしなければ、秋サケ(白鮭)の切り身にましょう。その他の材料は好みのキノコ類、小麦粉、パン粉、バター、牛乳、オリーブオイル、ブイヨン、カレー粉、塩胡椒、ベイリーフとパセリです。本日使うカレー粉はバイオフーズジャパン㈱さんが扱っているスリランカ産の有機カレー粉です。香りがふんわりと柔らかです。



 
 最初に香辛野菜と一緒にギンザケの切り身をひたひたのお湯でさっと茹でます。ginzakegratine3.jpg
 ゆで汁は後にスープとしても使いますので、ひたひたで良いのです。あれば白ワインも加えましょう。




 さっと湯がいた切り身から皮と骨を外します。
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 茹でてあるので、骨や皮が取りやすくロスが出ないのがスマート。^^ 切り身は一口大に切っておきます。




 キノコ類も適当に切って、オリーブオイルでさっと炒めておきましょう。
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 下味は付けなくても結構ですが、ニンニクの香り付けはありですね。



 
 続いてベシャメル(ホワイト)ソースを作ります。これはちょっとコツと腕力が要ります。
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 バターを溶かしたフライパンでカップ半分ほどの小麦粉を炒めていきます。焦げ付かないように弱火でサラサラになるまで煎って下さい。それに温めた牛乳を少しづつ加え、手早く練り込んで行きます。一度に多くの牛乳を入れるとダマができる原因となりますので気長に練っていきます。先ほどのスープも加え、ツヤが出るまで練り上げれば完成です。これが上手く作れれば、クリームコロッケやラザニアなども手作りできますよ。




 ベシャメルをさらにスープでトロトロ程度に伸ばし、ブイヨン、カレー粉、塩胡椒で調味します。
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 隠し味に味噌を加えます。カレー粉が入るので赤味噌で結構ですが、白いソースとして使う場合は白味噌にしましょう。カレー粉は香り付けに入れるので、くれぐれも入れ過ぎないように。カレールーになってしまいますので。^^




 味の決まったベシャメルに具材を加えます。この時、一部をトッピング用にとっておきます。
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 グラタン皿に盛り付け、トッピングとパン粉を振り掛けます。もし、かさ増しするのであれば、茹でたジャガイモやマカロニを加えても良いでしょう。ただ、あまり盛り込み過ぎますと焼いている途中で溢れますのでやや控えめに。^^




 予熱した200℃のオーブンで20分ほど焼き上げます。
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 加熱時間はあくまで目安で、表面がこんがり焦げるまで焼いて下さい。



 
 季節の生野菜やパスタも添えて頂きましょう。
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 冷めたら台無しですので、皿も温めておきます。その点からするとサラダは別盛りにすべきでしたね。^^




 グラタンは手間が掛かりますが、作り甲斐のある料理です。ベシャメル作りが面倒な時は缶詰も市販されていますが、料理プロセスも楽しみなので、時間がある時には是非手作りに挑戦してみて下さい。ベシャメルが作れるようになりますと、様々なグラタンのバリエーションを楽しめますし、前記のようにクリームコロッケ、ラザニア、ドリアなどへも発展できますしね。料理って、本当に楽しいですね。(^-^)

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2013/12/19(木) 05:00 | trackback(0) | comment(4)
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