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十和田のバラ焼き

カテゴリー: 料理:肉・卵・乳

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 まずはこれをご覧下さい。たれの瓶詰めであることは見ての通りですが、たれの上の文字列がベルサイユの薔華っとなっていますね。薔薇ではありません。薔華なんです。そして「」が大切です。「」によってたれとつながり、ベルサイユの薔華ったれとなるのです。だから何なんだと突っ込まれそうですが、これは十和田市の郷土料理、バラ焼きのたれなんです。十和田ではバラ焼きバラ薔薇にかけて、よくイベントなどではベルサイユの薔薇のコスチュームで販売しています。^^

 先日のB-1グランプリ(北海道・東北支部)でも、バラ焼きブースで高校生がベルばら衣装で大活躍でした(関連記事)。話しが長くなりましたが、バラ焼き→薔薇焼き→ベルサイユの薔薇→ベルサイユの薔華ったれという論法ですね。かなり強引ですが、このバラ焼きは実に美味しい。ご飯との相性度は牛丼を凌ぐのではないでしょか。




 十和田のバラ焼きは至って簡単な料理です。
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 材料は牛バラ肉の薄切り、玉葱、バラ焼きのたれがあればよく、好みで仕上げに一味か七味の唐辛子粉を振りかけます。




 最初に切った玉葱と牛肉にたれを塗しておきます。
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 玉葱は切り方により、食感が変わりますが、私は輪切りのシャキッとした歯触りが好きです。




 牛肉にたれが馴染んだら、油を引いた中華鍋で炒めていきます。
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 最初、玉葱が板のようで炒めにくいのですが、ほどなくばらけて肉と混ざり合ってきます。




 しっとりしてきて水分も出てきました。
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 ちょっと葱だくだったかも知れませんね。肉が少ない時の嵩ましになります。^^




 玉葱にもしっかり火が通り、くったりしたら出来上がりです。
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 玉葱の甘さが肉にも移って、甘塩っぱいこってりとした味わいになってます。




 丼飯に盛り付けてバラ焼き丼の完成です。ご飯とともに口に運ぶともう夢心地。^^
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 十和田ではご飯を別に添えた焼き肉定食スタイルで供されるのが一般的ですが、丼物としても上位にランクされるでしょう。




 野菜もたっぷり用意して栄養の偏りをなくします。
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 この日は珍しくノンアルの夕餉でした。夜の炭水化物は、飲んだら食うな、食うなら飲むなにしていますので。。。^^




 今年9月に十和田市で開催されたB-1グランプリに行ってきましたが、残念ながら地元十和田のバラ焼きは入賞しませんでした。全部を食べたわけではありませんが、かなり良い線行っていると思っていたのですが、地元の方にとっては新鮮みがなかったのでしょうか。バラ焼きはいわゆる牛丼よりこってり甘く、ビールよりご飯が欲しくなる味なのです。今回、使ったベルサイユの薔華ったれはニンニクやスパイスの風味が市販の焼き肉のたれよりソフト&マイルドで、和食にも使える味わいです。だからご飯との相性が抜群なのかも知れません。

 
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2013/12/02(月) 05:00 | trackback(0) | comment(0)
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