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【大和町】里山Dining七ツ母里で新そば

カテゴリー: 外食:蕎麦

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 長町のそば処母里さんが今年6月、大和町宮床に奥座敷のようなお店をオープンさせました。二代目のセンスでしょうか、ネット上での情報発信も力を入れています。10月末のことですが、翌月から販売する仙台産の常陸秋そばを合言葉を言うことで先に食べることができるとフェイスブックでお誘いを受けました。合言葉は【アレある?】です。^^


 カーナビ頼りで走りましたが、途中でこんな光景も目に飛び込んできます。国道457号を大和町方面に走り伊達家御廟を過ぎたら左折、の中をさらに走ります。もう完全に山の中のような気分になります。そんな素敵な環境で今年の新そばを頂きました。




 川を渡ってほどなく、立派な民家が出現します。
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 七ツ母里
、元の店名の母里(もり)七ツ森の語呂合わせ。




 お目当てはもちろん新そばです。それも先行販売の仙台産の常陸秋そば
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 一生懸命営業中です。こちらも一生懸命味わいます。^^




 ハロウィンの直前でもあり、軒先にジャックランタンが飾ってありました。
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 縁側に乗っている方のカボチャの重さを当てるとお米や商品券が当たります。私は30Kg前後と見ましたが、果たして当たるでしょうか。。。回答箱の前にはこの地方の風習であるつるし飾りです。




 右手の部屋は仙台出身の画家、小野寺純一さんの作品が展示してあります。
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 30年代の宮城の暮らしや風景を取り扱った作品が多いですね。上の絵はかつてのX橋です。丸文食堂なんてあったのですね。記憶ないなぁ。。。




 さて、お目当ての【アレ】を頂きます。
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 まだ誰も注文していなかったのでしょうか。合言葉を言いますと、店員さんが一瞬、ビクッとしたように感じました。^^ 大盛りに精進揚げを付けています。




 今年初の新そば。仙台産の常陸秋そばです。うっとりするくらい綺麗です。でも、ちょっと緑色が薄いかな。暗かったので写真の写りが今一なのかも知れません。
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 蕎麦打ちも見事でしっかり角が立っています。想像通り、しゃきっとした口当たりで噛み応えも充分。歯でも楽しめるそばです。つなぎはどれくらいだろう。。。




 精進揚げも薄衣でくどさがないのが有難いです。さすが和食出身の親方です。
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 6種類も野菜が使われているのに、確か500円だったと思います。




 最後に蕎麦湯ですが、鉄製の急須で供されるので、いつまでも冷めないのです。
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 こんなところにまでこだわりが感じられます。




 コーヒーまで付きました。
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もしかしたら、【アレ】を注文したからでしょうか。。。




 この記事がアップされることには、もう既に仙台産の常陸秋そばが出されているはずです。本県産の新そばもシーズン突入ですね。食べ初めに新店である七ツ母里で食べ初めは如何でしょうか。今年は遅れ気味ですが、この周辺ももうすぐ紅葉のハイシーズンになるはずですし。


 ※ 昨日(11/9)、七ツ母里さんのサイトカボチャ重量あての当選者の発表がありました。なんと。。。。1000円のお食事券をゲット。。。やったぁ~。(゚∀゚)




里山Dining七ツ母里 http://sendaimori.jp/


・所在地   :宮城県黒川郡大和町宮床長倉19
・電 話   :022-341-1183
・営業時間  :11:00~15:00/17:30~21:00
・定休日   :火曜日
・駐車場   :あり

2013/11/11(月) 05:00 | trackback(0) | comment(0)

【柴田町】週末キッチンのお値打ちランチ

カテゴリー: 外食:他麺類

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 柴田町の田園地帯に週末だけオープンするレストランがあります。情熱・誘惑クリチ(Cream Cheese)で有名なねの吉ファームの星野さんがやっています。彼は平日はクリチ屋さんとして働き、週末はレストランで働きます。よく体が持つなぁと感心してしまいます。どこで息抜きしているのでしょう。

 それはともかく、この柴田町週末キッチンは来月で移転すること決まったそうです。まだ、伺ったことがなかったので、台風接近中ではありましたが、ひとっ走り行ってきました。
 


 槻木で白幡橋を渡り、阿武隈川の土手に沿って南下した畑の中の一軒家でやってます。角田市に入る手前の下名生という所です。同所でやっている食のギャラリー 花菜の看板が目印になります。
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 なかなか佳いロケーションですねぇ。予約して12時ちょうどに着きましたけどもう既に満車、道路向かいの第2駐車場を使いました。




 民家を借りているので、玄関を開けますとよそ様のお家です。
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 呼んでも誰も出てこないので、勝手に上がり込みます。^^ それもそのはず、星野さんがたった一人で料理を作っています。




 ダイニングには分厚い木のテーブルがどーん。
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 窓際の廊下にも4人掛けのテーブルが2つ。奥の部屋にも6人掛けほどの席があり、先客が楽しそうに語らっています。




 こちらのランチはスパゲッティリゾットがメインのコースになってます。
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 スパゲッティは4種類、ホエー(乳清)を使ったリゾットは限定5食。これにサラダ、フォカッチャ、デザート、選択式ドリンクが付きます。これで1260円はお値打ちですね。当初、1575円だった価格を手軽にランチを楽しめるように工夫されたようです。




 サラダは水菜やルッコラに秋鮭舞茸をクリチでまとめたディップが乗ってます。nenokiti10.jpg
 ディップというより和え衣ですね。もったりしていますので崩しながら、青菜とともに食べていきます。大豆も入っていますのでボリューム感もあります。




 これはトマトソースのスパ、トマトはすずこまを使っていますので味わいが深いです。
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 皿の端にはちょこんと情熱+誘惑クリチが止まっています。^^ ベーコンの他にタコやコウイカ、小松菜やシメジなどが使われています。



 
 こちらは基本のクリチとミルクを使ったクリチナーラ。カルボナーラに掛けたネーミングでしょう。^^
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 具材はトマトソーススパと同じみたいです。それにしても非発酵チーズであるクリチでこのような深い味が出せるのでしょうか。隠し味も教えて頂きましたが、このコクは材料の良さが反映されているものと思われました。




 熱々のフォカッチャ。ふぉっかふぉかです。^^
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 イタリアのハードタイプより、このようなソフトタイプが日本人好みですね。横に添えてあるのは、山葵ではありません。バジル入りクリチのディップです。これが良く合います。




 テーブルに醤油が置いてあるのが不思議だったのですが、実はハラペーニョ醤油でした。^^
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 露骨なタバスコを置いてあるより、ひと捻りがあって良いですね。醤油の旨みとハラペーニョの辛味が不思議なことにスパゲッティーをさらにグレードアップさせています。これ、凄いなぁ。少しニンニクの香りが加わってもいいかな。




 デザートも充実してますね。
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 クリチのアイスクリームとチーズケーキに季節の柿。ほの香さんのブレンドで頂きます。いやぁ~なかなか充実したランチでした。台風に向かってやってきた甲斐がありました。




 これは、後日のことですが、ねの吉さんのクリチバジルディップでブランチです。
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 しっかりとバジルの香りが生きています。市販の瓶詰めペスト(バジルペースト)と違って冷蔵保存ですので、香りが失せる加熱処理をしていないのでしょう。




 初めて伺ったねの吉さんの週末キッチンでしたが、お値打ちランチに感激しました。まだ、移転先が決まっていないようでしたが、是非これからもクリチの美味しさ普及のために続けて頂きたいものです。柴田町のこの店は来月29日までですので、何はともあれ、予約して行ってみて下さい。きっと満足されること間違いなしです。閉店まではお得なスペシャルメニューのため、1890円となってます。詳しくは下記のブログ(URL)をご覧下さい。




週末キッチン ねの吉 http://ameblo.jp/neno524/theme-10064469421.html


・所在地   :宮城県柴田郡柴田町下名生大畑前90
・電 話   :090-5837-6413(要予約)
・営業時間  :11:30~15:00
・定休日   :月・火・水・木曜(2013.11.20まで)
・駐車場   :あり

2013/11/07(木) 05:00 | trackback(0) | comment(2)

【気仙沼市】気仙沼ツアー第二弾 4/4

カテゴリー: 未分類

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 気仙沼ツアー2日目、割烹世界さんでの昼食の後は海から離れます。そういえば、今回のツアーは内陸部の紹介が多いですね。稲刈りの済んだ田園風景、この地方では水平3段のはせ掛けが多く見られます。仙塩方面だと杭掛けが主流ですね。はせ掛けの場合、両側に陽が当たるように、はせを南北方向に設します。機械乾しがほとんどの現代、このような天日干しの新米を食べてみたいですね。きっと藻塩結びなんか美味いだろうなぁ。




 気仙沼の街中から、大川の支流八瀬川を遡ること10分、山間のの集落に洒落たカフェが突然現れます。
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 YASSE COFFEE
さんです。今まで八瀬のことをやつせと呼んでいましたが、どうも、地元ではやっせと発音するらしいですね。このお店、朝の7時からやってまして、モーニングセットが頂けます。でも、誰が利用しているのだろう。。。




 窓辺の席に着いて、風景を楽しみながらコーヒーチーズケーキを楽しみます。
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 ご一行様にはこのあと山を少し歩いて頂きますので、ゆっくりお休み下さい。^^




 と、突然、店内に「〇〇さん、いますかぁ」とドスの利いた声で髭面サングラスの男性が入ってきました。
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 これには一同、びっくり。^^ 実は八瀬ぶどう園を経営されている田島憲司さんでした。ぶどう園を見学させて頂くのにわざわざここまで迎えに来てくれました。観光用のぶどう園に行く前にワイン用のヤマブドウ畑を案内して下さいました。




 2004年、たった一人で山を借りて開墾し、今では毎年ヤマブドウワインを生産できるところまで漕ぎ着けました。
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 気仙沼産のワインを造りたいとの夢がこれを成し遂げました。醸造は岩手県花巻市大迫のワイナリー、エーデルワインに委託しているそうです。ですが、まだ本格的な販売にまでは至っておらず、幻のワインとなってます。




 八瀬ワインサポートクラブのメンバーになりますと、このようなヤマブドウのワインを年間2本頂けるそうです。後日、メンバーの方から譲って頂きました。
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 他にもメンバーの特典として、①ぶどう作り~収穫までの作業体験、②ぶどう狩り入園料 1年間無料、③八瀬ワイン試飲会招待などがあります。年会費は10,000円だそうです。上のワインは職場の忘年会で試飲させて頂きます。^^




 ここはヤマブドウ畑からさらに八瀬川を遡った所にあります旧月立小学校。現在の校舎はこの裏手にあります。
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 この旧校舎の校庭は今は仮設住宅になってますが、新潟県十日町のアートトリエンナーレみたいな使い方が出来ないでしょうか。




 この月立小学校の向かいに田島さんの八瀬ぶどう園があります。
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 この看板から400歩山道を歩きますが、このアプローチもなかなか佳い雰囲気です。




 薄暗い山道を抜けますと、ぱぁ~っとぶどう園が展開しました。残念ながらぶどうの収穫は終わっています。
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 こちらでは食用のぶどうが数種類栽培され、9~10月にぶどう狩りが行われます。休憩所やタンクでの給水、BBQ施設もあり、一日ここで楽しむことが出来ます。テントを張るスーペースも十分にありますね。^^




 さて、あっという間に過ぎてしまった2日間。お帰りは気仙沼駅前から仙台行きのバスに乗って頂きます。
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 迂闊なことに仙台行きは出てしまったばかりで次の便まで2時間近くあります。そこで、予定変更、一関行きのバスに乗って駅から鉄路で帰還することになりました。事前の調査が不十分でご迷惑お掛けしました。m(__)m



 
 6月に続いて開催した気仙沼ツアー第2弾。今回は気仙沼の中心地より山間部や大島などに比重を置いてご紹介致しました。雨は降らなかったもののが強く、予定を変更せざるを得ないところもありましたが、まずまず、喜んで頂けたことと思っております。次回は寒さが最も厳しい2月頃に、真冬の気仙沼味覚をご紹介したいと考えております。地酒の熱燗で地魚なんてのもヨサゲですなぁ。^^




YASSE COFFEE(ヤッセコーヒー) 
 
・所在地   :宮城県気仙沼市台229-1
・電 話   :0226-55-2307
・営業時間  :7:00~20:00
・定休日   :水曜日
・駐車場   :あり




八瀬ぶどう園


・所在地   :宮城県気仙沼市塚沢72
・電 話   :090-7072-3376(田島さん)
・営業時間  :10:00-15:00 (9月~10月上旬)
・定休日   :不定休
・ぶどう狩り :600円(子ども400円) 持ち帰りは1円/g
・駐車場   :あり(空いている所に)

2013/11/04(月) 05:00 | trackback(0) | comment(0)