快気祈願 伊達餃子楼
カテゴリー: 外食:その他
ネット上でも大評判の伊達餃子楼さん、料理のみならず黒森料理長の人柄も人気の要因です。今まで何度か誘われて伺う予定でしたが毎回都合が付かず、大願が成就しておりませんでした。そんな折、伊達餃子楼さんがしばし休店するという情報がFBから飛び込んできました。じぇじぇじぇ!! 仙台屋食堂を失った悲しみも癒えないうちに、また、銘店に行けなくなってしまう。。。そこで、文さんや吟趣康会の小濱会長が立ち上がりました。休店二日前に伊達餃子楼さんの再開を祈願する会を開催したのです。
初めての伊達餃子楼さん。モノトーンの内装は清潔感に溢れます。ちょっと暗めなので綺麗に撮れるか。。。
いわゆる中国料理店でよく見られる絢爛豪華さはありませんが、料理に集中できそうです。厨房では忙しそうに黒森料理長が鍋を振るい、ダイニングでは奥様がキリッとして機転が利いた接客をされています。まだ、新婚なんだって。。。^^
前菜盛り合わせから宴は始まりました。
定番の蒸し鶏やクラゲですが、どれも優しい味です。
店名でもある伊達餃子。カリッと焼けていて食欲をそそられます。
底面が鍋肌に貼り付いて焦げた部分と油で揚がった部分が混在し、様々なクリスピー感が楽しめます。やや大ぶりですが細長いので食べやすいのです。タレも特製で単なる辣油酢醤油ではありません。
こちらは水餃子、つるつるもちもちの皮が口の中で心地よい。
皮が厚いので粉料理を食べているんだという実感があります。これもしばらく食べられなくなるかと思うと悲しくなります。
再び焼き餃子。でもこれは牡蠣餃子なのです。
細かく切った牡蠣がただ入っているだけではなく、餡全体に牡蠣の風味が行き渡るように一仕事してあります。憎いなぁ。
ここで、しばし療養に入られる黒森料理長に快気を願う品々と奥様には花束が贈呈されます。
発起人の文さんは鹽竈神社に御守りを買いに走ってます。花束贈呈は青が似合う亜衣子様、しゃべり方がちょっとローラと似ている。。。^^
まだまだ、料理は続きます。エビと茄子のチリソース。なんとねの吉さんのクリチ入り。
なるほどね。隠し味にクリチか。。。酢豚にイチゴジャムを入れる料理人もいるけど、クリチは納得。
麻婆豆腐にはご飯が付きます。酒宴であっても麻婆にはご飯が不可欠ですね。
これは説明の要らない美味しさです。紹興酒をしこたま呑んだ後の胃袋が喜んでいます。
デザートも秀逸。似たように見えますが、クリーミーな杏仁豆腐とタピオカココナッツミルクです。
どちらも〆に最適。日頃、スイーツを口にしない私もこれらは完食。
黒森料理長、初めてでしたが噂に違わぬ美味しさでした。ご馳走様。
一刻も早く再開して頂きたいと思いますが、決して焦らず、完治されてからのリスタートを心よりご祈念致しております。
塩竈の仙台屋食堂さんに続いて、伊達餃子楼さんもしばらくお預けとなってしまいましたが、しっかり記憶したこの味を時々味を思い出して快気祈願の念を送りましょう。^^
伊達餃子楼さんを堪能した一行は、紹興酒で虎になりかけていますが、もう1軒、節目を迎えたお店にタクシーで向かいます。実は国分町のホームバーコトルさんがオープン1周年を迎えたのです。明日は朝が早いのですが、顔を出さないわけには行きません。とは言ったものの、タクシーで揺られて着いた時には大虎に変身しており、お祝いに来たのか騒ぎに来たのかわからない状態。大変ご迷惑お掛けしました。m(..)m