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【大崎市三本木】花の温泉と蕎麦

カテゴリー: 外食:蕎麦

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 我が家のささやかな休日の楽しみと言えば、日帰り温泉蕎麦のセットドライブです。この温泉蕎麦も同時に満足させてくれる近場は宮城にはあまりなかったので、もっぱら山形に行くことが多いのですが、近年、県内にも洒落た蕎麦屋さんが増えてきています。そんな新しいコンビネーションを発見できた時は次の一週間も幸せな気持ちで過ごせます。


 大崎市三本木(旧三本木町)は仙台の北30Kmにある町で春の菜の花祭りや夏のひまわり祭りなど、で地域の活性化を進めています。今回は花に因んだ名前の温泉蕎麦屋さんを巡ります。



 
 訪ねます温泉はひまわり温泉花おりの湯(かおりのゆ)です。
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 4号線を北上し、大衡村を過ぎて三本木に入ったら、右車線を走行して下さい。右手に花おりの湯の看板が見えたら中央分離帯の間を右折しますが、一瞬のことなので、後続車には十分注意し、早めにウインカーを点滅させて下さい。右折すると、この先に温泉があるのかと不安になる景色ですが、幟旗がありますので間違いないと信じましょう。やがて、住宅地の中に忽然と温泉施設が見えて参ります。




 ホールや休憩所はこざっぱりしていて気持ちが好いです。奥には食堂兼休憩所もありましたが、今回は蕎麦なので。。。^^ 
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 食べ物の持ち込みが禁止されており、それもよく守られているようなので、休憩所に漬け物の匂いが立ち込めることはありません。^^




 湯船は内湯が二つ、露天も二つですが、一方は水風呂です。残念ながら先客がおりますので、更衣室からガラス越しの撮影です。
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 お湯は源泉掛け流しで弱アルカリ性、少し肌がぬめります。緑がかった黄金色をしていて、肌も黄ばんで見えます。湯船の枠は木製ですが、アルカリ性のためか、かなり朽ち果て始めています(ちょっと棘が心配)。広々とした露天風呂は快適で、流れゆく雲を眺めて浸かっていると、浮き世の事を忘れます。




 さて、お風呂上がりはお蕎麦です。4号線をさらに北上して鳴瀬川を渡り、800m程走ると左手にGSのある交差点がありますのでそこを曲がるとこの風景です。
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 これまた、この先に蕎麦屋があるのだろうかと不安になりますが、手打そばの幟を辿って行きましょう。




 ほどなく田んぼになってしまいますが、その手前に一軒の住宅があります。
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 門扉の横に献立と商い中の札が見えて自宅蕎麦屋であることがわかります。こちらが花の路(はなのじ)さんです。




 お値段はざるが750円ですので、平均的な価格設定でしょう。
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 現在、流行の郊外蕎麦専門店にしては種類が多い方かも知れません。




 中に入って目に飛び込んでくるのは数々の骨董品。
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 大きな農家だったらしく、代々のお宝を大切に保存してきたそうです。




 座敷の窓からは遠く薬莱山を眺めることが出来ます。
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 玄関側には手入れの行き届いた庭園があり、蕎麦を頂く前にも楽しい時間が流れます。




 注文は私が天ざるの大盛り。副菜も色々付いてきます。天つゆもそばつゆ兼用でないのが嬉しいですね。
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 片方を大盛りにしてシェアして食べるのが最近の作戦。^^




 天ぷらもボリューム満点で、二人で食べるのに丁度良い。
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 ネタも野菜中心ですが、10種類くらいあったでしょうか。衣も薄く軽く、余分な花も少ないので口がくどくなりません。 



 
 副菜は花豆の甘煮、金平牛蒡、胡瓜の三五八漬けでした。
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 器も一つ一つが鑑賞するに値するものでした。




 主役の蕎麦は江戸風の細打ちで、外一くらいでしょうか。
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 最近、山形でも田舎蕎麦ではなく、このような江戸風の蕎麦を出す店が増えてますね。私はどっちも好きですけど。^^




 こちらは妻の頼んだ冷やしみぞれそば。
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 副菜は同じですね。そばつゆはまだぶっかけられておりません。




 そばの上に水菜の細々と大根おろし、梅干しが盛られています。
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 梅干しを突き崩し、大根おろしとよく混ぜてからつゆを一気にかけ回してほしいとのことでした。




 〆のそば湯です。夏でも冷たい物のあとには少しお腹を温めておいた方が消化にも良さそうです。^^
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 しばらく置いていたので固形分が沈殿してしまったと思い急須を揺っていますと、ご主人が鍋の底の方から濃いところを救って持ってきて下さいました。それで、二つ並んでいます。おろしそばにはそば湯が付かなかったので、二人で楽しめました。^^




 今回はなかなか佳い日帰り温泉蕎麦に巡り会えました。花おりの湯も源泉掛け流しで泉質に個性もあり再訪したいリストにカウントされましたが、如何せん宮城の日帰り温泉は高すぎます。山形なら休日でもせいぜい500円でしょう。花の路のお蕎麦は大当たりでした。ご夫婦ともに温和で親切、蕎麦も天ぷらも文句なし。この三本木温泉蕎麦セットはお薦めです。^^





おりの湯(かおりのゆ)


・所在地   :宮城県大崎市三本木坂本字青山31-1
・電 話   :0229-52-5505 
・入浴時間  :10:00~21:00 
・入浴料   :平日・土曜;630円、日・祝祭日840円
・定休日   :毎月第三火曜日(祝日の場合翌日)但し1月は無休
・駐車場   :あり
・設 備   :ボディーシャンプー、リンスインシャンプー、ドライヤー



手打そば の路 (はなのじ) 
 

・所在地   :宮城県大崎市三本木南谷地字要害347-4
・電 話   :0229-52-6860
・営業時間  :11:00~15:00(夜は予約のみ) 
・定休日   :無休
・駐車場   :あり

2013/08/12(月) 05:00 | trackback(0) | comment(4)

イタリアの焼きパスタTestaroliを試食

カテゴリー: 料理:麺類

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 イタリア
からたくさんの食材が届きました。話が長くなりますが、今年は支倉常長を団長とした慶長遣欧使節団派遣からちょうど400年目に当たる節目の年です。実は出航の2年前に伊達藩を巨大津波が襲って甚大な被害をもたらしました。その復興のためにメキシコとの貿易を取り付けることが派遣の目的だったという説もあるのです。当時のメキシコの宗主国はスペインであり、スペインを動かすためにはイタリアのローマ法王の口添えが必要になったのです。そこで、結果的に慶長遣欧使節団の最終目的地はイタリアのローマになったのでした。

 この400年を経た不思議な符合に心が動いた伊達な末裔たちがいま、イタリアスペインとの新たな交流を図るために民間ベースで精力的な活動を繰り広げています(ミヤゲーゼ)。イタリアに嫁いだ二人の有能な女性をキーステーションにあらゆる人脈を使って文化交流を進めています。私は食文化の交流というジャンルで陰ながらお手伝いさせて頂いております。

 話を戻しますが、これらの食材は4月に訪伊した日本からの使節団が持ち帰った物やイタリア在住の彼女たちの帰国土産だったのです。今回はこれらを皆様にお披露目する前に、ミヤゲーゼの首謀者?の一人ぶんたろうさん夫妻をお呼びして料理手法確認のためのプチ試食会を開催しました。




 届いたイタリア食材はどれも懐かしい物ばかりでしたが、全く見慣れないものも含まれてました。この二つの巨大な円盤ですが、直径は40cm、厚さは約3mmです。
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 これはTestaroli(テスタローリ)と呼ばれるクレープのように焼いたパスタです。古代ローマ時代からあった最も古いパスタとされています。主な産地はトスカーナ州の北西部からジェノバが州都のリグーリア州になります。私はかつて、留学生で来ていたイタリア人を訪ねてイタリアを旅したことがありましたが、主にベネチア周辺やローマ、サルディニアだったので、この北西イタリアの名産に巡り会わなかったのでしょう。それにしても、ペスト・ジェノベーゼは日本にも普及しているのに、この焼きパスタはまだあまり知られていないようですね。




 ぶんたろうさん夫妻との拙宅での会食はお互いの子供が小さい時以来ですから、20年ぶりくらいになるでしょうか。Testaroliの試食とは言え、せっかくですから、腕によりをかけます。
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 お互い子育てに忙しかった時代は落ち着いてお客様を食事に誘うこともそうそう出来ませんでした。TestaroliPrimopiattoとして、一応、イタリアンのフルコースにしてみます。




 Aperitivoにはイタリアのレモンリキュールを炭酸水で割ってお出しします。これは亡くなったイタリア通の恩師に頂いたものでした。
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 この瓶のデザインが洒落ているでしょ。イタリアの国の形をしているのです。爪先上方のサルディニア島はさすがにないですけどね。




 まずは夕暮れのデッキで軽く食前酒を飲みながら昔話。
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 この季節、蚊が多くなりますので、素肌には虫除けシートを塗り付けております。お互いまだ、子供がいなかった頃、一緒に岩手山にキャンプに行ったのは良いのですが、夜中にカゲロウだったかトビゲラだったかの大群に襲われて酷い目に遭ったことを思い出し大笑い。^^




 さて、室内に入り、ワインで乾杯です。当方でもキアンティを用意していましたが、ぶんたろうさんもルフィーノを持ってきてくれました。これも不思議な符合ですね。^^
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 この4脚のワイングラス、実は4半世紀前にぶんたろうさんが我が家で4人で吞むためにと下さったものだったです。大震災で多くの食器は失いましたが、このワイングラスは奇跡的に残りました。それが、このような形で使うことが出来て感無量です。




 Antipasto mistoですが、定番の生ハムや焼き野菜も盛り込んでいますがちょっと工夫もしています。
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 上の写真、右手前のサラミから時計回りで、生ハムの桃巻き、緑オリーブとゴルゴンゾーラ。下の写真、右手前の生ハムのホワイトアスパラ巻きから同じく時計回りで油ガレイと小エビをポレンタ衣で揚げたフリット、焼き野菜はバルサミコと醤油の詰めで頂きます。そして、中央のグラスですが、次で説明致します。




 実はこれは気仙沼のあじ蔵さんが創作したメカジキとメバチの刺身サラダです(関連記事)。
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 マヨネーズも使っていますので、フォカッチャやクラッカーにも合うと思い、Antipastoに加えてみました。なんだか、これが一番気に入られたようで、ちょっと微妙。^^




 続いて、Insalataですが、これにイタリアからやってきた乾燥海藻を使ってみます。
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 これは日本にも近縁種が分布しますダルスという海藻です。あまり海藻を食べないヨーロッパや北米でもサラダなどに使われています。これは乾燥品なので生のプリプリカリカリした食感はありませんが、海外ではこの乾燥品が好まれているようです。




 今日はダルスに菜園のキュウリ、プチトマト、かきちしゃ(サンチュ)やイタリアンパセリ等にパプリカ、空心菜の芽、紫玉葱を合わせています。
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 ドレッシングは人参ベースで、各自が取り分けてからかけてもらいます。



 
 さて、続いてPrimopiattoですが、本日の主役であるTestaroliです。適当な大きさに切ってから熱湯に2分ほど浸します。
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 意外としっかり硬く、強い歯応えがあります。クレープを想像してたら大きく外されました。南部藩の蕎麦かっけや伊達藩のハットとも似ています。




 リグーリア州で定番のペスト・ジェノベーゼ(バジルペースト)で頂いてみます。
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 面白い食感ですね。いわゆる硬質小麦デュラムセモリナを使ったパスタとは違うカテゴリーですね。中力粉ぐらいの感じでしょうか。


 
 ペスト・ジェノベーゼは菜園のバジルが絶好調なので、お披露目会本番の分も合わせて作っておきました。
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 いつもは松の実の代わりにカシューナッツを使うのですが、今回はマカダミアナッツを使ってみましたが、これが佳い感じに出来上がりました。写真には写っていませんが勿論、パルメジャーノの粉末も加えております。




 次に本日のScondpiattoですが、Polpo(真蛸)をトマトソースでじっくり煮込みました。ちょっぴりアラビアータにしてあります。
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 日本料理の柔らか煮の技法も取り入れ、最初に炭酸水と薄い醤油で小一時間煮てから、トマトソースでさらに1時間煮ております。トマトソースにはイタリアから届いたアンチョビーもたっぷり使っております。




 Contrno代わりにPolenta(ポレンタ)を添えてみました。
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 Polentaはいわば、トウモロコシの粗挽き粉で作った蕎麦がきだと思って下さい。イタリア北部での食事にはよく登場しましたね。皆様、慣れないせいか、反応が今一。これでもスープやバター、ミルクも使ってイタリアのポレンタより数段美味しく出来ているのですがねぇ。。。(TT)




 タコのトマトソースが残っていますので、即興でTestaroliを焼いてみました。直感で薄力粉に片栗粉を加えたら似るのではないかと思い2割ほど混合しました。
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 フライパンを使いましたが、厚手の鍋や焙烙のようなものでじっくり弱火で焼けば、全体的に一様な焦げ目が付くのかも知れません。実際、イタリアではテストと言われるテラコッタの浅鍋(現在は鋳鉄製)で蓋をして焼いているそうです。 茹でずにそのまま使いましたが、かなり似てますね。ソースとの相性もバッチリ。蕎麦粉も使ってみたりすると面白いかも知れません。和製Testaroli完成の日もそう遠くはないと思います。^^


 この後、Dolcheでジェラートにクッキーとブルーベリージャムを混ぜてサイダーを回しかけた物をお出ししましたが、その頃にはワインもほぼ二人で3本空け、さらにスピリッツにも手を出し始めており、完全に出来上がって撮影を失念してしまいました。^^




 ミラノのTomokoさん、Midoriさん、そして運び屋を務めた志津編集長、ありがとうございました。トスカーナやリグーリアの伝統パスタTestaroliの特性が何となく把握できたように思えます。今まで日本に普及しなかったのは、乾燥パスタほどの保存性がなかったからでしょうね。クレープのように短時間で焼ければ普及したのでしょうけど、どうもじっくり時間をかけて焼く物のようです。近年になって、今回のような真空パックが使われるようになって、Testaroliも世界に向けて旅立ち始めたのでしょう。

 いずれにしましても、Testaroliはみちのくの蕎麦かっけハットに繋がるものであり、逆に言うと日本在来のこのようなパスタをイタリアのソースで食べてもイケル可能性があることもわかりました。





 実は昨晩、七夕で賑わうの仙台のど真ん中でTestaroliのお披露目が行われました。会場は三越南の我らのたまり場「なかなか」を借り切っての開催でした。DSCF5225.jpg
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イタリアから運んで下さった志津さんもこれは初めて食べたとのこと。15人で1枚だったので、ジェノヴァ風に馬鈴薯やインゲンで増量しましたが、評判は良かったですね。県内のイタリア料理店でも扱ってくれないでしょうか。。。

 
  

2013/08/08(木) 05:00 | trackback(0) | comment(4)

【気仙沼市】あじ蔵で珍味三昧^^

カテゴリー: 外食:居酒屋・割烹

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 気仙沼に懇意の居酒屋があります。同じ年の親方がやっているので、話がよく合います。店に流れるBGMも70年代のポップスです。両方とも一見硬派なのに実はオフコースが好きというのも一致します。^^ 今日はカウンターで独り呑み、親方にお任せで、珍味を色々出してもらってます。




 あじ蔵さんは気仙沼の田中前というエリアにあります。大震災で浸水しましたが、建物は無事でした。
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 店の前に300Kgもある冷蔵庫が流れ着いたそうですよ。




 カウンターの片隅に陣取ります。
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 この店では料理を図解してくれているので、郷土料理でもなんとなくイメージできるのです。親方は忙しそうに電話の対応中。このあと、料理が出される都度、料理談義に花が咲きます。話の途中で何か閃くとすぐにメモを取ります。このいう人って成功するんですよね。^^




 まずは突き出しで生ビール。この突き出しも気が利いてます。
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 左からメカジキの燻製、マグロの千種煮、イカの甘辛煮。どれも材料を無駄にしない心が表れています。




 日本酒に切り替えたところでお造りこわだ(マンボウの腸)の串焼きが出てきました。
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 実はお酒もお任せで、最初は淡麗辛口に始まりだんだんと芳醇濃厚なものへ移っていきました。こわだの食感は大きな二枚貝の足と似ています。




 ド肝を抜かれたのはこの刺身サラダ。。。何だと思います?
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 白い部分がメカジキで、フープロで攪拌してマヨネーズで調味しております。バチの赤身やコーンを混ぜてポテサラ風に仕上げています。この味は初体験。親方の創造力には脱帽です。これパンにも合いますね。




 続いて珍味4連発。
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 上左からもうかのホシ(ネズミザメの心臓)の炙りをニンニク醤油で、マンボウの肝煎り塩鰹ライトスモークもうかのホシのカルパッチョ。どれも一仕事してますね。




 これも酒が進む呑兵衛泣かせの珍味3品。
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左上からメカジキの皮の南蛮漬け、自家製塩辛、自家製酒盗。塩辛には隠し味に醤油の搾り粕(右下)を加えているそうです。これも塩辛いけどポン酒のあてになりますね。




 気付いたらカウンターはこんな状態に。
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 この後も親方のカウンター攻撃は続きます。周りのお客さんもたまげたことでしょう。^^




 これは3年物のバッケ味噌(蕗の薹味噌)です。
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 味が熟れて日本酒との相性は抜群です。




 モッツァレラとトマトのカプレーゼに見えますが、これは豆腐です。しかも青ばた豆腐
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上に盛られているのは山形のダシ(野菜の細々を醤油や塩で調味したもの)です。次々とよく考え付くものです。敬服しました。



 いや~ぁ、堪能しました。酒も定量を超えたかも知れません。これだけ珍味を出されれば呑まないわけには行きません。日々の飽くなき探究心が生み出した親方のオリジナル料理、大変勉強になりました。次の気仙沼ツアーではこちらのお店を一次会場にしたいと思います。秋刀魚戻り鰹の頃に募集しますね。奮ってご参加下さい。





 おまけですが、これはあじ蔵さん自家製の食べラー風ご馳走味噌。
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 マグロや野菜類を味噌で甘辛く炒めて辣油を利かせています。これはご飯に最適、食べ過ぎてしまいます。




あじ蔵 http://ajikura.org/


・所在地   :宮城県気仙沼市田中前1-3-6
・電 話   :0226-23-3996
・営業時間  :17:00~24:00
・定休日   :日曜日(ご予約により営業可)
・駐車場   :あり

2013/08/05(月) 05:00 | trackback(0) | comment(12)

キリンビール仙台工場見学会+塩竈モロ酔いツアー

カテゴリー: 外食:その他

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 仙石線多賀城駅前に不思議なバス停留所があります。キリンの仙台工場にしかいかないのです。通勤バスではありません。工場見学のためのバス停なのです。9~17時まで1時間に1本が運行します。つうことは、見学も一日9クール。ここまで工場見学に力を入れている企業って他にあるのでしょうか。。。


 

 バスが到着。本日は呑み仲間9人で参加します。もちろん、お目当ては工場見学の後の試飲です。^^
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 バスもキリンビールのデザインでカラフル。子供が喜びそうですが、ビールは試飲させるわけにはいきません。^^


 

 巨大なタンクが見えてきました。
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 あの中全部がビールなのでしょうか。それとも原料の貯蔵かなぁ。




 工場は大きく二つのエリアに分かれます。最初は醸造過程を見学です。
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 製造過程がよくわかるように見やすく綺麗な説明が有難いです。ついでの工場見学ではなく、工場見学専用の設備や装飾がされています。




 ビールの主な原料となる発芽大麦ホップ
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 大麦はそのまま食べられるよに加工してありました。麦芽の甘味を感じます。ホップは食べられないのですが、噛み締めてみますとビールの爽やかな苦味が口に広がります。^^




 粉砕された発芽大麦と温水が混合され甘い麦汁が造られます。それをここで濾過しています。
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 麦汁の糖分を栄養としてビール酵母がアルコールを作り出します。ホップもこの工程で加えられるようです。




 熟成中のビールが蓄えられているタンクの大きさを体感するための通路。
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 実物大の直径になっています。このような仕組みが至る所に有り、工場見学に対する意気込みを感じさせます。




 続いて、次のエリアはパッケージング工場
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 びん詰めと缶詰めの行程を見学します。




 缶に詰められたビールが高速で流れていきます。
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 ここで、底面に製造年月日などが印字されます。




 缶に蓋をする仕組みをこちらでデモンストレーション。
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 プルタブが付いた蓋の板が胴の上端を巻き込んでいきます。それも一瞬で。



 
 さて、工場見学のあとはお楽しみの出来立てビールの試飲です。
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 試飲と言ってもグラスで3杯も飲めますから普通飲みですね。^^ それも3種類、一番搾りラガースタウトが頂けます。ハーフ&ハーフもありですよ。



  
 それでは頂きます。サルーテ!! ありゃ、みんなあっちむいてホイだ。^^
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 会場は大会議室のような空間で指定された長テーブル案内されます。



  
 おつまみの持ち込みは厳禁。配布されるプレッツェル(左)か売店で購入したものになります。一番搾りの貯金缶をお土産として頂きました(缶ビールは抽選で当たった物です)。
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 売店ではワインなどもあり、その場で飲み会ができそうですが、次の見学団体がやってきますので、押し出されます。^^




 空きっ腹にビール3杯ですっかり好い気分。このまま終わる人種ではありません。一同、本塩竈に繰り出します。
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 そうです。あれです。塩竈モロ酔いツアーのスタートです。




 いつも熊久商店さんにはお世話になりっぱなし。ありがとうございます。
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 表は酒屋さん、裏(表参道側)は居酒屋風な佇まい。でも、酒屋さんです。買ったお酒を店内のサロンで頂くことができるの

です。




 さて、今日はどれを飲みますか。
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 なにせ酒屋さんですから、お酒の種類は迷うほど揃っています。冷蔵庫で冷やしてあるポン酒もありますよ。




 さて、まずは乾杯!! 第2回戦開始です。
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 ビールはたっぷり飲んできたので、ポン酒で乾杯です。




 今日のは凄いですよ。日曜だったので松野鮮魚店はお休み。そこで、松野鮮魚店仕出し部門にお造り盛り合わせを頼んでおきました。
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 この刺身、クジラや活ホタテガイも入って実に豪華。たっぷり楽しめました。




 その他、皆様の持ち寄った肴の数々。とても全品紹介しきれません。
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 上左からなかなかの熊さん生ハムいぶりがっこ、中左から我が家の朝採りキュウリの浅漬け、文さんの青森土産の海鮮漬け、下左からコトルのひゃくさんのクサヤ、料理教室七ツ森の浅野先生から頂いた椎茸をフライパンで焼いて醤油をたらり。この他にもイカの生干しやナスのタイ風炒めなんかもあったのですが、酔いが回って撮影失念。


 熊久さんではご好意で呑み場所を提供頂いておりますが、大勢での長居は慎みましょう。他に店で飲みたいお客様が来られることもありますので。。。




 つうことで、今度は大名マークさんちに流れて3次回の始まりです。
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 鯛ちゃんが文さんちの薩摩揚げを温めております。



 キリンビール工場見学から始まって、塩竈モロ酔いツアー経由で大名マーク家への家庭訪問。通算7時間ほど呑み続けたでしょうか。ビールの製造工程も勉強でき、実に有意義な一日でした。これだけ呑んで遊んでひとりあたりの経費は3000円程度(交通費除く)ですから、工場見学、酒屋呑み、自宅呑みは堪えられません。ですが、ちゃんと飲食店さんでも呑みましょうね。^^
 


 キリンビール仙台工場見学についてはこちらをご覧下さい。



 おまけ。キリンビール仙台工場のロビーに貼られていたポスター。トリックアートになってます。
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 キリンビール仙台工場にはこのような遊び心が随所に見られます。生産性の合理化だけを追求しているのではなく、「おいしさを笑顔に」のスローガンのとおり、お客様を笑顔にすることを本気で考えている会社なのでしょう。MKプロジェクトまたやりたいなぁ。
 
 

2013/08/01(木) 05:00 | trackback(0) | comment(6)