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東京都立◎◎高校同級生有志会

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 ファイスブック
上に私の卒業高校の同級生グループ(非公開)があります。今年になってから参加しましたが、単なる思い出話だけではなく、積極的に様々なイベントを企画したりしています。都立高校だったので、このグループ参加者のほとんどが東京都内もしくはその周辺に住んでおり、宮城在住の私たち(実は同級生夫婦^^)は滅多にイベントに参加することが出来ませんでした。


 そんな折、世話役の級友がみんなで「宮城に行こう!」というイベントを企画してくれ、先週末の連休に開催されました。参加されたのは4名でしたが、我ら夫婦も加えて6名のプチ同級会となりました。宴会は拙宅にお出で頂き、まだ明るい内からの乾杯となりました。^^




 この日、天気の変化が激しく、晴れや雨が交互に繰り返しましたが、晴れ間を狙ってウッドデッキ食前酒を飲んで頂くことにしました。 
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 一雨降った後なので、風も涼やか。各種ビールと軽いスナックで食欲をモリモリ高めて頂きます。^^




 最後に東京で開催された同級会は震災の前年でしたので、3年ぶりの再開となりますが、中には学生時代以来の再会となった友人もおります。
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 みんなテンションが高めです。この3年間には大震災もありましたし、話したいことが山のようにあります。




 それではご着席して頂いて、宴会の開始です。前菜のトップは今朝、菜園で収獲したキュウリです。
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キュウリは鮮度でこんなに味が変わるんだと実感する美味しさです。山形風の甘辛味噌を添えました。赤味噌を煮きり味醂と酒で伸ばし、漬け物や梅干しの細々、唐辛子や粉山椒を加えています。




 こちらは前菜三点盛り。左からこわだの酢の物、銀鮭若布めしの太巻き、の山椒漬けです。
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  こわだはマンボウのホルモン、気仙沼ならでは珍味です。夏の味覚マンボウを身だけではなく内臓まで大切に食べます。お凌ぎの銀鮭若布飯は復興途上の養殖業を支援するための復興めし、作り方は簡単、こちらをご覧下さい。の山椒漬けは会津の郷土料理、最近は半生干しのソフトタイプな身欠き鰊が多くて困ってます。




 続いては最近はまっている豆腐の食べ方。まだ名付けていませんが、仮に中華風だし豆腐
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 けんちゃん豆腐のようなクリーミーな豆腐に醤油とオイスターソースを混ぜた調味液をかけ、その上に山形のだしを乗せて、最後に食べる辣油を天盛りします。よく掻き混ぜてお召し上がり下さい。




 これは馬鈴薯と玉葱主体のビシソワーズなんですが、玉蜀黍も入れて、ちょっと冷たいコーンポタージュ風。
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 中にはスープも取った鶏手羽の煮凝りと鶉の味玉が沈めてあります。真夏のブランチに最適なスープだと思います。




 お造り四点盛合せです。どれも醤油が要らないように味が付けてあります。
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 左から生メバチのづけ、ホヤの紫蘇和え、銀鮭の炙りジェノベーゼ、のなめろうです。ホヤは昆布茶で調味しました。これでもボリュームがあり過ぎた感じ、年齢に応じた量の加減が難しいですね。




 お酒はお持ち頂いたスペインのスパークリングワインを3本空け、続いて用意しておいた宮城の地酒です。
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 浦霞の純米酒と森民の純米吟醸。やはり刺身にはジャパン酒ですよね。^^



 
 これは先日釣ったアイナメの空揚げを薬膳香味ソースで食べようというもの。
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 これは全長38cmありました。釣って帰り、直ちに捌いて冷凍しておきました。薬膳香味ソースはポン酢と醤油をダシで割り、青葱と枸杞子(クコの実)、粉山椒、一味唐辛子を加えています。揚げ物がさっぱりとした夏向きの逸品になります。




 話が途切れることを知りません。すっかり、みんな高校生に戻っています。
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二流の受験校だったのですが、在学中は実に多くのイベントを企画して実行していました。マラソン大会、球技大会、野外料理大会、クリスマス会・・・それぞれの話題で盛り上がります。^^




 ここで花火の打ち上げが始まりました。再びデッキへ移動して鑑賞会になりました。
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 本日はみなと祭りの前夜祭。拙宅の真正面に花火が上がります。三脚なしで撮ってますので手ブレで今一、いや今三。^^




 宴はまだまだ続きます。こちらは先日のケンミンショーでも取り上げられた気仙沼のメカジキのハーモニカを煮付けました。
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 放送の翌朝、品薄になる前に気仙沼のさかなの駅で買い求めました。切り分けられたものを買ったのですが、鰭の付け根以外の部分も混ぜられていました。やはり、姿のままの買わないと駄目ですね。でも、現在は県外からも問合せが殺到、ほとぼりが冷めるまでしばらく手に入らないでしょう。




 定番ですが、厚切り牛タンの塩焼きです。
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 なんとご一行様はお昼に国分町で牛タン定食を食べて来たとのこと。まぁ、宮城に来たんだから、いっぱい食べて行って下され。^^




 ここで、〆に冷たい塩竈そばを食べて頂く予定でしたが既にみなさま満腹状態、料理も食べ切れておりません。飛ばしてデザートを別腹に納めて頂きます。^^
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 マグロを使った冷たい塩竈そばの詳細はこちらをご覧下さい。震災を忘れないために、非常食にもなる草香麺を使っています。




 最後にデザートですが、宮城を代表するスイーツずんだ餅。でも、さすがに重いだろうとの配慮から白玉生クリームともに盛り込みました。お土産のアップルパイも食べちゃいます。^^
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 添えに庭のビワ温海かぶの漬け物を飾ってみました。味と彩りの変化も付けられますしね。ずんだ餡も枝豆の薄皮を取って滑らかに仕上げています。甘味も味醂とキビ糖でスッキリさせました。




 級友の皆様はこんなにお土産を持参してくれました。これにスパークリグンワイン3本とアップルパイですからね。気を遣い杉です。^^
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 群馬県高崎市のラスク(ガトーフェスタハラダ)や板橋区のかりんとう(中野製菓)、益子焼きの大皿、徳利、箸置き等など。益子には学生時代に丼や皿を買いに行きましたねぇ。どちらかというと地味で重厚なイメージがあったのですが、今はこのような釉薬も使うのですね。




 「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」。論語の中の有名な行(くだり)。孔子も人生最高の楽しみは仲の良い友人とともにを酌み交わし、歓談することと説いております。何年経っても級友は共通の思い出がありますので話も盛り上がります。


 今回はフェイスブックのお陰で遠方にいながらもグッと距離が縮まりました。これからもまた、楽しいイベントを企画していましょう。今回、来られなかった級友の皆様、宮城は食材王国です。四季折々の海の幸や里の幸に溢れています。もみちのくならではの料理があり、燗酒でじっくりやるのも佳いものですよ。是非、お越し下さいませ。



 参考までに今回のお献立を記しておきます。




 東京都立◎◎高校同級生有志会 【シオーモの宴】


            御 献 立


先付        朝もぎ胡瓜(甘辛味噌)
先付三点盛   こわだ酢の物、銀鮭若布飯太巻、鰊山椒漬

吸物替わり   玉蜀黍ビシソワーズ(手羽煮凍り、味鶉玉、小葱)
小鉢       中華風だし豆腐(山形だし、香味辣油) 
向付       お造り四点盛合せ
            ◇生メバチづけ(溶き芥子、大葉、糸胡瓜)
            ◇ホヤ紫蘇和え(大葉、若布)
            ◇ギンザケ炙り(ジェノベーゼ、海藻麺)
            ◇鰹なめろう(布海苔、葉蘭)
揚物      釣りアイナメ空揚げ 薬膳香味ソース (生野菜)
煮物      ハーモニカ煮付(エリンギ、オクラ炊合)
焼物      牛タン塩焼き(獅子唐、檸檬、七味唐辛子)
食事      冷たい塩竈そば(草香麺、鮪つみれ、鮪ワンタン)・・・省略
水菓子     ずんだクリーム白玉

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2013/07/18(木) 05:00 | trackback(0) | comment(8)
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