五橋おれの花道で軽く?一杯
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先日、五橋でイタリア在住の日本の方とのスカイプミーティングがあり、時間調整と事前打ち合わせを兼ねて、五橋の「おれの花道」さんに寄らせて頂きました。この店のご主人は3月に浅野先生の料理教室『七ツ森』で三陸の魚貝類料理勉強会を開催した際、いらしてくれたのです。プロの料理人に素人が料理を教えるのって、とってもいずかった(仙台弁:その場に居続けられない様子)です。^^
地下鉄五橋駅北4番出口を上がるとすぐそばのおれの花道さん。
地酒も豊富にありそうですが、今日はこの後に仕事が控えてますので軽く行きましょう。ただ、メンバーがぶんたろうさん、りらくの志津さん、コトルのひゃくさん。なんとなく、結末が予測されます。あちらでも、同じことを言っているでしょうね。^^
店内はこぢんまりとしていて、やや暗め。そのためか非常にくつろげます。
献立は居酒屋チェーン店のように多くはありませんが、厳選されている感じですね。カウンター背後の壁にお薦めが貼り出されています(クリックで拡大します)。
やってくれました。突き出しががっちりハートをつかみます。
ブリの胃袋の明太子和えと今が旬の生コウナゴ(しらす)のポン酢です。呑兵衛殺しの逸品です。これでちょっと火が付いてしまいましたね。
これも凄かった。マグロの頬肉の炙りです。
まるでレアのステーキですね。炙ったことで食感の変化が得られるばかりでなく、香ばしさも加わり生臭みも全くなくなってます。オニオンスライスとよく合います。添え物の海藻クリスタル、初めて口にしましたが、パリパリしていて面白いですねぇ。
新筍のサラダです。水煮で流通している筍じゃこの食べ方は出来ませんね。
宮城も今月中旬くらいから筍が顔を出しますね。この食べ方、頂きました。^^
本ます(サクラマス)の西京焼きです。
サラダを添えてくれるのって、ちょっと斬新ですね。醤油ベースのタレも良い具合。パリパリの皮も頂きました。
こちらは牛赤スジの塩煮込み。赤スジって肉の多いスジのことらしい。
テールスープを飲んでいるようなさっぱり感。スジもよく煮込まれてフルフル。
あ~、禁断の日本酒にも手を出してしまいました。大丈夫か、スカイプミーティング。。。
それにしてもこの徳利と猪口のデザインが素晴らしいではありませんか。透明感と輝きがあって、最初、ガラスかと思ってしまいました。
日本酒ならこれがなくっちゃ。。。って、もう知らない。
バクライ(赤海鞘の塩辛)、鮭のトバ、メロードの干物。。。メロードも発酵して熟れた香りがします。酒で言えば老香(ひねか)ですね。この香りは日本人の遺伝子に共鳴します。かつての朝の台所からはこのような香りが流れて来たものです。最近の塩鮭は甘塩の冷凍保存なので、このひねかがありません。焼いていると塩が噴出してくるような塩鮭が懐かしい。血圧が気になるなら少量食べればよいのです。^^
さてさて、この後どうなったかと言いますと、ちゃんと会場には定時に行き、イタリアとのスカイプミーティングにも参加してきました。ただ、少し、ハイテンションだったかも知れません。でも、イタリア在住の日本人はテンションの高いイタリア人に囲まれて、生活していますので、ちょうど良かったかも知れません。今度から一杯引っ掛けてから参加することにしますか。^^ 冗談です。
がっつり呑んでしまった「おれの花道」さんでしたが、非常にくつろげる空間と若いながらも真面目で大人しいご主人に癒されます。少人数で美味い肴を味わいながら、じっくり地酒を嗜むのに最適なお店ですね。
おれの花道
・所在地 :仙台市青葉区五橋1-6-8 遠藤ビル 2F
(地下鉄五橋駅北4番出口、五橋交番そば)
・電 話 :022-223-5827
・営業時間 :17:30~0:00
・定休日 :日曜、祝日
・駐車場 :なし