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名残のバジルでガパオライス

カテゴリー: 外食:丼・オーバーライス

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 このオーバーライスはタイの料理で日本ではガパオライスとかガパオご飯とか呼ばれています。日本人にも馴染みやすい料理ですが、本来、ガパオと呼ばれるホーリーバジルが使われる料理名にガパオが付きます。鶏のバジル炒めパッ・ガパオ・ガイですし、それをオーバーライスにしたガパオライスガイ・パッ・ガパオ・ラートカオ・カイダオ(もしくはパッ・バイ・ガパオ・ガイガップ・カイダオ・ラートカオ)です。訳すと鶏のガパオ炒めぶっかけご飯目玉焼き添えでしょうか。日本ではタイのホーリーバジルが手に入りにくいので、広く栽培されているスイートバジルで代用します。辛さも少し強めにして残暑を克服するため体に喝を入れましょう。





 鶏のバジル炒めを本場のように作るにはバジルだけでなく、その他のハーブ類や調味料も揃えなければなりません。そこで便利なのが、タイから輸入される調味ペーストです。
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 本日はこのペーストでまず、鶏のバジル炒め を作り、オーバーライスのガパオライスに仕上げます。鶏は挽肉ではなく、胸肉一枚を使います。




 まずは胸肉を出刃包丁で粗く叩きます。つくねを作るわけではないので、あまり細かくしなくて結構です。
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 日本は便利でミンチが普通に売られていますが、海外ではお店に頼んでミンサーにかけてもらうか、自分でこのように叩きます。でも、この不規則な粗さが美味さでもあるのです。




 トマトやシシトウ、オクラも適宜に切っておきます。
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 スイートバジルは入れすぎますと結構香りが鼻に来ますので二人分で片手に軽く一杯にします。




まず、ニンニクの香りを出したオリーブオイルで鶏肉を炒めます。
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 胸肉は硬くなりやすいので短時間でサッと炒めます。




まだ鶏肉に完全に火が通っていない頃合いに野菜、ちぎったバジル、ペーストを加えサッと混ぜ合わせます。
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 味見をして塩だけで調整します。せっかくシーユーダムナンプラーの味わいが壊されないよう、醤油やソースなど余計な味は加えないようにしましょう。




これが鶏のバジル炒めパッ・ガパオ・ガイです。
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 ピリッと辛く、バジルの風味も利いて食欲を湧き上げてくれます。これをアテにビールも好いのですが、やはり相性がよいのはご飯でしょうね。




目玉焼きと一緒にご飯に乗せてガパオライスの完成です。
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 本場のは目玉焼きがもっとカリカリに焼かれて、黄身も崩れていたりしますが、日本人の感性にはノーマルな半熟目玉焼きが合ってます。




そして、こう食べるのです。半熟目玉焼きの円やかさがスパイシーなパッ・ガパオ・ガイに優しさを与えてくれます。
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 よくこういうオーバーライス物を食べる時に最初に全体を混ぜてしまう向きと少しずつ混ぜながら味の変化を楽しむ向きがおりますよね。子供の頃、初めて関西に移り住んだ時、食堂でカレーライスを最初にぐちゃぐちゃに混ぜてから食べる大人がいて激しいカルチャーショックを受けたものです。しかも生卵入りですから、その衝撃も尋常ではありませんでした。


 どっちみち、ご飯と馴染ませて食べるのですから合理的と言えば合理的なのかも知れませんが、子供ながらも一度も真似することはありませんでした。今にして思うと関西に多い在日韓国人からビビンバの食べ方を伝授されたのでしょうか。でも、中華丼(飯)ではやってなかったようにも記憶していますし、大阪には最初から混ぜてあるカレーライスを出す有名なお店(自由軒)もありました。


 私は少しずつ混ぜながら食べるのが楽しみなので混ぜる喜びを取られたカレーライスにお金を払うことはないでしょう。話しが戻りますが、ガパオライスだって最初から味が均一になってしまったら、食べ進みながら味の変化を楽しむことが出来ませんし、半熟卵の黄身の美味しさがご飯に紛れて感じられなくなってしまうような気もします。ま、これも好きずきなのでどう食べてもよいのですが・・・。   あ、卵かけご飯は私も混ぜるな。^^

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2012/09/12(水) 05:00 | trackback(0) | comment(7)
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