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【北海道函館市】イザベラ・バードも訪れた街(2/5)

カテゴリー: 外食:居酒屋・割烹

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 函館初日の夕暮れです。遠く函館山の展望台にも灯が点りました。金森赤レンガ倉庫群もイルミネーションに飾られて、昼間とはまた違った神秘的な活気が溢れつつあります。千と千尋の神隠しにもこんなようなシーンがありましたね。すぐ横の波止場には八百万の神々が船で到着しているかも知れません。。。冗談はさておき、金森赤レンガ倉庫群金森は、商標であって倉庫に書かれているように、 ̄| の中に入れたのが正しい表示です。

 



 函館は長崎、神戸、横浜、新潟とともに安政5(1858)年の日米修好条約により国際貿易港として開港されました。これらの港町では開港後、西洋風の建築物が見られる異国情緒のある街として栄えてきました。私はこれらのうち、神戸で小学生時代を過ごし、横浜は学生の頃、月に何度も通っていましたので熟知しています。長崎も以前3日ほど過ごし、新潟は昨年、旅してきました。その少ない経験を考え合わせると、街並みや文化の異国情緒さは、長崎>横浜>神戸>函館>新潟となりますが、長崎は安政の開港以前から、出島を通じてオランダとの交易がありましたから、別格ですね。これは、あくまでも自分の感覚による序列であり、数値的な根拠はありません。



 

 こちらは赤レンガ倉庫群の向かいにある西波止場。ウエスタン・カントリー風の建築物は一体何でしょう。
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 ここは1階が海鮮市場、2階は地ビールが飲める海鮮レストランとなってました。





 1階の海鮮市場で自宅療養中の父親へ水産加工品を送ります。
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 入院中は減塩食が不味くて拒否、退院したら食欲が出てきたのでご飯が進むものが欲しいとのこと。全く、病院を舐めていますが、様々物色して蟹味噌やガゴメ昆布の瓶詰め、鮭の麹漬けなんかを送ってやりました。




 すっかり日が暮れましたので、一人寂しく函館山に登ります。月が浮かぶ函館の夜景、噂に違わず素晴らしい。
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 ロープウェイは200人待ちくらいの大行列でした。大型バスも次々と到着します。日暮れてすぐは観光客が殺到するのでした。山頂の展望台も大混雑。ゆっくりと夜景を鑑賞しているゆとりもありません。それに、周りから聞こえてくるのは、中国語、韓国語、大阪弁、、、ここは一体どこなんだ。^^





 さて、今夜は函館の魚料理でも楽しみましょう。北海道出身の友人から函館に行ったら、魚一心に行けと言われてきました。
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 大通りから少し中に入った所にありましたが、携帯のウォークナビがあるので難なく到着。店の名前か電話番号を入力しておけば、地図が要らないのが便利ですね。




 大変人気のあるお店のようで、午後7時前には着いたのですが、ほぼ満席でした。
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 訳ありげな歳の離れたカップルと女性旅行客二人連れの間のカウンター席が唯一空いていたのですが、訳ありの女性がバッグを置いているのです。入り口で迷っている私を見ても除けようともしなかったので、カウンターの中にいた元ロックンローラー風の親方がその女性にも聞こえるように大きな声で店員に、「どけてもらいなさい!!」と言ったものですから、店員が向かう前にその女性は慌ててバッグをカウンターの下にしまいました。



 気まずいなぁ。訳あり女性と旅行女性の間の狭いスペースにぺこぺこ頭を下げながら、気の弱いおじさんが入り込みます。店は大繁盛で親方の気合いも飛び交います。とても写真なんか撮っている雰囲気じゃありません。でも、髪を後ろで束ねた親方は意外と優しく、おどおどしている私に「何になさいますか」と微笑みかけてくれました。そこで、「では地ビールを、肴はゆっくり選びます」と私。突き出しのイカ大根地ビールで一息入れつつ、献立表に目を通しますとこれが意外にも宮城とほとんど変わりない。被災しつつも宮城は全国屈指の水産県ですからねぇ。



 ただ、両サイドの女性客が頼んだホッケハラスの焼き物や刺身盛りの量がハンパない。でっかいどー、北海道ーを誇示しているようで、とても一人じゃ食べ切れません。一人旅はこういう時に不便ですね。ここまで来て焼き鳥やスルメじゃあまりに悲しいなぁと献立を再度点検しますと、、、ありました。北海道ならではのこれです。




 北海道産シシャモ(雄雌2尾ずつ)です。近年、シシャモといえば、もっぱらノルウェーやアイスランドから輸入されるカペリン(カラフトシシャモ)ですからね。
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 子供の頃に食べたシシャモは、この本シシャモでした。実に懐かしい味がします。カペリンと違って肉自体が美味しいのです。ほろほろと崩れる上品な白身なんですが、すっかり忘れかけていました。小型の雌の方は卵巣もりもりではありませんが、肉にも旨味が残っています。イザベラ・バードも渡った鵡川(むかわ)のシシャモなのでしょうか。




 魚一心さんは活気に満ちて、魚料理もボリュームもあってリーズナブル、友人が薦めるだけのことはあります。出来れば、4~5人で席を囲み、巨大なホッケ刺身の盛り合わせをシェアしながら食べてみたいです。道産シシャモの後には、自家製塩辛で北の誉を呑んでさっと粋に引き揚げました。こんな大人呑みをしたのは何年ぶりでしょう。^^ でもねぇ、これでホテルで寝るのは少し物足りないので、老舗のラーメン店で本日2杯目の塩らーめんを頂くことにしました。血圧上がるなぁ。^^




 魚一心さんの近くにある創業昭和25年の鳳蘭さんです。
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 地元の方に人気で、ラーメンといえば、黙って塩らーめんが出てくるお店です。




 これが塩らーめん、今時たったの550円です。スープが多めでビジュアル的にはちょっと呆けていますね。
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ところが、スープの旨味が濃厚でびっくり。ダイレクトに動物的な味わいです。豚骨と鶏ガラに余計なものを加えていないのでしょう。



 麺は中細のストレートで実に美味しい。中華の汁そばを彷彿とさせます。
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 麺が減っていくのが悲しいくらいです。あとで知ったのですが、替え玉も出来たようなのです。お隣の方が食べていたあんあけ焼きそばも美味しそうでしたね。





 函館初日の夜はこんな感じで終わりました。函館駅前も人は疎らです。
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 親子のオブジェも夜遅くまでご苦労様です。同じ姿勢で疲れるでしょう。。。でも、腰に手を当てながら伸びでもされたら、こっちが固まってしまいますね。^^





 明日の朝はホテルで朝食をとらず、朝市に出掛けてみるつもりです。ですので、本日はこれくらいでよいのでしょう。結構歩いて、ふくらはぎもパンパンです。一風呂浴びて、ぐっすり眠りたいと思います。今回の旅は函館止まりです。イザベラ・バードのようにここから噴火湾を越えて、登別、苫小牧、平取へも足を延ばしてみたいのですが、それはまたの機会になります。

 




 居酒屋 魚一心


・所在地  :北海道函館市松風町3-11
・電 話   :0138-26-0457
・営業時間 :17:00~22:30
・定休日  :日曜日(月曜が祝日の場合は、月曜日)
・駐車場  :なし(向かいに有料あり)





 鳳 蘭


・所在地  :北海道函館市松風町5-13
・電 話   :0138-22-8086
・営業時間 :11:00~21:30 
・定休日  :不定(月3回位)
・駐車場  :なし(近くに有料あり)

2011/12/18(日) 05:00 | trackback(0) | comment(7)

【北海道函館市】イザベラ・バードも訪れた街(1/5)

カテゴリー: 外食:ラーメン

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 たびたび登場するイザベラ・バードの「日本奥地紀行(Unbeaten Tracks in Japan. 1880)」ですが、前半はまだ欧米化が進んでいない明治初期のみちのくの旅でした。その後、彼女は青森湾(陸奥湾)から蒸気船で北海道に渡ります。私も彼女の足跡を断片的ながら辿って、評価の高かった新潟置賜(米沢盆地)、金山町青森を訪ねてきました。そして、今回はいよいよ津軽海峡を越えてみます。



 実は彼女にとって、日本の奥地(Unbeaten Tracks)とは、決してみちのくのことではなく、室蘭から奥のアイヌの居住地だったのです。左の地図のように北海道での行程は全行程から見れば僅かですが、515ページの訳本うちの約4割弱が北海道からの記述となり、そのほとんどが当時のアイヌの文化に関する詳細なレポートとなっています。そして、アイヌは外見が日本人よりヨーロッパ人に似ており、思慮深い顔立ちで欲がなく、決して嘘をつかないと高い評価をしています。



 この当時の日本では、まだ、民俗学考古学が未発達でしたが、世界の研究者は鎖国を解いたばかりの島国日本の民族や習俗には高い関心があったのでしょう。開国前の幕末にオランダ人に成りすまして長崎に入ったドイツ人の博物学者フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトはその後、禁制の日本地図を海外に持ち出そうとして、一時、国外追放処分となりますが(シーボルト事件)、その息子のハインリッヒ・フォン・シーボルトも考古学者で、イザベラ・バード北海道で遭遇しています。



 
 さて、現代の私は蒸気船でもフェリーでもなく、鉄道の旅で函館を目指します。hakodate1-1.jpg
 新青森までは初めてのE5系はやぶさに乗ります。今年の1月ちょろりさん企画の青森ツアーに行ってきましたが、その頃はまだ、はやぶさは運行していませんでした。3月5日、待望の運行開始となったのも束の間、東日本大震災のため、4月末まで運休、その後も制限運行となり、通常運行に戻ったのが9月に入ってからでした。




 決してテツオタではありませんが、このロングノーズは格好いいですね。ちょっと動物的な臭いもします。
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 側面には震災復興を願うロゴマークも入っていました。


 
 新青森駅からは789系スーパー白鳥に乗り換え、青函トンネルを潜(くぐ)ります。
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 こちらは、名前とは裏腹にトノサマバッタのような昆虫の臭いがしますね。^^




 座席には青函トンネルの構造と通過時間が説明されています。
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 これによりますと、トンネルの全長は53.9Kmですが、海底下の延長は23.4Km、通過時間は僅かで全体でも24分です。途中、竜飛海底駅に止まりましたが、ドアは開きませんでした。青函トンネルの前後にもいくつかのトンネルがありますが、通過時には名称が電光掲示板で示されました。




 仙台を出発してから、3時間弱で函館駅に到着。
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駅前では親子がモチーフのオブジェが出迎えてくれます。ちょっとシュールですなぁ。




 懐かしい路面電車にも出会いました。
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側面のタラコがいい味出しています。^^

 



 明日の講演会場の下見と打ち合わせを終えて、遅めの昼食を取りに出かけます。
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朝市はこの時間ではやっていないので、赤レンガ倉庫群を目指します。





 赤レンガ倉庫群は始めて来ましたが、想定外の規模でした。
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この赤レンガ倉庫は、長崎出身の事業家、渡邊熊四郎が建造したものですが、イザベラ・バードが立ち寄った明治11年にはまだ建てられておらず、この頃は金森洋物店金森船具店を営んでいたことになってます。


 

 その一角に美味しそうなお店を発見。
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 ラーメン屋さんはわかるのですが、その隣はいか煎屋だそうです。




 いか煎餅を製造販売しているようです。しかも、丸ごとイカが使われているとのこと。
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 カウンターの上の発券機には、エビ煎餅もありましたが、やはり函館はイカでしょう。




 イケメンの兄さんが生イカに何かの粉を塗し、四角い鉄板に乗せました。
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 そして、分厚い鉄板で挟み込むようにプレスしています。なるほど高圧加熱するわけですか。



 
 あら不思議、生イカが足も含めて薄っぺらな煎餅になってますよ。
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 私はてっきりスルメを混ぜ込んで焼いた煎餅だとばかり思ってました。生イカがこうなるのねぇ。感動




 こういう形で渡されます。いいオッサンがこれを食べながら歩くのは辛いですね。^^
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 まさか、これだけで昼飯というわけにもいかないので、これを持ったまま、隣のラーメン店に入ります。



 
 ラーメン屋さんは麺倶楽部Asian炙という店名です。内装は黒を基調にしてとてもシックで落ち着いた雰囲気。
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 もちろんお目当ては函館名物、塩らーめんです。色々ありますが、何も飾らない直球の塩らーめんを頂いてみます。



 
 スープは薄く濁ってますが、良い香りです。豚骨鶏ガラがベースで野菜の甘みも感じます。青菜と白髪葱の対色も上品で好ましい。
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 煮豚も噛み応えがちょうど良い塩梅でよい出来です。スープは円やかながらもやはり塩らーめん、やや塩分濃度が高めです。飲み干したら、血圧が上がりそう。




 麺はよくある多加水細縮れ麺。ぷりぷりで透明感のあるやつですね。
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 函館で塩らーめんが定着した理由は何でしょう。単に海に近いからではないでしょう。それなら、海鮮系もあってよいはずです。こちらの麺は現代的な縮れ麺ですが、これがストレートなら、中国の汁ソバとも似ています。明治期に大量に入ってきた華僑が伝え、日本人が好みにモディファイしたものかも知れません。対岸の青森のように煮干しなどを使った独自のラーメンより原形に近いのではないでしょうか。






 イザベラ・バードを引き合いに、考古学がどうの、博物学がどうのと切り出した割には、落ちがイカ煎餅塩らーめんで申し訳ありません。食後も街を彷徨い、彼女が感じた函館の空気を探し求めて回りました。辛かったみちのくの旅を終え、蒸気船で函館に来た彼女は既に建てられていた教会や西洋式住宅で故郷の思い出にふけったことでしょう。ベットに横たわれたことをたいそう喜んでいました。


 彼女はさらにアイヌの大きな集落がある沙流川流域の平取まで辛い旅を続けます。しかしながら、冒頭のようにアイヌ民族の風貌や習俗に惚れ込んでいくのでした。アイヌ民族が縄文人であったかは諸説があり、判然としませんが、渡来弥生人とその混血により、北方へと追いやられたことは間違いなく、彼女は新政府のアイヌに対する差別的な扱いに辟易しています。






 函館いか煎屋


・所在地  :北海道函館市末広町13‐21
・電 話  :0138-22-7377
・営業時間 :11:00~18:00(4月末~12月25日のみ営業)
・定休日  :月曜(祝日の場合は翌日)
・駐車場  :なし




 麺倶楽部 Asian 炙
 

・所在地  :北海道函館市末広町13-21
・電 話  :0138-26-8388
・営業時間 :11:00~20:00
・定休日  :無休
・駐車場  :あり

2011/12/15(木) 05:00 | trackback(0) | comment(4)

長州で船頭会の望年会

カテゴリー: 外食:居酒屋・割烹

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 本日はこれから皆既月食になるらしいのですが、恐らく、完全に忘れるでしょう。これから、船頭会の望年会に臨むからです。震災以来、釣りにも行けず、昨年のハゼ釣りオフ会以来、1年ぶりくらいに対面する方がほとんどです。津波で船や自宅を流されたメンバーもおり、ちょっと神妙な面持ちになってしまいます。嫌なことは忘れても、後世に伝えなくてはならないこともあります。で。忘年会ならぬ望年会です。




 会場は壽丸さん御用達の居酒屋長州
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 駅前の谷風通りにあるのですが、取り残された一角のように場末の雰囲気が漂います(失礼^^)。ご主人が山口県出身なのでしょうか、それもとも、プロレスファン?





 お店の中もこんな感じ。まさに King of 居酒屋。^^
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ご主人はスキンヘッドで怖そうに見えますが、料理に対する情熱は相当なものです。市内に焼肉店も経営されており、和洋中何でもこなします。





 突出しはサバの味噌煮と青菜のお浸しにレンコンのサラダ。
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このサバの味噌煮が絶品でした。作り方も教えて頂き、しっかりメモしました。やはり、プロはひと工夫があるのですね。





 酒はボトルで行きます。越後の麒麟山。端麗なれど味わい深い美酒です。
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 ピンボケご容赦ですが、現在の麒麟山(新潟県蒲原郡阿賀町津川)が、紅葉の名所になっているメッセージがあります。つぅことは、四季折々の麒麟山にまつわるメッセージが用意されているのでしょうか。




 つまみもバシバシ行きますよ。何でもアリですから、楽しいですよ。
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 左はスライスチーズを挟み込んだハムカツです。子供の頃に食べたハムカツとは違って料理になってます。右は定番の焼き鳥、塩で焼いてます。軟骨と皮が美味しかったです。





 居酒屋では珍しい手作りピッツァ
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しかも、へしこがアンチョビーの代わりに使われています。凄すぎるでしょ。





 こちらの名物、マグロの剥き身です。
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塩釜の仲卸市場では骨はだけと言います。剥き身にはいつもこの器が使われます。





 続いて肉豆腐納豆オムレツ
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肉豆腐に使われている豆腐も高品質、それ自体が美味しい。オムレツもふわふわです。





 この日も仕事だったセブン御大将が現場から駆け付けました。
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体調を崩され、永らく禁酒中だったので今日は試運転です。お元気そうで何よりです。





 さらに仕切り直して宴は続きます。中華の点心に移って、焼売と春巻きです。それとイワシのなめろう(味噌タタキ)です。
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 本当に何でもアリで、嬉しくなります。しかも、どれも美味しい。イワシのなめろうは九十九里で巻き網船に乗ってた頃を思い出します。学生時代のアルバイトは夏がイワシの巻き網、冬が築地で水産物販売でした。^^





 すっかり夜は更けて、予想通り皆既月食は頭の片隅にもありません。^^
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 恐らく世間は神秘的な天体ショーに感動していることでしょう。この直後に、なおさんのサプライズ登場もあったりしてこちらはこちらで盛り上がっていたのですが。





 久々に集まったの男たち(女性2名含みます^^)。全員無事で何よりでした。当面、釣りを自粛している方や既に30回も釣航している方など様々ですが、海底の様子などを聞けて大変有意義でした。今まで泥底だったところが、砂利に変わっていたり、海底も津波で相当に変化してしまっているようです。私も発災から1年を経過したら釣りを始めようかと思っていますが、今までのポイント情報は当てにならなくなっているかも知れません。でも、また釣り場を開拓していくのも楽しいものです。





 居酒屋長州
 

・所在地  :宮城県仙台市青葉区中央1丁目7-28
・電 話     :022-265-8871
・営業時間  :17時~23時は少なくともやってます。
・定休日     :日曜日
・駐車場    :な し
 

2011/12/12(月) 05:00 | trackback(0) | comment(6)

【気仙沼市】北かつまぐろ屋発見

カテゴリー: 外食:丼・オーバーライス

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 最近の気仙沼の状況です。ここは波路上地区、気仙沼湾の湾口ですが、外海に面していたため、被災が酷かった地区です。奥に見える二つのビルは3階まで津波の襲撃を受けた向洋高校の校舎です。





 これが、半年前の光景ですから、瓦礫がずいぶん片付いたことがわかると思います。
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 ただ、全体が地盤沈下していますので、満潮時には所々、海水の水溜りが出来るのは変わりありません。




 
 こちらは松岩地区の状況です。45号線沿いの風景です。
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 両側に建物が並んでいた地区ですが、瓦礫や倒壊寸前の家屋がなくなり、海が見えるようになってしまいました。鉄筋コンクリート造りの信用金庫のビルすら破壊されています。流れてきた瓦礫がぶつかったのでしょう。





 比較的被害の少なかった田中前のメインストリートから1本入った道を走っていましたら、被災された北かつまぐろ屋さんを発見しました。ここで復活していたのですね。じーーん(嬉)
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 北かつ
とは宮城県北部鰹鮪漁業組合のことで、その商事部門が経営しているまぐろ料理屋さんです。平成19年より、船凍まぐろなどの消費者向け販売を始めており、その一環としてまぐろ丼を中心としたレストラン「北かつまぐろ屋」も営業していました。ところが、今回の大震災で魚市場並びの海の市2階ににあった店舗は使えなくなりました。こちらの店舗は震災後の5月に開店したそうです。





 これは、以前、海の市にあった当時のまぐろ屋さんの様子です。
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 1階の海鮮市場を始め、シャークミュージアムも再開の目途が立っていません。




 
 新しい田中前店のメニューです。
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 マグロ好きには堪らないまぐろ三色丼も健在です。丼物の他にはまぐろの定食もありましたよ。



 
 当然ながら、以前からご贔屓のまぐろ三色丼を頂きます。
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 2種類のまぐろとネギトロが乗って3色です。香の物と味噌汁が付いてジャスト1,000円。



 
 恒例の周囲観察です。^^
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 以前よりまぐろが厚くなったようにも思えます。まぐろが堪能できる渾身の丼です。




 醤油に浸けて刺身風に、山葵醤油を垂らしてネギトロ飯風にも楽しめます。
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 自分なりの食べ方も楽しめるのがまぐろ三色丼の魅力です。久々のまぐろ三色丼に舌も心も大喜びです。





 被災地の被災した飲食店も少しづつですが復帰しています。まだまだ、津波の爪痕は残ったままですが、頑張って、以前の味しさを取り戻しつつあります。復興の一助として、被災地の以前の美味を是非食べにいらして下さい。今後も復帰した名店を少しづつ紹介していきたいと思っております。  







北かつまぐろ屋 田中前店
 http://www.maguroya-honten.com/

 

・所在地  :気仙沼市田中前1-3-18
・電  話 : 080-6007-2721
・営業時間 :11:00~14:00/17:30~21:00
・定休日  :水槽日
・駐車場    :店前中小型車4~5台

2011/12/09(金) 05:00 | trackback(0) | comment(8)

韓国料理で望年会

カテゴリー: 外食:焼鳥焼肉・ホルモン

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 先週の土曜日はいつもの呑み友の望年会でした。忘年会ではありません。望年会なのです。今年のことは忘れてはならず、子々孫々へ正確に語り伝えて行かねばなりません。過去の大震災と異なり、膨大な量の画像やデータがネットで世界に発信され、保存され、歴史的な記録として残されるはずです。そして何よりも大切なのは復旧に当たって、何が効果的で何がまずかったか。これらのことも併せて次の世代に継承していくべきですね。さて、望みを来年につなげる望年会。いつもは和食から始まるパターンが多いのですが、今回は流れを変えて韓国料理にしてみました。





 仙台駅東口、ヨドバシカメラの南に位置します韓国家庭料理の扶餘(プヨ)さんです。青い看板が目印になります。正面は占い屋さんの方が目立ってますね。^^
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 扶餘さんは以前、宮町で百済という名前で営業されていました。昼に何度か冷麺や定食を食べに行ったことがありました。こちらに移ってからは初めて利用させて頂きました。以前に増して人気が高まっているようです。




 表と違って店内は明るく小奇麗です。掘り炬燵式のテーブルはリラックス出来そうです。
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 木造りの仕切りで小部屋の感覚があります。壁には韓流スターのポスターが貼り巡らされて、今風の韓国料理屋さんになっています。ターゲットは韓流スターに想いを寄せる女性なのでしょう。従いまして、お客さんの90%は女性ですね。




 シャンパンを持ち込ませて頂きました。これは大名マークさんからの差し入れで、モエ・エ・シャンドンのアンペリアル、それもアイソスーツを着飾っております。
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 グラスが相応しくないのですが、ご容赦下さい。さて、乾杯で開宴です。ベガサポ顧問は少し遅れてユアスタから駆け付けてくれました。雨の最終戦、勝って良かったですね。




 さて、前菜はナムルキムチの盛り合わせです。
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 韓国なら小皿に盛られてテーブルを埋め尽くすのがパンチャンの作法ですね。韓国の食文化については昨年、韓国でリサーチしてきました。パンチャンについても総括篇で愚考しています。韓国料理を食べる前に是非ご一読を。こちらが目次になります。




 こちらはすっかり有名になりましたチヂミです。表面がカリッで、中がフワッ。上手に焼けてます。
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 日本のお好み焼きに例えられますが、チヂミはチヂミです。小麦粉で作ったらこのふんわり感は出ないでしょう。




 お酒は生マッコリ、韓国スタイルで甕から柄杓で取り分けます。
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 日本でも微炭酸の生マッコリが呑めるようになったのは嬉しい限りです。寿命が短いので、知名度がないうちは扱いにくいお酒です。韓国では缶入りの生マッコリもありました。こちらのお店ではペットボルル入りを移し替えていましたね。

 

 


 韓国料理もどんどん出てきます。韓国を代表するファストフード、トッポッキと春雨の炒め物、チャプチェです。
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 トッポッキは韓国の市場で韓式おでんとともに露店でよく売られていましたね。米粉で作ったトックをコチジャンや砂糖で甘辛く炒め煮にしたスナックです。チャプチェも太めの韓国産春雨を使っています。



 
 だんだん盛り上がって真露がどんどん空になっていきます。
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 韓国なら空になったボトルを自慢げにテーブルに並べていくのですが。



 
 韓国式の海苔巻きキムパブです。酢飯ではなく胡麻油風味のご飯です。巻かれる具材も日本と似たり寄ったり。
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 キムは海苔、パブはご飯のことです。日本ではキンパとかキムパとか呼ばれています。この起源は諸説ありますが、元々、冷たいご飯を食べる習慣のない韓国でこれだけが唯一冷たいご飯料理なので、日本人が伝えたという説が有力です。





 さて、メインの一つ、焼き肉です。トントロやカルビ。。。中性脂肪も気にせず、今晩はバクバク行きます。
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 頼めば骨付きカルビも出してもらえたのでしょうけど、もう、お腹がかなり応えております。^^




 そして、本日のメインのその二、参鶏湯です。鶏のお腹に餅米や朝鮮人参などを詰めて炊いた料理です。
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 本来は一人一羽で崩しながら食べていくのですが、今日はみんなで取り分けます。もっとも、とても一人一羽を食べるお腹はもう残っておりません。みんなも食べられるか不安がっています。^^




 ところが、どうでしょう。あまりの美味しさにみなさん、無言で箸を動かしております。
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 コラーゲンたっぷりで女性はお肌に良いと言ったのが利いたのかも知れません。いや、確かに美味い。なおさんが胡椒が欲しいと言ったのがよくわかります。柚子胡椒でも合うでしょうね。





 久々に呑み仲間と楽しい時が過ごせました。みんなで韓国に行きたいねと、一つ大きな目標が出来ました。その前に韓国聞録をよく読んで勉強しておいて下さいね。^^ 百済さん改め扶餘さんは想像以上に素敵なお店になっていました。今日の満腹コースいくらだと思いますか。たったの3野口なんです。参鶏湯焼き肉を適当に見繕ってとお願いしましたが、あとはお店任せでまとめて頂きました。しこたま呑んでも5野口で上がりましたので、どんだけリーズナブルなんでしょう。韓国の持て成し精神が感じられるお店です。店員さん達も韓国の方なのでひと時日本を離れたような気もしました。
 
 


韓国家庭料理 扶餘 (プヨ)
 


・所在地  :仙台市若林区新寺1-2-13 渡辺ビル1F
・電 話  :022-295-1045
・営業時間 :11:00~14:00/17:00~23:00
・定休日  :日曜日
・駐車場  :あり

2011/12/06(火) 05:00 | trackback(0) | comment(10)