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サッシェとなばめし??

カテゴリー: 紹介:加工食品・調味料

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 この小さなテトラパックのような物はサッシェと申します。サッシェ(sachet)はフランス語で小さな袋の意味ですが、中に乾燥ハーブやスパイス、エッセンシャルオイル(精油)を含ませた布切れ等を入れた匂い袋のことも指します。これらは薬膳料理教室の堀桃先生達が気仙沼の避難所の方々に提供するため手作りされたものです。残念ながら、これらを届けに来られた時は石巻へ出張になり、お会いできませんでしたが、きっと、三陸道か国道346号ですれ違っていたはずです。



 気仙沼では一時、クロバエが大発生してその駆除に追われていましたが、現在は嘘のように見当たりません。感染研の専門家によると、これは死滅したのではなく、暑さを嫌って山で避暑しているだけで、また、涼しくなると街に戻って来るそうです。そこでサッシェの登場ですが、サッシェは単なる匂い袋ではなく、昆虫忌避作用のあるハーブを使えば、虫よけとしても役立つのです。ハーブは食材としての関心しかなかったので、このような日常生活への応用は新鮮味を感じます。

 



 私の気仙沼の部屋用に2種類のサッシェを頂きました。
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左は蝿や蚊に効果のあるシトロネラ(Citronella)という精油も染ませたサッシェで穴の開いた網戸のそばに吊るします。柑橘系の香りが部屋全体を爽やかにします。右は匍匐性の昆虫に効くサッシェで、クローブやラベンダーの香りを強く感じます。こちらは窓のないトイレに置きました。





 実はサッシェだけではなく、いろいろな食品も送って頂きました。堀桃先生誠にありがとうございます。m(..)m
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 大分県の椎茸加工食品や芽ひじきにバジル入りのマスタードまで入っていました。大分県って乾燥椎茸の生産が日本一なんですって。





 すごく気になるのが、なばめし?? 一体なんだべ。それにお相撲さんの写真が妙なインパクトを与えています。
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 解説を読みますと、なばとは大分県の方言で椎茸のこと。なばめしは乾燥椎茸や筍を炊き込んだご飯のことで右の袋は炊き込みご飯の素でした。ならば、カレーもなばカレーにして欲しかったなぁ。でも、名ばかりーなんて意地悪く呼ばれる危険性もありますね。^^ お相撲さんの写真は大分県の乾燥椎茸が優勝力士に贈呈された時の物です。





 まずはなばめしですが、どうしても土鍋で炊きたかったので自宅で作りました。sache6.jpg
 懐かしい香りの炊き込みご飯です。干し椎茸の香りがほんわり漂います。炊け具合もばっちり、やはりご飯は土鍋ですね。炊飯用土鍋はサイズや規格が様々、こちらをご参考に。





 味の染みた椎茸がたっぷり入っています。
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 お味ですが、少し甘めで酢を打てばお稲荷さんのご飯に使えそうです。おかずなしで何杯も食べられそうな怖さがあります。^^




 
 これはキュウリの浅漬けなのですが、震災前に摘み取って乾燥されたフノリも一緒に漬け込みました。
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 こうしますと、フノリから粘りが出て、キュウリとよい具合に馴染みます。フノリのチャキチャキとした食感も楽しめますし。





 三合も炊いてしまったので、気仙沼へ弁当としても持って行きます。
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 気仙沼に戻る時は朝5時出発。通常、朝食は抜くか、部屋についてから出勤前に何か軽く食べるのですが、今日はパーキングエリアで休憩しながら頂きます。





 一方、きのこカレーの方ですが、気仙沼で頂きました。今どき珍しい一合炊きの炊飯器です。もちろん昭和の産物です。
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 これは妻が嫁入り道具に持って来たものですが、ご飯は炊いたことがなく、日本画の(にかわ)を溶かすために使っていたそうです。一人暮らしの現在、これで朝食用に0.5合を毎朝炊いています。効率が悪いのですが、電子レンジが部屋にはないので温めなおしが面倒なのです。





 レトルトのきのこカレーを温めて皿に盛り付けます。
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 濃度はやや薄目ですが、粉っぽさがなく煮込まれた野菜による自然な濃度です。香りもよろしくカレー自体に期待が持てます。何でも九州ではテレビCMで有名だそうで、あのギャル曽根も絶賛だとか。





 期待通りカレーのルーは文句なし。野菜の甘さを感じます。辛さは甘口なので私には少し物足りないかな。
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 カレーの具には10円玉から500円玉くらいの肉厚な乾し椎茸がゴロゴロと入っています。椎茸好きには堪らないですね。煮込まれた乾し椎茸が肉のようです。ただ、原材料には豚肉、玉葱、人参と記載がありますが、形は見当たりません。よく煮込まれてすっかり崩れているのでしょう。あくまで椎茸のカレーですから、これで良しなのです。





 付け合せのサラダには、同じく送って頂いた芽ひじきも使いました。
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 これお気に入りの料理なのですが、戻したひじきに、山芋の賽の目と冷凍枝豆やコーンを混ぜてポン酢で和えた物です。素材缶の豆類を使うこともあります。山芋の粘りが全体を上手くまとめてくれます。





 むさい男部屋にハーブッセンシャルオイルの香りが漂います。クロバエが山の避暑を終えて戻って来るにはまだ間がありますが、寝苦しい夜には玄関ドアも少し開けて風を通しているため、どうしてもが入ってきます。蚊取り線香は喉が痛くなるのでシトロネラの効果に期待したいところです。



 市販の虫よけにはDEET(N,N-ジエチル-m-トルアミド)と呼ばれる化学物質がよく使われているのですが、これはアメリカ陸軍がジャングル戦用に開発したもので、民生用には1957年から使用開始されています。現在、それより1000倍もの効力をもつ物質が発見されたそうですが、環境や人に悪影響がないかまだ実証されていません。いくら効いても日常的にケミカルな物を吸っているのはあまり心地よいものではありませんね。

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2011/08/28(日) 05:00 | trackback(0) | comment(10)
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