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【大崎市岩出山】充電② もみじ野

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 鳴子の福の湯さんで炭酸泉を堪能(前記事)した後は、お楽しみのお蕎麦です。リフレッシュ+充電の第2弾は以前より気になっていたお蕎麦屋さんを訪ねます。岩出山の街外れから山道に入りますが、どこまで走ってもこのような風景で不安になります。




 不安が頂点に達した頃にやっと看板が登場します。
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キャンプ場じゃあるまいし、また、ずいぶんと山の中に蕎麦屋を開いたものです。小さくても良いからもう少し案内板が欲しいですね。

 

 到着したのですが、蕎麦屋さんは見えません。看板によりますとこの下らしいです。
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実は、この少し先から右折して、お店の前の駐車場にも行けたのでした。この山間に一体どんなお蕎麦屋さんがあるのでしょう。

 

 なんと、これが蕎麦屋さん。。。まるでペンションか、別荘ですよ。どうみても。
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ベランダに続く通路にも豆や木の実が乾してあって山小屋レストランのよう。想定外の店構えに少したじろぎます。蕎麦というより、山菜乗せたピッツァでも出てきそうな環境です。

 

 店内には座敷とテーブル席がありましたが、見晴らしの良いベランダの席に陣取ります。
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こちらのお薦めは岩魚天ざる1600円なのですが、天ぷらと鴨南蛮が楽しめる欲張り向きのもみじ野そば1700円をお願いしました。


 

 そば茶を啜っていますと、ほどなくやって参りましたもみじ野そばです。
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蕎麦は2段になってます。天ぷらは予想通り旬の山菜が使われています。


 
 こんな光景を眺めながらの蕎麦です。石臼引きの細めの二八と大自然。
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 水も湧き出る清水を使って打っているそうです。木々を吹き抜ける風が実に心地よいです。充電第2弾、食べる前から満足しています。


 
 天ぷらは旬のコシアブラ、コゴミ、タラの芽、ヨモギ、彩りにパプリカです。
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抹茶塩が添えられていますので、そばつゆに油を浮かさずに済みます。この時期は普通の天ぷらも山菜になるのが嬉しいですね。


 
 熱々の鴨汁には自家栽培のセリがたっぷり。
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 冷熱も楽しめるので、このセットはお得です。

 

 薬味の他に自家製のフキノトウ味噌とろろまで付きます。
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 そういえば、今年はフキノトウ味噌を作りませんでした。ちょどその頃は、そんなことを考えるゆとりもありませんでした。ガソリンの確保もままなりませんでしたしね。

 

 一段目の蕎麦をとろろや天ぷらで啜り、二段目は熱々の鴨汁で頂ます。
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蕎麦の量も申し分なし。十分にお腹が膨れます。心地よい薫風も満喫して心もリフレッシュ。遅く入ったので、お客さんが少なくなり、ご主人の金田昇さんと少し話が出来ました。蕎麦が好きでよく食べ歩いていますと伝えますと、大変喜んでくれました。


 
 と、ご主人の金田さんがこれをどうぞと差し出してくれました。
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 どや顔されていらしたので、

 「揚げそばがきですよね。最近、出す店が増えているようですが。」
 「これ私の考案なんですよ。」
 「秋保の悠全さんや八木山のみずきさんでもやってましたよ。」
 「あ、それうちの弟子なんです。」
 「へへぇ、恐れ入りました。」 


 

 最後に〆には当然、蕎麦湯なのですが、嬉しくなるくらいドロドロ。
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 色も付いていないお湯のような蕎麦湯を平気で出す店もありますが、こちらのはまるで蕎麦の重湯です。最後まで蕎麦を堪能できます。


 

 すっかり意気投合させて頂き、敷地内で栽培している山野草を説明して下さいました。
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これは葉山葵、さっと湯がいてダシ醤油に漬けたら美味しそう。ご主人の金田さんは退職してから、ご自分の別荘を蕎麦屋にされたそうです。それにしても数々の有名店を弟子に持つほどに成長するとは、相当の努力があったはずです。

 
 
 お店の下の斜面にはシャガが可憐な花を咲かせています。
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 この花大好きで、自分の庭にも数カ所に植えています。大変、丈夫で世話をしないでも毎年、花を咲かせてくれます。


 
 こちらはクマガイソウ(上)とシラネアオイ(下)です。
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 マニアックな野草も揃えてらっしゃいます。ただ植えているだけはなく、水はけや土質改良もしながら栽培されていました。


 
 お店で使う山菜も栽培されています。上はみず(ウワバミソウ)としどけ(モミジガサ)。下は行者ニンニクですね。
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 山菜はこれらの他にもタラ、コシアブラ、コゴミなど、お店で使う山菜は全て自然に近い形で栽培されています。


 
 敷地内には沢も流れ、セリも大量に栽培されていました。
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 本当にすごい。もともと山野草が好きだったこともあって、栽培歴も相当長いようです。単なる蕎麦屋さんではありません。山野草を知り尽くした方が蕎麦屋もやっているといった感じ。


 
 極めつけはこれ。沢から水を引いた池で岩魚も蓄養しています。
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痩せないように給餌もきちんとされているそうです。仕入れ先は花山とのこと。ということは、3年前、岩手・宮城内陸地震で被災した野口さんの養魚場でしょうか。

 
 
 まだまだ、あります。椎茸でも絶品の冬(どんこ)も栽培しているのですよ。
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 よっぽど、欲しそうな顔していたのでしょうね。お土産にと3個頂いてしまいました。まるで小さなミカン位の大きさがあります。まったく、凄い人です。仙人が蕎麦を打っているようです。


 
 
 初めて訪れたもみじ野さんですが、想定外の驚きが連続します。日中しか営業していませんが、閉店ギリギリでもお客がやってきます。大半の方がリピーターさんのようで、ご主人と気さくにお話しています。もっとも初めての私にもここまで接してくれるのですから、ご主人のお人柄なんですねぇ。冬は厳しそうですが、弟子入りしてみたくなるお店です。この日もお弟子さん二人がお店で忙しそうに働いておりました。リフレッシュ充電の第2弾は実りの多いひと時となりました。 


 仙台方面からですと、岩出山の街から入るより、国道457号を北上し、加美町を越えて多田川を渡ったら最初の信号を左折して、鳴子方面の看板を右折し、牧場を見ながら走った方が少し遠回りですが、景色もよくて楽しめますよ。

 
 


 手打ちそば もみじ野


・所在地  :宮城県大崎市岩出山字細峯50-166
・電  話  :0229-72-4090
・営業時間 :11:00~15:00
・定休日  :木曜日(祝日営業)
・駐車場  :あり 

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2011/05/21(土) 05:00 | trackback(0) | comment(8)
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