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復旧の日まで(8)【支援物資の到着】

カテゴリー: 3.11震災関連

 相変わらず、炊飯器やホットプレートなどの電化製品での調理が続いていますが、地震から11日目の3月22日に、やっと水道が復旧しました。朝、お隣さんから給湯器から水が噴き出していると起こされ、水道の復旧と給湯器の故障を知ります。水道が使えるようになったのは有難いのですが、給湯器内の水が凍結してどこかを破裂させたようです。ガスの復旧見込みは立っていませんが、それまでに直さないと風呂に入れません。急いで修理をお願いしました。ところが、同じケースが多発しており、部品がいつ手に入るかわからないとのことでした。現代的な生活は一度崩れると立て直しにずいぶん時間を要するものです。





 震災から12日目、宅配便がサービスセンター留めだと輸送可能と先日知って、上京中の妻に支援物資をお願いしました。数日前より、東北自動車道が緊急自動車以外にも開放されたようです。
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 まるで玉手箱です。飢えているだけに逸る心を抑えるのが大変です。発送の際には、道路事情が悪く、いつ届くかわかりませんと言われたそうですが、しっかり翌日には届いています。



 
 箱の中にはぎっしりと食料品衛生関連用品が詰まってます。
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 こちらからのリクエストで生野菜と野菜ジュース、マルチビタミン、マスク、ウエットティッシュなどをお願いしていました。野菜はこちらのスーパーなどで手に入るようになってはいますが、営業時間制限があり、値段も高いのです。


  



 その後、弟や友人から続々と物資が届き、カップ麺だけでも田舎のお店以上の品揃えになってしまいました。
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 いくらなんでもこれは多すぎます。寝坊して弁当が作れなかった時の備蓄程度があればよいので、飲料水の受給を代行して下さったご近所さんや食料供給事情が悪い地区の友人に配って回りました。

 





 これから、南風の頻度が高まると福島第一原発から放射物質の飛来が多くなると思い、気休めですがマスクを所望しました。
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 風呂はおそらく一カ月は入れない見込みなので、体を拭くためのウエットティッシュが便利です。赤ちゃんのおしりふき用のが大きくて使いやすかったですね。メントール入りのティッシュは顔を拭くとスッキリします。消毒薬化膿止めは備蓄があったのでバンドエイドだけをお願いしました。外で仕事をすることも多いので破傷風が恐ろしいのです。




 それにしても、この度の震災が厳寒期や盛夏でなかったのが、不幸中の幸いでした。降雪や氷点下の続く時期ですと避難所も過酷すぎますし、また、昨年のような酷暑では、食料も腐敗が速く、食中毒感染症も多発していたでしょう。

 

 




 今まで悲惨な風景ばかり見てきましたので、心も少し荒み気味。を愛でるゆとりもありませんでした。
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                                      (4月2日撮影)
 休息日に庭に出てみるとこんな花たちが咲いていました。黄色から咲き始めるクロッカス(上)、この後、が続きます。清楚なニホンスイセン(下)も可愛らしい。派手さはありませんが、嫌味がないので好みです。花たちを眺めていますと少しの間、現実から離れることが出来ます。





 地震から11日目で水道が復旧し、を蓄える必要がなくなりました。これだけでも精神的にずっとらくになります。日中、働いていますとなかなか支給を受けに行けませんので。食料も宅配便がサービスセンター留めとはいえ、届くようになり、近所のスーパーも夕方まで営業するようになったので飢えの恐怖からも逃れることが出来ました。風呂はなくても何とかなるものです。震災前まで毎日入っていたのが贅沢だったようにも思えます。給湯器が治っても入浴は少し間隔を開けて入るようにしたいと思います。



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2011/04/09(土) 06:00 | trackback(0) | comment(11)
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