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青森美味探訪(6) お楽しみののっけ丼で朝食 

カテゴリー: 外食:丼・オーバーライス

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 青森駅の近くに古川市場と呼ばれる一角があります。そこでは青森新名物ののっけ丼が食べられのです。のっけ丼とは各自が丼飯に好みの具材(ネタ)を買い回りながら盛り付けていくという楽しい趣向です。塩釜仲卸市場のように、刺身を何種類か買って、食堂で丼飯を注文して盛り付けるシステムとは異なります。あくまでスタートが丼飯で、お店ごとにキャッシュで精算し、盛り付けが完成すれば休憩所でパクつくのです。面白そうでしょう。最近、人気が高まっています。






 のっけ丼は古川市場の青森魚菜センターでやってます。
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間違いやすいので説明しておきますが、古川市場にはこの青森魚菜センターの他にトップ記事でご紹介しました青森公益魚菜センター青森新鮮食品センターがあります。それぞれ、別のビルの一階部分に小さなお店が軒を並べています。つまり、3つのセンターの総称が古川市場なのです。




 古川の商店街は戦後、青森駅前で発生した闇市が起源です。現在、その大部分が再開発ビル等に収容されましたが、古川市場周辺にはまだ、昭和の姿を留めた絶滅危惧種的店舗もまだ散在しております。昨日の昼頃は雪が降っていたせいもあるのでしょうが、人影もまばらで閑散としていました。かつては青森市民の台所と称され賑わったのでしょうが、どこの地方都市も同じで、全国チェーンの郊外型大規模店舗に客を取られ、観光客も追ってご紹介しますアウガ、アスパム、Aファクトリーへと行ってしまうのでしょう。




 
 そのような厳しい状況下で古川市場へ観光客を誘引しようと始めたのが、青森魚菜センターののっけ丼です。
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 朝7時過ぎですが、お店はもう活気づいており、駅前のホテルに泊まっただろう観光客もちらほら集まり始めています。3本の通路の両側に全部40店舗が並んでいます。鮮魚や活魚、水産加工品、農産物だけではなく、お総菜屋さんが入っているのも特色です。




 青森魚菜センター内の全店がのっけ丼に参加しているわけではありません。オレンジ紺色の垂れ幕が目印です。
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 まず、オレンジの垂れ幕のお店で丼飯(寿司飯ではありません)を買います。普通盛りが100円、大盛りが150円です。ご飯を売っているお店は少なくとも2店舗はありました。味噌汁も販売されていますが、これは丼が完成してから購入します。同時に購入しますと両手がふさがります。当たり前ですが。^^




 
 さて、いよいよネタ探しの旅に出ます。片手が丼で塞がりますので、100円玉を10個ほど反対のポケットに入れておくと良いでしょう。
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 大体1品が100~200円ですので、1000円あれば、相当豪華な海鮮丼が出来上がりますよ。私の場合、カメラで右手も塞がりますので、大変でした。^^




 ネタは醤油用のプラ皿に一品づつ並べられています。本当に目移りしてしまいますよね。^^
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丼を持つ前に一度、一回りして完成イメージを描いてから盛り込んだ方が効率的ですね。もっとも、どんな出来になろうとも美味しく頂けることには変わりありませんけど。^^



 大葉を売っているお店もありました。一枚10円です。
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 ちょっと、緑が入ると魚貝類は引き立ちますね。



 
 お店によっては、綺麗に盛り付けて下さる処もありました。
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 でも、自分の意匠を大切にしたい場合は、「ここに盛って下さい。」と場所を指示しましょう。



 ま、こんなところでしょうか。ご飯も入れて総額810円の海鮮丼の出来上がりです。
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 手前から時計回りで、槍烏賊、鮪、真鯛(松皮造り)、切り込み2種(鰊と鮭)、帆立貝(紐と柱)、そして中央にイクラです。
 


 
 休み処はこんな感じ。白木の椅子が清潔なイメージ作りに一役買ってます。手も洗えますよ。
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 お茶は無料でセルフです。一旦ここに席を確保してから、味噌汁を買いに行きましょう。





 さて、みなさまの作品をご披露頂きましょう。こちらは大名マークさんの奥様の丼です。
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 Wイクラにエビの外子、タラコ、ウニなど卵系が多くの面積を占めています。手前の有頭エビが豪華さを演出していますね。

 



 これは風写さん
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大ぶりなハマチとサーモンが男らしさを表現しています。たつ(白子)や切り込みも盛り込んだのは北国の寿司であることを主張するためでしょうか、それとも単に呑兵衛の性でしょうか。^^



 厚焼き卵が優しさを添えるちょろりさんの奥様の丼です。卵焼きは50円とのことです。
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 大好きな筋子も外しません。エビの外子と卵焼きと筋子を一直線に並べれば信号カラーで面白かったですね。




 シンプルながら数の子で新年らしさを表現した大名マークさんの丼です。
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 イクラやタラコなどの魚卵系が国民の多くを占める丼共和国です。少数派の塩辛が個性的な国造りに貢献しています。





 目を見張ったのがちょろりさんのうに丼です。これで900円とか。
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 一舟全部を大胆に盛り付け、余計な飾りを排除した男らしいうに丼です。山葵醤油をかけ回し、ワシワシ掻き込みたい名作です。


 



 朝から罰当たりな光景ですが、お茶だけでは新鮮な魚貝類や珍味類に申し訳がないという呑兵衛の理屈・・・。^^
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 一瞬、ちょろりさんの姿が見えないなと思ったら、ポリ袋を下げて戻ってきました。Good job!!です。



 さて、頂きましょう。割り箸、醤油、山葵はテーブルに配備されています。
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 山葵醤油を垂らしながら掻き込むのもよし、刺身として山葵と醤油を付けながらご飯を食べるのもよし。






 青森の新名物、のっけ丼。駅前のホテルに泊まって、こちらで朝食を取る観光客を我々の他にも多々見かけました。全く面白いことを考えてくれたものです。水産大国宮城にも欲しいと思いますが、プロが忙しそうに歩き回る塩釜仲卸市場では観光客がを持ってウロウロされてはちょっと邪魔かも知れません。やはり、のっけ丼はそれぞれの市場によってスタイルが異なるのは仕方がないのでしょう。たとえば、松島さかな市場のような観光客相手の販売施設では出来るのかも知れませんが、やはり、本物の市場で異なるお店から少しずつ買い足していくところがこののっけ丼の醍醐味なんでしょうね。


 古川市場のっけ丼は東北新幹線の開通もあり、今年の観光シーズンは相当、賑わうでしょうね。昼時ともなると休憩所も席待ちになるのではないでしょうか。の散歩を兼ねて混まないうちに食べておくのがよさげです。お惣菜も各種売ってますので、のっけ丼ではなく、定食風の食事にも出来ますよ。

 


 
 青森魚菜センター本店

・所在地  :青森県青森市古川1-11-16
・電  話  :017-734-1311(青森商工会議所)
・営業時間 :7:00~17:00(店によって異なる)
・定休日  :火曜日他(HPでご確認下さい)
             
http://www.acci.or.jp/nokkedon/
・駐車場  :なし



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2011/02/01(火) 05:00 | trackback(0) | comment(16)
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