【利府町】赤鬼でだましあい(狐&狸のぶっかけ)
カテゴリー: 外食:蕎麦
利府街道の赤沼(松島湾側の浜田から抜けて来た所)にお気に入りの蕎麦屋さんがあります。最後に食べてから2年近くも経過しているので、お気に入りと言ってよいのかなぁ。お店の名前は手打ちそばの赤鬼さんです。赤鬼なのに青い文字なのは何か意味があるのでしょうか。^^
利府街道を松島方面に走り、利府中インターも過ぎてしばらく行きますと、ラーメン店と並んで蕎麦屋さんが見えてきます。
飴色の壁に緑青の赤鬼が遠くからでも目立ちます。こだわりを感じさせる外観です。
店内はちょっと民芸調です。
壁の棚には焼き物や鉄瓶がずらりと並んでいます。
これがメニューですが、もりの隣のだましあいが気になりますね。
つまり、狐と狸の化かし合いから来ており、油揚げと揚げ玉が乗った蕎麦のことです。これは温かいのと冷たいの両方が出来ます。冷たいのはぶっかけですね。
冷たいだましあい730円です。これに、お稲荷を2個100円を付けました。
揚げ玉は別皿で供されます。狐の応援を頼んでしまったから狸は不利かな。^^
副菜としてキュウリの漬物と厚焼きが添えられます。
これは2年前と変わっていないな。
お稲荷も丁寧に作ってあります。
中はパッチリ炊けた酢飯です。具はないけど美味しく頂けます。
だましあいをよく見ますと狐の他にも色々乗ってます。
後方からレタスと最近売り出し中の山葵菜。中央はザル豆腐と海老、右にはエノキを炊いたもの。手前にはワカメです。それにクレソンが襷(たすき)に盛られます。
揚げ玉を乗せて試合開始です。
揚げ玉は少しつゆを吸って、ふやけ始めた時が頃合いですね。
蕎麦は外一位でしょうか。茹で上げでも1mm位の細打ちで角も立ってます。
右上に蕎麦屋らしからぬものが見えますでしょ。なんと自家製の辣油なんです。ブームとはいえ蕎麦に辣油はないだろう、、、と思ってしますが。
ほほ~。蕎麦に辣油は合いますね。蕎麦には唐辛子の辛みも胡麻の香りも合いますし、油も天ぷらとの相性から合わないはずがないのですが、辣油=中華とのイメージが先行してしまいます。
蕎麦屋さんとしても卓上に辣油を置くのは勇気の要ったことだと思います。香りがきついので、途中で味を変える時に使いましょう。
2年ぶりの赤鬼さんでしたが、蕎麦も以前より細くなったような気がしました。それにだましあいの具も増えたような気もします。それになっといっても辣油には驚きました。辣油ブームの起きる以前でしたら、蕎麦に対して無礼なと怒る人もいたのではないでしょうか。^^ 新しい味の開拓に先入観や偏見は邪魔になります。やはり、ここのご主人はただ者ではないようです。
手打ちそば赤鬼
・所在地::宮城県宮城郡利府町赤沼字大日向80-1
・電 話:022-356-6001
・営業時間:11:30~20:00
・定休日:火曜日
・駐車場:あり← ランキングに登録中です。クリックでご声援お願い致します。