【東松島市野蒜】えんまん亭の魚定食
カテゴリー: 外食:寿司・魚貝類定食
青々とした木のトンネル。。。これが緩やかな弧を描きながら延々3Kmも続くのですから、実に心地よいドライブが楽しめます。一見、どこかの高原にでも行き当たる山道のようですが、実は野蒜海水浴場背後の松林なんです。海から僅か数10mの所を平行に走っています。雨上がりだったので緑がツヤツヤして快適でした。
夏になれば海水浴客で賑わう野蒜海岸もいまは誰も見あたりません。
この野蒜海岸は年々砂浜の幅が広くなっているようで堤防から海までの距離が以前よりずいぶん遠くなっています。
さて、この辺で食事となると、やはりえんまん亭さんでしょうね。
大衆的な雰囲気ですが、季節毎に地元の魚貝類を使った定食を食べさせてくれるのです。
店内はまるで焼き肉屋さんのように各テーブルの上にはダクトが設置してあります。
そうなんです。えんまん亭さんは元々焼き肉を主体にした食堂で、私の記憶が正しければ、以前はえんどう食堂という名前でした。
麺類に丼物、各種定食と何でもこなしています。(メニューはクリックで拡大します)
周辺に他の食堂もないので、様々なニーズに対応する必要があるのでしょう。ですから、夏になると海水浴客で大繁盛します。し、
私のお目当ては季節限定の魚貝類定食。カキが終わって、シャコに移り変わる頃でしょうか。
残念ながらシャコはまだ早かったようです。アサリ定食というのがあったのですが、1300円を出す勇気がありませんでした。^^
で、迷った挙げ句、魚のから揚げ定食に落ちつきました。
店員さんに魚は何ですかと伺いましたら、キチジですと回答。それなら、カツ定食と並ぶ950円でも納得です。
小鉢には旬のホヤの酢の物。
こういう副菜が出てくるのは、みちのくならではですね。ホヤの身もふっくらして美味しくなってきました。
メインの唐揚げですが、レモンが添えてありますが、微塵切りの葱の入った酢醤油も付きます。
ただ、この魚はキチジではなく、ヤナギメバルではないでしょうか。ま、これも美味しいので文句なしですが、すでに身に塩がしてあり、これを酢醤油に浸けるとかなり塩っぱいのです。
表面はカリカリですが、中の白身はホクホク。よく揚げてありますので、背骨以外は全部頂けました。
自宅なら背骨もレンジでチンして、バリバリ食べてしまうのですが。^^
こちらは以前お邪魔した時に頂いたかき丼800円とどんこ汁530円です。(関連記事)
どんこ汁のボリュームがもの凄く、これでお腹が一杯になってしまいました。^^ かき丼は親子丼風で大ぶりの身がゴロゴロと10個くらい入っていました。
野蒜海水浴場のほぼ中央に唯一ある食堂、えんまん亭さんはなんでも食堂ですが、焼き肉と季節限定の魚貝類定食がお薦めです。海水浴場からも歩いて来られる所にありますので、海で体が冷えたらこちらの温かい料理は如何でしょう。海水浴が始まるまではイシモチやカレイの投げ釣りも楽しめますし、近くには嵯峨渓巡りの遊覧船や縄文村などもあって子供連れでも1日楽しめるエリアですよ。
えんまん亭
・ 所在地 :宮城県東松島市野蒜洲崎71-190
・ 電話 : 0225-88-3769
・ 営業時間 :10:30~19:30
・ 定休日 :不定休
・ 駐車場 :あり

