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【福島県吾妻PA上り】会津屋の喜多方ラーメン

カテゴリー: 外食:ラーメン

 今年の春は東北自動車道で東京まで2往復することになりましたが、ETC休日特別割引のお陰で大変助かりました。ところで、仙台から東京までの区間でご当地ラーメンと言いますと、どれを思い付きますか。仙台と東京を除きますと、北から福島県の喜多方ラーメンと白河ラーメン、最近売り出し中の川俣しゃもラーメン、栃木県の佐野ラーメンなどがありますよね。このうち、喜多方ラーメンと佐野ラーメンはSAやPAでも食べられることを事前に把握しました。それなりだとは思いますが、一応、チェックしておきました。^^

 


 


 まずは、上り線では吾妻PAに喜多方ラーメンのお店があります。
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会津屋さんというお店のようですね。見づらくて恐縮ですが、赤地に白抜きで喜多方ラーメンと書かれています。

 




 あれ、味噌ラーメンに力を入れているようですね。ラーメン5/8が味噌です。しかも、なんでとん太の宣伝があるの?もしや・・・・
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後で調べてわかったのですが、やはり、こちらの会津屋さんはフランチャイズで全国展開する千葉県の(株)秀穂`(しゅうすい)さんのお店でした。とん太のブランドで有名なラーメンチェーンですね。ですから、喜多方ラーメンもありますよという事なのでしょう。

 ただ、喜多方ラーメンは最近、地元のラーメン会が特許庁に地域団体商標登録を出願しましたが、拒絶されていましたね。既に有名になっていたからでしょうけど、喜多方の味を護るためには必要なことだと思います。そんな最中、喜多方ラーメンの名前を同じ県内で全国チェーンのお店が使うのはどうなんだろう・・・・


 

 

 



 それはともかく、まずは味わってみましょう。醤油らーめん大盛800円です。
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 見た目は喜多方ラーメン風ですけど、果たしてお味は・・・。でも、何で湯気が立ってないのでしょう。嫌な予感。


 

 

 


 喜多方の一番の特徴は麺。通常太めの平打ちちぢれ麺が多いけど、これは中太のややちぢれ麺ですね。
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 喜多方でも麺はお店によりずいぶん違いますからね。多加水麺らしくモチモチしていて、これはこれで悪くないです。スープも美味しいのですが、煮干しの香りは感じません。ただね、温いのですよ。食べ始めから何の抵抗もなく口に入ると拍子抜けするものです。


 


 



 巻きバラの煮豚も3枚以上乗ってますので、一応、喜多方並みです。
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 でも、ご覧のとおり、煮豚と言うより茹で豚のような感じです。


 


 



 こちらは細君の頼んだ蔵出味噌らーめん680円です。どういうわけか、やたら塩っぱいそうです。
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 調味味噌の分量を間違えたか、過剰サービスなのでしょうか。お茶で薄めて食べてました。 


 

 

 



 会津屋さんという店名と喜多方ラーメンの看板、通りすがりのツーリストはこれが喜多方ラーメンと思ってしまうでしょうね。ただ、喜多方ラーメンにも厳密な定義がないのは事実。店によってもかなり異なります。とん太チェーンの秀穂`さんは専門的な技術や調理機器がなくても、そこそこに美味しいラーメンが作れるシステムで全国展開してきました。恐らく短い期間の研修で調理の実践に立つのでしょうから、混み合ってくると温度や味の濃さ等への配慮が欠けてくるでしょう。様々なニーズに対応するために季節限定メニューお子様メニューを配備するのも売り上げを伸ばすためには必要なのでしょうが、喜多方ラーメンを知る人はあまりに違う雰囲気に少し驚くかも知れませんね。喜多方らしい素朴でシンプルなラーメン店を望む人も多いと思いますが、自動車道のPAにそこまで求めるのは無理かも知れません。

 






 喜多方らーめん会津屋
 


・ 所在地  :福島県福島市上野寺字和喜3 吾妻PA(上り)
・ 電話        :024-533-2811
・ 営業時間 :10:00~23:00
・ 定休日    :無休
・ 駐車場    :大型16台、小型5台





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2010/05/03(月) 05:00 | trackback(0) | comment(0)
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