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【大和町】梅澤のつけ鴨そば

カテゴリー: 外食:蕎麦

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 東北自動車大和インターの先から利府町の街中へ通じる県道3号線を走るとこんな看板が目に入ります。10年以上も前に見つけて、二度ほど訪問したのですが、運悪く臨時休業の日に当たってしまいした。二回も外れると気持ちも萎えて、しばらく頭の中から消えていましたが、先日、通りかかった時に三度目の正直とばかり訪ねたところ、無事にお店に上がることが出来ました。^^

 

 

 

 


 看板のある丁字路(ていじろ)を曲がって、橋を渡りますと、いきなり田んぼが目の前に広がり、道を間違えたかと不安になります。
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 農道の突き当たりに集落が見えますが、あの一角に蕎麦屋さんがあるのです。

 

 

 


 


 こちらが手打ち蕎麦の梅澤さんです。ご覧の通り普通の住宅です。
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 駐車は玄関と反対側の庭の方に2台ほど置けますが、ご近所に迷惑にならなければ路駐も出来そうです。

 

 

 


 
 

 店内と言いますか、室内もごく普通の住宅のお座敷です。
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 普通の玄関を上がり、すぐ左手の部屋に入ります。そば屋さんらしい装飾はあまり見当たりません。

 

 

 

 


 出来ますものは冷・温の蕎麦、併せて十種類くらい。うどんもあるようです。
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 蕎麦は二八の細打ちの他に、田舎、十割、更科があります。これらを毎日打ち分けているのでしょうか。女将さんが、女性でもぺろりと食べてしまうからと、大盛りを勧めますがデフォの麺量を知りたかったので、丁重にお断りしました。

 

 

 


 

 お願いしましたのは、つけ鴨そば1,000円です。いわゆる鴨汁そばですね。
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あっつ熱の鴨汁が良い香りです。粉山椒が添えられます。

 

 

 

 

 

 


 麺量は普通でしたが、細打ちなので本当にぺろりと入ってしまいそうです。
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 角もよく立った色白の麺ですが、少し柔らかめでしたね。

 

 

 

 

 

 鴨汁には鴨のスライスがいくつも沈んでいました。
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 表面には鴨の脂が浮いて、それが汁の保温効果にも役立っているようです。甘さのすっきりした実に良い塩梅の汁です。

 

 

 

 

 

 この蕎麦の冷やって、寒い季節には良い物ですね。
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 鴨の脂が蕎麦と絡んでざるとはまた違う豊かな味わいが嬉しくなります。

 

 

 

 


 


 最後の締めは、やはり蕎麦湯です。本格的な蕎麦を食べた後のお楽しみはこれですね。
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 ざると違って、鴨汁の蕎麦湯は旨味が濃厚でご馳走ですね。

 

 

 

 

 


 三度目の正直で飛び込んだ手打ちそば梅澤さん。ごく普通の住宅で気取らないお蕎麦を頂いていますと緊張感がほぐれ癒されます。お蕎麦も肩肘張らないで頂くことができました。宮城にも自宅をお店にした蕎麦屋さんが増えていますが、こちらは草分け的存在でしょうね。近くには万葉の里伊藤かりんとう店もありますので組み合わせて巡ると楽しいでしょう。

 

 

 

 

 

手打ちそば梅澤

 

  • 所在地  :宮城県黒川郡大和町鶴巣鳥屋半福寺60-26
  • 電話        :022-343-2882
  • 営業時間 :11:00~なくなり次第閉店
  • 定休日    :月曜
  • 駐車場    :庭に2台 

 

 

 

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2010/04/19(月) 05:00 | trackback(0) | comment(4)

釣り立てネウ(アイナメ)をとことん食べ尽くす(後編:魚を料理する)

カテゴリー: 料理:釣り魚

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 前記事では釣ってきた貴重な獲物であるネウ(アイナメ)の捌き方をご紹介しました。今回はいよいよ、料理らしくなりますよ。ネウで献立を考える場合、少なくとも刺身の他に焼き物または揚げ物煮物汁物は取り入れたいですね。ネウはたった1尾だけですが、身だけではなく、兜やカマ、鰭や内臓など個性のある材料が揃いましたので料理の幅も出す事が出来ます。それでは、さっそく取りかかりましょう。

 

 

 

 

 捌いたネウはこのような状態となってます。
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三枚おろしの片身は刺身用、もう一方は焼き物用、中落ちやカマは潮汁に、鰭はカリカリに焼いて煎餅にしてみたいと思います。

 

 

 

 

 まず最初に刺身ですが、この時期のネウはまだ脂もなく、旨味も薄いので昆布締めにします。
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 皮を引いたフィレーを昆布に挟んで昆布の旨味を吸収させます。昆布は上等なものでなくても結構です。乾燥している昆布を濡れ布巾などに包んで柔らかくしてから挟み込みます。決して水で洗ったりしないで下さい。昆布の表面に結晶化している旨味が流れてしまいます。

 

 


 

 

 3時間ほど昆布で締めますとネウの身はうっすらと飴色になり、昆布の旨味がたっぷり染み込んでいます。骨抜きで小骨を取ってから薄作りにしました。
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 昆布に水分も吸収されて、ねっとりとした食感になっています。多少、塩気も移っていますので、生醤油ではなく、煮切った酒で割り醤油にするとよいでしょう。なお面倒な小骨取りを省略する作り方もあります。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。

 

 

 

 

 続いて中落ちや兜などのアラ料理ですが、通常、味噌や醤油で味付けしたアラ汁になるのですが、今日は塩だけで潮仕立てにしてみます。アラは湯通ししてヌメリを落としておきます。neu2-2.jpg
 
潮汁
の場合は塩だけの調味になりますので、臭みが隠せません。そこで、兜や鰭など粘液が覆っている表皮の部分は事前に熱湯をかけて白くなったらこすり落としておきます。こうしますと、汁に生臭みが移りません。

 

 

 

 

 昆布締めに使った昆布をさっと洗って、酒を加えた水で煮出し、沸騰したら滑りを落としたアラを加えます。
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 今日は沖縄の中身汁のように胃袋の千切りも入れています。これがよい食感のアクセントとなります。仕上げに塩で味を決めますが、塩は天日干し塩を使うことをお薦めします。特にこのようなシンプルな料理では塩が大きく影響します。

 

 

 

 

 次は本日のメインとなります焼き物ですが、春らしく菜の花焼きにしてみます。まだ、脂の乗りが今一なのでこのような変わり焼き物もよいでしょう。(ひれ)やはごく軽めの塩と胡椒を振って一緒に天板に並べます。
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ネウのフィレーには軽く塩をしておきます。リング上にしたら、爪楊枝で止めて形を固定します。卵2個をよく溶き、塩胡椒で軽く調味します。卵液を1/4位を取り分けておき、残りに前記の潮汁を冷ましてから小さじ1杯加えて半熟のスクランブルエッグに仕上げます。よく冷めましたら、取っておいた卵液と青菜の細々を混ぜ合わせて、ネウのリングに詰めてガレット風にします。

 

 

 

 

 オーブンを200℃にセットし、15分ほどで焼き上げます。
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 鰭の胡椒焼きもカリッと焼き上がったことを確認します。まだのようであれば、ネウのガレットを取り出した後に再加熱します。

 

 

 

 

 こんな感じでネウの菜の花焼きが出来上がりました。胸鰭胡椒焼きを添えますと何となくらしくふわふわ飛んでいるように見えませんか。^^
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 スクランブルエッグはオーブンでも再度加熱されますので、潮汁(ダシ汁)を加えて硬くならないように配慮しました。この菜の花焼きはタラやカレイなどの他の白身魚にも応用できます。

 

 

 

 

 こちらも鰭や皮の胡椒焼きです。黒胡椒が利いた一種の骨煎餅ですね。
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 油で揚げていないのでヘルシーなおつまみです。魚1尾を料理しますとこのような副産物も手に入ります。

 

 

 

 

 魚ばかりですと栄養のバランスが崩れますので、菜園のつぼみ菜のお浸しと厚揚げやコンニャクの煮物も作りました。
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つぼみ菜
のお浸しには庭の土筆を含め煮にして天盛りしています。煮物は弁当にも使えるようにたっぷり作っています。

 

 

 

 

 

 たった1尾の貴重なネウを楽しみながら料理4品に仕上げてみました。
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 春
をイメージしたネウの料理。。。だけどもだけど、これをたった一人で食べるのはあまりに悲しすぎますね。^^ 

 

 

 

 

 今週末には東京から奥さん次男(15歳雑種)を回収してきます。これでやっと新年度の家族の体制が整います。ただ、(かすがい)である子供はいなくなりましたので、次男だけが頼りです。今後は夫婦で共通の趣味を作りながら、ぼちぼちとやっていくつもりです。

 


 

 

 





  責任重いな。。。
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                      あんただけが頼りです・・・ 


 

 

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2010/04/17(土) 05:00 | trackback(0) | comment(4)

釣り立てネウ(アイナメ)をとことん食べ尽くす(前編:魚をさばく)

カテゴリー: 料理:釣り魚

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 この日は半年ぶりで釣りに行ってきました。やもめ暮らしも2週間、すっかり板に付いてきましたが、憂さ晴らしも必要です。春の海を思う存分満喫したいと思います。いつもの港から早朝に出港、朝日に向かって好釣を祈願します。海面は少し波立っていますが、まだ、高気圧も張り出しており、まずまずの釣り日和になるはずです。

 

 ところが釣り場に着いてから、2時間も当たりがありません。丸っきり生体反応を感じないのです。周りも同じ状況のようで、こういう時の船頭は辛いんですよね。冷たい視線で「場所が悪いんじゃないの?」とか「カレイ釣りに変えた方がいいんじゃない。」とか勝手なことをよく言われます。こんな時に「昨日までは大漁だったんですよ。」とか「コウナゴが湧いているから食いが悪いんですよ。」とか適当な言い訳がとっさに出てこないと駄目なんですね。私にはとても出来そうもありません。^^

 

 

 

 

 結局、半日頑張って、このネウ(アイナメ)1本だけでした。全く疲れました。
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それでも、大きさは30cmを超えており、私一人の酒の肴には十分すぎますね。産卵は1月に終わっているのですが、まだ、肩から腰にかけて少しほっそりしています。このあと、6~7月になるとネウも肥えてきて、脂も乗ってくるのですが・・・。さて、今日はどう料理しましょうか。

 

 

 


 

 まずは、を落とします。出刃包丁を立てて、尾から頭へとしごいていきます。
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私は1日分の新聞紙を真ん中から広げてその上で前処理をします。そうしますと、生ゴミをすぐに新聞紙に包んで捨てられますし、まな板が粘液や血で生臭くならいからです。ただ、メバルのように鱗が飛び散りやすい魚の場合はシンカーの中でやった方がよろしいですね。


 皮を剥いで料理する刺身などの場合、鱗取りは要らないのではないかと思われますが、鱗取りは体表面の粘液取りにもなっており、この処理を怠りますと身にも生臭さが身に移ってしまいます。面倒でも丁寧に処理しましょう。

 

 

 

 

 続いて、頭を落とし、肛門から包丁を入れて腹を開け、内臓を取り出します。内臓のうち、肝臓胃袋は料理に使います。
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ここまでを新聞紙の上でやるのです。胃袋は縦に切れ目を入れて、内容物を点検してから洗っておきます。何を食べているかは、釣りの餌を選択する時の重要な情報となりますので。

 

 

 

 


 

 今日は1尾なのであまりゴミも出ませんが、何尾もさばく時は内臓がある程度たまったら、このように新聞紙で包んでよけておきます。
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上から一枚ずつ、包んでいきますが、ゴミが多い時は2~3重に包みます。新聞紙を重ねて包むのではなく、一枚ずつ包むのを繰り返します。この生ゴミは夏ですとすぐに匂いが出てきますので、燃えるゴミの日まで冷凍庫で保管しています。

 

 


 

 

 さて、前処理が終わった魚はよく水洗いをするのですが、その前に腎臓を掻き出しておきます。プロはささらと呼ばれる竹のブラシを使いますが、私は包丁の先で掻いています。その後で水をかけてきれいに洗い流します。
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腎臓は腹腔内の背骨に沿ってへばりついている臓器です。刺身などにする時、邪魔になりますので、きれいに取り除きます。サケの腎臓は塩辛にされてめふんにされるのですが、他の魚では利用されません。

 

 

 

 

 

 粘液や血をきれいに洗い流した魚はここで初めてまな板に乗ります。頭やカマは二つに割り、胃袋も開いてきれいに洗っておきました。
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 捨てるのは新聞紙の上にある幽門垂くらいです。あとは全て料理の材料となります。マダラですとも鍋に入れることがありますね。

 

 

 

 

 汚れ作業が終わり、ここからは楽しい仕事となります。まずは三枚におろします。船上で血抜きをしてきましたので肉はきれいな白身になってます。
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背鰭、尻鰭に沿って切れ目を入れ、そこから骨に刃先を当てながら、肉を大切に外していきます。速さより丁寧が優先されます。小型魚の場合は尾の方から背骨に沿って一気におろします(大名おろし)。

 

 

 


 

 三枚におろしたフィレーは一方を刺身用に皮を引き、もう一方を焼き物用に形成しています。
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今回は鰭も食べますので、中落ちから切りはずしました。もちろん、剥いだ皮も捨てません。

 

 

 

 

 

 さて、長くなりますので、ネウ捌き方が終わったところで、一旦、記事を締めます。引き続き、このネウを使って4品ほど料理を作ってみたいと思いますが、献立は次の記事でご披露申し上げます。ここまでのように、魚は捨てるところがほとんどありません。魚種によっては鱗や鰓も料理に使います。今日のネウは産卵後だったので、卵巣や精巣は萎縮していましたが、通常は煮付けなどにして美味しく頂いています。ネウ料理4品  COMING  SOON


 

 

 

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2010/04/15(木) 05:00 | trackback(0) | comment(6)

【東京都月島】下町の味 月島もんじゃ焼き

カテゴリー: 外食:その他

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 今回はみちのくを離れて東京都中央区の月島という所に来ています。月島は学生時代、アルバイトで入り浸りだった築地のすぐ目の前の人工島にあります。佃煮で有名なも月島にありますが、徳川家康が江戸に居住するようになってから、大阪のの漁師がこの地を埋め立て佃島を造成して移住したとされています。現代の月島は高層マンションが林立する東京のウォーターフロントとして再開発されました。今日は息子娘と3人で我が青春の故郷、東京下町を散策しています。あとから気付いたのですが、対岸の右の方に建設中の東京スカイツリー(完成時634m)がちょこっと写っていました。^^

 

 

 


 

 昔の商店街の面影に高層マンションが入り込み、なんともアンバランスな光景です。
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と思えるのは、私が昔の月島を知っていて、浦島太郎のように久方ぶりに舞い戻ったからでしょうか。

 

 

 

 

 特に大きく変化したのは、もんじゃ焼き屋さんがめちゃくちゃ増えたことです。20mに一軒はあるのではないでしょうか。
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かつて、この辺りをウロウロしていた時分には、もんじゃ焼きの店をほとんど見た記憶がありません。といいますか、もんじゃ焼きはそんなに脚光を浴びていませんでしたし、そもそも、もんじゃは女子や子供の食べ物で大の男が鉄板の前でヘラをこねくりながらおしゃべりするなど許されない気風もありました。それがどうでしょう。いまでは一大産業ですよ。

 

 

 


 

 今日は数あるもんじゃ焼き店の中から、美味しいと噂のさん(西仲店)に伺ってみます。
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 あの当時、関東にはコナモンという概念もなく、もんじゃも江戸風お好みの店でひっそりとやっていたのですが、いまではもんじゃが看板で店が成り立ってます。

 

 

 

 

 

 さんはかなりの人気店のようで、12時前に入ったのですが、すでに一階は満席で二階に通されました。
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二階の席もオーダーをお願いする前にすっかり埋まってしまいました。いまだ衰えを見せないもんじゃ焼きブームを肌で感じることができました。ほとんどのお客さんは観光客のようで、外国からの方もいましたね。もんじゃ焼きは月島の観光資源としてすっかり定着したようです。経済効果も相当なもんでしょうね。(尊)

 

 

 

 

 

 壁にはこちらの人気もんじゃランキングや HOW TO COOK の図解まで貼り出されています(画像はクリックで拡大します)。
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何が美味しいのか事前に調べておかなかったので、上位2品をお願いすることにしました。もんじゃの作り方はお好みのように一気にジャーッと流すのではなく、色々と作法があるようです。私は考えてみると専門店でもんじゃを食べるのは初めてです。ところが、子供達はしっかり作り方をマスターしているとのこと。細君の実家に来た時に何度か連れて来られたらしいのです。そんでは、お願いして、食べ方専門に致しましょう。^^

 

 

 

 

 

 

 まずは、人気No.1のスペシャルです。桜エビと糸掻きスルメの下にはむきエビやイカ、シメジやコーンがたっぷり入ってます。
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このこんもりとしたブッシュのような光景は、お好み焼きとはかなり趣がことなりますね。これはお好みのように最初に混ぜてはいけません。

 

 

 


 

 

 最初に固形物(具)を鉄板に乗せて炒めていきます。
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流動体である生地(たこ焼きより緩い)は、後から使いますので、残しておきます。

 

 

 


 

 

 

 具にある程度火が通りましたら、このようにクレーターと言いますかカルデラと言いますか、円形の土手を作ります。
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その中に残った生地を流し込み、蔵王のお釜のようなカルデラ湖を造成します。

 

 

 

 

 

 

 やがて、カルデラ湖が沸騰して、溶岩の粘りが強くなってきますので、土手を崩して混ぜ合わせます。monja15.jpg
 これで出来上がりなのですが、最初から一気にジャーッとやったのと仕上がりに差があるのでしょうか。野菜に火が通る前に粘性が強くなり過ぎるのかも・・・。なお、味は既に付いていますので、銘々がヘラですくいながら、フーフーして食べていきます。大変、熱いので火傷しないように注意しましょう。

 

 

 

 

 

 

 このように小皿に取って、粗熱が取れてから食べるのもありですが、通は鉄板にヘラで薄くのばして、少しカリッとしたところを剥がして食べるのを好むそうです。
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こちらのお店では、青ノリと七味唐辛子の使用を推奨しています。生地にはソースも使われているようで、青ノリとの相性はコナモンワールドの常識ですね。となりの席の中国からのお客様は、ヘラで食べるのに抵抗があるようでお箸を要求していました。

 

 

 

 

 

 さて、続いて人気No.2の明太子もちチーズです。聞いただけでもこってり美味しそうだなとが想像できますね。
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この取り合わせでしたら、ピッツァの生地に乗せて焼いても行けるでしょうね。

 

 

 


 

 

 桜エビと糸掻きスルメはスペシャルと共通ですね。ブッシュの下には賽の目のやピッツァ用のナチュラルチーズが大量に潜んでいます。
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 明太子を加熱してしまうのは若干未練がありますがを

 

 

 


 

 作り方は同じなので省略しますが、出来上がると明太子が白い点となって目立つのが特徴です。
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これは文句なく美味しいですよ。すっかり生地に馴染んだチーズのコクと所々に餅の食感が散在して、さらに明太子の風味も加わったゴージャスなもんじゃです。まだ、もんじゃが無名だった頃、こんなハイカラ(古っ!)で豪華なもんじゃを誰が想像できたでしょう。まったくもんじゃの急速な進化にはただただ驚かされます。

 

 

 

 


 すっかり変わった月島の光景に目を奪われてしまいました。もんじゃストリートとでも呼んだ方が相応しい月島西仲通り商店街では立派に出世したもんじゃ焼きを楽しむことも出来ました。地域の活性化にどれだけ役立ったか計り知れないですね。ただ、いくら観光客相手とは言え、お値段がちょっと高すぎます。今回頂いたスペシャル明太子もちチーズは両方とも1450円でした。もんじゃ1杯でラーメン2杯食べられます。しかも、加熱調理以前の食材の組み合わせですから、儲け過ぎのように感じます。とはいえ、もんじゃ焼きは腹を満たすものではなく、鉄板で遊ぶものだと思って、強引に腑に落としましょう。^^

 

 

 

 

 

もんじゃ麦 西仲店 

 

 

  • 所在地  :東京都中央区月島1-23-10
  • 電話        :03-3534-7796
  • 営業時間 :11:30~22:30
  • 定休日    :無休
  • 駐車場    : な し

 

 

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2010/04/13(火) 05:00 | trackback(0) | comment(2)

【岩沼市】今昔庵のお料理と蕎麦

カテゴリー: 外食:蕎麦

 名取市の西部に愛島(めでしま)と地名があり、以前より大変気になっていました。愛島。。。たぶん島を愛でるという意味であろうと思われますが、何でこんな内陸部の山の裾野でなのでしょう。それに、地図を見ますと、愛島の他にも小豆島笠島など海を連想させる地名が見つかります。この謎を愚考するために、実際に名取市に行って、広々と見渡せる愛島北目の田んぼに立ってみました。
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 なるほど、愛島地区を南から眺めてみますと、このような丘陵が田園に突き出した形になっており、見ようによってはというか半島のようには見えますね。丘陵部の写真に写っている辺りは小豆島と呼ばれており、もしかすると独立した島状の地形が存在するのかも知れません。いずれにしましても、仙台平野の南部に突き出したように出現する小高い丘陵に見立ててもおかしくはないですね。愛島の名のように、島状の地形を古くから愛おしんできたのでしょう。

 

 

 

 ランドサットの衛星画像でこの周辺を見てみますと、島のように存在する丘陵の様子がわかります。
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今から6000年前の縄文海進の時代には、この一帯の海面は3mほど上昇していましたので、この丘陵が本当のもしくは半島であった可能性があります。実際、この丘陵には貝塚が発見されており、海岸が近くに存在したのは間違いないようです。ただ、弥生期には現在の海岸線に近づいているので、縄文期の言い伝えが現在の地名に継承されたとは考えにくいですね。

 

 日本人は松島のような景色を好む民族なので、単調な砂浜海岸が延々続く仙南地区にも鑑賞に値するが欲しかったのかも知れません。海進期丘陵の周囲が波浪により浸食され、内陸部にのような地形が取り残されている所は数多くありますが、仙南地区ではこの愛島丘陵が最もらしく見え、地元の方に愛されてきたのでしょう。

 

 


 

 

 

 さて、この愛島から少し南下して岩沼市に入りますと左手に赤い屋根の大きな農家が見えてきます。
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知る人ぞ知る今昔庵さんです。例えが悪いですが、雛に希なる本格的な料理屋さんなのです。

 

 

 


 

 築120年の農家を買い取り、料理店に改装しています。
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開店(2002年)してから今年で8年が経過して、噂が噂を呼び遠くからも訪ねてくるお客さんが増えています。入り口の木戸は高さが160cm位しかなく、頭をぶつけないように注意して入ります。

 

 

 

 

 
 高い天井、太い柱、二間半の神棚、、どこを見ても圧倒されます。
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食事の前に風格ある明治の古民家の佇まいをじっくり鑑賞させて頂きましょう。店内に飾られる骨董品はご主人自ら収集されたものだそうです。

 

 

 


 
 
 入り口の土間(石間ですが)は、緋傘が立てられ、の混ざり合った不思議な空間です。
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 お手洗い周りの装飾まで神経が細やかに行き届いています。これは料理もかなり期待できそうですね。

 

 

 

 

 

 ところがお料理はどれも良心的なお値段です。人気の五穀膳は1,050円から2,100円までの三段階。
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 五穀米のご飯が付きますが、これを蕎麦に換えることが出来ます。こちらのお蕎麦は自家製粉の手打ちで美味しいと評判なのです。

 

 

 

 

 
 

 本日はミドルクラスの五穀膳松風1,575円を頂きます。これにざる蕎麦が付きますよ。
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素晴らしいでしょ。このお値段でこれだけ手の込んだ物を食べさせてくれるのです。建物や装飾へのこだわりだけではなく、料理に対する入れ込みも相当なものと推察しました。

 

 

 

 

 
 先付け三点盛りは左から松風風とミニ大根、胡麻豆腐、穴子入りのしんじょです。煮物も相当手が込んでます。
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 木の葉南瓜や若竹、これにもしんじょが使われています。京風の薄味ですが、だしが利いています。

 

 

 


 


 上は珍しい赤蒟蒻と若布の黄身酢和え、下はマグロの山かけですね。
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赤蒟蒻は近江八幡から仕入れているとのことです。黄身酢がオレンジのように爽やかでした。織部の角鉢もよい見立てですね。山かけもマグロにきちんと仕事がされています。

 

 

 

 


 

 小鉢にはひじきの煮付けとの甘辛煮、メインの天ぷらにはこちらのお店の人気である穴子も揚げてありました。
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 天ぷらの衣の軽やかなこと。花揚げですが、油の質が良いのでくどくありません。抹茶塩をパラリと振りながら渋く頂きます。

 

 

 

 

 

 


 ざる蕎麦は単品より麺量がやや少な目らしいのですが、元々多めなのでちょうど良いくらいですね。
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 北海道産の蕎麦粉を二八で打っているそうです。

 

 

 

 


 少し太めで色は白いのですが、力強さが感じられる蕎麦です。
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 予想どおり、しっかりしたコシがあり噛み心地を楽しめる蕎麦でした。私は満足でしたが、女将さんが年老いたお客さんに柔らかい蕎麦もありますよと気遣っていらっしゃいました。

 
 

 

 

 

 

 最後の〆に蕎麦湯を頂きます。つゆもこなれて良い味なので蕎麦湯も引き立ちます。
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 お料理を沢山頂いた後の蕎麦ですので、十分に満腹になります。この食べ方は蕎麦通には邪道かも知れませんが、お腹も目も幸せになりますね。今昔庵さんは蕎麦屋ではなく、蕎麦も美味しい料理屋さんですし・・・。

 

 

 

  

 

   岩沼の田園地帯にある料理店今昔庵さんは、全てに神経が行き届いた妥協を許さないこだわりのお店です。しかも、庶民価格で料理を提供して下さっているのには頭が下がります。帰り際、ご主人の斎藤さんと話し込み、赤蒟蒻や黄身酢のことを色々教わりました。料理に対する真剣な姿勢が感じられました。今回は慣れない一人暮らしを癒すためにやってきましたが、次回は大切な人を連れてきましょう。

 

 

  誰って?    奥さんに決まってるでしょう。^^

 

 

 

 

 亀縞の郷 今昔庵

 

  • 所在地  :宮城県岩沼市小川神田町22
  • 電話        :0223-23-6282
  • 営業時間 :11:00~20:00
  • 定休日    :木曜日
  • 駐車場    :10台


 

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2010/04/11(日) 05:00 | trackback(0) | comment(2)