【白河小旅行④】火風鼎の手打ちチャーシューメン
カテゴリー: 外食:ラーメン

白河小旅行の第4弾はラーメンです。白河は喜多方や佐野ほど有名じゃありませんが、素朴で木訥なご当地ラーメンがあります。狭い街に90店舗ほどのラーメン店があるくらいラーメンが愛されています。当初よりこの白河ラーメンを食べてから帰る計画でしたが、お店は直感で選ぶつもりでした。昨日、関の里の温泉で細君が地元の方と話が弾み、美味しいラーメン店を伺ったところ、かふうていさんが一押しとのことでした。ならばと、帰り足でさっそく寄ってみました。
かふうていさんは白河市街地の南にある南湖公園の向かいにあります。
南湖公園は溜池風の大きな池の周りを整備した公園ですが、白鳥や鴨が多く訪れる自然が残るエリアです。
頭の中ではかふうていさんは花風亭もしくは歌風亭と勝手に想像していたので、この看板に気付かず一度通り過ぎてしまいました。^^
火風鼎とは想像も出来なかったです。しかも亭ではなく鼎ですからね。
木造の店内はカウンターだけの構成です。
人気店なんでしょうね。開店と同時にお客がどんどん押し寄せます。
このメニューが少し紛らわしいのです。おすすめには手打ちとあり、下段は機械打ちかと思いきや黄色い紙に全て手打ちと・・・。
ともあれ、地元白河の方がご推奨のチャーシューメンを頂くことにしました。
人気のチャーシューメン880円です。オーソドックスな面構えに堅実さを感じます。
スープは色が濃くて、見た目どおり醤油味が優先的でした。でも、よく澄んで豚骨が利いた良質のスープです。
特徴的なのはこのチャーシュー。シンスライスなのですが、噛むほどに味わいがあります。
煮豚ではなく、焼いてからタレに漬け込んだような感触です。歯応えも良く残されており、流行のとろける煮豚とは正反対です。
もう一つの特徴はこの麺。かん水を使わない卵麺です。手打ちらしく太さもまちまち。
ん~、この麺は好みが分かれそうです。表面が少しざらついてコシがなく、ゴツゴツしています。自分で打った卵麺ともよく似ていて、何だか家庭的ですねぇ。いまのラーメンの世界では個性的ではあるのですが・・・。
白河ラーメンは喜多方と同じように昔から地元で愛されてきたご当地ラーメンです。最近、流行のインパクトの強いラーメンとは異なります。過度の期待を抱いてやって来ると少し外れるかも知れません。でも、飽きが来ないラーメンとはこのようなラーメンなんでしょうね。今回は火風鼎さんしか頂いていないので、白河ラーメン全体を語るには情報不足です。次の機会にもう少し広く味わってみましょう。
火風鼎 (かふうてい)
- 所在地 :福島県白河市鬼越44-16(南湖向かい)
- 電話 :0248-22-8314
- 営業時間 :11:00~19:00
- 定休日 :火曜日
- 駐車場 :あり