【富谷町】水刺間(スラッガン)の参鶏湯(サムゲタン)

カテゴリー: 外食:その他

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 仙台の韓国家庭料理店で今一番話題となっているのが、富谷の水刺間(スラッガン)さんではないでしょうか。2008年のオープン以来、ネットや雑誌で広く紹介され、平日の正午前には席が埋まり始めます。それも仙台のオフィス街の話ではなく、富谷町の住宅地でのことですからまさに驚きです。

 

 

 それにはいくつかの理由があるようです。第一に美味しいことです。美味しくなければ口コミは広がりません。第二に本格的であること。それもそのはずで韓国人の女性がご主人であり、料理の腕をふるっていますので当然ですね。第三には家庭的であること。これはお店の前に立つとすぐにわかります。住宅地の中の普通の住宅を改築してお店にしています。よそ様のお宅に招かれたような安心感があります。

 

 

 

 

 

 

 水刺間(スラッガン)さんは富谷町東向陽台の住宅地にあります住宅兼用のお店ですが、冒頭の看板がよく目立ちます。
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水刺間 스랏간 とは李朝王宮の厨房のことですね。日本でもチャングムの誓いなどの放送でスラッガンという言葉はよく知られるようになりました。水刺間の他にも食事関連の施設には退膳間(配膳所)や司饗院(食品管理所)などがあったそうです。こちらの営業中という看板は本日は営業してますという意味らしく、営業時間外にも置いてありますのでご注意下さい。

 

 そう言えば、全羅北道全州にもスラッガンという、高級韓定食で有名なお店があります。韓国では食は全羅道にありと言われるくらい食べ物が美味しい所だそうです。もしかしたら、こちらのお店のご主人は全羅道のご出身なのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 本日は人気の参鶏湯(サムゲタン)を頂いてみます。最初に副菜3点セットが並べられます。
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店内の様子やメニューも紹介したかったのですが、ご主人にお断りされました。あまり、インターネットがお好きではないとのことです。以前、ブログなので不本意な紹介でもされたのでしょうか。ちょっと、気になります。料理は許可を頂いて撮影いたしました。メニューは他の韓国料理店からも狙われているらしく、公開してもらいたくないそうです。皆さん気を付けましょうね。ただ、こちらのお店にはしっかり作り込んだHPがあるのですが・・・。

 

 

 

 


 

 

 

 

 副菜は豆もやしのナムル(コンナムル)、五目玉子焼き(ケランマリ)、と大根のなますのように見えますが、これもキムチの一種なのかも知れません。
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豆もやしはロケットに入った加工品と違って、スッキリした味付けです。玉子焼きをよく見ると中心部から縁辺にかけて色が変わってます。白身と黄身の使い分けをしているのでしょうか。大根のなますの韓名はわかりませんが、日本のなますに唐辛子が入った感じでした。

 

 

 

 

 

 

 

 ほどなく、サムゲタンの登場です。そばに寄るのも恐いくらいに煮えたぎっています。
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これは最高の演出ですね。本場でもこのようなグツグツで供されるのでしょうか。明日から韓国ですのであちらのサンゲタンもしっかり味わってくるつもりです。

 

 

 


 


 

 

 

 サンゲタンは鶏の腹腔内に朝鮮人参ナツメなどの漢方食材や餅米を詰めて炊いた物ですが、これは炊き上がってから大きな骨を取り除き食べやすいように崩してあります。 
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鶏肉は繊維がバラバラになるくらいによく煮込んであります。鶏肉のボリュームは申し分なし。ただ、餅米があまり沈んでいないので、ご飯をしっかり食べないと落ち着かない方は、別にライスを取った方がよいでしょう。あと、味付けは非常に穏やかでみちのくの濃い味に慣れ切っていますと少し物足りなく感じるかも知れません。その場合は塩胡椒が卓上にありますので使いましょう。鶏の旨みに漢方の香りが加わり、日本料理では体験できない味わいとなってます。

 

 

 

 

 

 

 

 中から出てきたナツメと不明の漢方食材。食べ終わるとこれくらいの骨の山になります。大腿骨や胸骨などの大きな骨はありません。
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サンゲタンに不可欠な朝鮮人参は見つけられなかったですが、たまたま、入り込まなかったのでしょう。参鶏湯の参は人参の参ですからね。かなり量が多いかなと思ったのですが、基本的には(スープ)ですのですんなりとお腹に収まってしまいました。額にはうっすらと汗が滲みます。暖かい季節に食べるにはタオルを持参された方が良いでしょう。^^

 

 

 

 

 


 

 

 食後のドリンクは烏龍茶やコーヒーが選べます。コーヒーは韓国語でコピ커피って言うんですよ。
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一汗かいて良い仕事をした爽快感がありますね。^^ ご主人が美味しかったですかと尋ねてきます。もちろん、맛있었어요(美味しかったです)。

 

 

 

 

 

 

 人気上昇中の韓国家庭料理店、富谷の水刺間(スラッガン)にお邪魔しましたが、ご主人のホスピタリティーと料理の美味しさに満足することができました。ランチタイムではありましたが、サンゲタンがリーズナブルなお値段で頂けるのは嬉しかったです。記事には載せませんでしたが、メニュー価格はお店のHPを参照して下さい。さて、いよいよ明日から韓国です。もちろん、仕事ですが、ご飯は毎日食べますので、色々勉強してきたいと思います。留守中も記事はアップする予定ですのでご閲覧よろしくお願いします。韓国レポートは帰国後にボチボチと書くつもりですので少し遅れます。お許し下さい。

 

 

 

 

 


韓国薬膳家庭料理 水刺間(スラッガン)
         http://box.forlink.jp/suraggan/index.html

 

 

  • 所在地  :宮城県黒川郡富谷町東向陽台2-11-9
  • 電話        :022-773-3179
  • 営業時間 :11:30~14:00/17:00~22:00 
  • 定休日    :無休
  • 駐車場    :有り

 

 

 

 

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2010/02/28(日) 05:00 | trackback(0) | comment(6)

【東松島市】萩乃井のちゃんこ鍋と海苔うどん

カテゴリー: 外食:うどん

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 ゴツゴツとしたこのまだら模様のはなんだと思いますか? 蕎麦に混じる外殻の微細粒をと呼びますが、こちらは星団星雲が混ざり込んだようですね。^^ 実はこれは海苔を打ち込んだのりうどんなのです。先日、新聞で東松島市商工会がのりうどん試食キャンペーンを実施するという記事を目にしました。海苔うどんは他の地域でも作られていますが、こちらは生麺にこだわったそうです。それに、東松島市は矢本や宮戸など高品質の海苔の産地でもあります。これはちょっと良いものが出来たのではないかと直感し、すぐに駆け付けようかと思ったのですが、事前に市内の飲食店で食事して無料試食券をもらわないといけないのです。矢本の友人に飯おごるから、をもらっておいてと電話でお願いして、さっそく行ってきました。^^

 


 

 

 

 

 

 

 伺ったお店はちゃんこ鍋でお馴染みの萩乃井さんです。JR矢本駅近くの45号線添いにあり、元力士のご主人がやってますよ。
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45号線を石巻に向かって走り、矢本駅の交差点を過ぎたら程なく左手にこの看板が見えてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 店内には相撲甚句が流れて、相撲に因んだ内装が各所に見られます。
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そう言えば、二階の窓も力士のステンドグラスになってましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 ご主人は元力士だけに、有名な力士と写ったパネルが店内に多数飾られていました。
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現役の頃の千代の富士や若乃花も写っているじゃありませんか!! 相撲ファンならこれらの写真を眺めているだけでも幸せになれるでしょう。

 

 

 

 


 

 

 

 のりうどんが目的でやってきていますが、こちらはちゃんこ鍋が人気のお店です。折角ですので、メニューを眺めて何か頂いてみましょう。
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 ランチタイムは刺身が付いたちゃんこ鍋定食が割引されて、1180円で食べられます(休祝日は除く)。これ行ってみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 こちらがちゃんこ鍋定食、ご飯もたっぷりで食べ切れるか不安です。
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この後、のりうどんの試食が控えているのですが、うどんは一人前でしょうから、同僚と二人で分ければ何とかなるでしょう。

 

 

 

 


 

 

 

 定食の刺身はマグロとタイです。
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控えめですが、鍋を食べ切るためにはこれくらいで良いのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 卓上に自家製塩辛サービスの文字を目ざとく見付けました。もちろん、速攻でお願いします。^^
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甘口とありますが、酒粕の風味を感じるなかなか奥深い味わいの塩辛でしたね。これでご飯が半分くらい食べられそうです。

 

 


 

 

 

 

 

 メインのちゃんこ鍋には鶏や鴨などが使われています。四つ足は手に土が付くとされ、角界では縁起を悪いものとされていますからね。でも、近年の相撲部屋では牛や豚も食べているらしいですね。^^
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鶏のダシががっつり利いたやや甘めのソップ(スープ)で様々な具が煮込まれています。ちゃんこというとすぐに鍋が連想されますが、実はちゃんことは角界では、食事全般のことを指すそうですね。ただ、ちゃんこの語源はあまりに諸説あり過ぎて、よく分かっていません。

 

 

 

 

 

 

 

 鶏の団子や鴨が主役ですが、これに丸餅やうどん、白菜、春菊、椎茸、油揚げなども入ります。
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この味付けはご主人が修行された相撲部屋の味なのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 さて、お楽しみののりうどんの試食です。こちら萩乃井さんでは天ざる風にして供して下さいました。
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これ無料で頂いてよろしいのでしょうか。。。と躊躇するくらい立派な天ざるうどんです。町内で本格的に販売する前のテストであり、食後にはアンケートがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 よく見ますと、乱切りでボコボコとしてますね。色合いも正直、ちょっと不思議な感じです。 
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こののりうどんの歯応えや舌触りは秀逸でしたね。シコシコ、ぷりぷりでかなり強い麺に仕上がってます。やはり生麺に
したのは正解だったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 鰹節の利いた少し甘めのつゆで頂きますが、讃岐とも違う独特の食感です。
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これなら、鴨汁うどんやつけ麺風に食べてもいけそうです。生海苔も入れてのりのりうどんなんてどうでしょうかね。^^

 


 

 


 

 

 

 

最後にサービスのコーヒーで締めくくりです。
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これはちゃんこ鍋定食に付いたものです。

 

 

 

 


 

 

 東松島市のりうどんは期待していた以上の出来で大変満足しています。早く通常メニューとして各店舗が常備して下さることを切に願います。お店ごとに個性のあるのりうどんになれば、巡り歩く楽しみもできます。前記のようにひやあつ式の食べ方がベストと思いますが、あつあつでも生海苔の天ぷらなんかを載せれば、ご機嫌なのりのりうどんになりそうです。東松島市内の飲食店のみなさまの創意工夫を心より楽しみにしております。


 

 

 

 

 

ちゃんこ萩乃井 http://www8.ocn.ne.jp/~haginoi/


  • 所在地  :宮城県東松島市矢本字河戸29-2
  • 電話        :022-582-2478 
  • 営業時間 :11:00~21:00 
  • 定休日    :元旦のみ 
  • 駐車場    : あり

 


 

 

 

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2010/02/26(金) 05:00 | trackback(0) | comment(4)

自家製からすみの勧め

カテゴリー: 料理:買い魚

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 この画像を見て、が出た方は相当な左党、とりわけ日本酒党と言うことができましょう。これは、飲兵衛垂涎の酒肴、からすみ(唐墨)です。。。。と胸を張りたいところですが、ボラの卵巣で作った本からすみではなく、自家製のなんちゃってからすみです。でも、味はそんなに変わりませんよ。


 

 以前、天然ブリの卵巣でからすみ作りを試みたみたところ(関連記事)、申し分のない出来だったので、その後、大きな魚の卵巣が店先に出ないかとずっと待っていました。そうしましたら、やや小振りですが、スズキの卵巣が売られていましたので、今回はこれで試作してみました。

 

 

 

 

 

 

 スズキ卵巣は片腹ずつですが、140~200円。安いもんですね、これでからすみが出来たら笑いが止まりません。
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全部で4パック売られていましたが、全部買い占めてきました。^^ 

 

 

 

 


 

 

 トレーから出して並べてみますと、大きな卵巣は片腹ずつでしたが、残りの2パックは左右両方の卵巣がくっついたままでした。からすみづくりにはこの方が有り難いのです。
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要するに3腹分計6本の卵巣が4トレーに分けられていたのでした。ただ問題は片腹ずつに分けられた卵巣は膜の一部が破けており、卵粒が多少流れ出ています。これを無事にからすみまで加工できるか不安です。それと、一番奥の卵巣はやや痩せており、産卵がすでに始まっているのかも知れません。

 
 商品としてのからすみを作る場合には、卵巣の表面に走る血管を竹串で突いて中のを抜いたりしますが、下手にやりますと膜を破ってしまいます。それに家庭で食べる場合には、表面に黒い網目が残ったとしてもNo problemですね。

 

 

 

 


 

 

 とりあえず、定法に従って塩を塗します。塩は味を左右しますので必ず天然塩を使って下さい。
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密閉容器に塩と卵巣を交互に詰め込み、冷蔵庫で1週間保存します。途中で生臭い水が上がってきますので捨てましょう。

 

 

 

 

 

 

 


 塩に漬かって締まってきた卵巣をそのままからすみにしたら塩辛くて食べられません。そこで、流水で2時間ほど塩抜きします。
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この加減は経験が必要です。途中で味見してみれば良いのですが、卵巣の膜が破けてしまいます。適度に塩抜きした後の卵巣は引き続いて日本酒に1週間漬け込みます。この間にもさらに塩が抜かれますので、この辺も考慮して塩抜きをしなければ
なりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 酒浸しが終わった卵巣は水気をよく拭き取って、天日干しにします。雨や雪に当てないように天気予報を気にしながら10日間ほど面倒を見ます。
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バルコニーで乾燥させますので、カラスの襲来を恐れてカゴを被せておきました。夜の間外に出しておくかは判断に迷います。もし、予想外の雪に見舞われたら、それまでの苦労が無駄になってしまいますので。

 

 

 

 

 


 

 

 

 一週間もしますと、からすみらしいベッコウ色になってきます。ここまでくれば、ゴールも近いのです。
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前回、ブリの卵巣で作った時は軽く板で重しをしたりして形を整えたのですが、今回は放置しました。それでもからすみらしい形に自然と近づいています。もっとも、食べる時は薄切りにしたり、摺り下ろしたりしますので、見栄えは自家消費の場合、気にしなくてもよいですからね。それに、片腹に分けられて、一部が破けていた卵巣も何とか形になりました。

 

 

 

 

 


 

  ほぼ10日の乾燥でからすみの完成です。仕込み始めてから25日ほどかかりました。
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原料の卵巣が様々な形だったので仕上がりも様々です。形よく仕上がったものはスライスして、不格好なのは摺り下ろして使いましょう。さて、肝心のお味ですが、如何でしょうか・・・。

 

 

 

  

 

 

 

 まずは、慣例に則って、大根スライスとの挟み盛りです。一枚口に含んでじっくり味わいます。やった、大成功、からすみそのものです。
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産卵期のピークの卵巣なので完熟しています。そのため、卵粒を舌で感じますが、ねっとりとした感触は出せました。前回のブリの卵巣より、スズキのは厚みがないので平べったくなりました。そこで、斜めにそぎ切りしています。

 

 

  

 

 

 

 続いて定番のからすみパスタ Spaghetti alla Bottargaです。イタリアのサルデーニャ島で初めて頂いた時、あまりの美味さにヴォーノを連発してしまいました。このパスタの作り方はこちらの記事に詳しく解説しております。
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地中海にいながら日本食に通じるご馳走に巡り会ったのですから、感慨ひとしおでした。お土産にサルデーニャ島名産のボラのからすみBottarga di Muggine を買って帰り、帰国後真っ先に作ってみました。地中海にも日本のボラと同種のマボラ Mugil cephalus が分布することをこの時初めて知りました。

 

 

 

  

 

 

 からすみがパスタに合うなら当然、ご飯にも合います。贅沢に摺り下ろして究極のお茶漬けです。
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鱈子より卵粒がこなれているので、旨味がすぐに全体に回ります。こんな贅沢は手作りじゃなきゃ出来ません。普通のご飯にふりかけのようにして食べても美味しかったですよ。

 

 

 

  


 ブリに続いて、スズキの卵巣でもからすみ作りに成功しました。地中海ではマグロやタラ類の卵巣でも作られるそうです。そう言えば、昨年のハゼ釣りオフの時、ちょろりさんがスペイン土産のタラからすみをご馳走して下さいましたね(こちら)。東北地方でもマダラの卵巣はよく市販されていますが、卵膜の一部が破けている場合も多く、卵粒は流れ出しやすいので扱いが難しそうです。スケトウダラの卵巣ではあまりに小さく仕上がりもお子ちゃまからすみになりそうです。また、しばらく、魚屋さんの店先に適当な卵巣が並ぶのを鵜の目鷹の目で監視しましょう。^^

 

 

 

 

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2010/02/24(水) 05:00 | trackback(0) | comment(6)

【七ヶ浜町】七ヶ浜豆腐店の豆腐製品

カテゴリー: 紹介:加工食品・調味料

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 前記事に引き続き、七ヶ浜の障害者就労支援施設みお七ヶ浜からのご報告です。この施設では県内産大豆ミヤギシロメにこだわった美味しい豆腐を作っています。長引く不況も影響して食品もデフレの渦の中に巻き込まれています。見かけは豆腐でも豆の味が全くしない不思議な白い物体が豆腐としてまかり通っていますが、本当の豆腐の味を知らないで人生を終えるのは不幸なことです。少し大袈裟ですが、七ヶ浜豆腐店さんで本物の豆腐の味を舌に記憶させましょう。前記事で同じ敷地内にあるとうふ屋らーめんさんで味わった釜上げ豆腐の美味しさからすると相当に期待できそうです。








 

 

 

 七ヶ浜町にあります七ヶ浜豆腐店さん。障害者就労継続支援施設みお七ヶ浜の中にあります。豆腐店には正面の入り口から入ります。
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 七ヶ浜町には貞山橋を渡って入り、最初の三叉路を左に進み、ほどなく左見える黄色い看板(とうふ屋らーめん)に従って進みます。












 

 

 

 ドアを開けて入りますとお店というより公共施設のエントランスのようで驚きますが、左右には商品が並べてあります。
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自家製豆腐製品だけではなく、この施設を管理経営しているはらから福祉会さんの関連商品(パンやかりんとう)もありました。












 

 

 

 豆腐関連製品は右側の冷蔵ショーケースとその前に並べられた保冷箱の中にありました。
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県内産ミヤギシロメで作られているのに良心的な値段ですね。輸入大豆で作られた豆腐でも100円くらいしますからね。

 







 

 

 

 

 おぼろ豆腐とさしみゆば、それと豆乳を買ってみました。
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豆腐好きな両親にも同じ物を届けて置きました。












 

 

 さっそく、家に帰って味見です。まずはおぼろ豆腐。思ったより水が絞ってあります。
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そのまま食べて味を確認し、続いて刺身用の醤油を垂らしてみましたが、期待を裏切らない美味しさです。豆の甘味と香りが口の中で広がります。濃度のある刺身醤油にも負けない濃厚な味の豆腐です。これが豆腐だとしたら、スーパーの激安豆腐は一体何なのだろう。少し恐くなります。











 

 

 大好きな湯葉。山葵をちょこと乗せて、煮切り酒で割った醤油を垂らしながら頂きます。
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久々に息子も帰ってきていましたので、一瞬でなくなりました。^^ もっと買ってくれば良かった。










 

 

 

 驚いたのはこの豆乳。この濃度を見て下さい。豆乳と言うより飲む豆腐です。どうやったらこんなに濃厚な豆乳が出来るのでしょうか。
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煮詰めるわけじゃないでしょうし、不思議です。にがりをほんの少しだけ入れて、いやいや、それでは朧状になるはずです。原材料名をみますと、大豆の他は消泡剤とグリセリン脂肪酸エステルとなってます。消泡剤は泡消しの役目ですし、食品添加物のグリセリン脂肪酸エステルは通常、乳化剤として使われており、濃度とは関係ないようです。やはり、大豆の割合を高くして煮詰めたのでしょうか。いずれにしろ、初体験の豆乳にびっくり仰天でした。












 

 

 七ヶ浜豆腐店さんの豆腐も美味しいのですが、同じ施設内のとうふ屋らーめんさんの釜上げ豆腐も素晴らしかったです。当然、こちらに来られたら両方を訪れるべきでしょう。出来たてが美味しいのは豆腐に限ったことではありませんが、釜上げ豆腐はまさに作り立て、是非賞味して頂きたいものです。










七ヶ浜豆腐店 http://mio.kinugoshi.net/fr-tofuten.html



  • 所在地  :宮城県宮城郡七ヶ浜町遠山5-6-40 
  • 電話        :022-395-9477 
  • 営業時間 :8:00~17:00(日曜11:30~14:30) 
  • 定休日    :月曜、年末年始
  • 駐車場    : あり(100台)


     

 

 

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2010/02/22(月) 05:00 | trackback(0) | comment(2)

【七ヶ浜町】とうふ屋さんのラーメン

カテゴリー: 外食:ラーメン

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 飲み友達のanegoさんのブログで紹介されていた七ヶ浜のとうふ屋らーめんさん。以前から大変気になっていたのですが、この度、細君と娘を連れてやっと行って参りました。とうふ屋さんがラーメン屋さんを経営するのが面白いと思いました。豆腐を使ったラーメンなんだろうか、麻婆ラーメンか豆乳ラーメンか、などと妄想が広がります。

 


 

 

 

 

 

 

 このお店、かなりわかり難い所にありますが、角ごとに目立つ看板が立ててありますので、それを辿っていきますと自然に着いてしまいます。
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多賀城方面から貞山橋で運河を渡り、すぐの三叉路を左に入って、少し進むと左手に最初の看板が見えてきます。看板にあります名物釜上げとうふ無料サービスが気になって仕方がありません。^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 やっと着きましたとうふ屋らーめんさん。実はこのお店は社会福祉法人はらから福祉会が管理経営する障害者支援施設にあるお店なのです。
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施設自体は2007年にオープンしたばかりなので、まだ、真新しさが残っています。左の一画に昨年(2009)3月とうふ屋らーめんさんを開店しました。正面の入り口を入りますと、豆腐や関連商品の販売所になっています。

 

 


 

 

 

 

 

 

 メニューの基本は中華そば、汐(塩)、味噌、魚だしの4種類ですが、これにつけ麺や担々麺、とまとラーメンなんてのもありました。
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私は看板にもありましたがっつり魚だししょうゆらーめん、細君が汐らーめん、娘はとまとラーメンをお願いしました。みなさん、にこにこ元気に働いていますね。

 

 

 

 


 

 

 

 

 さて、ラーメンが来る前にサービスの釜上げ豆腐を頂きましょう。とうふ屋さんで作ったばかりの豆腐ですから楽しみですね。
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県内産のミヤギシロメ100%の豆腐なんですって。それが無料でお替わり自由なんてまるで神のなせる業。^^

 

 

 


 
 

 

 

 釜上げ豆腐のとなりには、お惣菜やラーメンのトッピングがこれまた無料で並べてあります。
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お惣菜は漬け物を含めて4種類。トッピングにはメンマ、おからの揚げ玉、胡麻、刻み玉葱、おろしニンニクです。メンマが無料というのは太っ腹ですね。^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、まずは釜上げ豆腐ですが、ほんのりと緑色をしてよい香りがします。あれ、ミヤギシロメって緑だったかな。
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だし醤油で頂きますが、豆腐の味の方が全面に出てきます。濃厚な豆の香りと甘味が口の中に広がります。これは幾らでも食べられそうですが、ラーメンへの影響を考えて泣く泣く我慢します。^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 お惣菜も味見程度で止めておきましょう。^^
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漬け物の2種類ともやしの胡麻和え、厚揚げに田楽味噌を付けたものです。ここまで無料サービス品が多いお店はちょっとありませんね。

 

 

 

 

 
 

 

 

 これが、魚だししょうゆらーめん780円です。一見、味噌ラーメンのような濃厚なスープです。節の香りが登り立ちます。
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スープの味は見た目ほどきつくなく、むしろ甘めですね。炒めたもやしも乗っていて、やはり味噌ラーメン的な雰囲気です。煮豚は分厚く、肉の食感がしっかり残っています。

 

 

 

 


 

 

 

 麺は透明感のある中太弱ちぢれで歯応えは十分です。
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でも、この濃厚なスープにはもっと太い麺が合いそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 サービスのトッピングを乗せながら味の変化を楽しみます。
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このラーメンには玉葱の微塵切りがよく合いました。揚げ玉は中華そばにはマッチしそうですが、このラーメンだと少しくどくなりました。^^

 

 

 

 

 

 

 

 こちらは細君の汐らーめん680円です。青紫蘇の爽やかな香りが立ち込めます。
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これはスープが絶品でした。女性に人気No.1というのがよくわかります。麺はどのラーメンも同じみたいですね。

 

 

 


 

 

 

 

 娘の頼んだとまとラーメン730円。七ヶ浜産のトマトに粉チーズとパセリでイタリアン・トリグスト(三味)になってますね。
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スープは汐らーめんとも違って、少し白濁しています。意外とオイリーなのですが、トマトの甘酸っぱさが、よいバランスを取ってくれています。

 

 

 


 

 

 

 こちらの施設では県内産大豆にこだわった豆腐も作っており、それも市中の豆腐店のレベルを超えています。それに加えて、本格的なラーメン店までオープンさせてしまうとは、一体、どんな方がプロデュースしているのでしょうか。さらに各種無料のサービス品(自販機のドリンク類も100円でした)、たとえ障害者就労支援が目的とはいえ、採算が合うのか心配になってしまいます。末長く続きますように、ちょくちょく利用させて頂きましょう。釜上げ豆腐を食べに来るだけでも十分価値がありますよ。次の記事ではそのとうふ屋さんを伺ってみます。


 

 

 

 

 

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2010/02/20(土) 05:00 | trackback(0) | comment(8)