Vamosでスペインを味わう

カテゴリー: 外食:居酒屋・割烹

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  風写さんと居酒屋らくださんで日本酒を堪能した後は、二人ともワインが飲みたくなり、ふらふらと稲荷小路を北上しています。目指すはスペイン風バル、私はもうオリーブと赤ワインさえあれば、満足なのです。チーズかオリーブかと言われたらオリーブを取るほど好きなのですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 


 到着しました広瀬通から稲荷小路に少し入った所にありますSpain Bar Dining Vamos さんです。Vamosって、スペイン語でほらいくべとかさぁいくよって意味ですね。過日、チリの学生を案内した時、引率の先生はしきりにVamosって叫んでましたっけ(関連記事)。^^
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スペインの立ち飲みスタイルのバルとダイニングを組み合わせたような酒場です。暖かい季節ですと正面右手の道路に面したカウンター席が開け放たれて、立ち飲みできるのですが、この時期はさすがに締め切っていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やはりバルはカウンターじゃないとね。店員さんにワインやタパスのことを聞きやすいのがよいのです。
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スペインのバルですと、頭上にハモン・セラーノ Jamon Serrano がぶら下がっていたり、大皿の料理が並んでいて、指差してウナ・ラシオンって注文すると、タパ(小皿)に取り分けてくれたりします。または、爪楊枝が刺さった一口サイズの料理(ピンチョ)が並べてあって、適当にとってあとで爪楊枝の数で支払いすることもありますね、日本の回転寿司みたく。中にはピンチョ代が酒に含まれていて、食べ放題の処もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 さて、2軒目ですので、お腹もそこそこ埋まってます。まずは、目的のオリーブの5点盛りです。
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オリーブは黒と緑と、粒の大きさが違う品種がいくつかある程度の認識でいましたが、並べてみるとずいぶん色々あるものですね。オリーブと赤ワイン、、、私にとっては黄金の酒肴です。^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 オリーブだけじゃ、バルらしくないので、タパスの3点盛りをお願いしました。なんだろう、洋韓中が混在しているような料理ですね。
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インゲンと玉葱のマリネ、揚げた鯵のような青魚のマリネ、それにどう見ても肉団子です。マリネには糸唐辛子が盛ってあり、酔ってながらにも奇妙に感じました。出来ることなら、プルポのマリネ、トルティーヤ、クロケッタぐらいは出してもらいたかったですね。スペインのバルを知らない人はこれらをスペインの料理と思い込んでしまうでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、ここでもワインをたっぷり頂きまして、そろそろ、お開きの時間です。ヨーロッパ流に最後はぎっちりきつい食後酒で締めたいので店員さんに相談しましたところこちらを出してくれました。
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イタリアの香草酒アマロ(Amaro)のようなヤツとお願いしましたら、フランスのシャルトリューズ (Chartreuse) を出してくれました。でも、これはもっぱら、菓子などのリキュールとして使われてますね。緑のエチケットのヴェールが55度、黄色のジョーヌが40度もあります。ヴェールを呑んでみましたが、甘味の強いいわゆるリキュール、イタリアのアマロとはかけ離れていました。

 

 

 

 

 

 


 風写さんと居酒屋らくださんで呑んだ流れできたVamosさん。仙台でもそれなりにスペインのバルの雰囲気が体験できるお店が増えてきたのは嬉しい限りです。ただ、どこの国でもそうなんでしょうけど、完全バリバリのスペインバルが突然やって来てもなかなかその地で受け入れられないのでしょう。中国料理も世界中に進出していますが、国ごとに異なっています。その国ごとに受け入れられやすいスタイルに変化しているのでしょう。日本における中国料理も同じでして、決して本場の料理と同じではありません。日本が産んだ寿司も世界では独自に進化してますよ。その姿を見ると嬉しいようで悲しいようで複雑な気持ちになります。

 

 

 

 

 

Spain Bar Dining Vamos

 

  • 所在地  :仙台市青葉区国分町2-1-1 19フジビル1F
  • 電 話       :022-721-6501 
  • 営業時間 :月~木・日・祝 17:00~翌3:00 金・土・祝前 ~5:00
  • 定休日    : 無 
  • 休 駐車場    :なし 

 

 


 

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2010/01/31(日) 05:00 | trackback(0) | comment(14)

居酒屋らくだで大人呑みのはずが・・・(一番町@仙台)

カテゴリー: 外食:居酒屋・割烹

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 この日は、仕事が早く終わりましたので、無理言って風写さんにお付き合い頂き、軽く大人呑みで寄り道することにいたしました。さて、東口にしようか、それとも横丁を巡るかと、散々迷った挙げ句、二人ともまだ行ったことがないらくださんに落ち着きました。らくださんは、大町の一軒居酒屋へそのをさんの系列店。焼き鳥にも力を入れているお店です。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 お店の中は照明を落として、ちょっと薄暗いのです。カウンターに小上がり20席とテーブル席20席位で、こぢんまりとしています。
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こういう暗いお店で料理を撮影するのは辛いのです。果たしてどうなるか・・・。

 

 

 

 

 

 


 

 

 突き出しにはタコの柔らか煮、良い出来です。まずは生の中ジョッキで喉を潤します。
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とりわさ(ササミの刺身)も頂いて、大人っぽいスタートです。^^

 

 

 

 


 

 

 

 こちららくださんの名物はこの3つ。その1のにこたまに視線が集まります。
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風写さんが女性定員の勝又さんに、にこたまたまが2個なの?と聞いたものだから、一瞬、緊張が走りました。^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 で、そのにこたまです(手前)。要するにもつ煮込みに茹で卵が入ったものです。卵が2個じゃありません。^^
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後方は玉抜きのにこたま? 卵を抜いた分煮込みが増えますので、純粋に煮込みを楽しみたい向きにはこれもありかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 もう一つの名物、炭火やきとりおまかせ10串盛り合わせです。
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一串当たり135円ですから、お得でしょう。辛子味噌が付いてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、お酒ですが、風写さんは店長お薦めの特別純米上喜元
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宮城の地酒や焼酎も各種取り揃えてありました。

 

 

 


 

 

 

 

 

 私は村田町大沼酒造店さんの乾坤一の特別純米辛口です。
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乾坤一をいぬいしんいちと読んだ人がいたという笑い話があるそうです、^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 続いて、牡蛎とベーコン餅の串焼きです。
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これは両方とも美味しかったです。焦げ目のカリカリがまた香ばしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 大人呑みの予定が次々とグラスを空けていきます。^^
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楽しい酒はセーブするのが難しいですね。気付いた時には何杯呑んだかもうわかりません。

 

 

 

 


 

 

 

 

 帰り際に、なんと麩菓子を頂きました。ちょっとなつかし屋さんぽくなってます。
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お麩に黒糖の蜜が塗ってあるやつですね。子供の頃、よく駄菓子屋さんで食べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 結局、普段の酒盛りになってしまった二人ですが、これで、さっと帰ることが出来ればまだ大人呑みの範疇なのですが、果たしてこの先は如何に。この続きは、次の記事をお楽しみに。って、酔っ払いの行方なんか誰も楽しみじゃないですよね。^^

 

 

 

 

 

居酒屋らくだ


  • 所在地  :仙台市青葉区一番町3-4-23 佳月ビルB1
  • 電話        :022-711-8855 
  • 営業時間 :18:00~翌2:00
  • 定休日    :日曜
  • 駐車場    :なし

 

 

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2010/01/29(金) 05:00 | trackback(0) | comment(14)

鬼おろしでみぞれ鍋

カテゴリー: 料理:野菜・果物

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  大根おろしをたっぷり使ったみぞれ鍋は溶け出した雪のようで、私にとっては早春のイメージです。今日はちょっと贅沢にキチジマダラを使ったみぞれ鍋なんですが、ダシもこれらの魚から取っています。それともう一つのトピックスはこの大根おろし、ただの大根おろしではありません。よく見ますと、ちょっと粒が粗いでしょ。そうなんです、秘密兵器でおろしました。^^

 

 

 

 

 

 


 じゃ~ん、これが秘密兵器の鬼おろしです。以前から気になっていた料理器具です。
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北関東地方の郷土料理でしもつかれというのがあります。新巻鮭の頭、野菜屑、大豆を大根おろしと酒粕で煮た余り物料理のような惣菜なのですが、これに入れる大根おろしをこの鬼おろしで作るのです。

 

 

 

 


 

 

 

 見て下さい、この凶暴な歯を。まるで鮫の歯のように次から次にと生えてくる感じですね。これで噛まれたら痛いだろうな・・・って、噛むわきゃないべ。^^
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昔ながらの竹細工なのですが、実にしっかり作ってあります。これで鬼もおろせるという意味ではなく、普通のおろし板より剛胆で険しいから鬼としたのでしょう。鬼ヤンマ、鬼オコゼ、鬼ヒトデなどと同じ意味合いなんだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 今日のメインは大根と魚。セリと餅もよく合いますよ。この他に白菜やネギ、豆腐も用意しています。
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大根は毎年12月初冬に畑に囲っておくのですが(関連記事)、まだまだ、シャキッとしてしており、春までは十分持ちます。みぞれ鍋にはだいたい2本は使います。

 

 

 

 

 

 

 鬼おろしで大根を下ろしていくのですが、けっこう力が要りますね。あまり押し付けないで滑るようにシャッシャッとおろすのが正しいのかも知れません。
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大根が小さくなると指を痛めそうで危険です。最後の欠片は包丁で叩き潰して使いました。大根には厚切りポテトチップスのような波形ができます。なぜか痛そうですね。^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 続いて、もう一つの主役、キチジマダラです。キチジは大晦日の年取り魚に買った一部を冷凍しておきました。
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三枚に下ろして、フィレーとカマは鍋の具とし、中落ちや頭はダシに使います。キチジの鱗は丹念に取り去りましょう。かなり大きいので残っていますと喉に貼り付き、せっかくのご馳走が興醒めします。

 

 

 

 


 

 

 中落ちと頭を魚焼きコンロで焼くのですが、極力焦げないように超弱火で時間をかけて焼き上げます。
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ダシに焦げ臭みが移りますので、焦げた所は取り除きます。オーブンでじっくり焼いてもよいのですが、かなり蒸気が出ますので、途中で何度か換気する必要があります。

 

 

 

 

 


 

 

 焼いた中落ちと頭は酒を20%位加えたお湯でダシ昆布とともに煮ていきます。
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決してグラグラ沸騰させずにコトコトと20分ほど炊けばOKです。重ねたガーゼで漉してから使います。

 

 

 

 

 


 

 


 魚は一口大に切っておきます。しゃぶしゃぶではないので、少し厚めです。
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セリは4~5cmに、柚子は皮を千切りにして最後に散らします。

 

 

 

 

 


 ダシに大根おろしを加え、塩で味を整えます。少し強めでちょうどよいくらいにです。醤油は白醤油なら少々使えますが、通常の醤油ではみぞれ鍋ではなく、泥鍋になってしまいますね。^^
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魚の下には、白菜、ネギ、豆腐も沈んでいます。魚を沈めますと回収する時に身が崩れますので、水面で監視しながら加熱します。^^

 

 

 

 

 

 

 キチジマダラのダシががっつり利いたみぞれが美味しいのです。これで北の魚の女王キチジと旬のマダラが炊かれるのですからまずいはずがありません。
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普通の大根おろしでは、この強いダシに対抗できないでしょう。煮込んでも、大根の粒が残って、それにも旨味が染みているのです。これは、鬼おろしの成せる技ですね。

 

 

 

 

 

 

 今日は贅沢ついでに、ドメーヌ・ビローシモンシャブリも空けてしまいました。
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ワインはほとんど赤しか飲まない私ですが、みぞれ鍋には無理がありますね。ビローシモンは辛口で酸味もやや強め。ふんわりとしてキチジの脂に溢れた鍋にはこの辛口がピッタリでした。

 

 

 

 

 

 

 


 初めて使った鬼おろし、面白い道具ですね。敢えて粗く摺り下ろすのは、やはり美味しいからなんですね。この粗い大根おろしを使った煮物のバリエーションを楽しんでみたくなりました。北関東のしもつかれが新巻鮭の頭なら、こっちはちょっと伊達に牡蛎や仙台牛でやってみたくなります。美味しくできましたら、ご報告しますね。なお、この鬼おろしにご関心を持たれた方はこちらをご覧下さいませ。

 

 

 

 

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2010/01/27(水) 05:00 | trackback(0) | comment(5)

志のぶ支店のワンタン麺(二十人町@仙台)

カテゴリー: 外食:ラーメン

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  ここは仙台駅の名掛丁自由通路です。仙台駅の西口と東口を結ぶ架け橋ですね。藩政時代、東西に走っていた名掛丁が明治維新後に東北本線の開通で分断され、そこに踏切ができました。その後、大正10年にX橋(宮城野橋)が、昭和3年には踏切に代わって地下道が出来ています。地下道は自由通路が出来た現在も残されていますね。


 ここ渡って東口に出れば、もう、そこはぱんだ(親)さんの縄張りです。勝手に荒すのは御法度なのですが、どうしても行ってみたいお店があるのです。それは志のぶ支店さんです。東口の再開発で以前のお店が取り壊される直前にお邪魔したのですが(関連記事)、その後、新しいお店になってからはまだ伺っていませんでした。あの癒される中華そばはまだ健在でしょうか・・・。 
 

 

 


  

 

 

 

 

  あらら、しばらく来ないうちにすっかり変わってしまった二十人町、なんか妙に広々しています。
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この二十人町と平行して走る鉄砲町は戦災で焼けなかったので、古いお店や住宅なども残り、タイムスリップ感覚が楽しめました。もう、すでにビルやらマンションやらが建ち並んでいますが、足軽町の佇まいを残した町作りは出来ないものでしょうかねぇ。

 

 

 


 

 

 

 

  見つけました。これが新しい志のぶ支店さんです。以前のお店の斜め向かいになります。
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2階と3階は居住スペースでしょうか、すっかり変わってしまいました。志のぶ本店さんとも、また違うデザインです。志のぶさんは元々生そば屋さんですので、そのエスプリは受け継いでいるのでしょうね。

 

 


 

 

 

 

 

  ピッカピカの厨房で、ご主人も元気に働いてしました。
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新装開店すると味が変わるとか言われますが、どうでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

  おしながきと価格は以前より、20~25円値上げしたようですね。
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立ち退きといえども、新店舗の建設には多くの出費があったはずです。元々、良心的な値段でしたのでこの程度は容認範囲内ですね。^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  本日はワンタン麺650円を頂きます。
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具の配置が若干少し乱れていますが、その数量には変わりがないようで、ホッとしました。^^    以前のワンタン麺はこちら。 
 

 

 

 


 

 

 

 

 

  この肉の食感がしっかり残った煮豚は芯まで味が染み込んでいます。
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丼に盛り付ける直前に切っていましたね。冷凍物のぱさつきはなく、締まっているのですが、噛むほどに口の中でエキスが溢れてきます。

 

 

 

 

 

 


 

 

  そして、このワンタン。皮がしっかりしています。
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もちろん、ツルッとしていますが、ふやけた感じはなく、弾力も感じられるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

  志のぶ支店さんの魅力はスープもさることながら、やはりこの麺でしょうか。
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初めは、柔らかいなと感じたのですが、全体的に癒し系ですから、柔らかめで良いのかも知れません。硬めでと注文するお客さんもいらっしゃいますが、何回か食べてくるうちに、こちらのラーメンにはこの茹で方が一番フィットしているのではないかと思い始めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

  激しい再開発が進む仙台の古い街並み、二十人町ですが、姿形が変わっても結束力が身上の足軽町の心意気だけは残してもらいたいものです。幸い、志のぶ支店さんの癒し系中華そばは健在でした。ラーメンも刺激的な創作系が次々と産み出されていますが、このような変わらぬ伝統的な味もいいものです。ご近所の常連さんが多いのも、飽きが来ないラーメンである証でしょう。いつまでも、残していきたい仙台の味ですね。みんなで食べ支えていきましょう。

 

 

 

 

 

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2010/01/25(月) 05:00 | trackback(0) | comment(2)

山形の家庭の味 ひっぱりうどん

カテゴリー: 未分類

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  先日、秘密のケンミンショーで山形県のひっぱりうどんが紹介されました。以前からその名前は聞いていましたが、要するに釜揚げうどんの方言だろうと気にも留めていなかったのです。ところが、讃岐のような生麺の釜揚げではなく乾麺を使うこと、つけ汁に納豆サバ缶などの常備食品を入れることなどちょっと個性的なのです。何だか、急に食べたくなって乾燥うどんを買いにひとっ走りしてきましたよ。

 

 

 

 

 

 

 近所のスーパーに行きますとなんと、ひっぱりうどんと言う乾麺があるじゃありませんか。
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ケンミンショーの影響なのか、それとも今まで気付かなかっただけなのでしょうか。とりあえず、これを購入。ところが、この乾麺のメーカーは白石の松田製麺さんでした。白石は温麺を始め、乾麺生産が盛んな所ですので、品質は問題ないのですが、本場山形のひっぱりうどんは山形に行かないと買えないのかも知れません。なにせ、今まで山形県民以外で知っている人はほとんどいなかったでしょうから。

 

 

 

 


 

 

 うどんの他の材料は、テレビで紹介されていたとおり、納豆サバの水煮缶を用意しました。
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つけ汁は醤油だけだったのかも知れませんが、一応、普段使っているつゆも試してみます。手軽さがこのうどんの良さなのでダシは取りません。薬味はテレビではネギくらいだったように記憶していますが、大根おろしやセリも試してみます。このセリは正月に使った後の根っこから再生させたものです。30cm位にはなるのですが、ちょっと早めに収穫です。

 

 

 

 

 

 


 これは昨晩のカレーの残りです。これは細君の作です。
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山形のひっぱりうどんとしては邪道ですが、これは絶対合いますよね。^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 乾麺を茹でて、鍋ごと食卓に運びます。今日は細君と二人なので300gを茹でました。
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あとはうどんと馴染みがよいように納豆を刻み、サバ缶を開けて、薬味を用意すれば出来上がり。本当に簡単です。忙しい時の昼飯に最適ですね。農繁期の山形ではこんなお昼が食べられていたのでしょうか。

 

 

 

 

 


 

 

 まず、最初につゆ醤油を小匙1杯ずつ丼に取り、うどんの茹で汁で伸ばしておきます。
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納豆もサバ缶も味や香りが濃いので醤油だけでも良いかも知れません。

 

 

 

 

 

 


 それに刻んだ納豆サバ缶を入れて掻き混ぜるのですが、その絵のアップは私の美意識が許しませんでした。^^
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大胆に納豆とサバ缶に醤油をかけてぐるぐる混ぜて、それにうどんを浸けて食べ進んでも、やがては茹で汁で薄まるので同じことかも知れませんね。

 

 

 

 

 

 


 それではひっぱり上げます。土鍋なので最後まで熱々でしたよ。
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ひっぱりうどんの語源は諸説あるようですが、ひきづりうどんと呼ぶ地方もあるようなので、鍋からひっぱってうどんを食べるからなんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 


 納豆サバ缶のつけ汁に付けて、と言うより浸して食べます。お、これは想定外の美味しさですね。
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もちもちしたうどんとサバの身を納豆が上手くつなげてくれています。こりゃたしかに病み付きになりますね。

 

 

 

 

 

 

 


 途中で味に変化を付けたい時は、大根おろしなどもよいですね。
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信州ではこのような釜揚げうどんを大根おろしの汁に味噌を溶いたつけ汁で食べることがあります。蕎麦だけではなく大根おろしとうどんもよく合います。

 

 

 

 

 

 

 


 さて、山形流ひっぱりうどんを楽しんだ後は、釜揚げ式カレーうどんです。
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この美味しさは誰でもが想像できるでしょう。ちょこっと付けて食べるのではなく、中にうどんを取り込んでたっぷり絡めて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 いやぁ、実に体が温まりました。家庭に保存してある乾麺納豆サバ缶でここまで美味しくうどんが食べられるのですから、 生活の知恵ですね。しかも、材料費は2人前で300円程度ですからチープさも魅力です。さらに、すぐに食べられる点もアウトドアや非常時の備えに最適です。乾燥うどんはひっぱりうどん専用でなくても、美味しく食べられると思います。週末のお昼に家族や仲間とひっぱり合うのは楽しいですよ。大鍋用意して是非トライ してみて下さい。

 

 

 

参考までに

 

 松田製粉
        
 http://www.matsuda-seifun.co.jp/shop/contents/index.asp

 

  • 所在地  :宮城県白石市福岡蔵本字桶の口16-1
  • 電話        :0224-25-5121
  • e-mail: info@matsuda-seifun.co.jp 

 


 

 

 

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2010/01/23(土) 05:00 | trackback(0) | comment(8)