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津軽海峡船の旅 その4

カテゴリー: 紹介:パン・菓子

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  滞在時間わずか18時間の北海道旅行もあっけなく終わり、これから、津軽海峡フェリーで渡って宮城に向かいます。帰りも津軽海峡フェリーさんのびなすに乗ることになりました。一日に函館-青森間を何往復もしているのです。函館は青函トンネルが出来る1988年以前は北海道の玄関だったのです。もし、高速船ナッチャンが順調に運行を続けていたなら函館も今とは少し違っていたかも知れません。さて、搭乗開始まであと30分を切りました。それまでの間ターミナル内にありますお土産ショップを探索しましょう。

 


 

 

 

 

 

 津軽海峡フェリーさんの函館ターミナルは新しくてとても綺麗。高速船ナッチャンで乗客をJRから取り戻そうと社運をかけて大改革をしたのでしょう。
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長引く不況と昨年の原油高、悪いことが重なりました。みちのくの北の外れの海峡にエレガントな2隻の高速船が行き違う光景は是非とも残ってもらいたかったです。高速船ナッチャンの経緯はこのシリーズのその1にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 チッケトカウンターの正面にはお土産販売のギフトショップReraがあります。
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Reraは高速船の片方、函館に係留されているナッチャンReraに因んでいますね。北海道内の銘菓やご当地の人気菓子などが一堂に会しています。

 

 

 


 

 

 

 

 北海道土産と言えば、一番人気はこれじゃないでしょうか。誰もが知っている銘菓白い恋人です。
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一昨年(2007年)、白い恋人のメーカーである石屋製菓は消費期限の改ざんと衛生管理の面で会社の信頼がぐらつきましたが、社長の辞任やコンプライアンス確立委員会の発足などで再建を図り、見事に復活しました。同じ北海道でも雪印やミートホープは発覚した後の対応がずさんで、危機管理体制の不備が露呈しましたね。事件が起きた時に、事実を公表して真っ先に謝罪し、その中から最善の方法で建て直すのが危機管理の鉄則です。いまだにこの逆をやろうとしている企業や組織が多いのに呆れます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あまりにもありふれているとは思いつつも一応無難な線で買っておきました。受け取る相手が知らない物は価値が伝わらないことがありますからね。
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やはり、うちの家族が一番喜んだのはこれでした。知っている遠くの物がやって来ると安心して喜べるのですね。^^ もちろん、白い恋人は美味しいし、今後も北海道お土産No.1であり続けるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 私はこっちもお薦めです。コーンの香りが甘さとベストマッチした優良事例ですね。。。まぁ、なんと硬い表現なんでしょう。^^
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スノーベルさんのとうきびチョコ、1985年にデビューした元祖とうきびチョコレートです。コーンパフをトウモロコシ味のホワイトチョコレートで固めたスティック状の菓子です。今では類似品が山ほど出ていますが、スノーベルさんが開発した商品なのです。いつもは左の箱入りなのですが、右のような袋入りもあったのですね。あら、よく見ると焼きとうきびチョコですって。しかも北海道限定なんだ。はい、こっち買いましょう。^^

 

 

 

 

 

 

 

 これは安くて(10本入り315円)正解でした。気取らない付き合いの人にあげるのにちょうど良いですね。
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焼きとうきびチョコがいつものとうきびチョコとどこが違うのかはわかりませんでしたが、美味しかったです。ただ、北海道産乾燥とうもろこし5%使用って、そんなに凄いことなのでしょうか。^^

 

 

 

 


 

 

 

 こんなのご存じですか? 函館名物、嘉義製菓さんのあめせんべい
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いわゆる南部煎餅で水飴を挟んだお菓子です。このサンドイッチが2枚入って126円。なんとも、このチープな感じがいいですね。決して、子供の頃に食べたことがあるわけではないのに、不思議と懐かしい。

 

 

 

 

 

 

 ただね、正直これは食べにくかったです。
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おそらく暖かい季節なら飴がとろけてジャムのような感じなんでしょうけど、この季節は飴だけが異様に硬くて口に残ります。

 

 

 

 


 

 

 

 

 さて、北海道土産でこれを知っている人はなかなかです。カルビーさんの千歳工場だけで作っているじゃがポックルです。
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人気絶頂で一人一個という数量制限があります。ポテトを揚げた製品なのですが、妙に美味いのです。

 

 

 


 

 

 

 

 極太のウドンくらいに切られた拍子木状のポテトがサックリカリッな状態で仕上がっています。
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決してスカスカではなく、意外なくらいに緻密です。それでいて硬すぎない絶妙な歯触りです。今までない食感に誰もが虜になってしまいます。

 

 

 

 

 

 

  不自然ではないのですが、ポテト以上の旨味を感じると思いましたら、昆布エキスのパウダーやアミノ酸等も使われていました。
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ただ、それらの調味料も巷のスナック菓子とは違ってとても上品なのです。これを作るのには、ポテトチップの3倍以上の時間がかかるそうで、生産が追いついていけない状態とか。ネット上でも売れ切れ続出です。通販で買えたとしても、商品価格と同じくらいの送料がかかってしまいます。北海道に出張に行く人に頼むのが一番でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 短かった北海道を後にして、函館山に見送られながらの帰還です。これから4時間かけて津軽海峡を渡ります。
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青森に着いたら、また、ロングドライブです。しっかり、休息を取っておきましょう。

 

 

 


 

 今回の北海道とんぼ返りミッションはこれでお終いですが、津軽海峡に華やかな姿を浮かべるはずだった高速船ナッチャンWorldRera の姉妹船の現実を目の当たりに見て、長引く不況と先を読んだ経営の難しさを実感させられました。それでも、津軽海峡に自動車用のトンネルが出来るまでは、フェリーボートは必要です。フェリーにはシャワールームもあって、プロのドライバーさん達は疲れを癒しておりました。そんな意味でも、この4時間の船旅はあっても良いのかなと思ってしまいます。

 ところで、北海道では何してたのと、突っ込まれそうですが、それは企業秘密。^^ でも、泊まっていた宿と食べた食事だけは次ぎの記事でご紹介いたしますね。

 

  

 

 

 

函館ターミナルGIFT SHOP Rera(ギフトショップ レラ)

  • 所在地  :北海道函館市港町3-19-2
  • 電話        :0138-41-1227
  • 営業時間 :8:00~19:00 (季節により若干変動)
  • 定休日    :無休
  • 駐車場    :1時間まで無料

     

 

 

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2009/12/29(火) 05:00 | trackback(0) | comment(0)
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