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小指の災難

カテゴリー: 未分類

 

    またまた、こちらに来てしまいましたね。。。。
















     きゃーーーーーっ       。。。。。。。。。まだです。



















 先日、次の日に使う空気タンクをしゃがんで点検していた時のことです。立てて並べたタンクに体が触れたのでしょうか、突然、重さ20Kg近いタンクが倒れ、右手の小指の先を直撃しました。








 その直後はあまり痛みもなかったのですが、時間が経つとともにズキズキ疼くように痛みだし、小指が見る見る膨れ上がっていったのでした。











 この日は夜にも大切な仕事があり、病院にも行けず終いで仕方なくサロンパスを貼って寝ました。
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醜く腫れ上がった我が小指。翌日には他の指と変わらない太さになり、根元まで紫色になりました。指先の内出血小指全体に回ったようです。痛みは絶頂に達し、物に触れただけで脳天に鉄槌を食らったような電撃が走ります。それでも、以前から計画されていた潜水調査をこなして帰宅します。サロンパスの上に保冷剤も貼り付けて炎症を抑えます。





 さらに二日後の夜、嫌なを見ました。素人治療が祟って、小指の先が壊死し、第二関節から先を失うのです。そうです、指を詰めたのと同じです。ある日、料理教室の会場である仙台市民会館に向かいますが、入り口で警備員に取り押さえられます。 「あんた、大阪市の職員だね。ここには入れないよ。」(まじめな職員さんゴメンナサイ)、、、 「違います。講師として派遣されてきました。」と言っても信用されず、トボトボと引き返すのです。




 翌朝、大汗かきながら目を覚ましますと小指はちゃんとついていました。^^
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 腫れも少し引いたようです。これはサロンパス効果か、それとも私のトカゲのような治癒力か。。。幸い、骨にも神経にも異常はないようで僅かですが関節を動かすことも出来るようになりました。
 



 ただ、指先は少し変形し、爪の下にも内出血が見られます。
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 もしかすると、この爪は一旦剥がれるかも知れないなぁ。トホホ  それでも、指を詰めたように見られることを思えばどんだけ有難いことか。。。 その後もサロンパスを朝夕貼り替えて、お酒も減らして養生を続けています。




 不注意が招いた怪我ですが、病院のお世話にもならず快方に向かってます。ただ、回復しても小指の動きが元に戻るか不安で、料理 仕事への影響が懸念されます。大袈裟でしたが、ここまでお付合い頂いたあなた様に心より御礼申し上げます。    
ワイルドだろ~~~





 【追記】  
 
 
 あれから一カ月以上が経過しましたが、小指はどうなったでしょうか。ご心配をお掛けしましたが、お陰様で快方に向かっております。指先にまだ痛みは残っていますが、ぶつけない限り痛むことはありません。この一カ月、小指の大切さをしみじみと感じることが出来ました。


 小指って指切りげんまんするくらいしか使い道がないと思いがちですが、棒状の物を握る時には極めて重要な役割をします。例えば、釣竿。これは小指でギュッと締めて人差し指が受け皿、親指が抑えとなります。バドミントンのラケットもそうですね。ほとんど小指だけで引っ掛けている感じで、人差し指や親指に力が入ると肩まで力んでしまいます。

 
 
 特に利き腕である右手の小指は普段の生活でも重要で、これが自由に使えないこのひと月あまり、大変不便を強いられました。人間にとっては大切で、この指があったからこそ、文明を作り出してきたと言っても過言ではないでしょう。




 さて、その後の小指の状況ですが、腫れはすっかりなくなりました。でも、ちょっと変形したかな。
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 問題はです。内側が真っ黒ですが、いまだに剥がれず付いています。だた、いつ剥がれるか心配でいつも指先だけバンドエイドを巻いています。剥がれそうな時に何かに引っ掛かったら根元を痛めますし、最悪な場合、ひょうそう(化膿性爪囲炎)に至ることもありますので。




 幸い神経や関節は無事でした。自分の意志できっちり折り曲げられます。
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 いつもサロンパスやバンドエイドを貼っていますので、皮がふやけて剥けています。よく見ますと、私の結婚線って3本もあるのでびっくりしましたが、指を伸ばして手を広げると太いのが1本だけでした。喜んでいいのか。。。。^^



 

 また、後日、経過報告いたします。

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2009/06/09(火) 05:00 | trackback(0) | comment(10)

(9)水上バスでふるさと村

カテゴリー: 紹介:加工食品・調味料

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 今、私たちは信濃川ウォーターシャトル(水上バス)で遡っています。乗船するまでに一波乱ありましたので、全員、安堵感で気が抜けた状態となっています。^^ 前記事、前々記事でご報告しましたように、新潟食べある記の2日目は、朝から古町の中華のカトウさんに伺い、朝ラーメンを頂きました。さらにその足で白山朝市に歩いて向かったのですが、これがまた、想定外に遠かったのです。万代口のホテルを出て、古町経由で白山ですと4km近くもあったのでした。誤算で皆さんにご迷惑おかけしました。


 


 


 乗船時間が迫ってきていましたので白山からはバスでホテルにトンボ返りし、荷物をまとめると信濃川に向けてまた1Kmほど駆け足です。乗船時間を1分ほど過ぎて桟橋に到着。
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 船の姿はどこにもありません。やっちまったぁ・・・。ところが、乗船時間は9:00だとばかり思い込んでいたのですが、看板の運行ダイヤを見ますと、9:10ではありませんか。ラッキーと言いますか、早とちりと言いますか。みなさま、朝から5Kmも早歩きさせてしまい、申し訳ありませんでした。


 


 ほどなく、ウォーターシャトルがやってきました。宇宙船のようでなかなか格好いい船体です。
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 旅客定員100名のベアトリス号です。これから、信濃川を遡って、新潟ふるさと村まで43分間のクルージングです。

 

 


 松島の観光船と比べると高さがなく、平べったい船です。おっ、キャビンアテンダントさんも乗っているんだ。
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 ちょっと前までのハラハラドキドキがワクワクに変わっています。^^


 
 



 船の高さがないわけは、ご覧のようにいくつものを潜らなくてはならないからです。海に近いので満潮時には水面も上がりますしね。
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 ご存知のように信濃川は日本一長い川で、全長367Kmもあります。源流は長野県川上村、甲武信ヶ岳山麓から流れ出します。長野県内では千曲川と呼ばれ、犀川と合流し、新潟県内に流れ込みます。長岡市を過ぎる辺りから、日本海より10~20Km内陸を海岸と平行に流れ、新潟市内で海に注ぎます。


 この信濃川は相当の暴れ川で、河口に近い越後平野では昔から度重なる氾濫で大きな被害が続いていました。そこで、1922(大正11)年、河口から50km上流の長岡市から大河津分水路(9.1Km)を掘削して日本海に流しました。そのため、分水地点から下流の信濃川は水量が減り、川幅が狭まって新たな土地も造成されています。

 
 さらに、河口から10Kmの平島地区にも1972(昭和47)年に全長1.8Kmの関谷分水路ができ、信濃川は全部で3つの河口を持つ河川となったのです。これらの治水事業により、越後平野は全国有数の米所となり、煎餅や日本酒の生産地としても発展していったのでした。治水により産業が飛躍的に発展した代表的な事例と言えますね。

 


 さて、ウォーターシャトルに戻ります。キャビンは想像以上に豪華でした。
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 ここで朝からの強行軍の疲れを癒します。雨が降っていますが、川沿いの風景がビル街から田園に変わっていく様をボーっと眺めています。

 



 こういうシチュエーションだと、どうしても欲しくなります。^^
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 朝の強歩で失った水分の補給です・・・。と尤もらしい言い訳をしておきます。^^


 


 葦の河原に出来た小さな桟橋に降り、土手を上りますと目の前に新潟ふるさと村が見えてきます。
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 左の建物が歴史資料館やグリーンハウス(温室)のあるアピール館、右の緑の屋根の建物が物産を販売するバザール館です。


 

 
 ここはアピール館とバザール館の手前に位置するエントランスドーム
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 ここから渡り廊下でそれぞれに行けますので、雨でも傘が要りません。

 


 

 まずは、アピール館で新潟の郷土史を勉強します。
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 入るとすぐに子供たちの乗った山車が出迎えてくれました。運よくイベントの日に当たったようです。

 



 北に長い新潟県は上越、中越、下越、佐渡の4地域に区分されます。
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当然ながら京都近い方から上越後ですね。天気予報もこの区分で解説されますが、他県の人間には新潟市のある北部が上越と勘違いしてしまいそうですね。それと、間違いやすいのは、上越新幹線上越を通過しないのになぜ上越新幹線なのでしょう。実は並行して走る上越線と同じく、上州(上野国)と越後を結ぶ線という意味なんです。


 


 

 明治から昭和の時代の雪国の暮らしぶりが再現されています。
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 大正時代の街並みを再現した通路もありました。ふるさとシアターもあり、新潟の四季が鑑賞できるのですが、時間がなく断念しました。

 

 

 アピール館から眺めたふるさと庭園です。信濃川が日本海にそそぐイメージで造られたそうです。
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 写真ではわかりませんが、新潟特産の錦鯉も泳いでいました。後方には新潟の農家をモチーフにした体験館や展示館が見えます。


 
 


 

 一方、こちらはお向かいのバザール館です。新潟の美味い物がぎっしりです。
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 自然と鮮魚コーナーに足が向いてしまいます。ズワイガニが歓迎してくれます。


 

 

 昨晩も頂いた本場の南蛮海老(甘えび)です。
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 それにしても安いですね。冷凍ではなく、地元佐渡の生鮮物でこのお値段です。買っていきたいところですが、まだまだ道中は長いのです。

 

 
 

 貝類も豊富ですね。宮城では獲れないサザエがごろごろ並べられている光景は旅を感じさせます。
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 一番手前は以前の記事でも触れましたコタマガイですね。


 


 これを見て下さい。正しい名称はコタマガイですが、こちらでは平アサリと呼ぶようです。
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あれ、ちょっと待って、これ宮城県産となってますね。宮城じゃほとんど食べないコタマガイがこちらでは平アサリとして、売られているのです。食文化の違いを感じさせられますね。

 




 

 一方こちらは、本当のアサリ。愛知県産ですが、本アサリと書いてあります。
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 アサリに敢えて本を付けるところから、新潟ではアサリの形をした食用二枚貝をアサリで括っているようです。白山朝市では、ウチムラサキが大アサリとなっていましたし。

 


 


 ちなみに、ムラサキイガイ(ムール)もホタテガイもカツオも宮城県産でした。ご愛顧ありがとうございます。^^
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現在は国内でも産地表示がJAS法で義務化されていますので、陸送物は出どころがわかっちゃうんですね。ちょっと、淋しさも感じますけどね。観光市場が有名な寺泊でも近年、客の増加とニーズの多様化に伴って県外産が大部分を占めるようになったと聞きます。消費者も種類が少なくても地元の水産物だけで満足するようにならないと、旅先で買ってきた物が自分の県の産物だったりする事態も起こります。


 



 鮮魚コーナーから土産物コーナーへ移ります。
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 新潟と言いますと、やはり米菓がお土産の横綱格でしょうね。


 




 柿の種の本場だけに、様々な種類が並んでいます。
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 これもお土産にいくつか買い込みました。新潟土産につきましては最後の記事でまとめてご紹介する予定です。

 



 新潟の果物の代表は西洋ナシのル レクチエ(Le Lectier)なんですって。
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 生産量ではラフランスに及びませんが、斑点のないきれいな果皮や甘い香りがセールスポイントとのこと。出荷時期は11~12月なので、この時期はお菓子などの加工品がお土産に良さそうです。

 



 ル レクチエのサイダーを見つけました。これを頂きながら一休みしましょう。
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近年、様々なご当地サイダーが売り出されています。ル レクチエの栽培はほぼ新潟に限定されますので、正真正銘のご当地サイダーですね。容量の割には高め(250ml、221円)ですが、新潟でしか飲めませんので、1本行っておきましょう。西洋ナシ特有の甘い香りが鼻に抜けます。


 

  
 
 


 さてさて、新潟食べある記の2日目も朝からハードな展開となっています。新潟ふるさと村でもよく歩きました。この後もまだまだ課題があります。最後まで頑張ってこなしていきましょう。新潟ふるさと村を買い物しながらじっくり見て回るには少なくとも2時間は要するでしょう。今回は利用しませんでしたが、バザール館の2階はレストラン街となっており、へぎそばやたれカツ丼などの郷土料理やラーメンも味わえますよ。
 

 

 

 

 


ウォーターシャトル http://www.watershuttle.co.jp/



運行ダイヤ・料金・乗り場等につきましてはHPでご確認ください。
 

 

 

新潟ふるさと村http://furusatomura.pref.niigata.jp/



所在地:新潟県新潟市西区山田2307 
電 話:025-230-3000・3030 
営業時間:9:00~18:00(季節により変化ありHP要確認) 
定休日:無休 
駐車場:あり 入館無料






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2009/06/09(火) 05:00 | trackback(0) | comment(6)
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