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(7)朝専用ラーメン?

カテゴリー: 未分類

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 新潟食べある記
ツアーも二日目になります。昨晩もけっこう呑んだのですが、早く切り上げたのであまり残っておりません。さて、朝飯ですが、これから街に出て食べる予定です。私は国内旅行でも海外でもよほど時間がない場合やホテルの食堂しかない場合を除き、朝飯も外に繰り出して頂きます。朝食はどこでも地元の方を対象に営業しているのが普通で、その土地の普段の食事がよくわかるからです。今朝は同宿の風写さんユケユケチュウさんにもお付き合い願って朝からラーメンを食べに参ります。

 

 からラーメンというと、胸が焼けそうですが、このシリーズの最初の記事で食べたような背脂こってりの燕三条系ではなく、でもするりと喉を通るあっさり醤油ラーメンです。もう一度復習しておきますと、新潟のラーメンは大きく以下の4つのカテゴリーに区分されています。

  
   あっさり醤油ラーメン(新潟古町)
  背脂極太ラーメン   (燕三条)
  生姜風味濃厚醤油ラーメン(長岡)
  
割りだし味噌ラーメン(新潟巻町)

 
 これから、目指すのはあっさり醤油系でも、特にあっさりしていると言われる中華のカトウさんです。手打式というのが歴史を感じさせてよさげですね。


 






 この日はあいにくの雨、それでも2Km近い道のりをラーメンのために歩いています。重要文化財でもある現在の萬代橋は1929年(昭和4年)の完成で306.9m。3代目になりますが、初代は木橋で長さが倍以上の782mもあったそうです。
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 高浜虚子の句が石柱に刻まれています。1270歩なりとありますが、大正年間ですので、2代目の橋(初代と同じ782m)になります。つまり、3代目建設時には川幅が狭まっているのです。この辺の詳しい経緯は国交省新潟国道事務所のHPが大変勉強になりました。

 





 到着しました中華のカトウさんです。予想通り雰囲気のある店構えです。今、7:20ですが、もうやってます。
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 暖簾の人が潜る部分を手繰り上げておくことはよくありますが、カトウさんの場合、手繰ってもカトウさんなんですね。^^

 

 




 厨房では2代目の野本さん夫妻が忙しいそうに働いています。狭い店内は朝なのにほぼ満席、すごい人気です。
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 こちら中華のカトウさんは先代の加藤さんが1970年代にオープンさせたお店です。蕎麦屋で修業した先代は、蕎麦好きでも食べられるラーメンを追求し、現在の形を完成させたそうです。2代目は先代の娘さんのご主人で、15年前にサラリーマンから転身してこの店を引き継いだそうです。


 


 


 出来ますものは中華そばチャーシュー麺だけ。この潔さも魅力的です。
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 中華そばも今どき450円ですよ。ワンコイン以下で食べられます。


 

 


 ほどなくやってきました中華そば450円です。
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 色の淡いメンマ、絹サヤ、煮豚、ナルト・・・。最大の特徴は刻んだ玉葱です。燕三条もそうですが、新潟のラーメンは刻み玉葱を使うのが普通のようです。スープは透明で、ほんのり煮干しや節の香りが立ち昇ります。

 


 



 煮豚は歯応えの残るモモ肉で味付けも軽やか。
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 これで脂たっぷりの巻バラ煮豚だったら、この朝のラーメンは台無しですね。


 




 そしてこの麺、まるで稲庭うどんです。真っ白で平べったく、ラーメンと言われても俄かに信じがたい様相ですね。
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 やや柔らかめですが、それが朝ラーメンにはよいのです。稲庭うどんほどプリンとした弾力はありませんが、粉を感じる舌触りです。魚を使ったさっぱりとしたスープに柔らかめの白い麺。まさに、朝飯代わりのラーメンですね。実際、朝食として利用されている地元の方も多いそうです。


 




 新潟食べある記の二日目は爽やかなラーメンから始まりました。中華のカトウさんは日曜日も営業していますので、旅人にも有り難いのです。我々の他にもラーメンを写す旅人がおりました。朝の7時からだいたいお昼までの営業ですから、完全に朝食としてラーメンを提供しているのです。そのため、でも食べられるラーメンに進化してきたのでしょう。対極をなす燕三条系ラーメンと言い、新潟は知られざるラーメン王国だったのですね。今回のツアーでは4タイプある新潟ラーメンのうち2タイプだけの実食となりましたが、残る2つは次回のお楽しみにしたいと思います。


 


 
中華のカトウ


所在地:新潟県新潟市中央区東堀通6番町1045  
電 話:025-228-9481  
営業時間:7:00~12:30頃(麺がなくなるまで) 
定休日:火曜日・第二水曜日 
駐車場:なし





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2009/06/07(日) 05:00 | trackback(0) | comment(10)
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