(1) いざ大韓民国へ
カテゴリー: 外食:その他
いよいよ、大韓民国へ旅立つ日がやって参りました。最も近い外国であり、文化的にも相互に影響しあってきたにも関わらず、私にとっては未知の国。海外出張や派遣は初めてではありませんが、ホテルや空港以外では英語が通じないとの事前情報に多少ナーバスになってます。それに現在の韓国では漢字もほとんど使われず、駅名や道標の表示、さらには店先の商品も全てハングルで書かれているそうです。せめて漢字が使われていれば、何となく意味が分かり、筆談も出来て日本人には有り難いのですが・・・。
みなさんハングルってご存じですよね。あの○と|や―を組み合わせた表音文字です。たとえばサエモンをハングルで書く사에몬になります。ローマ字と同じように子音と母音の一対の組合せが基本ですが、普通、さらに子音が組み合わされて3~4つの部品で1文字が構成されます。出発までに基本文字140字は読めるようにと勉強したものの、読めたところで意味がわからないことに後から気付きました。^^
まあ、毎度のことながら、行けば何とかなるでしょう。それと今回はレポートは韓国食聞録と銘打ってますが、決して食い道楽ツアーをしてきたわけじゃありませんよ。^^ 同業者のみなさまも多数ご覧頂いておりますので、弁明しておきますが、仕事をこなしつつ三度の食事も記録に残して、それらを整理しながら記事にしています。食事の際も地元の方にお任せでしたし、何が食べたいかと聞かれた時には普段食べているものをとお願いしました。
今回の旅程ですが、マップに示しますとこのようになります。なお地名はわかりやすいように漢字もしくはカタカナで記載しています。
仙台空港からASIANA AIRLINE(アシアナ航空)でソウルに飛び、仁川(インチョン)空港でトランジットして釜山に入りました。その後、西方の晋州や統営をうろついて、再び釜山に戻り、今度はKTX(韓国高速鉄道)でソウルに入り、仁川空港から仙台に帰ってくるというタイトなスケジュールです。
韓国食聞録の記事はトップ記事のように20編くらいになる予定ですが、書いていくうちに増減はあるかも知れません。それと一応は時系列に沿ってご紹介しますが、共通事項はとりまとめて記事にする予定です。
さて、第1編はASIANAの機内食です。これも旅の楽しみですね。因みにこれはエコノミークラスの食事です。
行きの便で出された機内食です。中途半端な時間帯なので軽めランチとのことですが、日本人には十分ですね。
メインのおかずはサワラの照り焼きでした。それに野菜の煮物が添えられています。
なんかめっちゃくちゃ和風ですね。ASIANAとはいえ、仙台-ソウル便は日本人が多く利用するので、配慮しているのでしょうか。
すみません。スッチーさんにお飲物は何になされますか?と聞かれた瞬間にビールと答えてしまいました。^^
韓国のスッチーさん曰く、韓国で一番美味しいビールとのことでした。味があるのにスッキリしたなかなかの飲み口ですね。
サラダとデザートもしっかり付いています。食後のコーヒーでくつろぎます。
このデザートは抹茶のムースでした。やはり日本人好みに設定してあるのですね。せめて、和韓折衷にして頂けると旅人としては嬉しいのですがねぇ。スティックのミルクとシュガーにハングルが書いてあるのが、ちょっと、日本を離れた気にさせてくれますね。
機内食ついでに帰りの便のランチもご紹介しておきますね。こちらもボリュームは満点でした。
カップの豆腐にデザートのブラウニーが付きました。和風の弁当にパンが付いているところが、妙なんですが・・・。^^ 帰りは大人しくオレンジジュースです。
メインは天丼風弁当です。これも日本人への配慮でしょうか。
帰りの便にはかなり多くの韓国の方が乗ってらっしゃいましたが、みなさんこの和風ランチです。だけど、味付けが和風とは異なるものでした。行きの便のランチもこれも見た目は和風ですが、味付けに何か違和感があります。たぶん醤油の味だと思います。豆腐についた醤油の味が日本のとまるで異なることから、これらの食事は全て韓国で調理されたものであろうと推定されます。その方が安くできますしね。
韓国の料理を期待させて申し訳ありませんでした。次の記事からは韓国料理が目白押しですので、ご容赦下さい。韓国の航空会社と言えども日本人の乗客が多い便は和食風の食事が出されるのですね。もしかしたら、ビジネスクラスなら選択できるのかも知れません。ところで写真は撮れませんでしたがASIANAのスッチーさんはみなさん小顔美形で足長長身、よくぞ集めたりという感じでしたよ。^^ 次の記事はアジアのハブ空港仁川(インチョン)と空港内レストランのご紹介です。
