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【宮崎県】宮宮コンビの味覚探索レポ(2/8)みやざき地鶏に挑戦

カテゴリー: 外食:焼鳥焼肉・ホルモン

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 このまるでのように見える大河は、宮崎市内を流れる大淀川です。と言いますと、淀殿を連想される方もいらっしゃると思いますが、は京都府伏見区の地名であり、秀吉が淀城を築き、そこに茶々を住まわせたことから、淀殿のちに淀君と呼ばれるようになったのでした。



 はご承知のように「淀む」から来ており、河川の下流域や起伏のない平野部で川水が流れないでまるで止まっているように見える様子を示します。京都のから下流の淀川然り、この宮崎大淀川も然り、水の淀んだ下流域が長く続きます。



 大淀川は河口近くでは川幅約1km、河口から4Km上流のこの辺りでも川幅は400m程もあります。宮城県でこのクラスの河川と言いますと、北上川(追波川)か阿武隈川になりますね。この川には大型淡水魚アカメが生息しています。全長が1mを超える日本最大の淡水魚ですが、水質汚染等で減ってきたため、県条例で採捕を禁止して保護しています。川もでかいと棲む魚もでかくなるのですね。そういえば、北海道のイトウも1mを超えましたよね。どっちが日本最大だろう。 




 こちらも大淀川の河畔ですが、日本に見えますか?
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 黙って写真を見せられれば、フロリダ辺りと思ってしまいますよね。^^




 夕暮れが迫った大淀川ですが、この光景はなぜか郷愁を誘いますね。巨人の星か? ^^
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 私にとってはポカポカと暖かくコートが邪魔で歩いていても汗ばむのですが、地元の皆さんは厚着をして手袋までしています。寒さというものは相対的なものなのですね。




 夜の街にも灯りが点り始めましたが、やはり西国、日暮れが遅いですね。宮宮シリーズ第2弾は東国原前知事も全国にPRしたみやざき地鶏に挑戦します。
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 こちらのお店は軍鶏隠蔵(ぐんけいかくしぐら)さんと言い、みやざき地鶏の専門店です。みやざき地鶏地頭鶏(じとっこ)と呼ばれる在来の鶏が原種で、これに白色プリマスロックや九州ロードを交配させて作出されました。現在はみやざき地頭鶏と命名して個性を出したPRをしています。このお店、決して闘鶏用の軍鶏(しゃも)の専門店ではないのですが、店名の由来はわかりせんでした。




 まだ時間も早いのでお客はまばら。板の間のテーブルを一人で陣取りました。
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 東北人には暖か過ぎる冬の宮崎を歩いて汗ばみましたので、生ビールで水分補給です。突き出しが気に入りました。鶏の膝周りの肉と軟骨を骨付きで空揚げにして銀餡がかけてあります。おそらく、もも焼きなどで肉をとった後の残りを有効利用したのでしょう。私はこういう心がけが大好きです。^^





 軍鶏さんは自営の養鶏場も持ち、毎日、鮮度のよい地頭鶏が運ばれて来ますので刺身も安心して頂けます。
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 左から胸肉、砂肝、笹身(ささみ)です。醤油も甘口と辛口の2種類があり、それぞれを試してみます。砂肝はコリッとした歯応えがありますが、胸やささみはつるりと滑らかで口の中で溶けるよな柔らかさです。




 続いて本日のメイン 地頭鶏のもも焼きです。これでも小サイズ(1400円)ですが、200gもあります。
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 オプションの柚子胡椒50円は自家製だそうです。スティックキュウリは標準装備でした。ステーキ用の熱した鉄皿で供されますが、宮崎のもも焼きは鉄板で焼いたわけではありません。 





 よーくご覧下さい。かなり煤(すす)けてますよね。滴る脂が燃えた黒煙で炙られていますね。
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 宮崎のもも焼きは骨から外したもも肉を一口大にきり、網カゴに入れて直火で炙ります。外見とは裏腹にふんわりとしていて、肉汁もたっぷり残されています。中心部分にさっと熱が通った状態に仕上げられていますね。柚子胡椒の辛味と香りが脂の多いもも肉とよく調和します。




 ここで焼酎のお湯割りに変更。雲海酒造の日向木挽(芋焼酎)です。
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 小さなお湯のポットが場所も取らず気が利いています。





 メニューの片隅に気になるコーナーを発見。みやざき地頭鶏の珍味ですと。。。
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 レバーの塩辛にも惹かれるのですが、ちょっと塩分が気になるお年頃なので、鶏ゆっけ(醤油味500円)を頼んでみました。




 ささみを軽く叩いて、醤油と胡麻油で調味してあります。卵黄はありませんでした。
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 世間を騒がしている四つ足のユッケとは異なり、非常に優しい味です。唐辛子のパンチがあっても良いように感じました。




 さて、格好良く大人呑みで切り上げようとしましたら、サービスで鶏のスープが出されました。
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 鶏料理屋さんらしい趣向ですね。〆のスープ、、、気に入りました。^^




 お店を出ますとすっかり夜の闇に包まれ、国分町のようなネオン街に変わっていました。
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 何人かで来ていれば、「さぁ、次さ行くべ。」と先陣を切って驀進していくのですが、さすがに一人旅ではその気にもなれません。明日も仕事が快適に出来ますようにホテルに帰って早めに寝ましょう。 



 

 宮宮コンビの相方、宮崎県の郷土料理を求めて徘徊しておりますが、宮崎を代表する食材、みやざき地頭鶏(じとっこ)もも焼きは大変美味しゅうございました。全体的にふんわりとした感じでしたが、私的には皮の端がカリッとするくらいの方が好みです。この地鶏で水炊きや鶏鍋をやったら、さぞ美味しいことでしょう。なお、揚げ物については、後に同じく宮崎名物チキン南蛮をご紹介する予定です。



 そういえば、宮城県には登録された地鶏がありませんね。もしかすると、東北6県の中で地鶏がないのは宮城だけかも知れません。もちろん銘柄鶏の養鶏場はありますが、卵生産の方で有名です。どうして、隣県のように地鶏へのこだわりがなかったのでしょう。ベースとなる在来の原種がなかったからでしょうか・・・。

 


 
軍鶏隠蔵(ぐんけいかくしぐら)店


・所在地   :宮崎市中央通8-12
・電  話   :0985-28-4365
・営業時間  :17:00~24:00
・定休日    :不定休
・駐車場    :なし

2012/01/10(火) 05:00 | trackback(0) | comment(4)

韓国料理で望年会

カテゴリー: 外食:焼鳥焼肉・ホルモン

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 先週の土曜日はいつもの呑み友の望年会でした。忘年会ではありません。望年会なのです。今年のことは忘れてはならず、子々孫々へ正確に語り伝えて行かねばなりません。過去の大震災と異なり、膨大な量の画像やデータがネットで世界に発信され、保存され、歴史的な記録として残されるはずです。そして何よりも大切なのは復旧に当たって、何が効果的で何がまずかったか。これらのことも併せて次の世代に継承していくべきですね。さて、望みを来年につなげる望年会。いつもは和食から始まるパターンが多いのですが、今回は流れを変えて韓国料理にしてみました。





 仙台駅東口、ヨドバシカメラの南に位置します韓国家庭料理の扶餘(プヨ)さんです。青い看板が目印になります。正面は占い屋さんの方が目立ってますね。^^
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 扶餘さんは以前、宮町で百済という名前で営業されていました。昼に何度か冷麺や定食を食べに行ったことがありました。こちらに移ってからは初めて利用させて頂きました。以前に増して人気が高まっているようです。




 表と違って店内は明るく小奇麗です。掘り炬燵式のテーブルはリラックス出来そうです。
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 木造りの仕切りで小部屋の感覚があります。壁には韓流スターのポスターが貼り巡らされて、今風の韓国料理屋さんになっています。ターゲットは韓流スターに想いを寄せる女性なのでしょう。従いまして、お客さんの90%は女性ですね。




 シャンパンを持ち込ませて頂きました。これは大名マークさんからの差し入れで、モエ・エ・シャンドンのアンペリアル、それもアイソスーツを着飾っております。
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 グラスが相応しくないのですが、ご容赦下さい。さて、乾杯で開宴です。ベガサポ顧問は少し遅れてユアスタから駆け付けてくれました。雨の最終戦、勝って良かったですね。




 さて、前菜はナムルキムチの盛り合わせです。
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 韓国なら小皿に盛られてテーブルを埋め尽くすのがパンチャンの作法ですね。韓国の食文化については昨年、韓国でリサーチしてきました。パンチャンについても総括篇で愚考しています。韓国料理を食べる前に是非ご一読を。こちらが目次になります。




 こちらはすっかり有名になりましたチヂミです。表面がカリッで、中がフワッ。上手に焼けてます。
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 日本のお好み焼きに例えられますが、チヂミはチヂミです。小麦粉で作ったらこのふんわり感は出ないでしょう。




 お酒は生マッコリ、韓国スタイルで甕から柄杓で取り分けます。
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 日本でも微炭酸の生マッコリが呑めるようになったのは嬉しい限りです。寿命が短いので、知名度がないうちは扱いにくいお酒です。韓国では缶入りの生マッコリもありました。こちらのお店ではペットボルル入りを移し替えていましたね。

 

 


 韓国料理もどんどん出てきます。韓国を代表するファストフード、トッポッキと春雨の炒め物、チャプチェです。
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 トッポッキは韓国の市場で韓式おでんとともに露店でよく売られていましたね。米粉で作ったトックをコチジャンや砂糖で甘辛く炒め煮にしたスナックです。チャプチェも太めの韓国産春雨を使っています。



 
 だんだん盛り上がって真露がどんどん空になっていきます。
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 韓国なら空になったボトルを自慢げにテーブルに並べていくのですが。



 
 韓国式の海苔巻きキムパブです。酢飯ではなく胡麻油風味のご飯です。巻かれる具材も日本と似たり寄ったり。
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 キムは海苔、パブはご飯のことです。日本ではキンパとかキムパとか呼ばれています。この起源は諸説ありますが、元々、冷たいご飯を食べる習慣のない韓国でこれだけが唯一冷たいご飯料理なので、日本人が伝えたという説が有力です。





 さて、メインの一つ、焼き肉です。トントロやカルビ。。。中性脂肪も気にせず、今晩はバクバク行きます。
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 頼めば骨付きカルビも出してもらえたのでしょうけど、もう、お腹がかなり応えております。^^




 そして、本日のメインのその二、参鶏湯です。鶏のお腹に餅米や朝鮮人参などを詰めて炊いた料理です。
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 本来は一人一羽で崩しながら食べていくのですが、今日はみんなで取り分けます。もっとも、とても一人一羽を食べるお腹はもう残っておりません。みんなも食べられるか不安がっています。^^




 ところが、どうでしょう。あまりの美味しさにみなさん、無言で箸を動かしております。
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 コラーゲンたっぷりで女性はお肌に良いと言ったのが利いたのかも知れません。いや、確かに美味い。なおさんが胡椒が欲しいと言ったのがよくわかります。柚子胡椒でも合うでしょうね。





 久々に呑み仲間と楽しい時が過ごせました。みんなで韓国に行きたいねと、一つ大きな目標が出来ました。その前に韓国聞録をよく読んで勉強しておいて下さいね。^^ 百済さん改め扶餘さんは想像以上に素敵なお店になっていました。今日の満腹コースいくらだと思いますか。たったの3野口なんです。参鶏湯焼き肉を適当に見繕ってとお願いしましたが、あとはお店任せでまとめて頂きました。しこたま呑んでも5野口で上がりましたので、どんだけリーズナブルなんでしょう。韓国の持て成し精神が感じられるお店です。店員さん達も韓国の方なのでひと時日本を離れたような気もしました。
 
 


韓国家庭料理 扶餘 (プヨ)
 


・所在地  :仙台市若林区新寺1-2-13 渡辺ビル1F
・電 話  :022-295-1045
・営業時間 :11:00~14:00/17:00~23:00
・定休日  :日曜日
・駐車場  :あり

2011/12/06(火) 05:00 | trackback(0) | comment(10)

鳥々屋でオフ会前夜祭?(中央@仙台)

カテゴリー: 外食:焼鳥焼肉・ホルモン

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 日暮れの仙台駅をいそいそと歩いています。明日はちょろりさんご夫妻を盛岡からお招きしてのハゼ釣りオフ会なのですが、仙台に前泊されるちょろりさんより、軽く前夜祭をやろうとのお誘いを受けたのです。軽く飲むことの出来ない体質なので翌日の釣りを考えると正直、躊躇しておりました。そんな折、ゴッドねーちゃんanegoさんより参加しろとが入れられました。彼女は泊りがけのボランティア明けで駆け付けるのです。これで行かねばがすたるわい。^^

 





 ちょろりさんご指定の場所はなんと名掛丁の横丁でした。
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 77銀行の向かいにあります名掛丁センター街です。以前よりずいぶん小ざっぱりした感じです。


 

 




 こちらがちょろりさんお気に入りの鳥々屋さんです。
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それにしても盛岡在住の彼がマニアックな処をご存知ですね。鶏の専門店なんだそうですが、魚も美味しいとのこと。情報力にひたすら敬服です。


 



 

 ところが、日曜日の鳥々屋さんは焼き豚(とん)屋さんになるそうです。これは想定外だったようですね。
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 でも、鶏料理や魚料理もありますし、No problemですね。しかも、焼き豚は一串100円とリーズナブルです。


 
 



 

 お店は二階にありまして、カウンター席と奥にテーブルが3つ。
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 スタッフも若く、きれいに整頓された店内です。ちょっと期待できそうです。

 




 

 まずは生ビールで渇いた喉を潤します。
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 突出しは笹かまの味噌田楽風でした。


 
 






 串物を焼いてもらっている間に煮込みを頂きます。
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 古典的な味噌味の煮込みですが、とろりと柔らかくお奨めの品です。壽哲廸さんやへそのをさんのようなシチュー系の煮込みも好きですが、昔ながらの味わいも癒されます。

 





 ひやおろしの季節ですね。さて、どれから始めましょうか。
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 チョイスはちょろりさんにお願いしております。

 






 まずは、綿屋の特別純米酒ひやおろしです。
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 いきなり本命から行きますよ。受け皿までなみなみと注いでくれます。

 





 焼きとんはお任せでやってもらってますが、それぞれに味付けを変えてあり飽きないような工夫もされています。
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こちらのお店ではタレや塩を選択できず、お店のお任せになります。


 




 旬のサンマ刺と釣りアジの姿造り
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 噂通り魚も間違いがないようです。日曜日なのですが、鮮度は申し分なし。





 

  ササミのユッケ風と定番の鳥わさです。
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 ユッケもササミですが、下にリンゴの千切りが敷いてありました。韓国なら梨ですね。よく混ぜて食べると胡麻油が利いて新しい味の発見でした。鳥わさの盛り付けは参考になります。


 






 そして、いつものように止めどなく呑み倒していきます。^^
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 明日の釣りのことなどもう頭にありません。ボランティアで憔悴して帰ってきたanegoさんもすっかり調子づいてます。

 

 





 美女対談を愛でながら酔いに落ちていきます。全くぼかしが残念ですねぇ。^^totoya21.jpg
 
お二人を見ていますと、内面的にも磨かれた美しさは表情やしぐさにも現れるのだなぁとつくづく感じます。






 あ~あ、結局、いつものように五合以上呑んでしまいました。明日は辛いだろうなぁ。んでも、気の合う仲間と美酒に酔い痴れたのですから大満足です。さて、とっと帰って、1秒でも長く寝ましょう。初めての鳥々屋さんはさすがちょろりさんのお気に入りだけに良いお店でした。看板の焼き鳥を賞味しにもう一度伺わなければなりませんね。


 




 鳥々屋 

 

・所 在 地:仙台市青葉区中央1-8-31  
・電   話:022-265-8860  
・営業時間:18:00にはやってました 
・定 休 日:日曜もやってます
・駐 車 場:なし
 






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2010/09/22(水) 05:00 | trackback(0) | comment(11)

炭火串焼き梅ちゃん・・・女神が魔女に(木町通@仙台)

カテゴリー: 外食:焼鳥焼肉・ホルモン

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 さて、前記事からの続きです。桂苑さんでanegoさんと呑んでいたのですが、ユケチュウさんの話題となったまさにその時、なんとユケチュウさん自身が突然出現します。あまりの偶然に一同、ビビリながらも、すぐに合流して一気に盛り上がりました。続いて、二次会場をどこへするか桂苑さんの前で思案しております。こういう時は太陽の女神anegoさんの行動が速い。「私、見てくるから。」と言い終わらないうちに桂苑さんの二階にある串焼き屋さんに駆け上がります。ほどなく、「空いてるわよ~。」とばかりに満面の笑みでVサインを送ってきました。眩しいぞ、太陽の女神。^^


 



 炭火串焼きの梅ちゃんはまさに、桂苑さんの二階です。
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 こちらのお店はanegoさんも課題店の一つだったようです。

 
 

 

店内はこざっぱりしていて照明も適度。
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 ただ、この時間なのに意外に席が空いているのがちょっと気がかりです。


 

 

 


 串焼きメニューはこんな感じ。やたら多くないのがかえって好感触。
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 野菜、鶏、豚でバランスよく構成されます。流行りの肉巻も取り揃えております。

 

 

 

あれ、これはお通しだったか、注文した物だったか失念しました。梅肉ササミ酒盗ですね。
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 店名が梅ちゃんなので梅肉ササミはお通しかな。酒盗はanegoさん好みのような気もします。私は芋ロックでスタートしたような・・・。

 






 
 串焼きもバンバン行きます。オーダーはanegoさんにお願いしていますが、どんどん出て来ます。^^
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ぼんじり、せせり、つくね・・・・どれも美味しい。土っぽい焼き物の皿や一手間加えた盛り付けも嬉しいですね。








 ここでハイボール。これをリバイバルさせたのはサントリーさんの功労ですが、ブロガーも巻き込んだ販売戦略は如何なものかと思います。
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 もう、ずいぶん呑んでいます。ビール、地酒、芋焼酎にハイボールですから、もう何でもあり。^^ 
 

 


 それにしても、いつも沈着冷静な月の女神ユケチュウさんはお酒もお強い。全く顔色も変わりませんし、言語も明瞭です。一方、酔うほどに熱いフレアを吹き上げる太陽の女神anegoさんとは対極をなしています。この二人を相手にグラスを傾ける地球役の私は全く果報者ですね。^^ 




 さて、17時から延々6時間近くも呑みっぱなしです。ここで惜しみながらも解散となり、私はお二人に送られれてタクシーへ。後で伺ったところ、お二人はさらにこのあともお店を梯子したとのことでした。全く、女神なんだか魔女なんだか・・・・。^^

   



 次の日、一件のメールが・・・・


     差出人:anego
     件 名:告 白







   サエモンさん、ごめんなさい。やっぱり黙ってられません。

     
        (略)

   
  昨晩の出来事は仕込みでした。。。。






 はっ? あれが芝居。。。。!! 昨晩の記憶が蘇ります。ソフトトーンの映像にエコーが掛かった音声で・・・。


  
  
「なーーぜぇー、どうしてここにぃーーー???」


  「背筋がゾクッとしたわよぉ~!!」



 
 あ、あいつら、女神なんかじゃない、魔女だぁ。すっかり騙されたぁ。きっと、三次会、四次会ではアホなオサーンを肴に大笑いしていたんだろうなぁ。    ・゚・(ノД`;)・゚・ ぅわーん 

 

 

 はい、整いました。みなさん、歌ってやって下さい。(どんぐりころころのメロディーでどうぞ)


       サエモンころころ    かつらえん
      anegoと一緒に     呑んでたら
      ユケチュウ出てきて  大仰天
      だったら一緒に     呑みましょう

      
             サエモンころころ    よろこんで
      神秘の力を       信じたが
      やっぱり仕込みと    知らされて
      泣いてはやけ酒    呑み干した


 

 イワコデジマ イワコデジマ  五字斬り  皆  祷  怖 無  邪気退散  喝!      あ~スッキリした。^^




 本記事及び前記事は、芸術的虚構と受け狙いを目的として、多少、誇張・脚色してあります。anegoさんもユケチュウさんも決して魔女ではありませんし、翌日にはお二人から丁重な謝罪メールも頂いておりますので、今まで通りのお付き合いをよろしくお願い申し上げます。            サエモン


 


 

 炭火串焼き梅ちゃん


所 在 地:仙台市青葉区木町通2-1-55 第八丸昌興業ビル2F 
電   話:022-728-0292  
営業時間:17:00~23:30 
定 休 日:月曜日 
駐 車 場:なし






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2010/09/04(土) 05:00 | trackback(0) | comment(14)

【多賀城市】利久多賀城店で初孫祝い

カテゴリー: 外食:焼鳥焼肉・ホルモン

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 この分厚い牛たん焼き、、、ため息が出ますね。実は釣り仲間の一人に初孫が生まれました。長老7爺さんや老中、若年寄を飛び越して、名実ともに爺様となったわけです。もちろん仲間内でも初の爺様誕生に大喜びで、長老より祝宴開催の詔が下ったのでありました。会場は初孫ちゃんに大いに縁もゆかりもある利久多賀城店さんに即決です。茹だるような暑さの中、華やかな祝宴がスタートしました。


 


 言えずと知れた牛たん焼きの利久さん。平成2年の創業以来、急成長し、現在、県内に約20店舗、東京の池袋や赤坂にも支店ができました(2010年現在)。
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利久さんは独特の分厚い牛たん焼きと季節の魚料理や寿司などサイドメニューの豊富さが人気です。頑なに伝統を貫いている元祖仙台牛たん焼きの太助系統店とは異なります。しかし、分厚い牛たん焼きを仙台に定着させた利休さんの功労は高く評価できます。ここ利久多賀城店さんは、国道45号線に面し、広い駐車場と70席の収容力、それに牛たん以外の創作料理が売りのお店なのです。

 

 



 初孫君のお顔を拝ませて頂き、引き続いて火照った体を生ビールで鎮めます。
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 本日は暑い中、釣り仲間9人が集まりました。釣りから帰った後、駆け付けた強者もいます。みんな、乾いてますので、ビールは瞬く間になくなります。

 

 


 いきなり、握り寿司の盛り合わせに全員唖然。それにロウソクに火も点けられていますよ。
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 よく花火が火花を散らしながら運ばれてくる際物の演出がありますが、今日は違います。初爺さんとなった釣り仲間の誕生日でもあるのです。これは目出度さの2乗ですね。初爺さんに吹き消してもらって皆さんに寿司を取り分けます。ネタは炙りのマグロとワカシ(ブリ)にイカを周囲に並べ、中心に変わり巻物を配しています。ワカシの炙りには、魚に詳しいメンバーも一本取られた感じ。こう来たか・・・やるな。^^

 

 



 さすが利久さん、お造りの冴えはどこのお店も同じで魚料理店ではないかと錯覚してしまいます。胡瓜の葉に蓮芋の茎を散らすあしらいも夏らしくてよいですね。活きたウニも甘くて最高。
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 創業間もない頃の利久本店(東三番丁)さんで飲んだことがありましたが、すでに牛たん焼きも食べられる魚料理屋さんのような雰囲気でしたね。牛たんだけだと夜の客が集まりにくいことを早くから察していたのでしょう。

 



 我が釣り仲間はほとんどが焼酎党。全員が日本酒党のブロ友グループとは大きく異なります。その両方にまたがる私は節操がないのかも。^^
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 鹿児島県軸屋酒蔵さんの本格芋焼酎しび(紫尾)の露と利久ブランドの芋焼酎です。この利久焼酎は宮崎県の正春酒造さんが造っていますね。7爺さんを始め船頭さん達の飲みっぷりは凄いですよ。ビールのジョッキに氷をたっぷり入れて、そこへ焼酎どぼどぼを満たします。氷が溶けて適当に薄まるからとチェイサーも付けません。私ごときがこれに真似するとジョッキ1杯で異次元空間にトリップしますので、グラスでついて行きます。^^


 


 

 まだまだ、前菜風の料理が続きます。
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塩炊きイワシの夏野菜ドレッシングがけと海老と生ハムが乗ったグリーンサラダ。若手がドレッシングをかけようとすると、初爺様が塩だけで良いと長生きの秘訣を披露。なるほどね、余計な物を体に入れない信念が若々しい爺様誕生の秘訣なのですね・・・・。違うか。


 

 
 

 アスパラガスの巻揚げと牛たん入りチヂミです。
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チヂミは焦げたように見えますが、牛たんフレークの大和煮のようなものが混ぜ込んであるのです。従って、味も濃く、塩やコチュジャンを付けなくても十分そのままで頂けました。

 



 さて、ここで真打登場。利久名物、分厚い牛たん焼きです。肉厚なのにとっても柔らか、一同うっとり。
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 確かに魚料理も美味しいのですが、やはり利久さんと言えば、これを食べたくて行くのですね。考えてみると、こっちもずいぶん欲張りですよね。美味しい牛たんも食べたいし、それだけでは呑み辛いから、本格的な魚料理も食べたい。そんな要求に応えてくれるのが利久さんなのです。

 



 牛たん焼きに付き物の唐辛子の味噌漬けと野菜の浅漬け。
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浅漬けは山形のおみ漬けに胡瓜を混ぜ込んだような感じですね。

 




 ここで、焼酎2本(4合瓶)が短時間で空きましたので、長老指令で今度は1升瓶です。宮崎県の本格芋焼酎、道満斗羅
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これは強く逞しい芋焼酎です。ギンギン香りが立つ芋でした。それにしても、このペースは速すぎます。^^


 



 ちょっとこれ見て下さい。メニューに牛の煮込みがあったのでお願いしますと・・・。あれ、ここはどこだったっけと我に返ります。
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 このガーリックトースト添えの煮込みスタイルは、どこかで見たことがありますね。そうです。新電力ビル向かいの町屋風居酒屋さんのと瓜二つ。^^ 味の点では決して負けず劣らずでしたけど・・・。


 



 これは7爺さんが本日釣って持ち込んだメバルです。お店が煮付けにしてくれました。
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 家庭ではこのように山盛りにすることがないので、新鮮な感じがします。いやぁ、メバルはいつ食べても美味しいですね。船頭会ならではの宴会となりました。


 

 



 滅多に食べないデザートですが、この日の暑さにアイスクリームが心地よいこと。
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 この日は適当にお願いしたのですが、片手で済んだような気配です。次の日、会計はどうなったとのメールが飛び交いました。^^


 



 お祝いの宴も幕が引けて、外に出ますとすっかり闇となってます。
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 釣り仲間の初孫誕生に参集したメンバー、このあと、三々五々に散っていきましたが、私は長老の御心に従い、次の会場へとお供するのでありました。^^

 
 



 この釣り仲間の皆さんとのお付き合いも早いもので10年を越えます。長老の立ち上げた釣りのHPに集まる仲間がオフ会や日頃の釣りを通じながらつながりを強めていったのです。長老の人柄あってこそなのですが、太公望は釣りだけではなく、酒や料理にも異常に関心が強く、これが集まる機会を増やしていったのでした。今年もまた、街場のブロ友と海の勇者の交流会を松島湾で開催することにご了承頂きました。みなさん、お楽しみに。^^ 

 
 



 利久多賀城店
http://www.rikyu-gyutan.co.jp


所在地:宮城県多賀城市町前1-3-5   
電 話:022-361-0311 
営業時間:11:30~14:30/17:00~23:00 
定休日:無休 
駐車場:あり(専用30台)




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2010/07/24(土) 05:00 | trackback(0) | comment(8)