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【柴田町】週末キッチンのお値打ちランチ

カテゴリー: 外食:他麺類

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 柴田町の田園地帯に週末だけオープンするレストランがあります。情熱・誘惑クリチ(Cream Cheese)で有名なねの吉ファームの星野さんがやっています。彼は平日はクリチ屋さんとして働き、週末はレストランで働きます。よく体が持つなぁと感心してしまいます。どこで息抜きしているのでしょう。

 それはともかく、この柴田町週末キッチンは来月で移転すること決まったそうです。まだ、伺ったことがなかったので、台風接近中ではありましたが、ひとっ走り行ってきました。
 


 槻木で白幡橋を渡り、阿武隈川の土手に沿って南下した畑の中の一軒家でやってます。角田市に入る手前の下名生という所です。同所でやっている食のギャラリー 花菜の看板が目印になります。
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 なかなか佳いロケーションですねぇ。予約して12時ちょうどに着きましたけどもう既に満車、道路向かいの第2駐車場を使いました。




 民家を借りているので、玄関を開けますとよそ様のお家です。
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 呼んでも誰も出てこないので、勝手に上がり込みます。^^ それもそのはず、星野さんがたった一人で料理を作っています。




 ダイニングには分厚い木のテーブルがどーん。
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 窓際の廊下にも4人掛けのテーブルが2つ。奥の部屋にも6人掛けほどの席があり、先客が楽しそうに語らっています。




 こちらのランチはスパゲッティリゾットがメインのコースになってます。
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 スパゲッティは4種類、ホエー(乳清)を使ったリゾットは限定5食。これにサラダ、フォカッチャ、デザート、選択式ドリンクが付きます。これで1260円はお値打ちですね。当初、1575円だった価格を手軽にランチを楽しめるように工夫されたようです。




 サラダは水菜やルッコラに秋鮭舞茸をクリチでまとめたディップが乗ってます。nenokiti10.jpg
 ディップというより和え衣ですね。もったりしていますので崩しながら、青菜とともに食べていきます。大豆も入っていますのでボリューム感もあります。




 これはトマトソースのスパ、トマトはすずこまを使っていますので味わいが深いです。
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 皿の端にはちょこんと情熱+誘惑クリチが止まっています。^^ ベーコンの他にタコやコウイカ、小松菜やシメジなどが使われています。



 
 こちらは基本のクリチとミルクを使ったクリチナーラ。カルボナーラに掛けたネーミングでしょう。^^
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 具材はトマトソーススパと同じみたいです。それにしても非発酵チーズであるクリチでこのような深い味が出せるのでしょうか。隠し味も教えて頂きましたが、このコクは材料の良さが反映されているものと思われました。




 熱々のフォカッチャ。ふぉっかふぉかです。^^
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 イタリアのハードタイプより、このようなソフトタイプが日本人好みですね。横に添えてあるのは、山葵ではありません。バジル入りクリチのディップです。これが良く合います。




 テーブルに醤油が置いてあるのが不思議だったのですが、実はハラペーニョ醤油でした。^^
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 露骨なタバスコを置いてあるより、ひと捻りがあって良いですね。醤油の旨みとハラペーニョの辛味が不思議なことにスパゲッティーをさらにグレードアップさせています。これ、凄いなぁ。少しニンニクの香りが加わってもいいかな。




 デザートも充実してますね。
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 クリチのアイスクリームとチーズケーキに季節の柿。ほの香さんのブレンドで頂きます。いやぁ~なかなか充実したランチでした。台風に向かってやってきた甲斐がありました。




 これは、後日のことですが、ねの吉さんのクリチバジルディップでブランチです。
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 しっかりとバジルの香りが生きています。市販の瓶詰めペスト(バジルペースト)と違って冷蔵保存ですので、香りが失せる加熱処理をしていないのでしょう。




 初めて伺ったねの吉さんの週末キッチンでしたが、お値打ちランチに感激しました。まだ、移転先が決まっていないようでしたが、是非これからもクリチの美味しさ普及のために続けて頂きたいものです。柴田町のこの店は来月29日までですので、何はともあれ、予約して行ってみて下さい。きっと満足されること間違いなしです。閉店まではお得なスペシャルメニューのため、1890円となってます。詳しくは下記のブログ(URL)をご覧下さい。




週末キッチン ねの吉 http://ameblo.jp/neno524/theme-10064469421.html


・所在地   :宮城県柴田郡柴田町下名生大畑前90
・電 話   :090-5837-6413(要予約)
・営業時間  :11:30~15:00
・定休日   :月・火・水・木曜(2013.11.20まで)
・駐車場   :あり

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2013/11/07(木) 05:00 | trackback(0) | comment(2)

【青森味探訪】① 黒石つゆ焼きそばと三内丸山遺跡

カテゴリー: 外食:他麺類

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 先週の金曜日、遅ればせながらの夏休みを一日頂き、2泊3日の小旅行に出掛けました。まだまだ暑いので、本州の最果てを目指します。東北自動車道を北上し、間もなく安代ジャンクションを左に舵を切って青森方面に向かいます。




 途中、休憩で寄った岩手県内のSAではお土産販売所に「あまちゃんコーナー」が出来ていました。^^
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 凄い経済効果ですねぇ。10種類近いお菓子が並べてあります。「あまちゃん」も今月でクライマックスですが、これらのお菓子は来年の今頃、生産されているのでしょうか。そして、宮城が生んだ天才クドカンの名作も使い捨てになるのでしょうか。




 青森市街に入る前に途中下車(外道?)で黒石インターでおりました。
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 ほどなく、田園地帯の遥か向こうに岩木山が見えてきました。ピークがいくつかに分かれていますが、独立峰は美しい。



 
 黒石途中下車の目的はもちろんこれ、近年、にわかに有名になった黒石のローカルフードつゆ焼きそばです。
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町はずれの秋元食堂さんを訪ねます。昔ながらの食堂ですが、地元の方にこよなく愛される焼きそば専門店です。焼きそば専門店が存続しているこの街も魅力的。^^




 焼きそばがメインで、350円から750円まで100円刻みでサイズ区分されています。幟旗まで出ているつゆ焼きそばは端っこに並と大が2つ。。
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 店内にはテーブルが4卓ほどありますが、全てがセルフサービス。女性二人が厨房で働き、カウンターでの受け渡しになります。




 初めてなので、噂のつゆ焼きそば並と焼きそばの450円を二人で頂きます。
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 つゆ焼きそばには副菜も付いてきます。この間、何人かのお客さんが入ってきましたが、みなさん、焼きそばのテイクアウトで、店内でつゆ焼きそばを食べる方は一人もおりませんでした。少し不安が。。。




 まずは焼きそばから頂きます。キャベツも豚肉もたっぷり入り、縁日の焼きそばとは別物です。
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 2段階目の450円は1玉半といったところでしょうか。黒石焼きそばとして十分世に出せる個性と味です。




 寒い地方らしく、薬味には一味唐辛子を推奨しています。
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 麺が特徴的で乾麺のうどんのように、やや幅広の平打ちです。しかも蒸し麺ではなく、茹でているような食感です。ソースの味もリンゴの甘みを感じ、この麺と相まって、実に秀逸なソース焼きそばです。

 



 さて、問題のつゆ焼きそばです。想像よりも具沢山でした。
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 2色のナルトにもやしや長葱、それに大量の天かすなどが所狭しと乗せられています。つゆに埋もれた焼きそばにも通常通りのキャベツや豚肉が使われています。ボリューム満点な麺料理です。




 今さら、麺を持ち上げても仕方ありませんが、問題はスープでしょう。ソースと和ダシの不協和音。。。
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 一体この料理は何になりたいのだろう。。。焼きそば専門店で雪に埋もれた極寒の冬に、少しでも温かいものを食べさせてくれという、切実なリクエストだったのでしょうか。ソース味のスープって、今までもやろうと思えばどこの家庭でも出来ましたよね。でも、根付かなかったわけは、述べる必要もないでしょう。シェアしながら食べるはずだったのに、妻は一口食べて、私に押し付けました。(-.-)




 つゆ焼きそばで口がだるくなりましたが、この胡瓜の漬け物が口をさっぱりとさせてくれます。
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 焼きそばとこれで食事にしたかったなぁ~。この奇抜なアイデアの商品は本当に地元の人に愛されているのでしょうか。まだ暑い季節ですので、たまたま、この日食べる方がいなかったのでしょうか。個性的ゆえに町興しにされたのでしょうか。多くの疑問が残ったつゆ焼きそばでした。 (・。・;




 さて、一般道を北上し、青森の田園風景を楽しみながら、三内丸山遺跡にやってきました。
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 前回訪れたのは、大震災の二カ月前でした(雪の三内丸山)。この遺跡は紀元前14,500~1,000年まで続いた縄文時代の中期に出現、1,500年間ほど繁栄したとされてます。6本の巨大木柱の建築物がこの当時の建築技術を物語っています。




 この巨大木柱建築物は、復元された場所にはなく、発掘現場は屋内に保存されています。
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 正確に4.2m間隔で配置され、柱を立てた穴の中から炭が見つかっており、腐食防止のため柱の底部を焼いたものと考えられています。縄文人凄いぞ!!




 こちらは集会所もしくは冬期の集団生活場所と考えられている大型竪穴住居
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 長さ32m、幅9mあります。個別の竪穴住居(下)が6畳ほどしかありませんから、こちらには300人以上収容できます。




 内部は通常の竪穴住居より深く、1.5m位掘り下げてあります。
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 このことからも、冬期に地温によって暖を確保したのではないかと推定されています。雪に埋もれる冬は集団生活の方が有利だったんでしょうね。




 これらは湿気やネズミに強い高床式倉庫
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 この一帯はかなり湿気が強かったと推定されています。穴を掘るとすぐに水が溜まるそうです。それだけ水に恵まれていたとも言えますね。




 さんまるミュージアム(博物館)でさらに学習を続けます。リアルに作られた縄文人が迎えてくれます。
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 右下の家族の風景は親子三代の想定ですが、平均寿命が30歳前後だったのでごくまれな事例とされています。




 表情がある縄文犬と発掘された翡翠ヒスイ)の装飾品。
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 この翡翠は糸魚川(新潟県)産と推定されており、この当時の交易がすでに日本列島レベルであったことが伺えます。物流の主体は海運だったとも考えられており、三内丸山の巨大木柱建築物はランドマークや灯台の役目もあったのではないかと推定されています。




 ちょっと萎えたつゆ焼きそばと新たな発見もあった三内丸山遺跡青森の旅はまだ始まったばかりですが、この後の展開が楽しみです。中身の濃かった3日間でしたので、6回に分けてご報告致します。青森、すごいっすよ。(^_^)/




秋元食堂

・所在地   :青森県青森県黒石市青山84-2
・電 話   :017-252-7315
・営業時間  :10:00~14:00
・定休日   :水曜日
・駐車場   :店の前に5~6台
 

 

三内まほろばパーク「縄文時遊館」
 
・所在地   :青森県青森市三内丸山305
・電 話   :017-781-6078
・開館時間  :9:00~18:00(10~5月 ~17:00)
・休館日   :年末年始
・駐車場   :有り(無料)

2013/09/12(木) 05:00 | trackback(0) | comment(10)

【岩手県一関市】県境のエスニック・カフェ

カテゴリー: 外食:他麺類

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 自宅から気仙沼に戻る時、三陸道を現在(2013.1)の終点である登米東和ICで降りてから少し走って国道346号に乗り、東進して海に出ます。その途中、ちょこっとだけ岩手県を通過します。上の地図の青い矢印のところです。盲腸のように宮城県に垂れ下がっているのです。カーブの多い山道で雪が降ると危険な区間です。その矢印の先端辺りに以前から気になっていたカフェがあります。何もない山の中にポツンとあるこのお店、カーブの途中でなかなか入る決断ができないままに時が過ぎました。

 



 先週末、気仙沼を昼近くに出発し、気になるカフェに初めて寄ってみました。そのお店は和sian-cafe aimakiさんといいます。
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 和sianは和+Asianの造語でしょうけど、aimakiってなんだぁ。ベトナム語かタイ語だろうか。夜はお酒も出すみたいだけど、運転手連れて来ない限り、絶対呑めないよね。なにせ山の中だし、付近にバス停も見当たらない。^^




 木造りの山小屋は気持ちよさそうなウッドデッキもあって、暖かい季節ならここで食事もよさげです。
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 一体何を食べさせてくれるのだろう。ステーキハウスのようにも見えますが。。。




 窓辺の風景は寒々とした冬山。新緑の頃はいいでしょうね。
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 天井は屋根まで吹き抜けて、実に広々としています。



 
 これはランチタイムのメニューらしいのですが、やっとジャンルが分かりました。aimaki5.jpg
 タイを中心にベトナムやインドも含めたエスニック料理のお店でした。このようなところで本格的なエスニック、、、実に面白いが、この先が心配です。




 本日はベトナムのフォーゴイクン(生春巻き)のセットを頂きます。
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 このセットは気が利いていますね。温かい料理とサラダ感覚の冷たい料理がいっぺんに楽しめます。ゴイクンにはスィートチリソースが、フォーにはライムが添えられています。



 

 まずはゴイクンから。ちゃんとエビと生ニラも使われています。
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 スィートチリソース
を付けて口に放り込みますとシャキシャキレタスが弾けます。この料理は野菜をいっぱい食べることができていいですね。スィートチリソースの甘味に飽きたら、卓上のナンプラーを加えると味が引き締まります。




 続いて、フォーですが、これまた野菜たっぷり。立ち上る湯気もご馳走です。
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 パクチー(コリアンダー)は自分で栽培されているようです。日本人向けに少しパクチーが少なめかな。私はこれにドクダミも入れたいくらい。ライスヌードルは少し柔らかめですが、鶏のスープを含んで旨味が染み亘っています。青菜類の他にはモヤシや鶏肉も使われています。




 ベトナムやタイの麺料理は概して味が薄め。それを客が卓上で自分の好みに調味するのです。
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 調味料の4点セット、ナンプラー(ニュクマム)、唐辛子、砂糖、チリビネガー。辛酸甘鹹、味の4要素が揃っています。酸は添えてあるライムからも供給できますね。




 食後にデザイン・カプチーノを頂きました。単品だと500円ですが、ランチとセットだと400円で頂けます。
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 豆は仙台のバル・ミュゼットさんから仕入れているそうです。デザインはこのような樹姿だけではなく、アンパンマンのキャラクターも得意のようです。食事がサッパリ系だったので、濃厚なカプチーノでバランスが取れた感じです。




 帰り際に若いマスターと話し込み、次は是非、手作りのゲーン・キョウ・ワーン(グリーンカレー)を食べて欲しいとのことでした。
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 で、こちらのお店で販売しているグリーンカレーレトルトをお土産に買ってみました。1袋480円。製造がはらから作業所となっていますが、レトルトのパック詰めだけをお願いしたそうです。




 後日、頂いてみました。正確な情報を提供するためにカレーには何も足していません。量は一編にかけ切れないくらいタップリ。
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 ご飯は五穀米です。辛さは日本人向きで、甘味も強いのですが、レモングラスバイマックルー等のハーブ類の香りは利いています。具材にはなんと、マクアプアン(スズメナスビ)も使われていました。ここまで本格的なゲーン・キョウ・ワーンは仙台でも珍しい。他には鶏胸肉、バイマックルー(コブミカンの葉)、ホーリーバジル、青唐辛子等が確認できました。 





  想定外なところで出会ったエスニック・カフェ。何度もこの道を往復しているのに、全く知りませんでした。もっと早く伺えばよかったのにと嬉しさ半分、悔しさ半分。店内ではチリソースナンプラーなどの基本調味料は販売されていましたが、必要があれば他の調味料やハーブも取り寄せてくれるとのことでした。徹底的なこだわりと東南アジアへの熱い情熱を感じさせるマスターでした。

 最後に、aimakiって何語と尋ねると、「みんなに愛を蒔きたいから・・・」ですと。恐れ入りました。^^

 



 
和sian-cafe aimaki (ワジアンカフェ・アイマキ)


所在地   :岩手県一関市藤沢町大籠切通9-2
電 話   :0191-62-2340
営業時間  :11:00~21:00(ランチ ~14:00)
定休日   :水曜日
駐車場   :あり

2013/01/17(木) 05:00 | trackback(0) | comment(8)

本物のフィデウア

カテゴリー: 外食:他麺類

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 やっとスペイン産のフィデウアFideuaのフィデオFideoを手に入れました。つまり、パスタのパエリアであるフィデウアの材料パスタをフィデオと呼ぶのです。ちょっとややこしいのですが、詳しくは以前の記事で詳解しておりますのでこちらをご覧下さい。 



 フィデウア用パスタと同時にパエジャーラ(パエリア鍋)も購入しました。
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 フィデウア用パスタはマカロニとよく似ていますが、もっと肉厚です。曲線部分が約30mm、直径3mm、穴の径が1mmとなっています。どのような食感になるのか楽しみです。パエリア鍋はオーブンにも入るようにと小さめの直径22cmのものを選びました。


 

 フィデウアの正しい作り方は以前の記事に譲りますが、エビとイカ、それに適当な二枚貝類が必須です。
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 今回はお試しなので、パセリペーストは省略、トマトもペーストで代用します。ただ、サフランだけは庭で栽培していますので、ちょっとリッチに使います。


 

 最初に魚のアラやエビの殻、イカゲソ、貝類少々でスープを作ります。分量は使うパスタの重量の4倍ほどになるようにします。
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 タマネギやニンジンなどの野菜の端切れも加えます。胡椒と庭のベイリーフで香りを付けますが、塩味はごくごく薄めになるようにします。  


 パスタとスープの量的関係は、スパゲッティーニなどのロングパスタを細かく折って使う場合はパスタ重量の3倍が適量なのですが、このフィデウア用のパスタはかなり肉厚で茹で時間も10分と記載されていことから、4倍量を用意ました。パエリア鍋の大きさからパスタ150gが適量と見立てたので、スープは大体600mlあればよいだろうと判断しました。


 

 最初にニンニクと玉葱の微塵切りを炒め、トッピング用のエビとアサリを炒めます。
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 エビとアサリに火が通ったら、取り出して、今度はパスタと炊き込むイカやエビの小口切りやボイルムール貝などを炒め合せます。さらに、パスタも加えてよく混ぜ合わせます。


 

 スープを加え、サフラン液とトマトペーストも加えて煮詰め始めます。
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 この鍋では一編に3倍量のスープしか入りませんので、途中で追いスープをすることにしました。焦げ付かないように時々鍋底を点検しながら15分ほどで4倍量のスープがなくなり、パスタも良い具合の歯応えとなっています。ここで、味の最終調整を行います。


 

 トッピングを盛ってフィデウアの完成です。
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 マカロニとは違ってしっかりとした噛み応えを楽しめます。穴が開いていますので中までスープが染みて、噛み締めるほどに魚貝の味わいを感じます。あと、やはりトマトペーストではなく、水煮缶を使った方が馴染むように思えました。


 


 一方、こちらはもう一つのパスタパエリア、フィデオです。
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 カッペリーニのような極細パスタの細々を使ったパエリアで、仕上げにオーブンで焼くことで表面がパリッとします。パエリア鍋の取っ手が予想外に大きく真横では入りませんでした。斜めにして何とか収容、冷や汗ものでした。^^

 


 ご覧下さい、このピンピンと立ったパスタがフィデオの醍醐味です。
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 極細麺ですから中はしっとり、表面はカリカリが嬉しいのです。極細パスタの適正な水分量、重量比2倍のスープで煮詰め、すぐにオーブンで焼きましたのでパスタにも腰があります。




 
 今回用いましたマカロニ状のフィデウア用パスタは、通販サイトで500g350円でした。送料を考えるとまとめ買いした方がお得です。形はマカロニでも全く異なる食感を体験できました。スペインではこのようなパスタでパエリアを作っていたのですね。食べてみないとわからないものです。
 

 パエリア鍋はオーブンに入れるため、直径22cmのを購入しましたが、このサイズだと乾麺量がMax150gとなります。従って、二人分の食事としても足りないかも知れません。もっとも、オーブンにかけないフィデウアであれば、フライパンだけで作れますので、このパエリア鍋は他の料理と組み合わせる時の雰囲気作りとして活用します。





 【追 記】


 せっかくパエジャーラ(パエリア鍋)を買ったのですから、これもやらないとね。
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 これが米のパエリア。と言いますかパエリアと言えば、普通これ。パスタのパエリアフィデウアフィデオになるのです。
 

2012/04/20(金) 05:00 | trackback(0) | comment(2)

【保存版】フィデウアFideuaに関する考察(1)

カテゴリー: 外食:他麺類

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 これは20年ほど前にバルセロナで食べたパスタのパエリアPaella de pastaです。要するにお米の替わりにカッペリーニのような極細のパスタを細々にちぎったものをスープで炊いてオーブンでパリッとさせた料理でした。カタルーニャ地方の郷土料理とのことでしたが、バルセロナは地中海沿岸でプロバンスやイタリアにも近く、パスタも普通に利用されているようでした。この時は言われるままにPaella de pastaとして記憶に留めていましたが、以前からフィデウア(フィデワ)FideuaとかフィデオFideoと呼ばれる料理との関係が気なっていました。



 日本ではフィデウアと言いますとスパゲッティやスパゲッティーニをフライパンでスープや具とともに煮た料理として知られていますが、Paella de pastaとは原理が同じでも味わいがまるで異なります。スペインからアップされている信頼できそうな料理サイトでFideuaを調べていくうちにさらに意外なことに気付きました。どうも当のスペインフィデウアと呼ばれている料理は日本フィデウアと丸っきり異なるのです。




 スペインのフィデウアにはこのような小さなマカロニと言いますか、2cm位に切ったブカトーニのような穴あきパスタが使われているではありませんか(スペインのレストランHPより借用)。
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そうしますと、冒頭の極細タイプのPaella de pastaは一体なんて言うのでしょう。それに日本のような長いままのスパゲッティを煮込んだフィデゥアも見当たりません。



 さらに調査を進めますと、以下のようなことがわかってきました。


 フィデオというのは調理する前の材料(短いパスタ)のことで、それをパエリア風
  に仕上げると
フィデウアという料理になること。

 ・ただ、パエリア風に調理してもフィデオと呼ばれる料理もあること。

 ・材料であるフィデオにも何種類かあり、スペインではごく普通に市販されている
  こと。

 ・パエリア鍋で煮込んだ後にオーブンで焼く場合と焼かない場合があること。

 ・具材は肉を使ったものよりエビやイカなどの海の幸Mariscos
が圧倒的に
  多いこと。



 上記のうち私が最も気になったのは材料であるフィデオを料理してもフィデウアになる場合とフィデオのままの場合とがあることです。そこで、GoogleFideuaFideoについて画像検索をかけ、使われているパスタを観察してみました。すると次のようなことがわかりました。それぞれスペインから発信されている200前後の画像を調べています。


 フィデウアフィデオに使われるパスタのタイプ

料理名\パスタマカロニタイプカッペリーニタイプ
Fideua92.6%7.4%
Fideo1.0% 99.9%


                                                   
 結論はこうなります。スペインにおいては、フィデウアにはマカロニタイプフィデオを使い、フィデオにはカッペリーニタイプ極細フィデオを用いると言うことです。前記のように材料のフィデオにも太さや形にバリエーションがありますが、それらは少数派でそれらを使った場合はフィデウアに分類されるようです。料理としてのフィデオには99.9%極細フィデオが使われますのでスペインではそれらを日本の饂飩(うどん)と素麺くらいに区別しているのではないでしょうか。それと冒頭のPaella de pastaフィデオであることが判明し、胸のつかえも落ちた感じがします。

 日本で広まっているスパゲッティやスパゲッティーニを使ったフィデウアスペインで食べられているフィデウアでもなく、フィデオでもないということになり、日本独自の物でしょう。またそれをフィデウアとしてレシピ公開している料理サイトも多いのですが、スペイン人から見れば心外なのではないでしょうか。私たちも海外で見かけるとんでもない日本料理に心を痛めるように。



 仕上げににオーブンでカリッと焼くのは極細のフィデオの方に見られますが、メジャーではないようです。でも、表面がカリッとしてピンピンと立ったフィデオは美味いものですねけどね。あと、もう一つ。スペイン語では海の幸を使った料理にMariscoが使われますが、フィデウアフィデオでは以下のようになります。


  Fideua de Marisco


  Fideo con Marisco


 deは英語のof、conはwithです。フィデウアフィデオでは名詞の性が異なりますが、なぜこうなるのか不勉強でわかりません。

 



 さて、毎度ながら前置きが長くなりましたが、さっそく、バルセロナのフィデオを再現して見たいと思います。YouTubeでスペインのレストランや料理研究家が発信している動画を何本も見て以下のような調理フローを作ってみました。

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 材料の分量は示しておりませんが、料理人によって一貫性がありませんでした。共通するのはエビイカが使われることと魚貝類のスープストックで煮ることです。パスタとスープの分量の関係ですが、レシピによって全て違うと言ってもよいくらいです。現在、実験によって適量を決めている最中でので、後日、発表いたします。今回はパスタがヒタヒタになる程度から煮初めて、焦げ付かないように途中で追いスープをしながら仕上げます。


 余談ですが、スペイン料理動画を見ていますとプロの調理人でも、かなり調理がに見えます。エビの腸は取らないし、スープのアクもそのまんま。日本人が几帳面すぎるのかも知れませんが、スペイン人も日本人が作ったスペイン料理を美味しいと感じるのではないでしょうか。


 

 それでは、材料ですが、主役のフィデオの替わりに極細パスタ、カッペリーニを使います。今回はエビとイカの他にもアサリやホタテなども揃えましたが、基本はエビとイカです。
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 フィデウア
の場合は結構豪勢に具材が乗るようですが、フィデオはイカとエビくらいでパスタが前面に出ています。ちょうど、海鮮丼とてこね寿司みたいな感じでしょうか。野菜では玉葱とニンニク、パセリは必須ですが、あとは好みでパプリカやキノコなどを使って下さい。その他はトマト水煮缶、塩、胡椒、オリーブオイル、白ワイン、あればサフランを使うと本格的になります。



 DECCECOのカッペリーニを2~3cmに折っていきます。ちょっと手抜きで5cm位のもありますが、ご愛嬌。^^ 分量は1人分で80~100g、今回は器の関係で3人前を作ります。
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 本場スペインのフィデオは2cmくらいにカットされた物が箱入りで市販されています。面倒ですが、ロングパスタをポキポキ折るのって意外と楽しい。^^




 エビの下拵えですが、飾りとするもの以外は食べやすいように殻を剥きます。イカも炊き込む分は細々と切り、同じくトッピング用に大きく切った物も準備します。
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 エビの殻やホタテのひも、イカのげそなどはスープの材料とします。小粒なアサリもスープ用に使います。




 フィデオに色と香りを添える脇役達の準備です。
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 玉葱とニンニクは微塵切り、水煮缶のトマトも細かく潰しておきます。サフランは水で戻し、パセリはよく擂り潰しておきます。





 今回は5カップほどのスープを取ります。
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 水に白ワインを加え、魚貝類のアラ、玉葱やパセリの軸などを入れて20分ほど煮ていきます。最後にごく薄めの塩味を付けておきます。





 スープが取れましたら、いよいよフィデオ作りの核心部分に移ります。パエジェーラ(パエリア鍋)がないのでフライパンを使います。
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 最初に刻んだニンニクと玉葱をオリーブオイルで炒めます。





 続いて魚貝類を炒め合わせ、軽く塩胡椒をして味を付けておきます。
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 なお、トッピング用はサッと色が変わったら取り出します。





 トッピング用魚貝類を取り出したフライパンで今度はフィデオ(カッペリーニ)を炒めます。
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パエリアもそうですが、パスタを炒めるのが特徴の一つです。続いて、トマト水煮と温めた魚貝類のスープ、サフランとパセリも加えて煮込みます。とりあえず、パスタがヒタヒタと浸かる程度に加えましょう。本来、カッペリーニは2分程度で茹で上がりますので、迅速に行動します。水分がなくなりそうになってもまだカッペリーニが硬い時だけスープを足します。





 まだ、芯が残っているうちに火から下ろし、急いで味を調整してから耐熱容器に移してトッピング用具材を並べます。
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 器の面積に対してトッピングが多すぎました。途中で変更が出来ませんのでこのまま続けます。パエリア鍋であれば、そのままオーブンに入れられるのですが・・・。





 210℃位に予熱しておいたオーブン(グリルモード)で表面だけを一気に焼き上げます。
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 表面のカッペリーニがカリッとすれば出来上がりです。具材が多くて豪華ですが、やはり、フィデオは表面のパスタがカリカリ、ピンピンしてないと行けませんね。トッピングをあとから乗せても良かったかも知れませんが、トッピングも香ばしくさせたいし・・・。ジレンマ^^





 それでは冷めないうちに頂きましょう。魚貝類の旨味が染み込んだフィデオ(パスタ)が最高です。 
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 安物ですが、料理に使った残りの白ワインで頂きます。パスタよりトッピングが主菜のようになってしまいました。^^ スペインではこれにアリオリソース(ニンニク入りマヨネーズ)を添えますが、日本人にはちょっとクドイかも。




 スペインのパスタパエリアPaella de pasta を皮切りに色々調べまくり、フィデウアFideuaとフィデオFideoの関係や日本で広まっているフィデウアスペインのとは全く異なることがよくわかりました。バルセロナで食べた懐かしのフィデオを再現しようと思いましたが、欲張ってトッピング用の魚貝類を増やしたことやパエリア鍋でなかったことなどから、カリカリ感が今一でした。今度はオーブンに入るパエリア鍋でより本物に近いフィデオを完成させてみます。



 スープを継ぎ足し継ぎ足し作りますと、どうしても掻き混ぜて粘りが出てきます。なるべく、1回のスープ補給で仕上げられれば、より茹でた感じに近くなるものと思います。前記のように、現在、試行錯誤で最適な水分量を求める実験を繰り返しておりますので今しばらくお待ち下さい。それとスペインで市販されているフィデウア用のマカロニタイプのパスタ(Fideo)を入手して本物のフィデウアを作ることも課題となりました。中にスープが染みて大変美味しいのだそうです。



 いずれしましても、フィデオフィデウアはお米で作るパエリアよりずっと短時間で調理でき、ソースを別に作る必要もありませんので、簡便なパスタの食べ方として、忙しい時には便利ですね。日本のフィデウアもどきスペインのようにショートパスタではありません。やはり日本人はスパゲッティというと麺料理と認識しているからでしょう。フィデウアフィデオパスタのパエリアと言われるようにおの代用だとスペイン人は受け止めています。しばらく、このテーマでいたずらしてみます。^^

2012/04/05(木) 05:00 | trackback(0) | comment(6)
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