fc2ブログ

【秋田味紀行 4/4】

カテゴリー: 紹介:加工食品・調味料

akita4-1.jpg 
 秋田小旅行の最終編です。男鹿半島で水族館GAOに感動し、雄和丸の店でランチを食べて(前記事)、食後は山を車で登り、八望台の展望台からの眺望です。天気に恵まれ、遠方まで望めます。



 
 遠く能代の方に続く海岸線です。
akita4-2.jpg 
 風が強く、雲がハイスピードで流れます。




 上は二ノ目潟という爆裂火口湖です。直径約400m、水面の標高は40mで最大深度は11.8mです。
akita4-3.jpg 
akita4-4.jpg 
 下の案内板のように上から見ると円形をしていることがわかります。一ノ目潟から三ノ目潟まで三つの火口湖が存在します。そして戸賀湾自体も元火口湖で四ノ目潟と呼ばれることも。


 学生時代、この隔離された湖にどんなが住んでいるかを調べたくてうずうずしていたのですが、しっかり秋田県によって調査も行われていました。その結果、陸封型のルリヨシノボリのような貴重な魚も発見されています。ですが、一ノ目潟にブラックバスを密放流した愚か者がいるようです。




 八郎潟を横断して五城目から帰ろうと思ったのですが、時間切れのため秋田北ICに向かう途中に立ち寄った道の駅あきた港
akita4-5.jpg 
 休憩とお土産を買うために寄ってみました。このタワーと温室のようなガラス張りの建物が気になったので。




 肝心の物販コーナーはほんとのおまけ程度。
akita4-6.jpg akita4-7.jpg 
 秋田県内の他の道の駅はよく知りませんが、農産物は宮城や山形の方が数段力を入れているように思えます。




 タワーには登りませんでしたが、温室の中は常緑の世界。
akita4-8.jpg akita4-9.jpg 
 雪で覆われる季節にはここがオアシスになるのでしょう。



 
 3時間あまりで自宅に戻り、軽く晩酌。前記事の雄和丸の店で買ってきたハタハタ三五八漬をあてにします。
akita4-10.jpg 
akita4-11.jpg 
 小ぶりですが10尾近く入って350円はお値打ちでした。大きさも不揃いで手作り感が溢れます。^^




 麹と米による糖分で焦げやすいのでごく弱火で焼いていきます。
akita4-12.jpg 
 ただの干物より、甘味も加わり華やかな味わいになってますね。




 4篇連続で秋田の小旅行をご報告しましたが、これは秋田のごく一部であり、秋田の魅力は計り知れないものがあります。十和田八幡平阿仁森吉大仙角館横手湯沢の内陸部のそれぞれ個性がありますし、由利本荘鳥海山もかつてのキャンプの思い出が詰まっています。まだ、踏み込んだことのない白神方面にも足を伸ばしてみたいです。でも、次はイワガキだなぁ。^^




道の駅 あきた港

・所在地   :秋田県秋田市土崎港西1-9-1(国道7号)
・電 話   :018-857-3381
・営業時間  :9:00~21:00 (売店)
・定休日   :年中無休
・駐車場   :普通車:235台大型車: 10台

スポンサーサイト



2014/12/11(木) 05:00 | trackback(0) | comment(0)

【新潟県村上市 3/7】笹川流れで製塩見学

カテゴリー: 紹介:加工食品・調味料

nihonkai3-1.jpg
 庄内下越ドライブ
の二日目。恥ずかしがり屋で日ごろその全容をあまり見せない鳥海山がホテルの窓からくっきり見えています。今日は天気に恵まれるのだろうか。。。




 ワシントンホテルの朝食バイキング。豪華絢爛。^^
nihonkai3-2.jpg 
 このところ、朝食は豆乳か野菜ジュースくらいなので胃袋が驚いております。




 鶴岡市内の致道博物館を訪れました。
nihonkai3-3.jpg 
 この建物は重文の旧西田川郡役所です。維新後の明治14年に建てられた洋風建築です。




 御隠殿の北側には国指定名勝の庭園があります。
nihonkai3-4.jpg 
nihonkai3-5.jpg

 昨日の本間家別邸の庭園に比べると大胆な造りですが、こちらは室町時代から江戸時代初期までこの地を治めた最上家が造った古庭園であり、美的感覚も江戸時代とは異なるようです。




 鶴岡を後にして、日本海東北自動車道を南下、あつみ温泉ICからは海岸沿いの一般道を進みます。鼠ヶ関を越えて新潟県に入ると寝屋漁港の鉾立岩が目に入ります。
nihonkai3-6.jpg 
 
雲行きが怪しくなってきています。昨日のようにまたスコールに見舞われるのでしょうか。




 笹川流れを右手に見ながら、さらに南下。やっと塩工房に到着。
nihonkai3-7-1.jpg nihonkai3-7.jpg

 笹川流れ は新潟県村上市一帯の海岸景勝地のことで数々の奇岩や岩礁が点在する海岸を潮が流れる景色です。かつては笹川村があり、笹川から沖の岩礁までの流れだったようですが、現在は11キロに及ぶ範囲に広げています。




 工房内では薪を使って海水を煮詰めています。
nihonkai3-8.jpg

 太古より製塩においては海藻を使ったり砂浜を使ったりして水分を蒸発させ、塩分濃度を高めた塩水を煮詰めたものですが、こちらでは最初から海水を煮詰めています。




 こちらの工房の海側には快適なデッキがあり、海の景色を眺められます。
nihonkai3-9.jpg nihonkai3-10.jpg

 残念ながらもう間もなく降ってくる気配。




 工房内で笹川流れの塩を買うことができます。
nihonkai3-11.jpg nihonkai3-12.jpg

 笹葉粉入りや藻塩、梅塩などもありましたが、何にでも使えるシンプルな塩を買い求めました。




 さらに進みますとJR桑川駅に併設された道の駅笹川流れがあります。
nihonkai3-13.jpg nihonkai3-14.jpg
 
別名夕日会館、晴れた日には素晴らしい夕陽が眺められるそうです。




 カラフルな電車が止まっていました。
nihonkai3-15.jpg

 羽越本線の新潟~酒田間を運行するきらきらうえつ号です。2号車はラウンジになっており、新潟や庄内の地酒も販売されています。ただし、利用時間は40分間。根っこを生やして本格的に呑むことは出来ません。^^




 小さな道の駅なので、物産販売も小規模。
nihonkai3-16.jpg

 漬物や菓子類などの加工品がほとんどで生鮮は置いていないようです。




 新潟県の酪農は安田町から始まったそうで、新潟には安田を冠した乳製品が数多くあります。
nihonkai3-17.jpg 

 これもその一つ。安田苺生シュークリーム。冷凍のシューアイスクリームですね。安田牛乳を使っていれば名称に安田を使ってのいのでしょうか。




 ともあれ、味見。。。あれ!、とあるので中はピンクと思いきやほとんど白色。
nihonkai3-18.jpg

 パッケージングのミスかと思ったら、ほんのりの香りがします。非常に上品な?苺アイスです。甘さも極々控えめで大人のアイスという感じで意表を突かれました。




 さて、旅はさらに続き、村上市街地を経由して今日中に新潟に着く予定です。悪天候となりそうですが、笹川流れの奇岩奇石を楽しみながらさらに一般道を走ります。村上ではの話で力が入り長くなる気配なので、今回はこれにて一件落着。^^




 致道博物館


・所在地   :山形県鶴岡市家中新町10-18
・電 話   :0235-22-1199
・開館時間  :9:00~17:00(12~2月~16:30)
・休館日   :年末年始(12~2月水曜)
・駐車場   :あり



 笹川流れ塩工房 http://www.isosio.com/index.html


・所在地   :新潟県村上市脇川1008-1
・電 話   :0254-78-2468
・営業時間  :電話で問い合わせ
・定休日   :木曜
・駐車場   :あり



 道の駅笹川流れ


・所在地   :新潟県村上市桑川892-5(国道345号)
・電 話   :0254-79-2017
・営業時間  :物産館8:30~17:30、レストラン11:00~19:00
・定休日   :水曜
・駐車場   :あり

2014/09/25(木) 05:00 | trackback(0) | comment(7)

サメ節の活用@気仙沼

カテゴリー: 紹介:加工食品・調味料

samebusi1.jpg
  気仙沼で働いていますと珍しい食品に遭遇します。その一つがこれ、サメ節です。サメで作った鰹節?、、、いえいえ、サメ節鮫節です。販売されている横田屋本店の社長さんから試しに使ってみてと提供されました。一般用としては販売していないようで、青森のラーメン店などに出しているそうです。青森のラーメンと言えば濃厚な魚ダシですが、サメ節は鰹節のかさ増しと言いますか、補充用なんだそうです。




 一般用ではないので袋の両面には食品表示が貼ってあるだけです。
samebusi2.jpg

 原材料が鮫としか書いてありませんが、たしかヨシキリザメだったはず。




 独特の匂いがするとのことでしたが、全然気になりません。
samebusi3.jpg

 鰹節よりふんわり柔らかく、味もマイルド。鰹節の代用ではなく、サメ節として活用できないものでしょうか。ただ、少し味が薄いので、他のダシとのコラボが必要でしょう。和の根源、一番ダシも鰹節と昆布の組合せですからね。




 そこで、サメ節のダシに鰹節昆布チキンスープを組み合わせて様子を見てみます。
samebusi4.jpg

 鶏ダシはガラで取って組み合わせたいところですが、当たり付けなので顆粒の素で代用です。




 一番ダシは通常、10カップ(2リットル)に対し、鰹節50gと昆布20g。サメ節との合わせダシを各1カップ作るとして、それぞれの重量を計算しました。
samebusi5.jpg

 顆粒の素だけは所定の分量で半カップ作ります。昆布ダシだけは半日程前に半カップの水に浸けてから加熱しています。
 


 出来上がった4種のダシ。左上から時計回りでサメ節100%サメ節鰹節サメ節チキンスープサメ節昆布となります。
samebusi6.jpg
 サメ節100%は確かに物足りない。嫌味はありませんが、これだけでは吸物にもなりません。

 サメ節鰹節は鰹節のダシが薄まった感じでこれも何か物足りない。やはり吸物にもなりません。

 サメ節チキンスープ、こりゃ最悪です。半量しか使っていないのにケミカルなチキン味が全体を支配します。

 サメ節昆布、これは素晴らしい。十分吸物になります。日本人はグルタミン酸に弱いんだなぁ。


 ということで、サメ節昆布により、鰹節なしでも十分飲めることがわかりました。鶏ダシもまじめに取っていれば、相性が良かったのかも知れません。たぶん、その場合でも昆布の力は借りねばならないでしょう。




 次に実験に使ったダシ殻で二番ダシを取ります。分量的にはサメ節鰹節昆布12.52.51 (乾重量)となります。
samebusi7.jpg 
samebusi8.jpg samebusi9.jpg

 水も2カップ程しか使わないので、追いサメ節はしませんでした。サメ節が主体の二番ダシですが、綺麗な黄金色になりました。




 暑い日だったので、このダシで麺つゆを作り、素麺を頂いてみます。
samebusi10.jpg

 ダシに醤油と煮切った味醂、日本酒を加え、味を調えます。




 始めに薬味を使わずに素麺をすすりダシを味わいます。
samebusi11.jpg

 ほとんどサメ節だけのダシですが、二番ダシだと十分旨味は感じます。昆布を通常の分量で組み合わせればもっと美味しくなるでしょう。




 サメ節鰹節ほど濃いダシは出ませんが、その分を分量で補えば良いと思います。煮物用の二番ダシであったら、サメ節昆布だけでもいけるでしょう。サメの街気仙沼ではもっとこれを利用して、飲食店では「サメ節使用」を売りにしたらどうでしょう。いまだ気仙沼ではサメは鰭と心臓だけが珍重され、肉は食べるものではないと頑なに拒む高齢者が多くいますが、若い世代や観光客はそのような偏見もないでしょうから、是非、広めて行きたいですね。

2014/08/07(木) 05:00 | trackback(0) | comment(6)

【美味満喫 K-tour 5/5】リアスアーク美術館とお土産

カテゴリー: 紹介:加工食品・調味料

ktour5-1.jpg
 さて、美味しさ満載だったK-tourもいよいよ最終章です。梅雨入り前の暑い日でしたので、少々、ばて気味ですが、皆様をリアスアーク美術館にご案内します。駐車場からアプローチしますと、昭和の時代に想像された未来都市のようなオブジェが広がります。鉄腕アトムの世界に紛れ込んだみたいですね。展示は見応えがありますので、さらに疲労が重なるかも知れませんが、頑張ってフィナーレを飾りましょう。^^




 常設の民族資料展示もさることながら、「東日本大震災」や「津波災害」に特化した展示が迫力あります。
ktour5-3.jpg ktour5-2.jpg

 この美術館は所々に床がガラス張りになったスペースや展望室があったり、壁から飛び出した小さなバルコニーのような場所があったり遊び心も感じさせられます。




 さて、見学や体験は終了し、帰路に就く前のお土産探索です。まずはさかなの駅です。
ktour5-4.jpg 
ktour5-5.jpg 

 こちらは被災した魚屋さんを中心に9店舗が入っています。ホヤぼーやのお出迎え。




 気仙沼名産のメカジキもうかの星なども売っています。
ktour5-6.jpg 

 ただ、ハーモニカは人気につき、週末は売り切れていることが多いですね。ヤマヒロさんにはお得な海鮮ちらし等もあり、イートインコーナーでお茶とともに食べることも出来ます。肉屋さんも入っていますので生の気仙沼ホルモンも買えますよ。




 続いて、JA南三陸気仙沼営農センターの直売所です。
ktour5-7.jpg 

 こちらで意外なものを買う予定です。^^




 それはこれ。農協さんで水産物なのです。気仙沼ではここでしか売っていません。
ktour5-8.jpg 
ktour5-9.jpg

 日渡商店さんの鰹なまり節加工品です。1袋8片ほど入って154円でした。




 なまり節はモソモソ感が苦手だったのですが、これはしっとりと炊いてあります。
ktour5-10.jpg 
 
酒の肴にぴったりでした。オニオンスライスとパンに挟んでもヨサゲですよ。




 5編に分けてお送りしましたK-tour、これでも気仙沼の魅力の10分の1も紹介できておりません。それに四季折々、美味しい物も移り変わって参ります。気仙沼は住んでみて、その奥の深い魅力が見えてきます。だからこそ、被災地を巡り歩いた渡辺謙さんもここにK-portを建てたのでしょう。大震災によって計り知れないダメージを受けましたが、それをきっかけに多くの人とつながり、新しい気仙沼の街づくりに向けてみんな頑張っています。一度と言わず、謙さんのように通ってみて下さい。はまりますよ。^^

 


リアスアーク美術館 http://www.riasark.com/


所在地   :宮城県気仙沼市赤岩牧沢138-5 
電 話    :0226-24-1611 
開館時間  :9:30~17:00 
休館日   :月・火曜日/祝日の翌日(土・日を除く)、年末年始
駐車場   :あり


さかなの駅 http://sakananoeki.com/


所在地   :宮城県気仙沼市田中前2-12-3
電 話   :0226-21-1231
営業時間  :8:30~18:00
定休日   :第2・4火曜日
駐車場   :あり


直売所菜果好(JA南三陸気仙沼営農センター) 
 

所在地   :宮城県気仙沼市本郷1-4
電 話   :0226-22-6295
営業時間  :9:00~17:00
定休日   :年末年始を除く無休
駐車場   :あり 

2014/06/19(木) 05:00 | trackback(0) | comment(2)

【山形県鶴岡市】男女8人 大山新酒・酒蔵まつり

カテゴリー: 紹介:加工食品・調味料

ooyama2014-1.jpg
 2月8日(土)の朝、バスで山形県鶴岡市に向かってます。この時点では宮城県内の雪も大したことはなく、順調に笹谷峠を越え、山形盆地に入りました。今、男女8名の筋金入りの飲兵衛が大山新酒・酒蔵まつりに参加すべく山形道を西に向かっています。今までと違うのは、今年はお泊まりなのです。一体どんだけ呑むことになるのだろう。。。^^


 山形の山々はまるで墨絵のような美しさ。
ooyama2014-2.jpg

 人造物がなく原始の世界が広がっています。大袈裟か。。。路面も大した圧雪もなく、時間通りにバスは進んで行きます。 



 バスの中では早くも準備運動という0次会が厳かに始まります。
ooyama2014-3.jpg
 
 今回はチャーターバスではないでのコソーリと。。。現地では日本酒攻めに会う予定ですので、今うちにワインをチビチビ。大山新酒・酒蔵祭りも今回で19回目なのですね。
 


 酒蔵巡りが始まるまでにまだ多少時間があるので、毎年、粕汁の振る舞いがあるお漬物の本長さんへと向かいます。
ooyama2014-4.jpg
ooyama2014-5.jpg

 本長商店さんは創業明治41年、今年で106年目を迎えます。初代の本間長右エ門さんが灘(神戸市東灘区)で粕漬けに出会ったことから、この地で地元の酒粕と野菜や山菜で粕漬け屋として開業しました。
 


 現在は粕漬けだけではなく、漬け物全般を製造販売しています。
ooyama2014-6.jpgooyama2014-7.jpg

 伝統野菜の漬物も充実しており、温海かぶはもちろん、藤沢かぶ、だだちゃ豆の醤油漬けなんてのもありましたよ。

 


 甘酒や鮭の粕汁もご馳走になりました。本当に太っ腹なお店です。
ooyama2014-8.jpgooyama2014-9.jpg

 冷えた体が温められます。皆様、はふはふ食べるのに夢中でしたね。^^
 


 この縄暖簾に見える物体は本長さんの軒下に干してあった小真木大根です。
ooyama2014-10.jpg
ooyama2014-11.jpg

 これでハリハリ漬けが作られていました。青ばた豆も入って酒の肴に最高。もちろん買い込みました。^^
 


 イベント開催までもう少し時間があります。もう1軒、寄り道です。思わず引き込まれた肉の長南さん。
ooyama2014-12.jpg

 店頭でもつ煮を炊いています。呑兵衛の誘引物質やんか。。。^^
 


 お店の中にも席が用意してあり、もつ煮の他にポテトサラダやコロッケなどを買い集めて酒盛りです。
ooyama2014-13.jpgooyama2014-14.jpg

 もつ煮の美味さは想定外でした。さすが肉屋さんですね。名のある豚の白モツをおそらく生から炊いていますね。
 


 さて、この祭りには2つのコースがあります。一つは蔵巡り、もう一つは新酒を楽しむ会です。昨年、蔵巡りに参加したので、今回は新酒を楽しむ会に参加しました。
ooyama2014-15.jpg
ooyama2014-15-1.jpg

 男女8人が参加したのですが、楽しむ会をチョイスしたのはな・な・なんと、私とanegoさんだけでした。最も太い鉄筋を使った筋金入りの呑兵衛コンビとなりました。この肉食系女子雑食系男子の結末や如何に。。。(^O^)
 


 テーブルには6人ごとに4合瓶の地酒が4本与えられます。ところが、私たちのテーブルは2名がドタキャンしたらしく4名だけ。^^
ooyama2014-16.jpg 
ooyama2014-17.jpg

 オードブルも充実してますよ。味噌漬け豆腐や甘海老の塩辛、焼き鰰や鱚の揚げ物、串カツ、漬物類と呑兵衛心をくすぐります。^^
 

 さあ、試合の開始です。テーブルの上の酒ではだけではなく、周囲のブースで山形県内の地酒も振舞われます。
ooyama2014-18.jpg

 この闘いは心して望まないと返り討ちに合いそうです。^^ 
 


 日ごろ飲めないようなお酒も頂きました。
ooyama2014-19.jpg
ooyama2014-21.jpgooyama2014-22.jpg

 大山では好みの栄光富士にも様々なお酒があります。他の蔵元と合わせて全部で24種類を利き酒できます。蔵巡りコースでは出来ない体験ですが、意識が朦朧としてきました。でも、anegoさんは24種類を制覇すると息巻いています。え”~、このあとどうなるの。。。^^
 


 はっと、気が付いたのは今宵の宿である湯野浜温泉の竹屋ホテルさんの宴席。。。
ooyama2014-23.jpgooyama2014-23-1.jpg

 ここまでの記憶が途切れ途切れですが、宿で二人で大往生していた以外は特に問題はなかったようです。^^ 皆様、の塩焼きにむしゃぶりついておりますね。メール打っているのもいますが。。。

 


 波乱の初日も無事に終えての翌日。。。宿からの日本海は雪で煙っていますがベタ凪。。。が、その頃、、、
ooyama2014-24.jpg

 宮城では記録的な大雪が降っていたのでした。山形道は閉鎖、交通は大きく乱れます。男女8人山形に孤立か???

 

 バスを11時に予約し、ジタバタしても仕方ないので、庄内観光物産館で時間調整です。
ooyama2014-25.jpg

 こちらはその名のとおり、庄内の地場産がズラッと並べてありました。ここでも皆様、お土産の物色です。

 

 恥ずかしながら、私は朝ごはんが食べられませんでした。orz
ooyama2014-26.jpg

 で、こちらで地元ならではのだだちゃ豆ジェラートにトライしてみました。すると、どうでしょう。。。みるみる、食欲が湧いてきました。^^
 
 

 そんでもって、店内の休息スペースでの酒盛りに参加します。
ooyama2014-27.jpg

 ひゃくさんの買ってきた甘海老の唐揚げが地ビールに合う合う。。。^^


 


 心配した帰路ですが、関山峠ルートになったものの、国道は除雪が行き届き、大幅な遅れもなく仙台に到着できました。ただ、仙台の街では救急車が頻繁に走るような凄まじい状況で在来線も止まっていました。山形より物凄い降雪に雪国から帰ってきたはずなのに雪国に来た感じでした。で、電車が動くまで駅ナカで呑み。。。^^



 やっと自宅に戻れました。これらは山形で仕込んできた漬け物の数々。。。
ooyama2014-28.jpg

 山形って工夫の県ですよね。宮城ももっと学ばねば。


 その後、朝飯や晩酌で山形の思い出と共に漬け物を楽しんでいます。
ooyama2014-29.jpgooyama2014-30.jpg

 長葱の漬け物が秀逸です。これ、自分でも何回も作っているのですが、なかなか満足できる物が出来ません。加熱の仕方に技がありそうです。

 
 


 いやぁ、実に中身の濃い大山新酒・酒蔵まつりでした。健康のためには酒蔵巡りコースの方が無難かも知れませんね。酒造の現場も見ることができますし、各蔵の方々ともお話が出来ます。それぞれはお好みでのチョイスですが、年々、このイベントも人気が出てきて、事前の申し込みが僅か数分で売り切れるとか。地域を上げたおもてなしが出来るのは大山の素晴らしさですね。宮城でこんなイベント出来るだろうか。。。。
 

read more...
2014/02/17(月) 05:00 | trackback(0) | comment(2)