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気仙沼復活(フカカツ)弁当販売開始 by LAWSON

カテゴリー: 紹介:加工食品・調味料

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 宮城県内のローソンで1月14日から2週間の限定ですが、気仙沼復活(フカカツ)弁当を販売しています。サメ類水揚げ日本一の気仙沼らしいサメのフライを乗せたお弁当です。つまりフカのカツ復活にかけたネーミングですね。


 このお弁当の開発は「宮城県高校生地産地消お弁当コンテスト」等で優秀な成績を収めた気仙沼西高等学校の生徒がメニューを考案し、ローソンと共に商品化を検討してきたそうです。発売初日のランチタイムに早速、買って味わってみました。




 ご飯が見えないくらいに盛り付けられたお惣菜。ボリュームもあり、これで498円はお値打ちですね。
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 ご飯の上には気仙沼の名物、サメ(ふか)と秋刀魚のツートップです。^^




 メインのフカカツには胡麻味噌が塗られています。それもあまり甘くないのが有り難いですね。
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 使われているサメはアンモニア臭のないもうかざめ(ネズミザメ)を使っていますので、まるでカジキかビンチョウのフライを食べているようです。




 相方の秋刀魚は竜田揚げですが、トロリとした蒲焼餡が塗られていました。
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 秋刀魚は尾部を除くほぼ1尾分が使われているようです。




 副菜も充実しています。小松菜と人参の煮浸しにコンニャクとレンコンのピリ辛煮です。
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 煮浸しは県内産の野菜を使っているそうです。大人の好みもよく捉えていますね。^^




 さらに、軟骨の入った鶏つくね卵焼き。県内産のと玉葱の煮物も添えられます。
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 おかずだけでもお腹が膨れるお弁当です。満足感は申し分なし。



 地域密着型コンビニを目指すローソンならではの取り組みです。気仙沼産のフカ(サメ)秋刀魚をメインに県内産の食材をふんだんに使ったお弁当はコンセプトも味もしっかりしています。かつて、宮城を始め全国の内陸部ではフカを食べる習慣がありました。フカはすべて臭いものと勘違いされている方が多いので、この機会に美味しいフカもいることを知って頂ければ幸いです。



【追記】


 現在、ローソンでは宮城県産にこだわったおにぎりも販売してますよ。「宮城県産さんまの味噌漬焼」と「いぎなりうめぇはらこめし」です。
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 これらも期間限定で発売中です。「いぎなりうめぇ」は「いぎなしうめぇ」にしてほしかったなぁ。地域差はあるけど。。。



 こちらは「宮城県産さんまの味噌漬焼」のおにぎり129円です。
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決してフレーク状ではなく、味噌漬け焼きが挟まってます。小骨もありますが、だから何?? (^_^)



 秀逸なのはこちらの「いぎなりうめぇはらこめし」。240円とおにぎりとしては高めですが。。。
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 はらこ飯を飲食店で食べてご覧なさい。これの倍くらいで1000円くらいでしょ。宮城県産の銀鮭イクラがたっぷり入った贅沢なおにぎり。これで240円は相当の企業努力ですよ。発売期間中に食べないと後悔しますよ。さぁ、県内のローソンに急ぎましょう。今月27日までです。(^_^.)

2014/01/16(木) 05:00 | trackback(0) | comment(6)

ねの吉ファームのクリチ味噌は漬け床になるか?

カテゴリー: 紹介:加工食品・調味料

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 情熱
誘惑クリチ(クリームチーズ)で有名なあのねの吉ファームの星野さんから、漬け床用のクリチ味噌を試作したので試して欲しいとの連絡がありました。ちょうど、翌日のパーティーで情熱クリチを使いたかったので、買い出し兼ねて仙台駅のブースに取りに行って参りました。その時、たまたま、星野さんは外出中で綺麗なお姉さんが丁寧に対応してくれましたよ。ラッキー。^^




 ちなみに、味噌漬クリチ(上)という製品は既に商品化されておりますが、漬け床用のクリチ味噌(下)はこれとは別物です。
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 現在、我々はイタリアカニカマ以外の練り製品を普及させるために、田楽味噌を改変したイタリア向けディップも合わせて検討しています。その一環として上の味噌漬クリチを湯煎して練り混ぜて試したところ、なかなか佳い具合でした。たぶん、そこから星野さんが魚などの漬け床としての応用を思いついたのでしょう。




 パーティーでは、気仙沼名産のメカジキのハーモニカ実山椒の香りを利かせてオーブンで焼き、その周囲に宝石のように色とりどりのクリチ味噌漬焼きの魚貝類を散らす趣向です。
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 材料は刺身用のメバチ、ギンザケ、タコに、冷凍ですがホタテとエビです。散らす関係でやや大きめの賽の目に切っています。




 一晩、漬けますので、あまり味が染み過ぎないように、うっすらと塗す程度にして保冷バッグに収容しました。
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 今回の試作漬け床は味噌200g、クリチ100g、味醂100g、酒25g、砂糖大匙1の配合で、そのまま食べるには味が濃い目ですが、通常の味噌床よりはかなりマイルド。クリチが塩味を和らげています。




 ハーモニカの実山椒焼きに添えた海の幸のクリチ味噌漬焼き
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 結果は悪くなかったのですが、クリチ味噌漬の魚貝類はまとめてフライパンで焼きましたので、かなり水分が出てしまい、味噌床が洗い落とされました。その結果、味噌の味は染みていますが、クリチの存在があまり感じられないことが判明しました。




 続いて、気仙沼で。。。 このクリチ味噌は、畜肉との相性も良いはずだと直感し、さっそくチキンポークで試してみました。まず、鶏もも肉です。 漬け込みは一昼夜です。
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 味噌床を拭わずにクッキングシートを敷いたフライパンで両面を焼いていますが、身が厚いので最初、弱火でをして焦がさないように中まで火を通します。最後に少し火を強め、好みの焦げ目になるように焼き上げます。味噌床には糖分が入っていますので、最初から蓋なしの強火で焼きますと、中芯に火が通る前に周囲が黒く焦げてしまいます。




 美味しそうに焼けています。ふっくらとジューシーです。
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鶏ももはかなり肉厚で脂肪も多く、今回の味噌床の調合だと一晩漬けでは味が物足りなく感じます。でも、それは漬け時間や味噌床の量で加減すべきでしょう。あまり味噌味が強くなると今度は魚には染み過ぎてしまいます。




 続いてポーク。こちらは味もジャストミートでした。
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 ロース
の脂身と味噌床の甘味が実によく融和しています。鶏ももに比べて薄いので、火の通し過ぎには注意しましょう。ポークソテー用の肉だと一晩漬けで中までちょうど良い塩梅で味が染みています。この焼き方はクリチ味噌ごと加熱しますので、肉の周りにクリチの旨みやまろ味が残ってくれます。これでこそ、クリチ味噌本領発揮です。




 さらに、魚での追試です。この日は仙台で草香麺のお披露目会でしたが、カネシゲ(干物製造販売・冷凍魚販売)の高嶋さんが魚三種を漬けて届けてくれました。
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 これは赤魚ですが、クリチ味噌との出逢いは未だかつてないでしょう。この歴史的にも貴重な組合せを調理する機会に恵まれたことを大変誇りに思います。大袈裟か。^^



 やはり、これまでの実験からクリチ味噌ごと一緒に加熱して相乗効果を狙います。
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 クッキングシートは糖分の焦げ付きを抑制してくれますし、洗い物が楽になります。




 渾身の赤魚クリチ味噌漬焼き。七味唐辛子で味のアクセントも忘れません。
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 味の染み具合、赤魚のホクホクした白身との相性、まずまず秀逸な漬け焼きとなりました。



 
 さらに、マダラギンザケでも試します。
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 こちらは、純粋に実験用なので量もなく、草香麺のお披露目会に参加された皆さまにはお出し出来ませんでした。




 これにはびっくり仰天。赤魚でも十分美味しいと思ったのですが、マダラギンザケとの相性はそれを軽く超えました。
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 厨房で試食していますので、盛り付け写真はないのですが、赤魚の締まった白身より、柔らかく口中で崩れるマダラギンザケクリチ味噌の絡み具合が何とも言えないのです。もしかしますと、クリチが洋風な味わいなので、それらと相性の良い、タラサーモンとの組み合わせに安心感を懐いてしまうのかも知れません。でも、魚の場合は柔らかい身とクリチ味噌の組み合わせが今後、鉄板になりそうな予感がします。





 さて、総合考察ですが、漬け床であるクリチ味噌の対象食材への影響って一体何でしょう。おそらく、非発酵系チーズであるねの吉ファームさんのクリチだけに魚や肉を漬け込んでも、然したる変化はないものと推定されます。でも、クリチ味噌の場合は味噌味醂からの発酵系の旨みや塩味、甘味が対象食材に強く影響します。。。そうすると、クリチが入っていなくても同じ味になるのでしょうか。



 最初の魚貝類の実験で、炒めていくうちに水分で漬け床が洗いとされた時、味噌の香りしか感じなかったのはそのためでした。続いて、漬け床共々焼き上げた場合は、クリチ味噌の相乗効果で今までにないマイルドでコクのある焼き物となりました。それに畜肉にもよく合いますし、洋食でもよく使われるタラサーモンとの相性も驚きの発見でした。クリチに使われている生クリームも関与しているのかも知れません。



 これらのことから、クリチ味噌漬け床というより、炒め味噌のちょっと洋風といった調味料なのかも知れません。美味しいクリチを拭い去って調理するのも勿体ない事です。もちろん漬け込んでから、このような炒め焼きにしたり、野菜と一緒に炒めて、最後に調味料として加えても良いのではないでしょうか。


 星野さん、どうでしょう。今回の実験からはこのような結果となりました。もしかすると、スパイスやハーブも加えて肉用と魚貝類用に分けた方が良いのかも知れません。もう、使い切りましたけど、次はクリチ味噌で、ナスやピーマン等の炒め味噌としての適性も探索してみたいですねぇ。


2013/06/03(月) 05:00 | trackback(0) | comment(0)

【塩竈市】マルブン食品工場見学会

カテゴリー: 紹介:加工食品・調味料

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 この赤い橋が渡された小さな島は塩釜港に浮かぶ曲木(籬;まがき)島と言います。この島には塩竈神社の末社、籬神社があり、籬島明神が祀られています。この曲木島は平安の時代から塩竈とともに歌枕に使われ、古今集、 続後撰集などにはこの島を詠んだ歌が数多く見られます。

      
  わが背子をみやこに遣りて塩竈のまがきの島のまつぞ恋しき (古今和歌集 東歌)


 夫を都に送り出し、帰りを待つ恋しさを詠ったものです。曲木の由来は幾つかあり、かつて曲がった柏槇(ビャクシン)の老木が生えていたとか、塩竈神社築造の際、曲木を巧みに用いた籬島明神からとか言われています。この辺りは大震災の津波で岸壁の上、人の背丈くらいまで浸水していますが、曲木島の社や鳥居は無事でした。でも、岸壁は現在、修復中です。



 地盤沈下した分を嵩上げして港の機能を回復させています。
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 地震と津波による岸壁の破壊に加え、地盤沈下の影響は甚大です。被災地では資材不足が深刻な問題で復旧もスムーズに進みません。




 塩竈の加工団地は気仙沼や石巻に比べるとかなり温存されました。
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 気仙沼(上)や石巻(下)の加工団地は壊滅的な被災を受けました。地盤地下の嵩上げも遅れており、新たな場所に工場を再建して生産を再開する加工屋さんも徐々に増えています。

                      



 本日は二つの工場のうち一つは被災しましたが、残った第2工場で元気に揚げ蒲鉾を生産している塩竈のマルブン食品さんの工場見学です。
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 マルブン食品
さんはいわゆる揚げ蒲鉾(薩摩揚げ)の老舗ですが、味や健康を重視して、合成保存料や着色料、化学調味料などの添加物を使わない製品作りに努めています。そのため、賞味期間が他社の製品より3~4日短くなります。量販店からは扱いづらいと言われているそうですが、そのコンセプトは揺るぎません。




 最初に佐藤常務から生産工程に関するレクチャーがありました。
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 工場が一つになって生産量は減りましたが、安全安心な食品を求める消費者のニーズに応えるため、年中無休でフル稼働しています。今後も新しい第2工場での見学会を開催していくとのことで、プレゼン用のスライドもいくつ用意してありました。




 見学者も工場内の生産ラインまで入りますので、白装束白衣を身にまといます。
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キャップとマスクも不可欠です。髪の毛1本でも入れば、消費者からのクレームが来ますし、お店のイメージにも影響しますからね。




 手も徹底的に洗って、エアシャワーを浴びてから工場内に入ります。
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 お借りした長靴も消毒液に浸けて滅菌します。外部からの細菌やウイルスの持ち込みは、保存料を使わないマルブンさんでは特に気を遣います。




 工場は大きく二つのブロックに分かれます。製造エリア包装エリアです。こちらは製造エリアの振り出しですり身の擂潰マシーンが並びます。
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 ここでの作業はもう終わっているようで、丁寧に洗浄しているところでした。1960年代にスケトウの船上冷凍すり身が普及する以前は、水揚げされる魚を捌くところからすり身作りが始まりました。ですので、前浜の魚が原料となり、蒲鉾に地域性が濃く出ていました。今でも愛媛のじゃこ天は地元のホタルジャコという小魚を原料としていますし、静岡の黒はんぺんは地元に水揚げされる鯖や鰯などの青魚で作られています。




 擂潰マシーンすり身の調味と野菜類の混合が終わった生地です。
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 これを形成して揚げれば、薩摩揚げ。焼けば竹輪のような焼き蒲鉾、蒸したり茹でたりすれば、色の白い蒲鉾に仕上がります。味に深みを出すために、冷凍すり身もスケトウだけではなく何種類もブレンドして使っています。




 フライヤーを主体とした幾つかの生産ラインでそれぞれ異なる製品が同時進行で作られていました。
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 これは我が家の野菜天の一次揚げ工程。低温でじっくり揚げることで野菜がすり身の中で蒸されていきます。




 高温の二次揚げ工程で美味しそうな狐色に仕上がっていきます。
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 油から上がった揚げ蒲鉾は吸収シートで表面の余分な油が吸い取られます。




 美味そうだなぁ。。 という顔を露骨にしていましたら、ちゃんと食べさせてくれました。な、なんじゃ、こりゃ!! ふわっふわのしゃきしゃきで口の中でほろけます。
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 これはマルブンさんのヒット商品、お好み揚げです。こんな揚げ蒲鉾は食べたことがありません。残念ながらこの味は揚げ立てでしか味わえないそうです。これは加工品と言うより料理ですね。しゃきしゃき野菜のふんわりすり身揚げというお料理。不謹慎ながら、ここで酒が飲めたらどんだけ幸せなんだろう。。。^^




 続いて、包装エリアに入ります。もちろん、こちらでも手の洗浄とエアシャワーの洗礼を受けます。
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 徹底した衛生管理で安全安心な食品が作られるのですね。それからすると家庭の調理は隙だらけだなぁ。私は床に落ちた物も3秒以内なら食べているし。^^ (もちろん人様にはお出ししませんよ)




 製造エリアからベルトコンベアーで運ばれてきた揚げ蒲鉾は発泡スチロールのトレーとラップで包装されます。
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 製品ごとにラベルが貼られて、これぞれの箱に詰められています。




 箱詰めされた製品は直ちに冷蔵室で保管されて、出荷を待ちます。
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 保存料を使わないマルブンさんの製品は温度管理も万全です。




 こちらはイトーヨーカドーさんの通い箱。使い捨ての紙箱を使わず、このケースが通い箱となります。
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 一端、配送センターに運ばれ、側面に貼られたQRコードにより各店舗に届けられます。通い箱は使う度に洗浄滅菌されてこちらに戻ってきます。確かに使い捨ての紙箱は勿体ないですよね。




 あら、なんと、お土産に揚げ蒲鉾3品も頂いてしまいました。
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 海老キャベツ
我が家のさつま揚げ
我が家の野菜天です。佐藤常務さんが色々な食べ方で召し上がって下さいとのことでしたので、早速、帰って試してみましょう。




 まずは180℃位のオーブンでさっと焼いてみます。
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 電子レンジもありかなと思いましたが、香ばしさも出してみます。




 野菜天はおろし醤油で、さつま揚げは芥子醤油と柚子胡椒で試してみます。
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 柚子胡椒
以外はごく普通の食べ方ですね。意外なのは柚子胡椒が揚げ蒲鉾によく合うのです。




 こちらは変化球。海老キャベツに中濃ソースとマヨネーズ、さつま揚げをピッツア風に焼いてみました。少し焼き過ぎました。^^
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 ソース+マヨの食べ方は海老キャベツのラベルにも推奨してあります。私は芥子マヨの方が合うのじゃないかなと思いました。ソースは味が強過ぎて全体が支配されます。ピッツアソースがなかったので、さつま揚げにはマスタードを塗り、ケチャップにオレガノの代わりの五香粉を混ぜて重ね塗りし、鯖水煮缶をほぐして乗せています。ナチュラルチーズもなかったので粉チーズを振っています。本当に手抜きピッツア風ですが、ケチャップに五香粉は新しい味の発見でした。これは後日、再挑戦してみる価値があります。




 本日は妻が里帰りでいないので酒の肴だけの夕餉です。でも、ちゃんと野菜も添えていますよ。
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 さすがに揚げ蒲鉾を一人で4枚はきびしいので、半分を翌日の弁当に使いました。^^ それにしてもマルブンさんのお好み揚げ野菜天は野菜がしゃきしゃきで堪らんですねぇ。ただ、揚げ立てのあの味を知ってしまうとどうしても比べてしまいますね。^^




 日持ちが短い無添加の揚げ蒲鉾にこだわっているマルブン食品さん。佐藤常務さんとは30年来のお付き合いをさせて頂いておりますが、工場内に潜入したのは初めてのことです。衛生管理にも徹底的な配慮がなされ、すり身の配合と野菜の扱いに並々ならぬこだわりが感じられました。それに、フライヤーから取り上げたばかりの揚げ蒲鉾の美味さ。これと出会えただけでも見学会に参加した甲斐がありました。でも、知らなかった方が幸せだったのかも知れません。是非、工場の前で揚げ立て蒲鉾を販売してくれないかなぁ。ワンカップ持って、そこに張り付きます。^^





 先日、五香粉+ケチャップがいい感じでしたので、マルブンさんのバラ売り野菜天を使って作り直してみました。今回はガラムマサラとの比較をします。
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 トマトケチャップをトマトピュレ-に替えて味を爽やかにしました。さらにトッピングはオニオンスライスとチーズだけにしています。野菜天には野菜がたっぷり入っていますので、トッピングにあまり余計な物は必要ありません。


 結果ですが、先日、トマト味に五香粉は斬新でいいなと思ったのに、ガラムマサラと比較すると、五香粉の個性が鼻に付きます。どちらも似たような成分の複合香辛料なのですが、決定的に違うのは五香粉八角(スターアニス)です。どうも、八角はトマトやチーズには合いにくいようです。

 

 揚げ蒲鉾で始まったスパイス遊びですが、日本の食品との相性になにか法則性が見つけられそうです。これは面白そうだ。和食と各種スパイスの相性を徹底的にスクリーニングしてみたくなってきました。体にも応えそうですが、いつか週末にやってみましょう。^^




 マルブン食品株式会社 http://www.marubun-s.com/ecshop/

 
・所在地    :宮城県塩釜市新浜町3-16-15
・電 話    :022-365-3125
・問合せ時間 :08:00~18:00
・問合せ曜日 :平日
・E-mail    :
info@marubun-s.com

2013/04/04(木) 05:00 | trackback(0) | comment(9)

クリチバーニャカウダってなんぞや?

カテゴリー: 紹介:加工食品・調味料

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 ここは仙石線陸前高砂駅そばにあるJA仙台農産物直売所たなばたけ高砂店です。今日は重要なミッションがあり、開店早々に駆け付けました。そのミッションとは今、巷で大人気のある食品を入手することなのです。その食品は県内各所の直売所や物産展に出没するのですが、販売開始からほどなく売り切れで、しかも製造が追い付かず、幻の味と呼ばれています。^^




 さすが、JA仙台の直売所だけに野菜の豊富なこと。
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 でも、今日は野菜は置いておいて、ひたすら幻の食品を探し回ります。




 見付けた!!こ、これです。ねの吉ファームさんのクリチバーニャカウダ
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 クリチとはクリームチーズの略称です。バーニャカウダはご承知のようにイタリアはピエモンテの熱いディップソース。チーズホンジュのように卓上で温めつつ、これに野菜を浸して頂きます。バーニャカウダはニンニク、アンチョビー、オリーブオイルから作られますが、それにクリームチーズが混ざり込んできてますので、不味いはずがないのです。




 こちらはねの吉ファームさんの定番。情熱クリチ誘惑クリチです。
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 誘惑クリチはデザートにも使えるようグラニュー糖とバニラビーンズが入っています。厳密に言いますと、ねの吉ファームさんのクリチ非熟成チーズでレモン汁で乳蛋白を凝固させますので、カッテージチーズになります。でも、牛乳の他にヨーグルトやクリームも使われてますので、そんじょそこらのカッテージではありません。上質な豆腐のようにしっとり滑らか。


 そうそう、ねの吉ファームさんのブースで綺麗な店員のお姉さんに「あの~写真撮らせて頂いてもよろしいですか?」と了解を求め、次の瞬間クリチを撮り始めたのでさぞ驚いたのではないでしょうか。できれば、「クリチかよ!」と突っ込んでもらいたかったなぁ。^^




 これが瞬売必至のクリチバーニャカウダ。今日はこれをいじり倒します。^^
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パルマーレ。。。洒落たネーミングですねぇ。 湘南のイタリアンレストランに因んだのでしょうか。




 まずは定番のバーニャカウダ式食べ方で様子を見ます。
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ディップは熱々が鉄則ですので、チンしておきました。すると、凝固した乳蛋白が縮んでオリーブオイルが分離してきました。よく描き混ぜてからディップしましょう。




 ニンニクの香りとクリーミーなチーズが良い具合に引き立て合ってます。
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ただ、ディップにしては塩味が弱いかな。これだとたっぷり浸け過ぎて消費が早くなりそうで心配。^^ バーニャカウダよりクリーミーなので、生野菜もバクバク食べられそう。




 チーズとニンニクとくれば、これでしょう。シーザーズサラダにしてみます。
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 最初に塩とレモン汁を野菜に混ぜてからクリチバーニャカウダで和えて行きます。クルトン乗せて出来上がり。パルメジャーノのように香りも強くなく、穏やかなシーザーズに仕上がっています。野菜との相性は無敵ですね。^^




 今度は炭水化物系で試してみましょう。薄めのトーストに乗せてクロスティーニ風。
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 これは想像通りの美味しさです。トーストにしたのが正解でした。滑らかなクリチにはカリッとしたクリスピーなパンがよく合います。ニンニクの香りもトーストにぴったり。




 続いて、五穀米のおにぎりを醤油で焼いてクリチバーニャカウダを乗せてみました。
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  以前、食べたカマンベール入り焼きおにぎりが絶品だったので試してみました。香ばしい醤油味にもニンニクの香りが合うんですね。こりゃいいわ。




 シーズン到来のホタルイカを合わせてみます。
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 情熱クリチだったら、絶対、山葵醤油で頂きますが、ニンニクが入っていますので、この香りのままで頂きます。一見和風の和え物のようですが、食べてビックリが楽しい話題の一品になるかも。^^




 こちらは温製でクリチバーニャカウダ入りアヒージョ
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 多めのオリーブオイルでホタルイカを低温で温めてからクリチを混ぜ合わせます。高温で炒めるとホタルイカが破裂しますので要注意。こりゃパンにもご飯にもよく合いますわ。トーストに乗せてパーティーのピンチョスにも最適ですな。これから5月までがホタルイカの漁獲時期、クリチとの出逢いを是非楽しみましょう。


 
 

 今年は本当に貴重な名残の牡蠣。ハーフシェルにクリチバーニャカウダを乗せてさっと焼いてみました。
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 殻付き牡蠣は酒で蒸して、さっと熱が通ったら右殻(平らな方の殻)を外し、クリチバーニャカウダを乗せてオーブンのグリルか魚焼きコンロでさっと焦げ目を付けます。生のハーフシェルから焼きますとクリチの下に生臭味が残ります。

 この料理はただのクリームチーズだけだと、たぶん味が呆けたでしょう。ニンニクとアンチョビーがマイルドさをよくフォローしています。 因みに焼き上がってから、チャイブパプリカの細々を彩として飾っています。紅しょうがではありませんよ。^^ 




 あれこれ、楽しませてもらったねの吉ファームさんのクリチバーニャカウダ。あんまり美味いんで一瓶なくなってしまいました。そのまま食べてもちょうど良いくらいなんですもん。やっぱりさ、もう少し塩味を強くしてくれないと、あっという間になくなっちゃいますよ。ただ、焼きおにぎりなんかには薄めの味じゃないと濃すぎるし、消費者が塩味をコントロールしながら食べる方が合理的かな。星野さん、よく考えたね。^^
 




ねの吉ファーム http://nenokichi.com/


・所在地   :宮城県 仙台市若林区伊在字屋敷47
・電  話  :090-5837-6413
・営業時間  :11:00 ~ 17:00
・定休日   :不定休
・駐車場   :なし




JA仙台農産物直売所 たなばたけ 高砂店



 所在地   :仙台市宮城野区福室2-7-30
電 話   :022-388-7318
営業日   : 10:00~18:00
定休日  :水曜日、年末年始
駐車場  :あり

2013/03/25(月) 05:00 | trackback(0) | comment(8)

【山形県東根~村山3/3】バラと温泉、土産で夕餉 

カテゴリー: 紹介:加工食品・調味料

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 山形近場のショートツアーは続きます。東根市の北となり、村山市に入りました。小雪がちらついて来ましたが、妻のリクエストで東沢バラ公園を見学します。さすがのバラも花の見頃は終わってますが、まだ所々に元気な花が咲いています。まるで極寒の落ち穂拾いのようです。はやく温泉に浸かりたいよぉ~。




 この東沢バラ公園はバラ祭りの期間以外は入園無料です。エントランス前の花壇にも強固な雪囲いがされています。
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 それにしても、駐車場にも公園内にも誰もいないし、近所の人も散歩していない。そうりゃそうですよ。手袋なしでは歩けないほどの寒さですからね。




 バラの名札も片付けが始まったようで品種は分かりませんが、ご鑑賞下さい。クリックで拡大します。
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 大部分の花は萎れたり枯れたりしていますが、これらのバラは耐寒性があるようです。




 この公園の周囲の山にも散歩道が整備され、大きな池もあって飛来した水鳥も楽しめます。
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 暖かければ、山道も歩いてみたかったのですが、軽装なので寒さに耐えられないでしょう。15分ほどでそそくさと温泉に向かいます。




 バラ公園の近くのこまつの湯で日帰り温泉楽しみます。
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 石亭小松
という旅館に併設された温泉施設です。こんな立派な温泉でも入湯料は350円です。宮城県内の日帰り温泉も見習って貰いたいなぁ。




 入り口の脇に小さな温泉槽があり、卵を持参すれば帰る時までに温泉卵が出来上がります。
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 この情報は事前にキャッチしておりましたので、2個持参しました。自分で備え付けのバスケットに入れて、湯の中に吊り下げます。
 



 先客も多かったので、お風呂の様子は温泉のHPからお借りしました。
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 黄金色
がかったお湯は含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉とのことですが、硫黄臭はありません。内湯の右の浴槽に入りましたが、、、、熱い!! 私は43℃までは平気ですが、それを軽く超えていますね。早々に出ると足やお腹が真っ赤です。露天風呂で冷やそうと入り直したら、もっと熱い!! これじゃ温泉を楽しめないじゃありませんか。あとで聞いたら、左の内湯が少し温いらしいのです。どこかに書いておいてほしいなぁ。




 ヒリヒリする足をさすりながら、次の目的地、道の駅むらやまに向かいます。
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 この道の駅は国道13号の下り側にあるのですが、上り側にも駐車場があり、筒状の歩道橋で結ばれています。雪の日でも安心ですね。




 今晩の晩酌用に地元のを物色します。
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 村山市なら高木酒造の十四代、東根市なら六歌仙かな。お買い上げは晩酌の時にご紹介します。




 あっ、これは今、流行のしょうゆの実ではありませんか。庄内のハナブサ醤油の製品で、一袋120ccで189円。
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 置賜のあけがらしや東根のわらわら飯喰はより格段に安いですね。重さではなく容量で示しているところから水分も多いようです。唐辛子等の混ぜ物が少ない分、値段も下がるのでしょう。これらの麹食品は元々、醤油の製造過程で出る絞り粕なのでしょうが、現在はそれら専用に造られているそうです。



 
 村山から葉山越しに見える月山。雪雲に煙ってます。
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 寒いはずだよねぇ。さぁ、道路が混まないうちに帰りましょう。。。と、早めに関山峠を越えたのですが、既に愛子辺りから渋滞でした。やっぱり東根インターから自動車道に乗るべきでした。




 本日の山形土産で晩酌です。お麩料理と温泉で作った温泉卵麹食品の食べ比べもやります。^^
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 渋滞に巻き込まれたので、遅くなってしまいました。でも簡単な料理なので1時間も掛からずに卓上へ。




 乾杯は発泡純米酒六歌仙一刻(ひととき)。低アルコール(7~8度)なので下戸の妻にも飲ませてみます。^^
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 一ノ蔵のすず音より、トロリとしていてコクがありますね。食前酒にはナイスな選択でした。妻は一口で真っ赤です。やっぱりアルコール分解酵素を持っておらんようだ。^^




 庄内のしょうゆの実(左)と東根のわらわら飯喰は(右)の食べ比べです。湯豆腐で試します。
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 甲乙付け難いのですが、しょうゆの実の方は混ぜ物が少ない分、豆腐の味がよく分かります。ただ、大豆や小麦の粒々がハッキリとしていて調味料としては存在感があり過ぎますね。わらわらは唐辛子の辛味に梅シロップの甘味、リンゴ酢の酸味、それにウリや昆布などの歯触りや舌触りも相俟って、豆腐に合わせるよりご飯でしょうね。




 予想どおりわらわら飯喰はは、ご飯の友として抜群の相性でした。あけがらしとも張り合えます。
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 ご飯と言っても発芽玄米30%ご飯なのですが、食欲が掻き立てられそうで本末転倒になるのが怖いです。^^ 置賜のあけがらしや庄内のしょうゆの実もそうですが、キュウリや大根などの野菜スティックにはピッタリだと思います。




 これは文四郎麩前記事)で買い求めた焼麩で煮物を頂いたレシピどおりに作ってみました。
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 本当にグルテンが多いので他の焼麩とは全く異なる食感です。そう簡単に煮崩れることはないでしょう。




 同じくオリジナル商品の生麩のかやくまんじゅうです。吸い物で頂きます。
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 ゆり根や椎茸などのかやくを白生麩で包んでいます。天に貼り付いた銀杏もよいアクセントになってますね。




 東根が山形での発祥地だとされるおみ漬けです。
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 山形と縁のある近江の商人が伝えたとされています。で、おみ漬け。これを納豆に入れて、あったかご飯も捨て難いですね。




 お酒は発泡酒のひとときだけではありません。同じく六歌仙のカップ田舎親父と米沢の米焼酎いつかSOMEDAY
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 日本酒で通したいのですが、このところ、糖質を押さえていますので発泡酒の他は1合だけ。一升瓶で買ってきたら、間違いなく半分は呑んでしまうでしょうからね。^^


 


 本格的な冬を迎える直前の山形近場ショートツアー。東根、村山周辺はまだまだ知らない魅力が隠れていそうです。息子が学生時代、山形市内に住んでいたこともあって、そこを中心に上山天童方面に行くことは多かったのですが、東根村山は私にとってまだまだ未開拓の地。フルーツの季節を外せばそれほど混みませんし、ゆったりと楽しめます。寒さは温泉で克服して、火照ったら肉そばで冷やしましょう。^^


 【山形県東根~村山1/3】そば処東亭の肉そば

  【山形県東根~村山2/3】東根の街並みと美味探索




 こまつの湯(石亭小松)
           http://www.komatsu-higashine.com/komatsunoyu.html


・所在地   : 山形県東根市温泉2-11-1
・電 話   : 0237-42-1551
・営業時間  :6:00~22:00
・定休日   :月曜日
・料 金   :大人350円、子供200円
・設 備   :ボディーソープ、シャンプー、ドライヤーあり
・駐車場   :あり



 東沢バラ公園


・所在地   : 山形県村山市楯岡東沢1-25
・電 話   : 0237-55-2111(村山市商工文化観光課)
・入園時間 :入園自由(バラまつり期間は8:30~18:00)
・定休日   :無休(売店、バラ交流館は4~10月)
・入園料   :無料(ただし、6月上旬~7月上旬のバラまつり、9月中旬~下旬のバラまつり期間は大人400円、小人200円) 
・駐車場   :あり



 道の駅むらやま


・所在地   :山形県村山市大字楯岡7635-1
・電 話   : 0237-55-7100
・営業時間  :7:00~19:30
・定休日   :無休
・駐車場   :普通車129台、大型車28台、身障者用4台

2012/12/24(月) 05:00 | trackback(0) | comment(10)