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あまころ牡蠣全国デビュー

カテゴリー: 外食:その他

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 今年(2016年)3月18日にオープンしたエスパル東館、82店舗が営業を開始しました。3階は杜のダイニングと名付けられたレストラン街となっています。和洋中の8つレストランがありますが、本日はその中のザ・スチームさんで生産者の皆様とあまころ牡蠣を試食します。



 ザ・スチームさんはオイスターバーを全国展開する(株)ゼネラル・オイスターさんの店舗の一つ。
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 栄養と美味しさを逃さず、油を使わないヘルシーな蒸し料理が目玉ですが、生牡蠣ももちろん提供しています。


 あまころ牡蠣は東日本大震災の発展的復興の一環として取り組み、一昨年の試験出荷を経て、やっと今年、全国デビューです。
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 あまころ牡蠣は天然のシングルシードを養殖したバージンオイスターです。産卵を経験していないので雑味が少なく、爽やかな甘さが特徴です。


 まずは歴代の担当者とあまころ牡蠣生産者の皆さんと労をねぎらい乾杯です。
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 この突き出しが面白い。焼いた皮付きヤングコーンです。近年、人気が出てきた新商品ですね。間引きトウモロコシの有効利用、実にナイスな着目です。


 お立ち台に乗って供されましたあまころ牡蠣。みなさま自分の子供の晴れ姿を見るようです。
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 感無量ですね。全国チェーンのオイスターバーの晴れ舞台に上がったのですから。食べ慣れてはいるもののいつもより美味しく感じます。^^



 あまころ牡蠣には日本酒が合います。こちらには日本酒も常備してあります。
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 店長のお薦めは澤の泉。甘めの酒があまころ牡蠣を邪魔しません。


 ちょっと浮気して愛媛のイワガキも頂きます。
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 同じ牡蠣とは言え、種が違います。成熟していても甘みを感じる凄さがあります。


 こんな牡蠣のグリルも出してくれるザ・スチームさんです。
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 牡蠣が苦手の方や食べず嫌いの方もこちらで慣らしてみて下され。。。


 
 約2万人の方が瞬時に犠牲になった東日本大震災。あれから5年ですっかり昔話のような昨今です。しかしながら、傷ついた産業はそう簡単には復興しないのです。被災地でも震災以前以上の復興を目指して頑張っています。それを支えられるのは消費者の皆様方です。是非、食べ支えをよろしくお願い致します。m(_ _)m




SEAFOOD POT & OYSTER The Steam
  http://www.oysterbar.co.jp/shop/detail.php?sid=HW0033


・所在地    :仙台市青葉区中央1-1-1 エスパル仙台東館3階
・電 話    :022-792-2501
・営業時間   :11:00~23:00(ランチ~15:00)
・定休日    :不定休
・駐車場    :エスパル共通http://www.s-pal.jp/sendai/access/faq/
2016/07/04(月) 05:05 | trackback(0) | comment(0)

【岩沼探訪:後編】とんちゃんのあとはイタリアン?

カテゴリー: 外食:その他

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 岩沼オリーブ園計画に係る初植樹の後は名物のとんちゃん(ホルモン)を堪能しましたが、長居無用の人気店なので一通り味わって次のお店へ。ところが岩沼駅前は思ったより、呑み処が少ない。土曜日の18時頃にも拘わらず、どこも、満員です。それで、2分ほど歩いて、こんなお店へ。喫茶店でしょうか? いえ、イタリアンレストランです。



 店内はこぢんまりとしてお洒落なレストランパルパルさん。
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 ご主人に絵心があるらしく、店内は画廊のような雰囲気で心が落ち着きます。



 目敏くこんな張り紙を見つけました。有り難いですねこの日は土曜日、ワインがたったの215円です。もちろん、初っ端からワインです。(^^)/
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 セットやコースメニューも充実しています。昨今のバリバリのイタリアンと言うより、洋食屋さんのメニューに近いですね。1980年の創業と言いますから、36年もこの地で営業してきたことになります。



 まずは、カプリチョーザだったかな。生地も美味しいピッツアです。
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 ロッソとの相性も最高。ホルモンのあとですが、進む進む。^^



 続いてはペスカトーレ。エビやイカがゴロゴロ出てきます。
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 ご夫婦二人でやられているようなのですが、結構、速いペースで出てきます。



 これはこちらの人気メニュー、エビグラタンです。
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 これのセットメニューもあるそうです。ベシャメルが夢心地の味わい。^^



 イタリアにはないナポリタン。日本人の嗜好に合わせて生み出されました。
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 昔の喫茶店のナポリタンと違って、ケチャップではなく、ちゃんとしたトマトソースで和えてあります。



 オリーブ植樹の後のとんちゃんを楽しみにやって来た岩沼ですが、こんな良心的なお店に巡り会えてラッキーでした。しかも、30年以上も地元で愛されてきた老舗です。とても雰囲気もよく、ワインをがぶ飲みする酔客にも丁寧に接して頂きました。^^ 岩沼にはまだまだご機嫌なお店がありそうです。岩沼もろ酔いツアーでも企画したいですね。^^



レストランパルパル

・所在地    :宮城県岩沼市館下1-5-26 森高マンション1F
・電 話    :0223-24-5778
・営業時間   :11:15~21:30(日・祭日~20:30)
・定休日    :月曜日
・駐車場    :あり(店の向かい側)
2016/06/24(金) 05:00 | trackback(0) | comment(0)

Bistrot AOKIで新年会です

カテゴリー: 外食:その他

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 先月のことですが、たまたま仙台出張があったのですが、サエモン会のベガサポ最高顧問から美女とともに新年会をやるから参加するようにと指令が入りました。こいつは春から縁起が良いわと鼻の下伸ばして参加してきました。^^

 会場はBistrot AOKIというフレンチのお店だそうです。知らないなぁと思ったら、やはり昨年(2015)6月にオープンしたばかりです。場所も国分町の西外れ、凱旋門近くの昼でもちょっと怪しい雰囲気のストリート(人によってはガンダーラ)。ネット上でもまだ、情報が集まっていません。この一年近く、すっかりイタリアンな生活だったのでフレンチが新鮮です。^^




 早速、再会を祝して乾杯です。サルーテ!! 違う違う、ア・ヴォートル・サンテ!!
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 あ、一人だけ最初から飛ばしていますが、気にしないで下さい。^^ 美女も3名もお揃いでした。いつもの呑み仲間でしたけど。。。(´∀`)



 アンティパストミストは、、、いえ、オードブルです。実に豪華絢爛。
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 日本人にとってはメインといっても良いくらい。



 取り分けても一人前がこのボリューム。これだけでボトル一本呑めますね。^^
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 スモークサーモン、生ハム、テリーヌ、パテ、鴨の燻製。。。。どれも素晴らしい。初っ端からかなりのインパクト。



 こちらはカレイのムース乗せロースト。
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 サフラン風味のソースもなかなか。魚の切り身にすり身を乗せて焼くという発想は日本料理からは出にくいですね。魚の切り身を乗せた蒲鉾は各地にありますが。




 ローストビーフや骨付きラムだったか、、、ちょっと失念。
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 ひゃくさん(KaffeTomte)が取り分けると、こうなります。ソースのアートがプロですね。^^
 
 本日、呑み放題4500円でお願いしています。私だけでもワインをグラスで10杯近く行っています。青木シェフに大丈夫ですかと尋ねるとヤバイです。とのこと。^^




 おや、ここでパスタが出てきました。フランスといってもプロバンスの雰囲気。
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 茸のオイル系ですが、これまた、きちんと作っています。日本人はやはり呑みの最後に〆が必要なんでしょうね。




 ドルチェは、、、じゃなくて、デセールは濃厚なガトーオショコラガトーオフリュイ。失念しましたけど、何かのゼリーも添えられて。
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 呑兵衛おじさん、滅多に最後のスイーツは頂きませんが、このガトーオショコラはワインにもウイスキーにも合いますね。濃厚なんですが苦味ばしって甘味も上品。




 いやぁ~こういうビストロは嬉しいですね。アラカルトの料理も実に安い。本日のコースだって鱈腹鯨飲で4500円ですからね。青木シェフのお人柄がよくわかります。シェフは童顔なので若手に見えますが、フレンチ歴30年を超える大ベテランです。^^ 仙台市内のホテルやレストランで料理長も勤めてきた凄腕なんですが、庶民が安心して楽しめるフレンチを提供してくれています。このいうお店は仙台にいつまでも根付いて貰いたいものです。さあ、みなさま、食べて応援しようじゃありませんか。^^





Bistrot AOKI(ビストロアオキ)

・所在地   :仙台市青葉区国分町2-13-28 ニュー若竹ビル 2F
・電 話   :022-217-3343
・営業時間  : 12:00~14:00/17:30~23:00
・定休日   :日曜日・祝日(ランチは平日のみ)
・駐車場   :なし

2016/02/08(月) 05:00 | trackback(0) | comment(0)

国分町の隠れトラットリア

カテゴリー: 外食:その他

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 国分町に日高シェフのアクアパッツァで修行した料理人がやっているトラットリアがあると聞いて行ってみました。それは市役所の近くのトラットリア銀さんです。しかも国分町のメインストリートから隠れるようにして店を開いています。元は祖父が営む丸銀食堂だったとか。オープンしてから4年目の新しいお店です。




 時はハローウィンの頃でした。
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 お店に入ると階段下に小さな待合いスペースがあり、そこにジャックランタンが飾ってありました。この時は気付かなかったのですが、の草や髪の毛はこの日、最後の料理に使われていた食材でした。何でしょうか? ^^




 今日はアラカルトで3人でシェアします。インサラータはロマネスコ、ブロッコリー、トマトが主役。
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 黒い細々は刻んだオリーブでした。




 アンティパスト代わりにパンチェッタや根菜類のサラダ仕立て。
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 野菜の彩りが美しい。クリーム系のソースで和えてありました。




 スペイン料理ですが、小エビのアヒージョ
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 パンが付いていなかったので、別に注文しました。エビはプリンプリンで最高の加熱具合。




 ヤリイカのピリ辛トマト煮込み。
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 ヤリイカはこのように料理しても硬くならないので食べやすいですね。




 似たような料理ですが、トリッパのトマト煮込みです。
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 トリッパは牛の二番目の胃袋ですね。焼肉屋さんではハチノスなどとも言われます。




 チーズのリゾット。見るからに美味そう。
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 実に濃厚で二口三口でも満足感があります。




 驚いたのがこれ。青海苔柚子胡椒キタッラです。今年の夏にベローナで食べたアレです(関連記事)。
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 生地をギターの弦のように張ったワイヤーで切って製麺します。キタッラはイタリア語でギターのことですね。断面が四角で太くちょっとウドンのような感じ。フレスカだからもっちもち。青海苔柚子の香りが和のテイストなのですがクリームがパスタと上手く繋げています。これが仙台で食べられるとはちょっと感激。


 

 オープン4年目の隠れトラットリア銀さん。気になるお値段もイタリアの半分くらいではないでしょうか。しかも、イタリアのトラットリアよりも美味しいかも知れません。この日はワインを2本空けましたが、ワインも3000円くらいからあります。アラカルトで繋ぎましたが、セコンドに行く前に満腹になってしまいました。これは通いたいお店の一つにですね。
 



trattoria 銀

・所在地   :仙台市青葉区国分町3-8-12 根岸ビル2F
・電 話   :022-748-7708/050-5870-6854(予約)
・営業時間  :11:30~14:00 /18:00~24:00
・定休日   :日曜(土曜はランチなし)
・駐車場   :なし

2015/11/29(日) 05:00 | trackback(0) | comment(0)

【塩竈市】ひがしものと秋の地酒を楽しむ会

カテゴリー: 外食:その他

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  この記事も先月のイベントですが、塩釜小売酒販組合さんの主催による塩竈の地酒とひがしもの(厳選されたメバチマグロ)を歴史的建造物である亀井邸で楽しむ会が開催されました。ひやおろし秋あがりだけでもハッピーなのにそれにひがしものが付くのですから、まさに盆と正月ですよ。^^




 最初に塩竈の老舗の酒蔵見学から始まります。塩竈には浦霞の佐浦さんと四季の松島や於茂多加男山の阿部勘さんがあります。
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 この二つの蔵見学には何回参加したことでしょう。見学だけだったらもう十分なのですが、それにお酒がセットになりますので。。。^^




 阿部勘さんに行く途中で必ず足を止めてしまう処があります。この香りが堪りません。
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 いつも魅力的に魚を焼いている松野鮮魚店さんです。この季節ははらこ飯もありますね。




 酒蔵見学を終えて楽しむ会の会場である亀井邸に向かいます。
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 東参道を少し登った所に亀井邸は建てられていますが、下から見上げると和洋併置式住宅の洋館部分がよく見えます。




 玄関からお邪魔します。今日は二階にも席が作られているそうです。
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 亀井商店(現総合商社カメイ)さんの隆盛を象徴する建築物です。




 一階の隅にかつての塩竈のジオラマがありました。
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 かつては塩竈神社の前辺りまで千尋淵という入江でした。でもこれは、昭和初期の塩竈でしょうか。




 さて、待ちに待ちました開宴です。これは豪華な酒肴ですね。^^
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 ひがしものの他にも沢山のご馳走です。これらに一人当たり五合の秋の酒が呑めて4,000円はお値打ちですよ。




 これらは松野鮮魚店さんの仕出しだそうです。
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 食べ切れるでしょうか。ボリュームあり過ぎです。^^




 それにしても天下のひがしものが発泡トレー。。。
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 牛で言えばA5クラスの目鉢ですよ。これではスーパーの解凍マグロだなぁ。(^_^;)  でも、美味かったなぁ。さすが、ひがしもの、選び抜かれた最高の生マグロでした。




 季節のはらこ飯も付いています。
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 さすが松野さんです。。。しっかりフォロー。^^



 
 赤魚の煮付けも日本酒には合いますよね。
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 かつては塩竈にも北転船がスケトウやこのような赤魚類を水揚げしたのでしょうね。それを材料に水産加工業も栄えました。



 
 この穴子の蒲焼が美味かった。
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 ひがしものが主役なのにこんな美味しいものを出しては駄目ですよ。^^




 本日のもう一つの主役。塩竈の秋の酒です。
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 魚の町塩竈で愛されてきた地酒です。魚に合わない訳がありません。




 阿部勘さんの専務自らお酌をして下さいます。
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 この純米大吟醸の原酒が素晴らしかったです。




 佐浦さんも秘蔵の山廃純米大吟醸ひらのを出してきました。山田錦を40%までに精米した品格のある吟香が見事。
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 冨谷課長が席を回って解説して下さいます。時間と高度な技術が要求される山卸廃止酛での醸造は芸術にも近いものがあります。




 
 実に充実したひがしものと秋の地酒を楽しむ会でした。このような酒肴に恵まれた塩竈はもっと全国的に知れ渡るべきなのですが、なにかPRが弱いように思えます。平安時代の都人が憧れた塩竈です。京都でもっと宣伝しても良さそうですね。私たちは味覚と美的センスが抜群のイタリア人塩竈の虜にしてしまおうと画策しております。^^



2015/11/26(木) 05:00 | trackback(0) | comment(2)