最近はまっている料理
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今回の記事はとりとめのないものになりますが、ご容赦下さい。本来、ブログというものは、とりとめのない日々の雑感を書くものなんでしょうけど、私の場合、気合いが入り杉で、毎回を作品にしなければという脅迫観念に駆られています。^^
この日はいつもより少し早く気仙沼を出発し、今まで通ったことのない一般道を使って仙台に向かいました。上の写真は志波姫辺りから見えた栗駒山塊。こういう広々とした風景は三陸沿岸の生活では見ることが出来ません。大海原はいつでも見れますけどね。
さて、仙台で仕事を終えて、夜道を気仙沼にとんぼ帰りかとも思ったのですが、日の出も早くなり、気温も上がってきたので自宅に寄って、明日、早朝に戻ることにしました。
自宅に帰ると妻がいません。あ、そうだ、今日は仕事の日でした。午後8時過ぎまで帰ってきません。突然の帰宅でもあり、晩飯も用意されている様子がないので、冷蔵庫を物色し速攻で取り掛かります。
まず、第1品。定番の白和えのように見えますが、実は中華風です。
ニンニクの芽(花茎)、人参、コンニャクに下味を付けるため、割ダシ醤油で炊いておきます。和え衣は、白胡麻、水気を絞った木綿豆腐までは和風と変わりないのですが、これにラー油、オイスターソース、八角、藻塩を加えて摺り合わせます。衣が少しオレンジになるので白和えと言っても良いのか疑問ですが。。。ピリ辛、八角風味が斬新です。
第2品は叩きゴボウの胡麻まぶしです。これもちょっとひねってあります。
擂り粉木で叩いたゴボウをいつもより甘めに炊いて、擂り胡麻を塗していますが、シナモンを加えてます。最近、コトルのひゃくさんの影響で新たな香りとの組み合わせを探索しています。甘めのゴボウとシナモンは実によく合います。シナモンは肉桂ですから和菓子にも使われていますしね。お茶請けにも佳いかも知れません。
第3品は冷蔵庫にあるものを塩麹で炒め合わせてみました。
豆苗、青梗菜、水煮筍に冷凍の烏賊と海老を使いました。旨味調味料を使わなくても、塩麹だけで十分美味しく頂けます。
第4品はアボカドとカマンベールの天ぷらです。酒肴にもお惣菜にも最適です。
突然の帰宅なのでツマミ用にとアボカドとカマンベールを買ってきましたが、お総菜になるとは想定外でした。でもこれ、本当に美味しいのです。酒の肴には藻塩で、ご飯とならちょいと醤油を垂らして頂きますと口福感に溢れます。^^
この天ぷらの中をお見せしますと、このように涎が出る光景となります。^^
両者ともとろけるほど柔らかく、特にカマンベールはポタージュのようです。それらがカリッとした衣で包まれているのですから、口の中での起きるハッピーな出来事が容易に想像できますよね。^^
仕事を終えた妻が戻り、遅めの夕餉が始まりました。
こうして見ますと、野菜中心の献立ですね。下戸の妻は五穀米で食事を、私は晩酌を開始。
本日のお酒は先日、料理教室七ツ森の浅野先生から頂いた一ノ蔵の特別純米酒です。ありがとうございます。
ラベル右上の酒林(杉玉)をモチーフにしたロゴマークをデザインされた方と最近、友達になりました。ところで、うちの娘は大学で醸造学を勉強しているんですが、どこかの蔵元に就職させてくれないかなぁ。^^
留守宅に突然、帰宅して1時間で夕飯を拵えました。体より頭をフル回転させて同じ作業を同時に進行させれば、無駄のない仕事が出来ます。今回は野菜類の下煮や胡麻擂りはまとめてやっています。そして、当然ですが冷めても良い料理から完成させ、天ぷらだけは妻が帰ってから揚げるばかりで待機していました。
このアボカドとカマンベールの天ぷらはちょっとカロリー高めですが、秀逸ですよ。これらに合う塩を是非ひゃくさんに探してもらいたいと思います。それと和食に合うスパイス探しの旅、始まったばかりですが最高の出逢いを見付けたいと思います。
おまけですが、妻が生徒さんのご父兄から頂いた知る人ぞ知る郡山餅店の草餅です。
強いヨモギの香りが鼻腔に広がります。きな粉も粗めでしっとりとしています。草餅と餡の入った草大福が包まれていましたが、私は草餅の方が純粋にヨモギの香りが楽しめて好きですね。そう言えば、我が家のヨモギもそろそろ顔を出すはず。今年はフーチバージューシーの他に草餅も作ってみましょう。ヨモギについての基礎知識(見分け方)は是非こちらをご覧下さい。
郡山餅店
・所在地 :宮城県仙台市太白区長町4-3-14
・電 話 :022-248-0870
・営業時間 :7:30~15:00
・定休日 :木曜日
・駐車場 :店の前にスペースあり
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