山形近場のショートツアーは続きます。東根市の北となり、村山市に入りました。小雪がちらついて来ましたが、妻のリクエストで東沢バラ公園を見学します。さすがのバラも花の見頃は終わってますが、まだ所々に元気な花が咲いています。まるで極寒の落ち穂拾いのようです。はやく温泉に浸かりたいよぉ~。
この東沢バラ公園はバラ祭りの期間以外は入園無料です。エントランス前の花壇にも強固な雪囲いがされています。
それにしても、駐車場にも公園内にも誰もいないし、近所の人も散歩していない。そうりゃそうですよ。手袋なしでは歩けないほどの寒さですからね。
バラの名札も片付けが始まったようで品種は分かりませんが、ご鑑賞下さい。クリックで拡大します。
大部分の花は萎れたり枯れたりしていますが、これらのバラは耐寒性があるようです。
この公園の周囲の山にも散歩道が整備され、大きな池もあって飛来した水鳥も楽しめます。
暖かければ、山道も歩いてみたかったのですが、軽装なので寒さに耐えられないでしょう。15分ほどでそそくさと温泉に向かいます。
バラ公園の近くのこまつの湯で日帰り温泉楽しみます。
石亭小松という旅館に併設された温泉施設です。こんな立派な温泉でも入湯料は350円です。宮城県内の日帰り温泉も見習って貰いたいなぁ。
入り口の脇に小さな温泉槽があり、卵を持参すれば帰る時までに温泉卵が出来上がります。
この情報は事前にキャッチしておりましたので、2個持参しました。自分で備え付けのバスケットに入れて、湯の中に吊り下げます。
先客も多かったので、お風呂の様子は温泉のHPからお借りしました。
黄金色がかったお湯は含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉とのことですが、硫黄臭はありません。内湯の右の浴槽に入りましたが、、、、熱い!! 私は43℃までは平気ですが、それを軽く超えていますね。早々に出ると足やお腹が真っ赤です。露天風呂で冷やそうと入り直したら、もっと熱い!! これじゃ温泉を楽しめないじゃありませんか。あとで聞いたら、左の内湯が少し温いらしいのです。どこかに書いておいてほしいなぁ。
ヒリヒリする足をさすりながら、次の目的地、道の駅むらやまに向かいます。
この道の駅は国道13号の下り側にあるのですが、上り側にも駐車場があり、筒状の歩道橋で結ばれています。雪の日でも安心ですね。
今晩の晩酌用に地元の酒を物色します。
村山市なら高木酒造の十四代、東根市なら六歌仙かな。お買い上げは晩酌の時にご紹介します。
あっ、これは今、流行のしょうゆの実ではありませんか。庄内のハナブサ醤油の製品で、一袋120ccで189円。
置賜のあけがらしや東根のわらわら飯喰はより格段に安いですね。重さではなく容量で示しているところから水分も多いようです。唐辛子等の混ぜ物が少ない分、値段も下がるのでしょう。これらの麹食品は元々、醤油の製造過程で出る絞り粕なのでしょうが、現在はそれら専用に造られているそうです。
村山から葉山越しに見える月山。雪雲に煙ってます。
寒いはずだよねぇ。さぁ、道路が混まないうちに帰りましょう。。。と、早めに関山峠を越えたのですが、既に愛子辺りから渋滞でした。やっぱり東根インターから自動車道に乗るべきでした。
本日の山形土産で晩酌です。お麩料理と温泉で作った温泉卵、麹食品の食べ比べもやります。^^
渋滞に巻き込まれたので、遅くなってしまいました。でも簡単な料理なので1時間も掛からずに卓上へ。
乾杯は発泡純米酒六歌仙一刻(ひととき)。低アルコール(7~8度)なので下戸の妻にも飲ませてみます。^^
一ノ蔵のすず音より、トロリとしていてコクがありますね。食前酒にはナイスな選択でした。妻は一口で真っ赤です。やっぱりアルコール分解酵素を持っておらんようだ。^^
庄内のしょうゆの実(左)と東根のわらわら飯喰は(右)の食べ比べです。湯豆腐で試します。
甲乙付け難いのですが、しょうゆの実の方は混ぜ物が少ない分、豆腐の味がよく分かります。ただ、大豆や小麦の粒々がハッキリとしていて調味料としては存在感があり過ぎますね。わらわらは唐辛子の辛味に梅シロップの甘味、リンゴ酢の酸味、それにウリや昆布などの歯触りや舌触りも相俟って、豆腐に合わせるよりご飯でしょうね。
予想どおりわらわら飯喰はは、ご飯の友として抜群の相性でした。あけがらしとも張り合えます。
ご飯と言っても発芽玄米30%ご飯なのですが、食欲が掻き立てられそうで本末転倒になるのが怖いです。^^ 置賜のあけがらしや庄内のしょうゆの実もそうですが、キュウリや大根などの野菜スティックにはピッタリだと思います。
これは文四郎麩(前記事)で買い求めた焼麩で煮物を頂いたレシピどおりに作ってみました。
本当にグルテンが多いので他の焼麩とは全く異なる食感です。そう簡単に煮崩れることはないでしょう。
同じくオリジナル商品の生麩のかやくまんじゅうです。吸い物で頂きます。
ゆり根や椎茸などのかやくを白生麩で包んでいます。天に貼り付いた銀杏もよいアクセントになってますね。
東根が山形での発祥地だとされるおみ漬けです。
山形と縁のある近江の商人が伝えたとされています。で、おみ漬け。これを納豆に入れて、あったかご飯も捨て難いですね。
お酒は発泡酒のひとときだけではありません。同じく六歌仙のカップ田舎親父と米沢の米焼酎いつかSOMEDAY。
日本酒で通したいのですが、このところ、糖質を押さえていますので発泡酒の他は1合だけ。一升瓶で買ってきたら、間違いなく半分は呑んでしまうでしょうからね。^^
本格的な冬を迎える直前の山形近場ショートツアー。東根、村山周辺はまだまだ知らない魅力が隠れていそうです。息子が学生時代、山形市内に住んでいたこともあって、そこを中心に上山や天童方面に行くことは多かったのですが、東根、村山は私にとってまだまだ未開拓の地。フルーツの季節を外せばそれほど混みませんし、ゆったりと楽しめます。寒さは温泉で克服して、火照ったら肉そばで冷やしましょう。^^
【山形県東根~村山1/3】そば処東亭の肉そば
【山形県東根~村山2/3】東根の街並みと美味探索
こまつの湯(石亭小松)
http://www.komatsu-higashine.com/komatsunoyu.html
・所在地 : 山形県東根市温泉2-11-1
・電 話 : 0237-42-1551
・営業時間 :6:00~22:00
・定休日 :月曜日
・料 金 :大人350円、子供200円
・設 備 :ボディーソープ、シャンプー、ドライヤーあり
・駐車場 :あり
東沢バラ公園
・所在地 : 山形県村山市楯岡東沢1-25
・電 話 : 0237-55-2111(村山市商工文化観光課)
・入園時間 :入園自由(バラまつり期間は8:30~18:00)
・定休日 :無休(売店、バラ交流館は4~10月)
・入園料 :無料(ただし、6月上旬~7月上旬のバラまつり、9月中旬~下旬のバラまつり期間は大人400円、小人200円)
・駐車場 :あり
道の駅むらやま
・所在地 :山形県村山市大字楯岡7635-1
・電 話 : 0237-55-7100
・営業時間 :7:00~19:30
・定休日 :無休
・駐車場 :普通車129台、大型車28台、身障者用4台
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